夢の島熱帯植物館に行こう！アクセス方法や営業時間・料金もご紹介！

夢の島に熱帯植物館があるのをご存知でしょうか。東京にいながら熱帯雨林を感じられる本格派の充実した展示内容で、おすすめなんです。今回は、夢の島熱帯植物館のアクセス方法や営業時間・料金や、おすすめのイベントをご紹介いたします。ぜひ、デートや家族旅行、一人旅に足を運んでみてください。

熱帯の植物が楽しめるドーム型の植物園です。3つのドームがあり、室内は温室といいますか、熱帯気候になっています。そのため、夏はマイナスイオンですーっと涼しく、冬場に行けば温かく感じます。シンガポールのガーデンス・バイ・ザ・ベイのドームはこれを模倣したかのようですが、日本の気候でこのミニ熱帯ドームは貴重ですしアクセスも良く料金は格安です。

まるで、熱帯に来たかのような雰囲気、それが、こちらを訪れる人の最初の感想のようです。ただ、夢の島はそもそもごみ埋め立て上で、そこに植物館があるの?と思われるかもしれませんが、知る人ぞ知る都が運営している施設で、熱帯植物の保護だけではなく、エコについても学ぶことのできる教育機関でもあります。若い人のデートスポットにもぴったりです。

熱帯植物館のテーマは、「熱帯植物とわたしたちの生活との関わり」であり、テーマに基づいて様々な熱帯植物があり、映像ホールや情報ギャラリー、イベントホールで熱帯植物について楽しく学んだりできます。新江東清掃工場から送られてくる高温水や埋め立てたごみから出る熱を利用して空調をしているというハイテク施設なんです。

たとえば、ゴミの熱焼却でできた125℃、5.5気圧の高温水はそのまま利用することはできないので、植物館の熱交換機で70℃の温水にして館内の暖房に使っています。また、吸収式冷凍器で高温水のエネルギーを取り出し、冷房にしているようです。昭和63年、1988年の開園です。

3つのドームがある熱帯植物専門の植物園へのアクセス方法ですが、江東区夢の島２丁目の夢の島公園内にある、「東京ぐるっとパス」を利用すれば、なんと入園料金は無料です。もともと植物館の入園料金が250円と安いのですが、さらに無料にまでなるんです。美術館好きの方ならぜったいに一冊買われるのがおすすめです。

東京ぐるっとパスは、「東京ぐるっとパス2017」などと名前がございます。冊子になっており、1つ2000円で79カ所の美術館・博物館の入場が割引になったり無料になるサービスを受けられるんです。有効期間は初めての利用日から2ヶ月間ですので、ご注意ください。

住所:東京都江東区夢の島2-1-2 電話:03-3522-0281

2017年9月現在、営業時間は、午前9時30分から午後5時で、入館は4時までとなります。また、休館日は月曜日で祝日の場合は翌日になります。そして、12月29日から1月3日も休館です。入園料は、一般が250円、65歳以上が120円、中学生が100円と安いので気軽に何度でも行けそうです。

さらに、年間パスポートが一般は1,000円、65歳以上が480円です。都の施設だからでしょうか。障がい者は手帳提示で介助者まで無料です。さらに、60歳以上は敬老の日の時期は無料だったという組み込みもありました。とにかく、料金が安いのでアクセスしやすそうです。

夢の島熱帯植物館で管理されている植物で主なものとしては、ユーカリ、フサアカシア、アキニレ、マテバシイ、クスノキ、カナリーヤシ、ヘデラ、クロマツ、ナガミヒナゲシ、 ハコベホウズキ、ハタケニラなどがございます。これらが、花を付けたりするのでファンの来訪が絶えません。こじんまりとした空間ですが、専門性の高い展示です。

モンステラやポトス、オウギバショウやヤシの木など、大きく伸びて葉も茂っています。ドーム内では湿度の高い熱帯の空気に包まれます。滝はマイナスイオンのスポットで気持ちが良く、涼し気な音も魅力です。意外と迫力があり、気分も盛り上がるかもしれません。高さのある天井は開放的な雰囲気です。

少し小高い丘へ登れたりするのがジャングルのようで、子どもの喜ぶ顔が期待できそうです。さらに、子どもも遊べる木のおもちゃが少しだけあるのですが、これも熱帯植物の木で作られたようで様々な体験ができます。また、所要時間は子どもと回ったりゆっくり歩いても1時間ほどです。

植物園を眺めて楽しめる「熱帯カフェ」もあります。コーヒーやお茶、軽食やホットケーキ、アイスが注文できます。お土産コーナーでは観葉植物がたくさん売られていて、値段は200円から400円ほどで買えます。お土産にいかがでしょうか。さらに、様々なイべントもありますので、時間を持て余さずに半日は楽しめそうです。

グズマニアのヒスイカズラの花が咲いたというのを聞いて見に行ったが、まさか都内で見られるとは思わなかったというような口コミも見られました。野鳥が好きな人が遠方まで見に行くように、好きな人にはたまらない施設です。ただ、そうでない人も普段見慣れた植物の野生の姿を見ることで新鮮な感動があります。

迫力の滝や、ドームの天井まで伸びた植物は、熱帯の楽園そのもののようです。シンガポールで大人気のガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、こちらを真似たのではないかというほど似ています。小笠原諸島の植物に関するビデオなどショートムービーや、館内の無料ボランティア・案内ガイドや音声ガイドを利用する事が出来ます。

ポトスやバショウが巨大だったり、カカオ、スターフルーツ、パパイヤ、ドリアンなどトロピカルの木があり、実がどうなっているかなど間近に観察できて楽しい体験になるのではないでしょうか。世界の珍しい豆をまく豆まきなどのイベントもあり、意外な豆についての知識も得られたりします。

ハロウィンの時期は、大小様々なかぼちゃが屋内外に展示され、実際に触ったり乗ったり出来るので子どもも喜びそうです。中には10㎏のかぼちゃもあるようです。さらに、仮装パレードやフェスティバルなどもあり大人気です、また、花壇はハロウィン模様に切り込まれるなど凝っています。

「スコール体験」や「空中散歩」、すだちのつかみ取り大会や世界の珍しい豆をまく豆まき、エントランスでのアンサンブルコンサート、マジック＆バルーンショー、映画会、夜間開館でバーが登場するイベントなど、他にも楽しいイベントがたくさん企画されます。子連れの家族旅行だけではなく、デートにもおすすめの場所です。

虫さされに弱い方は、念のため虫よけスプレーやシールを持っていかれるのがおすすめです。マダニなどにも念のため注意してください。かゆみ止めの薬もあると便利です。また、駅から10分から15分歩くため、帽子や日焼け止め、水分、雨具など用意され、熱中症や風邪予防に気を付けましょう。

夏は薄手の上着、冬はコートなどを脱いでも構わないようにしておきましょう。写真撮影は自由ですが、ドームの上の方は高いので、できればカメラは望遠レンズがおすすめだそうです。周辺に公園がありますので、ピクニックの用意や球技の用意もあると便利です。

植物館は植物の展示だけではなく、イベントも人気で、さらに周辺には「夢の島公園」や「BumB(ぶんぶ)東京スポーツ文化館」、「東京夢の島マリーナ」、「都立第五福竜丸展示館」、「バーベキュー広場」などもございます。ピクニックがてら足を伸ばすのもおすすめですし、食事ができる場所もあるんです。

夢の島まで足を運ぶのですから、植物館だけでは物足りないという人は、公園では子どもが思い切り遊べる広さがあるので、ピクニックセットや球技セットを持ち込んでみるののも楽しいのではないでしょうか。都の施設とはいえ、運営管理者は公募で採用された民間の6団体なので、本格的でおしゃれなスポットになっております。

上記でもご紹介いたしましたが、ドームにカフェがあり、飲み物や軽食がいただけます。また、夢の島公園やバーベキュー広場もございますので、空き具合を確認して、ピクニックやBBQをされてみてはいかがでしょうか。駅からは10分から15分ほど歩くことになりますので、水筒などもおすすめです。

夢の島熱帯植物館はいかがですか。入場料の安いわりに意外なほどの充実度ではないでしょうか。迫力のある本格派の熱帯雨林が夢の島にあるなんて、驚きです。しかも、ハイテク施設とあって、ぜひ、子どもさんから大人まで楽しまれてください。デートスポットにもぜったいにおすすめです。