金沢のそば屋！ランチやお酒のシメにも！おすすめの人気店まとめ！

風情ある街並みや伝統芸能が今でも息づく加賀百万石の城下町、金沢。そんな金沢には伝統的な「加賀野菜」をはじめとする、新鮮で品質の高い山海の幸を求め全国から食通があつまります。そんな質の高い素材を使った天ぷらと、香り高い金沢のそばは絶妙な組み合わせ。ぜひ金沢のそばを思う存分に楽しみましょう！

金沢市別所町にあるこだわりの高い名店です。金沢で生粉打ちの十割蕎麦といえばここ！というファンも多いです。一番人気は、贅沢な「天もりそば」1,900円。衣はサクサク、野菜本来の旨みがにじみ出る加賀野菜の天ぷらとプリプリのえび天ぷらを、お塩でいただきます。メニューには「付け鴨そば」や「おろしそば」もあります。

このお店のこだわりは、緻密に挽き分け、手ぶるいで仕上げる自家製粉を使用した十割そば。食べるときに切れやすいのは、素材にこだわっている証です。この香り高くモチモチしたそばを、鰹の香りがしっかりとしたやや辛口のだし汁と一緒にいただきます。最後は絶品のそば湯で〆ます。

お店は山あいの落ち着いた場所にあり、山の上をわたる風が涼しくて気持ちいいと評判。ランチのみの営業で、11時30分からの開店で売り切れ次第終了。13時前に売り切れることもある人気ぶりです。定休日は火曜・第3水曜（どちらも、祝日の場合は営業）です。

住所:石川県金沢市別所町ツ55 電話番号:076-243-2887

金沢子来町の子来坂にある和モダンなお店です。人気は色んな前菜・丼・そば・甘味から好きなものが自由に選べる「そば御膳」。秋のおすすめは、「牡蠣南蛮」1,300円。松茸まで入っている「キノコそば」は、口の中で松茸の香りがほんわり広がります。 鴨肉とすだれ麩と季節野菜にとろみを付けて煮込んだ加賀料理、「治部煮」も味わえます。

老舗「藪そば」で修業した店主が打つ江戸前の細切りそばは、コシがありつるつるとしたのど越しが自慢。鰹だしが利いた辛めのそばつゆでいただきます。隠れ家のような雰囲気の店内は金沢らしい朱壁の和室で、窓からは金沢城が一望できます！アクセスはひがし茶屋街より徒歩5分。営業時間はランチのみで、11時30分から14時30分、年中無休です。

住所:石川県金沢市子来町55-14 電話番号:050-3462-5933

平和町にある知る人ぞ知る本格派手打ちそばのお店です。定番のざるそば710円。寒い季節に嬉しい温かいにしんそば800円もあります。その他の人気メニューは「親子丼ミニざるセット」1000円、プリプリとした食感を楽しめるえびの天ぷらなどが入った「天盛り」1500円です。

美味しいだし汁の秘訣はダシをとる直前にかつお節を削ることと、充分に熟成した"かえし"を使用していることです。「いらっしゃいませ！」と大声で迎えてくれる接客が気持ちが良いとの評判もあるお店。アクセスは金沢駅からバス30分。営業時間は11時から19時30分、定休日は火曜日です。

住所:石川県金沢市平和町2-2-20 電話番号:076-241-1376

風情のある街、ひがし茶屋街にある加賀棒茶の茶そばを提供する名店です。定番の「加賀棒茶そば」は、前田加賀藩の時代から愛飲されてきた加賀棒茶が練り込まれており、絶品です。人気は「白雪とろろ」1080円。黄身をといてメレンゲ、とろろと混ぜつけタレにします。ふわふわのタレが蕎麦によくからんで、軽く滑らかな食感を楽しめます。

最初はそば独特の香ばしさと奥深い味わいを楽しむために、粗塩のみでいただくのがおいしい食べ方です。天せいろは歯ごたえのある海老とキスと加賀野菜の天ぷらの盛り合わせで、天ぷらはサクッと上品な感じです。金沢の代表料理、冶部煮も美味しいです。テーブル席に座ると、風情のある中庭を眺めて癒しのランチを楽しめます。

夜はお酒とジャズが楽しめるバー「so-bar 音ゆ(オトユ)」に早変わり。元はお風呂屋さんだったそうで天井が高く解放感があります。地酒は700円。ランチは11時30分から16時、夜の部は18時30分から25時です。定休日は不定休（夜の部は日曜日・第２月曜日 ）です。地元だけでなく、遠方からもファンが通う一軒です。

住所:石川県金沢市東山1-15-5 電話番号:050-3373-4499

金沢駅から徒歩2分にある老舗の立ち食いそば屋さん。以前は金沢駅内にありましたが、新幹線開業工事に伴いRintoに移転しました。一番人気は白えびがとても美味しいと評判の「白エビかき揚げそば」570円。かき揚げがサクサクで、白エビの風味が口に入れたとたんに広がり、絶品です。「いなりそば」や「高岡大仏コロッケそば」も人気です。

そばは太めで、ほどよいコシがあります。関西風でも関東風でもない少し甘めのそばつゆは、かき揚げとそば、両方の味をひき立てます。立ち食いそば店なのにテーブル席もあるのが嬉しいです。1分くらいで出てきます！ファンが多く店内はいつも混んでいますが、並んでも食べたいイチオシのお店です。営業時間は6時から21時です。

住所:石川県金沢市木ノ新保町1-1 JR金沢駅Rinto 1F 電話番号:076-260-4455

金沢近江町市場すぐ「金沢はこまち」内にある天ぷらで有名なおそば屋です。そば本来の繊細な香りや味を大切にしています。人気は「天ざる」1,400円や「季節の野菜の天ざる」1,400円、「海老天ざる」1,728円。ランチ限定メニューもあります。サクサクの食感が自慢のボリュームあるかき揚げや旬の山海の幸の天ぷらもおいしい、と評判。

お店の定番の二八蕎麦は、のど越しがよく、「かえし」強めのそばつゆでいただきます。金沢の地酒、「黒帯 悠々 特別純米」や「加賀鳶山廃純米 超辛口」も揃えています。そば屋では珍しい半個室で居心地良く、リラックスしてお酒とそばを楽しめます。アクセスは、北陸本線金沢駅、兼六園口から徒歩20分。営業時間は11時から18時です。

住所:石川県金沢市袋町1-1 かなざわはこまち2F 電話番号:050-3461-6098

金沢諸江にある石臼挽き純手打そばの老舗です。おすすめは、1日限定8食のためなかなか食べられないと評判の「十割もりそば」980円。ゆずを打ち込んだ「ゆず切りそば」は口の中にゆずの甘い香りが広がります。秋冬は季節限定の「鴨せいろ・鴨南蛮そば」、夏はさわやかで見た目も涼しい「すだちそば」がおすすめです。

温かいそばは、辛味大根と大葉の薬味でいただくのがおいしい食べ方。大葉の香りがほどよいアクセントとなります。麺は十割そばと二八蕎麦を常備。香ばしいモチモチ質感のそばは噛めば噛むほど味わいが増します。十割・せいろは福井県坂井市丸岡産の玄そばを使用。自慢のそばつゆは最後まで飲み干したくなるほどのおいしさです。

「能登藤ノ瀬の水」を汲んで汁の仕込み水・そば打ちの加水・お酒の和らぎ水として使用しています。店内は2014年7月にリニューアルオープンしたばかり。和モダンな落ち着く雰囲気です。アクセスは上諸江駅から徒歩5分。営業時間は11時から21時ですが、麺がなくなり次第終了。定休日は火曜日です。満席で順番待ちももある人気店です！

住所:石川県金沢市諸江町上丁307-15 電話番号:076-231-6900

石川県金沢市にある21世紀美術館のすぐそばにあるおそば屋です。精製度の高い更科粉を使用しているため、のど越しのよさと、上品な香りが特徴です。人気は「鴨せいろ」。脂ののった鴨肉とやわらかいネギが入った熱々の出汁に、冷たいそばを入れていただきます。

更科そばはそば本来の味が楽しめる細いそばが特徴。細いのにコシがあります。そばつゆは地元産の醤油を使用。あっさりとしたお味です。和モダンな空間が広がる店内は常に混んでいて、行列ができることもある人気店！アクセスは野町駅 徒歩20分。定休日は月曜日です。

住所:石川県金沢市柿木畠3-3 電話番号:076-265-6870

金沢にしかない、香り高いそばを紹介してきましたが、いかがでしたか？加賀百万石の歴史が誇る城下町の金沢には、香り高いそばの素材の知恵が凝縮しています。今回紹介した8軒はいずれもランチからお酒のあとの〆まで、おすすめのお店ばかりです。皆さんもぜひ金沢の絶品のそばを食べに行きましょう！