ロッテワールドタワーは韓国の超高層ビル！展望台の料金や見どころを紹介

韓国内では最も高いビルとして2017年にグランドオープンしたロッテワールドタワー。500ｍの高さに位置する展望台は世界で3番目の高さを誇る超高層ビルで、ロッテワールドタワーのある「ロッテワールドモール」と並んで多くの見どころがあり、オープン以来多くの人が訪れています。そんなロッテワールドタワーの展望台の様子やおすすめの見どころ、料金などをご紹介します。

ロッテワールドタワーは韓国ソウル市の東南部・蚕室(チャムシル)にそびえ立つ高さ555メートル、123階建ての超高層タワーです。韓国内では最も高いビルで、2017年時点で500ｍの高さに位置する最高階123階の展望台「123ラウンジ」は世界で3番目の高さ、頂上の555ｍという高さは超高層ビルとしては世界第6位を誇っています。

ロッテワールドタワーには耐震・耐風設計が施されていて、1987年に建設案が持ち上がり、20回を超えるデザイン・設計案の変更ののち、2010年にようやく工事着工しました。そして2011年から2016年にかけての6年間、万全を期して建設されました。第2ロッテワールドこと「ロッテワールドモール」の「AVENUEL(アヴェニュエル)」館の真上にあり、2017年にグランドオープンしています。

117階から123階に展望台「ソウルスカイ」やスカイカフェがあり新たな観光スポットとして大注目されています。ロッテグループのランドマークとしてだけではなく、ソウル市を代表する新しいランドマークとしても大きな期待が寄せられている韓国屈指の高層ビルなのです。

ロッテワールドタワーの一番の見どころは展望台「SEOUL SKY(ソウルスカイ)」です。117階から123階が展望台になっていますが、最上階の123階はは地上500mと韓国で一番高いところにある展望台で、世界でも第3位の高さを誇る場所展望台です。この展望台からは昼と夜、季節の移り変わりによって異なるソウルの姿を見渡すことができます。

117階から123階の間の各階でも素晴らしい景色や夜景を見ることができます。特に漢江から南山のNソウルタワーやソウル市の中心部が見渡せる方向は漢江に沿ってライトが点くことで、河の輪郭がはっきりと見え、市内中心部の特徴的な建造物も見ることが出来きるのでおすすめです。

展望台の中で特に見どころなのが118階にある、床が強度ガラスで作られたスリル満点の「スカイデッキ」です。地上480mの上に立ってまるで空の上を歩いているかのようでスリル満点です。チャレンジ精神旺盛な方は、是非このガラスの部分に立ってみることをおすすめします。しかし高所恐怖症怖の方は、なるべく白い床の間にある金具の上にいることをおすすめします。

また、ロッテワールドタワーは、展望台に行くまでの道のりも見どころの一つです。ロッテワールドタワーは、ショッピングモール、免税店、水族館、映画館などたくさんの施設があるロッテワールドモール内にありますが、チケットを購入した後の、エレベーターまでのアプローチも見逃せないスポットです。

このエリアではタワーの構造を展示するコーナーや、韓国の自然美を映像で紹介するコーナーなどがあります。韓国らしいモチーフが映し出されたアプローチの天井部分は文様が美しいだけでなく、色がどんどん変わっていくので、アプローチ部分もゆっくりと楽しむことをおすすめします。

エレベーターまでのアプローチも楽しむことのできるロッテワールドタワーですが、エレベーターの中もさらに見どころの一つとなっています。展望台「ソウルスカイ」までのエレベーター「スカイシャトル」には、天井と壁3面にモニターが設置されていて、美しい映像が次々に映し出されるのです。

エレベーターの速さは、なんと秒速10m。あっという間び展望台へ到着しますが、世界初である映像に囲まれたエレベーターでの移動は、まるでひとつのアトラクションのように楽しむことができます。スカイシャトルでは、豪華な花火が上がることもあります。

ロッテワールドタワーには屋外展望台もあります。120階にあある屋外展望台「スカイテラス」は地上483mの場所に素晴らしい眺望とともに外気の爽やかさを感じられので、ソウルの街を味わうのに絶好のおすすめスポットです。

120階のスカイテラスは安全のため、雨・風・気温等の気象状況・施設点検により開放されない場合もあるため、どうしても外に出たい方は予め高層階の状況を確認してからチケットを購入することをおすすめします。

ロッテワールドタワー内には121階と地下1階の2ヶ所のお土産グッズ売り場があります。韓国で一番高いロッテワールドタワーのソウルスカイに来たから記念にお土産を買いたいという方に、特にロッテワールドタワーをかたどったオブジェやスノードームが人気です。

また、お菓子のお土産としてソウルスカイ限定「ペペロ」もおすすめです。ぺペロは、韓国ロッテが販売するスティック菓子で11月11日はペペロの日として、ペペロを友人同士で交換する記念日として、街中がペペロ一色になるくらいの一大イベントも開催されています。ロッテワールドタワーならではの巨大バージョンのペペロもあります。

ロッテワールドタワーチケット売り場はロッテワールドタワー地下1階にあります。チケット購入後、エレベーター「スカイシャトル」に乗って展望フロアへとあがります。地下1階には他に記念品売り場、インフォメーションセンターなどもあります。

ロッテワールドタワーでは超高層展望台の安全性を考慮し、同時に入場できる人数を制限した時間別の入場となっています。観覧日当日チケット売り場で一般チケットを購入する際は、入場可能な時間帯の案内に従いましょう。入場時間まで時間が空く場合はロッテワールドモールなど周辺のスポットで観光を楽しんでから、入場時間までに再び地下1階に戻るのがおすすめです。

観覧日や入場時刻が指定された一般のチケット料金は27000ウォンで14日前からインターネットなどで事前予約することができるほか、当日チケット売り場で購入することができます。36ヶ月以上から満12歳以下の子供の一般料金は24000ウォン、36ヶ月未満の子供は保護者同伴の下、1名に限り料金が無料です。

また、即入場が可能なFast Passも料金50000ウォンで購入することができます。Fast Passは、年齢区分がなく、観覧当日チケット売り場のみで販売されています。料金がかかってもすぐに展望台に上がりたい方はFast Passを、料金をおさえたい方は一般チケットを予約することをおすすめします。

ロッテワールドタワーのあるロッテワールドモールは地下鉄2号線と8号線の通る蚕室駅に直結しています。 1番2番出口を出るとすぐロッテワールドモールですし、遠くからでも超高層の建物はすぐに見つけることができます。

また、ロッテワールドタワーの外に出れば、近くにはお散歩コースによい「石村湖(ソッチョンホス)」や大人気の遊園地「ロッテワールド」があります。蚕室駅内には激安ショッピングで人気の「蚕室駅地下ショッピングセンター」もあり、さらに足を伸ばしたところにある漢江(ハンガン)の蚕室地区やオリンピック公園も展望台入場時間までの空き時間に訪問することができます。

ロッテワールドタワー周辺からはタワーの美しい外観を楽しむこともできます。優美な曲線と雲の上まで伸びる塔はどこからでも見えて韓国のランドマーク的役割を果たしています。ソウルスカイから望むソウルの夜景も素晴らしいですが、ロッテワールドタワーを臨む夜景もまた素晴らしいです。せっかくなのでロッテワールドタワーに行く際は余裕をみた観覧計画を立てて、周辺のエリアとともにゆっくりと楽しむことをおすすめします。

ロッテワールドタワーの展望台の様子やおすすめの見どころ、料金などをご紹介してきましたがいかがでしたか?韓国で最も高い超高層ビルは展望台はもちろんのことおすすめの見どころ満載です。韓国旅行の際はぜひロッテワールドタワーにも足を運んでみてはいかがでしょうか。