ソウル特別市とは？おすすめスポットは？江南区は金持ちが集まることでも有名！

お隣の国、韓国の首都として知られる大都会、ソウル。「ソウル」とは呼び名であり、正式名称は「ソウル特別市」というのを知っていましたか？今回は「ソウル特別市」とは一体何なんなのか、そしてソウル特別市の人気のおすすめ観光スポットやお金持ちが集まるエリアとして有名な江南区についてまで一挙ご紹介します。

韓国の首都、通称ソウルの正式名称は「ソウル特別市」といいます。なぜ名前に「特別市」がつくのでしょうか、それには一体どんな意味があるのかでしょうか。「ソウル特別市」という言葉を耳にしたことがある方は一度は疑問に思ったことがあるのではないかと思います。「ソウル特別市」とは？その答えは韓国の歴史の中にありました。

日本の「都道府県」にあたる韓国の行政地域を「道」といいます。ソウルは朝鮮時代から朝鮮の首都として発達していました。日本からの独立後の1946年、元々京畿道に属していたソウルを「道」と同じ権限をもつ自治体として独立させ「ソウル特別自由市」と定め、その三年後に「ソウル特別市」と改名し今の世界的大都市の姿になりました。

ソウル特別市のおすすめといえばやはり「明洞（ミョンドン）」。誰もが知る、ソウル特別市の大人気観光スポットです。グルメにショッピングにエステに、韓国旅行でしたいことがほぼこの明洞で満たすことができるほどの充実した街です。観光客向けのお店はもちろん、地元韓国人が認める穴場の美味しい飲食店までたくさんのお店で溢れています。

そして明洞からは、ソウル特別市のシンボルマークのひとつともいえる「ソウルタワー（南山タワー）」まで徒歩圏内。そこからはソウルの街並みを一望することができます。夜景スポットとしても有名で、夜には多くのカップルで溢れます。また恋のパワースポットとしても有名で、恋愛成就の南京錠を求めて訪れる観光客も多いんですよ。

学生街として知られる「弘大（ホンデ）」も欠かせない人気スポットです。周辺に大学が集まっているため、多くの学生たちで賑わいます。学生街なので飲食店などの価格も安く、美味しい韓国料理をリーズナブルに味わうことができるんですよ。また洋服やファッション雑貨、コスメなども充実しています。もちろん学生向けなのでプチプラです。

そしてなんといっても、弘大といえば夜の街。夜にはたくさんの若者が集まり活気が溢れ、眠らない街と化します。弘大にはクラブが多いことでも有名です。特に週末には多くの人で溢れかえります。韓国を訪れる際は眠らない街、弘大でクラブ巡りを楽しんでみるのはいかがでしょうか。日本とは違った雰囲気で楽しめること間違いなしです。

弘大のお隣にある「新村（シンチョン）」もおすすめの人気スポットです。新村は弘大と同じく学生街であるため、たくさんの若者が集う街です。周辺には韓国でも超有名な延世大学や梨花女子大学などがあるんですよ。大学に通う地元韓国人はもちろん、大学付属の語学堂に通う留学生たちが集まる賑やかな街としても知られています。

「新村に住んだら新村から出る必要がない」と新村に住む学生たちが口を揃えていうほど、新村はなんでも揃った充実した街なんです。美味しい飲食店がたくさん集まっているのも特徴で、グルメを堪能できる街でもあります。ショッピングスポットも多く、雑貨やコスメも充実しているんですよ。夜になると、弘大同様に更に賑わいが増していきます。

ソウル特別市を代表するお洒落な街、「梨泰院（イテウォン）」。梨泰院は、古くから外国人向けのショッピングストリートとして発展してきました。最近ではショッピングスポットだけでなくレストランやお洒落なバーなどが増え、眠らない自由な街としても大人気のスポットです。お洒落なカフェが多く集まる地域としても有名なんですよ。

また、世界各国のグルメが堪能できることでも有名な梨泰院。日本食に、中華料理やタイ料理、インド料理店やブランチを楽しめるアメリカンレストランなど、各国を代表する料理店が建ち並んでいます。現地の人が本場のレシピを使って作った料理を提供しているお店も多く、韓国にいながらも世界各国の本格料理が楽しめるスポットです。

「仁寺洞」とは、日本でいう京都のような地域です。骨董品や伝統小物をアレンジしたお洒落なお店など、韓国の伝統を感じさせるお店が集う街として知られています。裏路地には、韓国の伝統家屋である韓屋を生かした韓スイーツや伝統茶のお店などがずらりと並んでいます。街の景観を保つため、仁寺洞のお店の看板は全てハングル表記なんですよ。

仁寺洞と同じエリアに「北村（プクチョン）」という町や、有名な観光スポットである「景福宮（キョンボックン）」という古宮があります。全て徒歩圏内で散策コースとしてぴったり。またこのエリアでは韓国の伝統衣装である韓服レンタルのお店も多く出店しており、可愛い韓服を着て韓国の歴史ある街並みを散策することができるんですよ。

お洒落に敏感なトレンドの街といえば「カロスキル」。メイン通りから裏路地まで、韓国国内はもちろん海外ファッションブランドなどの大型店舗や個性的なセレクトショップ、お洒落なカフェやレストランが立ち並びます。カロスキルは地元韓国人にとってトレンド発信地として認識されており、常に注目されている人気スポットなのです。

カロスキルとは「街路樹通り」という意味があります。その名の通り、カロスキルのメイン通りには綺麗なイチョウ並木が。夏には青々とした緑、そして秋には黄色に染まったイチョウがカロスキルのメイン通りを美しく彩ります。こだわりを感じさせる独特の雰囲気は韓国とは思えない空間。韓国人はもちろん外国人観光客からも注目を集めています。

韓流ドラマでもよくロケ地として使われている「漢江（ハンガン）市民公園」。ソウル特別市のシンボルのひとつともいえる、大都市を流れる大きな川「漢江」のほとりに作られた韓国人の憩いの場です。大都会のど真ん中とは思えないほどゆったりとした空間で地元韓国人から愛されています。ピクニックやサイクリングを楽しむことができますよ。

12ヶ所ある漢江市民公園のうち、特におすすめは「盤浦（バンポ）漢江公園」。夜になると、盤浦大橋からの噴水ショーを楽しむことができることで有名です。ソウルの夜景をバックに光り輝く噴水ショーは訪れる人々を魅了します。漢江遊覧船などもあり、水上からこの噴水ショーを楽しむこともできるんですよ。観光客から大人気のコースです。

K-POPアーティストのPSYの「江南スタイル」という曲が爆発的人気を誇り、あっという間に世界的認知度を高めた「江南区」。江南区は「お金持ちが集まるエリア」として知られています。実際、韓国において最も富裕なお金持ちの人々が暮らしているとされています。江南区は物価も高く、まさにお金持ちのための地域といえるでしょう。

韓国では、お金持ちはとにかく同じエリアに集まるという特徴があります。そのため、高級ブランドの売り上げのほとんどが江南区なんだとか。そしてお金持ちといえばやはり芸能人を想像しますよね。なんと、トップスターの芸能人のうち10人に8人は江南区に住んでいるといわれているんです。まるで別世界のように感じる街ですよね。

しかし、だからといって近寄れないような街ではありません。江南区はお金持ちが集うエリアなだけあって、街はとっても充実しています。高級ブランドはもちろんですが、ヤングファッションブランドもたくさん揃っているんですよ。また江南駅地下ショッピングセンターではプチプラでショッピングを楽しめることでも人気を集めています。

いかがでしたか？今回は「ソウル特別市」という名前について、そしてソウル特別市のおすすめ観光スポットから、お金持ちエリアといわれる江南区までを一気にご紹介しました。日本から最も距離が近く、格安・短期間で気軽に行けるソウル特別市。ぜひ一度訪れてみてくださいね。見所満載、魅力たっぷりで大満足できること間違いなしです。