板橋不動尊は安産祈願の有名スポット！ご利益やお守りを徹底リサーチ！

全国的に御朱印状集めやパワースポット巡りの人気が高まる中、関東各地のパワースポットにも注目が集まっています。今回はその中から茨城県つくばみらい市にあり安産祈願のご利益で知られる板橋不動尊を詳しくご紹介します。板橋不動尊は北関東三大不動尊の一つに数えられる霊験あらたかな古刹です。御朱印やお守り、駐車場など板橋不動尊の大特集です!

つくばみらい市は茨城県の南部に位置する街です。つくばエクスプレスと関東鉄道が通り、都内からのアクセスも良好で通勤通学圏として発展を続けています。高速道路は常磐自動車道が通っています。板橋不動尊はつくばみらい市で人気のスポットの一つです。年間を通じて安産祈願の参拝客をはじめ多くの観光客が板橋不動尊を訪れています。

安産祈願は日本で古くから伝わる神社やお寺のご利益です。妊娠5か月目の最初の戌(いぬ)の日に寺社にお参りして赤ちゃんとお母さんの健康を祈り安産を祈願します。十二支にちなんだ戌の日は12日間の11番目にあたります。安産祈願のご利益があるパワースポットは、板橋不動尊のほかに東京の水天宮や神奈川の鶴岡八幡宮などが有名です。

安産祈願のお参りでは手水舎で手と口を清めてからご祈祷の申し込みをします。ご祈祷では本殿に入場してお祓いを受けて祝詞をあげてもらいます。ご祈祷の最後には神主さんから授与品を受け取ります。安心して出産日を迎えられます。茨城県内で安産祈願のご利益があると伝わる神社は、板橋不動尊のほかに筑波山神社や笠間稲荷神社などがあります。

つくばみらい市で安産祈願のスポットとして有名な板橋不動尊は、正式には清安山不動院願成寺という名称で開山から約1200年もの歴史を持つ由緒正しいお寺です。真言宗豊山派の道場として知られ、不動明王をご本尊としています。板橋不動尊は古くから子どもの安全と成長にご利益があると伝えられ、安産祈願のスポットとして知られるようになりました。

板橋不動尊こと不動院願成寺は北関東三十六不動尊霊場の第三十六番目、最期に願いがかなう結願のお寺としても有名です。地元つくばみらい市では板橋のお不動さんの呼び名で親しまれています。また板橋不動産では毎月28日恒例の縁日が人気です。縁日当日は大勢の参拝客でにぎわいます。板橋不動尊の境内には安産の神様である子安観音が祀られています。

のどかな雰囲気の田園地帯にある板橋不動尊は弘法大師が808年にこの土地を訪れたことが開山のいわれです。その時に弘法大師が彫った不動明王像は今も境内の大本堂に鎮座し、国の重要文化財に指定されています。1737年に建築された板橋不動尊の大本堂は県の有形文化財に指定されていて必見です。境内ではこのほかに三重塔や楼門も見どころです。

板橋不動尊の境内には真っ白い犬の像があります。この白犬の像は神様の使いとして難産から女性たちを救うとして江戸時代の頃から境内に祀られるようになりました。江戸時代に地元つくばみらいの村人たちが白犬の像を奉納して護摩祈願をしたところ、難産の女性がいなくなり安産をする女性が相次いだという逸話が残っています。

板橋のお不動さんこと板橋不動尊には、お犬不動尊という呼び名もあります。境内にはかわいらしい姿の狛犬も奉納されていて見どころとなっています。日本では古い時代から、犬は一度にたくさんの子犬を産みお産が軽い動物として安産の守り神とされています。安産祈願で訪れた際には板橋不動尊境内の狛犬にも注目です。

板橋不動尊こと不動院願成寺は真言宗豊山派の寺院です。奈良県にある長谷寺を総本山とする真言宗豊山派は、東京に大本山の護国寺があり全国に3000のお寺があります。弘法大師自らが足を運んだことが開山の契機となった板橋不動尊は北関東の霊験あらたかな名刹として、つくばみらい市だけでなく茨城県内から大勢の参拝客が訪れます。

板橋不動尊で最も有名なご利益は安産祈願ですが、そのほかに子どもたちの安全な成長を願う子育てや家内安全のご利益があることでも知られています。また真言宗の密教道場として護摩祈祷が行なわれることから開運と厄除けのご利益も期待できます。板橋不動尊は関東有数の不動尊として安産祈願以外のご利益でも注目されています。

板橋不動尊が属する真言宗豊山派は密教の宗派です。護摩祈祷は火を焚いてお供え物を燃やす密教独自の祈祷の方法です。護摩の火を焚くことで煩悩を焼き尽くしたり災害を鎮めるご利益もあると言われます。護摩祈祷では仏様である不動明王の前でお坊さんが祈りを捧げます。板橋不動尊の安産祈願では参拝者に代わってお坊さんが護摩に祈りを捧げます。

板橋不動尊の絵馬には不動明王がデザインされています。絵馬には安産祈願のご利益を望む方々の願いが書き込まれています。また板橋不動尊の大本堂の頭上には古い奉納絵馬がかかっています。安産と子授けのご利益を求めて古くから板橋不動尊が地元つくばみらいの女性たちに信奉されていたことがわかります。

妊婦さんが板橋不動尊にお参りをするのならぜひおすすめしたいのが安産祈願の祈祷です。境内入り口の左側にある受付所で初穂料を納めて祈祷をしてもらいます。受付では祈願したい項目を聞かれますので、安産祈願もしくは求子祈願と回答しましょう。祈祷の時間は毎日10時から16時まで30分刻みで設定されています。

安産祈願をはじめとする祈祷の受付は9時30分から16時までとなっています。祈祷開始の10分前までに受付を済ませる必要があります。火を焚いての護摩祈祷は毎月28日に行われます。護摩祈祷の受付時間は毎月28日の10時から16時まで一時間ごとの設定です。妊娠5か月に入った月の戌の日にお参りするのが正式ですが、戌の日以外でも安産祈願が可能です。

板橋不動尊の安産祈願では不思議な言い伝えがあります。本堂前の一対の狛犬のうち手に触れたほうの狛犬の性別の赤ちゃんを授かるというものです。雄の狛犬に触れた時には男の子が、雌の狛犬に触れた時には女の子が授かるという言い伝えでで、実際にその通りになったという声が多く聞かれます。安産祈願で訪れたら試してみたい不思議な言い伝えです。

板橋不動尊には狛犬に触れたとおりの性別だった、無事にお産を終えたといった口コミが多く寄せられます。ふだんは静かな境内ですが安産祈願の方が訪れる戌の日には混雑します。また年越しの瞬間を含め初詣は一年で一番参拝客で混み合います。板橋不動尊には300台が駐車可能な無料駐車場がありますが、お正月は満車になることも珍しくありません。

板橋不動尊では安産祈願のお守りを授与しています。かわいらしいピンク色のお守りは元気な赤ちゃんを産むための妊婦さんの強い味方として、さまざまな種類のお守りの中でも一番の人気です。お守りにはキーホルダー型もあります。こちらはバッグや持ち物に付けていつも持ち運びたい方におすすめのお守りです。お守りで安心してお産の日を迎えられます。

赤ちゃんに会うまでのマタニティライフは楽しいことばかりではありません。10か月に及ぶ妊娠中の毎日は不安も多いものです。でも安産祈願のお守りをいつも身体のそばに置いておくことで出産の日を安心して迎えることができます。特に安産のご利益で有名なパワースポット板橋不動尊のお守りならば強い効果を期待できます。

板橋不動尊で安産祈願をしてお守りを持っていた方は、赤ちゃんが無事に産まれた後にもう一度板橋不動尊に参拝してお守りを返すことができます。ありがとうの感謝の気持ちで赤ちゃんと一緒に板橋不動尊に足を運ぶ方は大勢います。赤ちゃんのお宮参りを兼ねて訪れるのももちろんおすすめです。妊婦さんに板橋不動尊のお守りを贈り物にしても喜ばれます。

御朱印はお寺や神社に参拝した記念に押してもらえる大型の印です。神社仏閣をめぐって御朱印集めをする方が増えています。御朱印ガールという言葉も登場するほど御朱印への注目が高まっています。板橋不動尊にも御朱印があり、境内の納経所にていただくことができます。北関東三十六不動霊場をめぐる場合は専用の御朱印帳も置いています。

板橋不動尊の御朱印はご本尊である不動明王の文字が中央に書かれています。北関東三十六不動霊場めぐりの場合は板橋不動尊が三十六番目の霊場にあたります。板橋不動尊の納経所ではすべてをお参りして結願したことを証明する満願之証を発行しています。満願之証の手数料は1000円です。

ご本尊である不動明王は一年に数回開帳する日があります。1月28日の初不動、2月3日の節分、11月28日の秋の大縁日が主な開帳日です。北関東三十六不動霊場の各霊場にはいずれも駐車場があり、御朱印集めをする場合も車で回りやすいと評判です。板橋不動尊の駐車場は境内の裏手にあり無料で駐車できます。

板橋不動尊の境内にはいくつもの見どころがあります。まずは正面に堂々と建つ楼門が目に飛び込んできます。朱色が華やかな楼門は1700年に建立されて、現在では県の指定文化財にもなっています。楼門の左右には阿吽(あうん)の仁王像が置かれ、お参りの初めと終わりに手を合わせる方が多くいらっしゃいます。

境内の右手に西向きに位置するのが県の指定文化財である三重塔です。1772年に建立された華やかな色合いが美しく見ごたえのある三重塔となっています。三重塔の高さは約25mです。小屋の部分から張り出して軒先を支える尾垂木(おだるき)には龍の彫刻が施されているのが特徴です。尾垂木に注目すると建築のこだわりが伝わってきます。

また板橋不動尊の大本堂は1737年に建立された総ケヤキ、入母屋造の風格のある建物です。楼門と三重塔と同様に極彩色を施した鮮やかな本堂です。密教寺院の建物では重層形式の本堂はめったにありませんが、こちらの板橋不動尊の本堂は二層を重ねた重層形式となっています。本堂は県の文化財に指定されています。

板橋不動尊の最寄り駅はつくばエクスプレスのみらい平駅です。みらい平駅からはタクシーで約5分で到着できます。またつくばエクスプレスと関東鉄道の両方が通る守谷駅も利用可能です。守谷駅からはバス便があり、緑ヶ丘団地行きで不動尊前バス停まで楽に到着できます。またJR常磐線の取手駅からもバス便があります。

板橋不動尊はつくばみらい市の田園風景と住宅地の中間に位置しているのでアクセスは車が比較的便利です。常磐自動車道の矢田部インターからは約10分で到着できます。東京方面から来た場合には国道294号線、水戸方面から来た場合には国道19号線で板橋不動尊に向かいます。県道46号線から一本入ると板橋不動尊に到着です。

板橋不動尊には境内の横に参拝者専用の2カ所の無料駐車場を完備しています。駐車場の台数は合計300台です。年越しとお正月の三が日を除いて駐車場が満車になる混雑はありません。周囲は田園でほかに駐車場はないので、境内横の駐車場を利用します。交通安全の車両祈祷をしてもらう場合には駐車場を一旦出て境内の車両祈祷所へ向かう必要があります。

安産祈願の参拝が済んで板橋不動尊の駐車場を出たら、つくばみらい市とその周辺にある見どころに足を伸ばしてはいかがでしょうか。つくばみらいの桜の名所で知られる福岡堰は桜のシーズンにぜひおすすめしたいスポットです。小貝川沿いの遊歩道に600本以上のソメイヨシノが植えられ、満開の時期には水面に映る姿が息を飲む美しさです。

桜が満開の時期に合わせて4月上旬にはさくら福岡堰まつりが開催されます。福岡堰はつくばみらい市北山にあり国道354号線の近くです。茨城県でナンバーワンと言われるお花見スポットです。無料駐車場も完備されています。福岡堰の桜のほかにつくばみらい市には小目沼橋や丸山海苔店つくば工場などの見どころがあります。

お守りや御朱印、駐車場の情報も合わせて、つくばみらい市の板橋不動尊についてご紹介してきました。安産祈願はご家族で出かけたい大切な行事です。板橋不動尊の大本堂で祈祷を受けてお守りを授与していただけば、お産に向けて心強い味方となります。皆さんもぜひ今回ご紹介した板橋不動尊に安産祈願にお出かけください!