「招き猫電車」世田谷線に登場!豪徳寺にちなんで内装までネコづくし!

2017年10月11日 (2017年10月12日最終更新)

東急世田谷線でいま、人気なのが招き猫電車です。世田谷線の前身である玉川電気鉄道の開業110年記念事業として2018年3月までの期間限定で、沿線の豪徳寺の招き猫をラッピングした招き猫電車を走らせます。地域ぐるみで世田谷線を盛り上げていく試みをご紹介します。

目次

  1. 世田谷線を走る幸運の招き猫電車
  2. 世田谷線の開業110周年記念事業
  3. 招き猫は世田谷線の象徴
  4. 世田谷線に招き猫電車登場
  5. 内装にも凝った招き猫電車
  6. 猫好きのハートをつかんだ招き猫電車
  7. 招き猫電車の世田谷線300系とは
  8. 招き猫電車以外の世田谷線ラッピング
  9. 招き猫いっぱいの玉電110年記念イベント
  10. 世田谷線に乗りに行こう
  11. 見どころいっぱいの世田谷線
  12. 招き猫電車を見るには
  13. 招き猫電車で世田谷線を満喫しよう

世田谷線を走る幸運の招き猫電車

@kinaco12345さんの投稿
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田園都市線の三軒茶屋と京王線の下高井戸を結ぶ小さな電車、東急世田谷線。9月から来年3月までの期間限定で招き猫電車が走っています。沿線にある豪徳寺の招き猫をラッピングし、車内の吊り手も招き猫型にするなど内装にも凝っています。利用者の間でも招き猫電車が来るとラッキー、と人気です。幸運の招き猫電車についてご紹介します。

世田谷線の開業110周年記念事業

@l_mkjさんの投稿
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東急ユーザーでも利用したことがない人が多いと思われる世田谷線ですが、前身の玉川線は東急で最も古い路線です。明治40(1907)年に玉川電気鉄道により渋谷から二子玉川間が開通しました。現在の田園都市線と同じルートですが、目的は多摩川の砂利輸送でした。玉川通りの路面をトコトコ走る姿は玉電、ジャリ電として親しまれました。

世田谷線が開業したのは大正15年で、渋谷からの直通電車も運転されていました。その後、東急傘下に入りましたが昭和30年代のモータリゼーションの影響で、路面を走る玉川線はジャマ電といわれ、廃止して地下化することになりました。路面区間がほとんどない世田谷線は存続が決まりました。1999年には新型電車を導入してバリアフリー化されています。

招き猫は世田谷線の象徴

@mayumi9777さんの投稿
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世田谷線の沿線には松陰神社、太子堂八幡神社などありますが最も有名で人気があるのが招き猫発祥の地のひとつとされる豪徳寺です。豪徳寺は大河ドラマでもおなじみの井伊家の菩提寺です。二代目藩主の井伊直孝が鷹狩の途中で豪徳寺の前を通ると寺の飼い猫たまが手招きをするので寺に入ると、とたんに豪雨が降りました。

@uchino.tomoeさんの投稿
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一説には落雷ともいわれていますが、難を逃れた直孝公はたいそう喜び豪徳寺を菩提寺と定め、田畑を寄進しました。たまの死後、住職がたまのためのお堂をつくり招き猫としてお祀りしました。お堂の横にはたくさんの招き猫が奉納されています。彦根のゆるキャラひこにゃんのモデルも豪徳寺のたまだそうです。

世田谷線に招き猫電車登場

@3896_putaroさんの投稿
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世田谷線にラッピングによる招き猫電車が登場したのは2017年9月25日でした。玉電開業110年を記念して2018年3月までの限定で登場しました。招き猫電車に先立つ4月には開業当時の木造車の塗装を再現したレトロデザインのラッピング電車が登場しています。こちらも2018年3月まで限定の記念ラッピング電車です。

車両正面には豪徳寺で授与されるものと全く同じ招き猫の顔が運転席下に描かれています。側面には様々な大きさの招き猫が描かれ、車体中央には「玉電110周年、幸福の招き猫」と描かれています。豪徳寺はこれまで、人気のある招き猫のキャラクター使用を許可していませんでした。今回は地元の活性化のために特別に許可したのです。

内装にも凝った招き猫電車

@sakincyuさんの投稿
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招き猫電車の内装で目につくのは、招き猫型の吊り手です。丸い吊り手の上に三角形の耳が二つ、右サイドに招く手が付いています。これが可愛らしいと人気で、子供がお母さんに抱き上げてもらってつかむ姿もみられます。ドレッドヘアーのお兄さんからお婆さんまで、老若男女が招き猫をつかんでいます。

内装ではもう一つ、床面をみるとピンク色の肉球が描かれています。乗車口から車両奥の方に猫が歩いていったように見え、微笑ましいと人気です。吊り手の猫の手はグーなので肉球が見えない分、こちらで大サービスというところでしょうか。肉球のラインは乗客の動線に合わせてあり、案内という意味でもいいアイデアですね。

猫好きのハートをつかんだ招き猫電車

招き猫電車の運行が発表されると鉄道関係、猫関係のニュースサイトはもちろんのこと、一般のニュースサイトや新聞で大々的に報じられました。招き猫電車の前で微笑む豪徳寺の副住職と鉄道マニアとしてタモリ倶楽部でおなじみの南田マネージャーの写真がニュースサイトを飾りました。

@katsu.ydさんの投稿
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招き猫電車が走りはじめると沿線にカメラを持った鉄道ファンたちが大勢訪れました。招き猫電車の内装の肉球や招き猫吊り手をスマホで撮影する猫好きたちも押し寄せました。招福の招き猫をかたどった電車により世田谷線沿線の活性化という東急電鉄の狙いは見事に成功したのです。

招き猫電車の世田谷線300系とは

世田谷線の車両は長らく玉電車両を引き継いで使用していました。世田谷線は2両編成で運行していましたが、路面電車タイプの旧型車両では車両間の行き来ができません。古い車両なので冷房装置の取り付けもできず、運賃収受のためには各車両に乗務員が必要で、合理化の面でも問題がありました。そこで1999年に登場したのが新型の300系電車です。

@yinagraphさんの投稿
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東急300系は2両編成の連接型電車で、連結面に車輪を付けたタイプです。連結面の通路を広くとることができ、車両間の行き来がスムーズです。内装はやさしい空間づくりをコンセプトに設計されており、バスのような一人がけシートが並んだ車内は広々としています。編成ごとに車体色が異なっているのが人気です。

招き猫電車以外の世田谷線ラッピング

@kage_5861さんの投稿
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世田谷線300系には様々なラッピング電車が走りました。301号編成は登場時から車内マナー向上を訴えるサザエさん電車でした。世田谷に長谷川町子記念館がある縁からです。清涼飲料水の広告ラッピング電車も多く走りました。三軒茶屋からの連想からか緑茶飲料のラッピング電車が多いのが特徴です。

現在走っているラッピング電車は3編成です。301号編成は東急玉川線時代のリバイバル塗装ラッピングで車体側面にはT.K.Kと記されています。305号編成は明治時代の玉川電気鉄道の木造電車を再現したレトロ電車ラッピングで、308号編成が豪徳寺の招き猫をモチーフにした招き猫電車です。

招き猫いっぱいの玉電110年記念イベント

@salondekakaさんの投稿
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他にもさまざまなイベントが行われています。10月20日までにスマホから猫写真を投稿すると福を招く猫認定証と限定付箋がもらえる福を招く猫募集キャンペーンが行われます。10月28日から11月26日までの週末には豪徳寺で、投稿された福招き猫の写真を展示する福を招く猫展が行われます。

10月28日から11月5日までの週末には招き猫絵付けワークショップが行われます。先着順で素焼きの招き猫に絵付けをしてオリジナル招き猫を作ります。沿線の11の商店街と提携して、専用の応募用紙に玉電記念ポスターに記されているキーワード11個を集めて応募すると、110人に玉電グッズなどが当たります。

世田谷線に乗りに行こう

@lovingrabbitsさんの投稿
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世田谷線に乗りに行くなら世田谷線散策きっぷがお得です。大人320円、子供160円で世田谷線全線が乗り放題です。世田谷線の運賃は140円均一なので3回乗車すればお得とあって人気のフリー切符です。三軒茶屋、下高井戸、上町の3駅で購入できます。沿線散歩やカフェ巡りにおすすめです。

普段着の世田谷線は、のんびりした雰囲気です。上町駅は環状7号線を挟んで上下線のホームがあります。電車は道路の前で一旦停止して信号が変わるのを待っています。信号待ちする電車は世田谷線名物です。昼間の世田谷線には女性のアテンダントが乗車しており、運賃収受や車内放送を行っていますが、質問すれば沿線案内にも応じてくれます。

見どころいっぱいの世田谷線

@kokiyanさんの投稿
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1月と12月に行われる世田谷ボロ市は世田谷線沿線で最大の人気イベントです。この日ばかりは世田谷線も特別ダイヤでお客さんの輸送に大活躍します。沿線は平凡な住宅地に見えますが、神社仏閣や史跡が数多くあります。豪徳寺の他にも松陰神社や太子堂八幡、世田谷城阯公園や代官屋敷など散歩におすすめです。

世田谷線沿線には、おしゃれなカフェやグルメスポットも数多くあります。ちょっと途中下車して商店街を散策するのもおすすめです。駅と駅の間は500メートル程度なのでひと駅散歩も楽しいものです。電車の車窓からお気に入りのカフェを見つけて、世田谷線ビューを楽しみながら招き猫電車を待つのもおすすめです。

Original世田谷線でグルメ散歩!途中下車してランチやカフェに!おすすめの駅は?

招き猫電車を見るには

世田谷線は三軒茶屋と下高井戸間の5キロを21分で結んでいます。招き猫電車が走っていれば30分から50分待てばやって来ることになります。確実に見たければ上町駅に向かいましょう。上町駅の三軒茶屋方面ゆき駅舎に運行中の列車が掲示してあります。ホームからは世田谷線の車庫が見える人気のビューポイントです。

@notty820さんの投稿
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世田谷線の300系電車は10編成のうち平日8編成、休日7編成が使用されます。整備などの関係で余裕を持たせているのです。さらに平日8編成のうち1編成はラッシュ対応の運用になっていて、9時台から17時台までは車庫で休んでいます。人気の招き猫電車も例外ではありません。SNSなどで目撃情報を探してから出かけるのもいいでしょう。

招き猫電車で世田谷線を満喫しよう

@leeco3さんの投稿
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いかがでしたでしょうか。世田谷線沿線は見どころも多く、魅力たっぷりです。来年3月までの期間限定の招き猫電車ですが、豪徳寺に行けば大勢の招き猫に会うこともできます。散歩を楽しむにも、カフェでランチを楽しむにも最適な世田谷線。人気の沿線を訪ねて内装も猫たっぷりの招き猫電車ででかけませんか。

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