サッポロビール博物館紹介！プレミアムビールとジンギスカンを楽しもう！

北海道札幌にあるサッポロビール博物館は国内唯一のビール博物館であり、ビール製造工程の見学や出来立ての美味しいビールが味わえます。博物館敷地内のサッポロビール園では道民のソウルフードであるグルメ通も唸るジンギスカンもビールと一緒に楽しめます。今回はそんな観光にもってこいなサッポロビール博物館の魅力をご紹介します。

サッポロビール博物館は上記でも記載しました通り日本で唯一のビール博物館となっております。基本的に入館料は無料となっており、だれでも気軽にサッポロビールの歴史に触れることができ、麦汁作り体験もできます。開館時間は11時30分から20時となっており、最終受付は19時30分までです。休刊日は年末年始のほか臨時休館日があります。

サッポロビール博物館の趣のある煉瓦造りの建物はもともとサッポロビールの所有物ではありませんでした。製糖工場として明治時代に使用していた企業が倒産しそれをサッポロビールが買い取り実際に昭和40年まで製麦工場として使用していました。歴史的建造物として人々に見てもらえるように博物館という形で建物の保存に取り組んでいます。

サッポロビール博物館を語る上で外せないのはもちろんサッポロビールです。ここで少しサッポロビールの歴史を紐解いてみましょう。現在サッポロビールでは主力商品のサッポロ黒ラベルやヱビスビールをはじめとする沢山の種類のビールを販売しており、好んで飲んでいる方も多いと思いますがその歴史は明治の初期までさかのぼります。

明治9年にサッポロビールの前身となる開拓使麦酒醸造所を札幌市に開業し、翌年明治10年には同社初のビールである冷製麦酒の製造販売に乗り出しました。時代が進むにつれて社名は札幌麦酒醸造場や札幌麦酒会社へと変わっていきましたが、積み重ねた技術やノウハウは現在の国民に愛されるサッポロビールへと成長しました。

またサッポロビールでは地域限定ビールの先駆けとして1985年より北海道限定でサッポロクラシックを販売しております。当初北海道でも目立たないビールでしたが、徐々に人気に火が付き今では北海道民が愛してやまないビールとなっております。このようなさらに詳しい歴史などもサッポロビール博物館では知ることができます。

サッポロビール博物館は自由見学に限り基本的には入館料はかかりません。館内にある歴史的資料からサッポロビールの歴史及びこれまでの歩みを学ぶことができます。観光の際の空き時間やガイド無しで自由に見て回りたい人にはおすすめのコースとなっております。見学後はスターホールで有料になりますがビールの試飲も可能となっております。

サッポロビール博物館一押しのおすすめはなんといってもプレミアムツアーです。料金は大人500円と有料になっておりますが、復刻札幌製麦酒とサッポロ黒ラベルのテイスティングがついてこの価格ですから大変おすすめとなっております。また復刻札幌製麦酒が味わえるのも当館プレミアムツアーのみとなっております。

当館1階で受付を済ませた後はガイドとともにツアーがスタートします。プレミアムシアターやギャラリーでガイドの説明を受けた後はスターホールで試飲を行うという流れになっております。プレミアムシアターでは大迫力の6K映像シアターでサッポロビールの歴史が学べます。サッポロビールの歴史と希少な復刻版ビールをぜひご体験ください。

サッポロビール博物館内のスターホールでは有料でビールの試飲・テイスティングが楽しめます。北海道工場から直送の黒ラベルやサッポロクラシックをはじめ、サッポロビールが創業当時に発売していたビールの復刻版である開拓使麦酒も味わうことができます。またスターホールは毎週月曜日は休業日となっておりますので予めご確認ください。

観光旅行の際にお土産は必須です。自分用のお土産も含めてサッポロビール博物館内のミュージアムショップでは北海道ならではの有名どころのお土産からビアグラスなどのオリジナルグッズまで多様に取り揃えております。観光旅行のお土産や思い出の品として、ぜひミュージアムショップをご利用ください。

サッポロビール博物館では札幌とミュンヘンの姉妹都市提携40周年を記念したオータムビヤフェストが2011年より開催されており、技術者指導の下麦汁づくりの体験ができるツアーが行われております。2017年は10月7日から8日の日程で開催されましたが毎年行っているとのことなので、気になった方はぜひ来年にこの体験ツアーにご参加ください。

内容はサッポロビール博物館にて受付後、当館にてサッポロビールの歴史を学んだ後にサッポロファクトリー内札幌開拓使麦酒醸造所にて麦汁体験を行います。体験終了後にはクラフトビールの試飲などもありますのでビール好きにはおすすめのツアーとなっております。要予約制となっておりますので、気になる方はサッポロビール博物館までご確認ください。

グルメ食材にあふれる北海道で中でも道民のソウルフードとして北海道では家庭料理にまで上りつめた絶品グルメであるジンギスカンを味わうならサッポロビール博物館に併設されているサッポロビール園がおすすめです。館内の見学や麦汁作り体験で少し疲れたら美味しいビールと絶品グルメジンギスカンで腹ごしらえしましょう。

サッポロビール園にはいくつかのジンギスカンホールがあり、それぞれが個性あふれる空間となっております。ホールごとでメニューも変わりますので、いくつかご紹介します。どこで食べるにせよサッポロビール園オリジナルの北海道の形をしたジンギスカン鍋で食べるジンギスカンは一味違った楽しさや美味しさがあります。

サッポロビール園開拓使館の2階と3階にあるのがケッセルホールです。ケッセルとはビールの仕込みの際に使用する釜のことで、こちらのホールには大正元年に製造された巨大なケッセルがモニュメントとして設置されています。サッポロビール園といえばケッセホール。大人数で楽しく味わいたい人におすすめなジンギスカンホールです。

こちらのおすすめは何といっても食べ放題・飲み放題メニューです。生ラム肉とトラディショナルジンギスカンに焼き野菜が食べ放題でなんと2900円。プラス1000円で飲み放題にも対応しており、サッポロ黒ラベルの樽生も飲み放題に含まれます。お値打ち特価の絶品グルメはケッセホールでお腹いっぱい味わいましょう。

さらにおすすめなのがなんといってもサッポロファイブスターです。サッポロビール園すべてのホールで味わうことができるビールで、サッポロビールが過去に発売していたプレミアムビールです。ヱビスビールの発売により終売となりましたが当時は高い人気を誇っていました。ここでしか味わえないプレミアムビールをぜひお試しください。

サッポロビール園開拓使館の1階に位置するのがトロンメルホールです。明治時代に建てられたこちらの建物ではレトロでクラシックな雰囲気の中でビールとジンギスカンの絶品グルメを味わえます。またトロンメルホールでは北海道ならではの美味しい海鮮が食べられるのも特徴の一つ。北海道の海の幸もジンギスカンに負けない絶品グルメです。

こちらのおすすめメニューはトロンメルホール限定のテーブルバイキングです。ジンギスカンはもちろんタラバガニやズワイガニ、お寿司にデザートまで、約20品目が食べられる欲張り食べ放題メニューとなっております。北海道観光の際に味わいたい絶品グルメがここ一か所で全て堪能できるたいへんおすすめのメニューです。

トロンメルホールでもサッポロビール園限定プレミアムビール・サッポロファイブスターが味わえます。注ぎのプロフェッショナルであるビールマイスターが注ぐビールはまさに絶品です。想像を超えたビールの美味しさが体験できます。美味しいプレミアムビールと贅沢グルメを味わうならトロンメルホールがおすすめです。

ガーデングリルでは他のホールよりもワンランク上のジンギスカンが味わえます。高級感あふれる店内はプライベートが守られた完全個室を用いたくつろぎのある空間で、観光はもちろんですがカップルでのデートや大切な人との食事などにも大変おすすめできるジンギスカンホールです。少人数から最大50名まで対応の個室はそれぞれ別途料金がかかります。

ガーデングリルで使用される羊肉はグレインフェッドラムを使用しております。グレインフェッドラムは穀物肥育で成育されたラムで一般的なラムと比べて柔らかくくせのない味わいが特徴です。取り扱う部位は肩・もも・肩ロース・ロース・ショートロインの5種類で、単品メニューやセットメニューでそれぞれの部位を味わえます。

こちらのホールでは2017年10月31までの特別メニューとしまして秋のよくばり大宴会「四季彩プラン」が楽しめます。グレインフェッドラムをはじめ、海鮮を使った季節の料理が盛り込まれたコースメニューとなっております。飲み放題メニューの追加なども行っております。ガーデングリルで癒しの空間とともに絶品のジンギスカンをご体験ください。

観光旅行の際には写真はつきものです。サッポロビール博物館はそのレトロで趣のある外観から魅力的な写真が撮れると写真好きの人にも人気のスポットです。いくつかサッポロビール博物館でおすすめの撮影スポットを紹介しますのでご参考ください。インスタ映えするサッポロビール博物館の絶景スポットで写真を撮ってたくさんイイネをもらいましょう。

サッポロビール博物館のシンボル的なモニュメントがこのレンガ造りの煙突です。どの構図からでも大迫力なダイナミックな撮影が可能となっており、夜になるとライトアップが施されてまた違った雰囲気へと変化します。撮影と同時に想像の中で当時のビールづくりに携わる人とともにビール作りに思いをはせてみてはいかがですか。

重厚感にあふれたクラシカルで趣のある煉瓦造りの開拓使館はそのものが絶好の被写体です。被写体が素晴らしいと写真の見栄えも自然と良くなります。今はスマホでもきれいな写真が撮れるので、観光の思い出におすすめ撮影スポットで思い出に残る写真を撮影してみましょう。

サッポロビール博物館は北海道札幌市東区にある複合商業施設札幌ガーデンパーク内にあります。北海道札幌市の中心部札幌駅からもほど近いため大変アクセスも良く、観光旅行や美味しいジンギスカンを味わうグルメ観光にはうってつけの施設です。サッポロビール博物館へ各エリアからのアクセス方法をまとめましたのでご参考ください。

札幌駅からサッポロビール博物館へ行く場合は札幌市営地下鉄東豊線が便利です。JR札幌駅構内札幌市営地下鉄東豊線栄町行に乗車。およそ4分間乗車したのち東区役所前駅で下車します。4番出口より地上に出てからは徒歩約10分の距離です。料金は200円で地下鉄も数分おきに運航しているのでおすすめのアクセス方法です。

また札幌駅からはバスでのアクセスも便利です。バスを利用する場合は札幌駅北口2番バス乗場からサッポロビール園・アリオ線路線バスに乗車。ノンストップで札幌ビール博物館へ行けます。料金は大人片道210円、運行ダイヤは平日が30分間隔・土日祝日は20分間隔で運行しており、乗車時間はおよそ7分間となっております。

タクシーを利用して札幌ビール博物館へアクセスするのも方法の一つです。札幌駅北口を出るとたくさんのタクシーが停車しております。札幌駅からは料金が約760円、乗車時間がおよそ7分となっております。地下鉄やバスを利用するのと比べて待ち時間が減りますが、その分少し料金がかかります。

道外からの観光旅行でしたらまず新千歳空港に降り立つこととなりますが、到着後は札幌駅を目指しましょう。バスやタクシー、レンタカーといった方法がありますが、一番のおすすめは快速エアポートです。料金大人1070円、乗車時間はおよそ40分となっております。運行ダイヤも日中は15分間隔で運行しております。

サッポロビール博物館の魅力は伝わりましたか。グルメや観光に、製造体験までできるサッポロビール博物館は大変おすすめスポットです。家族や友達、カップルでの観光旅行にビール好きなら誰にでもおすすめなサッポロビール博物館へ足を運んでみませんか。思い出に残る素晴らしい体験になることでしょう。