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箱根旧街道のおすすめハイキングコース!歴史を感じながら石畳を歩こう!

箱根旧街道には現在も石畳や杉の並木が残り、江戸時代のロマンを味わえます。東海道のスポットでも最大の難所で、「箱根八里」とも呼ばれたこの街道は、江戸時代に箱根の山を越えるために整備されました。箱根神社や鎖雲寺など、箱根旧街道には魅力的な所も沢山あります。

箱根旧街道の魅力見出し

江戸時代から旅人の足を守ってきた古い箱根旧街道。箱根寄木細工が作られる畑宿。また須雲川バス停よりも上流にある川沿いには、25万年ほど前にマグマが地下から上昇したためにできた、たくさんの岩脈を見ることができます。ハイキングコースとしてポピュラーな、箱根湯本駅からすぐの三枚橋を出発して石畳のある箱根旧街道などの名所を通り、箱根関所跡まで歩くコースを中心にご紹介します。

箱根旧街道の石畳ができた理由見出し

江戸時代の初めのころ、それまでは山伝いに通っていた湯坂路という道に代わり、須雲川沿いの谷間の道が東海道として整備されました。当初は箱根旧街道の付近に生えている竹を毎年敷き詰めていましたが、劣化するため取り替えに費用がたいへんかかるので、1680年に石を敷いた石畳の道になったのです。

箱根旧街道を通るハイキングコースの行き方見出し

三枚橋から箱根旧街道を通り箱根関所まで歩く行程は、全部歩くのであれば3時間50分ほど、距離にして11.6kmのコースです。がんばるぞ!足に自信がある!という方は三枚橋からすべてを歩いたりもされますが、石畳がある地点までバスで行き、そこから歩いて芦ノ湖方面へ向かうこともできますので、ご自身の体力に合わせてバスを使われるといいでしょう。

箱根旧街道おすすめの見どころ其の一「正眼寺」見出し

それでは、箱根旧街道のハイキングコースにある名所について順にみていきましょう。三枚橋からハイキング、時間にして20分ほどのところにある正眼寺。正眼寺が始まったのは鎌倉時代であり、この頃に地蔵信仰から生まれたお寺です。この寺には、現在、曾我兄弟所縁の2つの木造地蔵菩薩立像、供養塔、槍突石等々、曾我兄弟に関わりのあるものが多く残っています。

曽我兄弟は鎌倉時代に実在した兄弟です。親族同士の争いで父を失った無念を晴らすため、建久4年に源頼朝のお供で狩りに来ていた仇の工藤祐経を討ちましたが、一連のエピソードは人々の胸を打ちの物語として長く語り継がれてきました。このハイキングコース途中の箱根神社や曾我神社にもゆかりの杉や祭りが残っています。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本562 電話番号:0460-85-5638

箱根旧街道おすすめの見どころ其の二「早雲寺」見出し

正眼寺から時間にして歩き6分、箱根旧街道には早雲寺というお寺もあります。金湯山早雲寺は、北條早雲の遺言によって、嫡男の氏綱が1521年に建立したお寺です。小田原北條氏の菩提寺として、また大徳寺関東龍泉派の寺として広く知られていました。3代氏康、4代氏政によって護られてきたこの寺の境内は湯本全体に及んでいたといわれます。

しかし、1590年、豊臣秀吉の小田原攻めによって北條氏は滅亡しました。秀吉の本陣として使われた早雲寺ですが、秀吉が石垣山一夜城に移るときに焼かれてしまい、栄華の幕を閉じました。その後、1627年6月19日、早雲寺の遺宝を密かに隠し持って再興を計画していた菊径和尚により再建された早雲寺は、再び箱根を代表する寺として新たな歴史を歩み始めました。

境内には枯山水石庭、旅の途中に湯本で亡くなった連歌師・飯尾宗祇の供養塔があります。また所蔵品の絵画にも様々な見どころがあり、江戸時代初期に狩野派の絵師の手で描かれたと伝えられる38面の壮大な襖絵には、美術の教科書にも載っている竜や虎の絵が躍動的に描かれています。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本405 電話番号:0460-85-5133

箱根旧街道おすすめの見どころ其の三「箱根観音」見出し

正眼寺から箱根観音まではハイキングで13分ほどの時間です。この観音さまは箱根旧街道のパワースポットとして知られており、ご利益のある場所として知られています。そのための祈りの場所として作られたのが通称「箱根観音」です。宗派は禅宗の一つ曹洞宗。

本堂の右には、日本では珍しい「媽祖観音菩薩」が祀られています。この仏像は台湾より伝来し、陸・海・空の安全、商売繁盛、長寿を叶える菩薩といわれています。また、座禅や写経・写仏が1000円できるのでおすすめ。予約が必要ですが祈祷もしていただけます。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋182 電話番号:0460-85-5991

箱根旧街道おすすめの見どころ其の四「鎖雲寺」見出し

箱根観音からハイキングして42分ほどの時間で着く鎖雲寺。須雲川の集落を過ぎたところ、左手に鎖雲寺の苔むした石段が現れます。鎖雲寺は、東海道が賑わいはじめた1630年に須雲川村に移されました。ここには歌舞伎の演目にもなった、勝五郎と初花の墓である比翼塚があります。

歌舞伎と箱根に伝わっている二人の話は幾らか違いがあります。大阪で剣道の道場を開いていた飯沼三左衛門は剣道のことで口論をした同業者、佐藤剛助・八郎兄弟の恨みを買い、卑怯な闇討ちに遭いました。大阪から姿を消してしまった佐藤兄弟を追って旅に出た三左衛門の息子・勝五郎は、

旅の途中には身を寄せた道場の師範の娘・初花と夫婦になり、ともに諸国を遍歴しましたが、不動明王の夢のお告げにより温泉で足を治し、父の仇である佐藤兄弟を討つときに返り討ちに遭いそうになった時も不動明王の加護により本懐を遂げることができたという話が箱根には伝わっています。またお堂の中には初花の座像があります。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町須雲川147 電話番号:0460-85-7062

箱根旧街道おすすめの見どころ其の五「畑宿寄木会館」見出し

鎖雲寺から37分ほどハイキングすると、バス停「畑宿」に着き、そこから2分ほどの時間で畑宿寄木会館に着くことができます。箱根寄木細工の展示と販売をしているところで、寄木細工でコースター作り、また職人さんによる実演も見学できます。体験工房で作るなら、要予約で1人800円。

寄木細工の職人さんの指導により、用意された部材で自由自在に想像力を膨らませてオリジナルのコースターが作れます。ボンドを乾かしている間、お客さんが空いていれば寄木細工の歴史、変遷、工程などお話をしてくださることもあるようです。営業時間は午前9時から午後4時30分で、最終入館は午後4時。年中無休ですが、12月28日から1月3日まではお休みとなります。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町畑宿103 電話番号:0460-85-8170

箱根旧街道おすすめの見どころ其の六「箱根旧街道の石畳」見出し

畑宿のバス停からハイキングすること73分、疲れた足を休められる箱根旧街道休憩所があります。無料休憩所ですが、旧街道資料館に展示されていた資料もあり、江戸時代の武士や庶民の旅の様子を偲ぶことができます。畑宿一里塚のあたりから段々と箱根旧街道の石畳の道が現れてきます。

休憩所から12分ほどハイキングすると、本格的に古い石畳の道になります。石畳は小石と土を突いて固めた地面の上に石を組み合わせて並べたものですが、道の横に縦の排水路が作ってあり、天候が悪い時にも排水がされて歩きやすいようになっています。並木の植えられている土手も人工的に作られたものです。

休憩所の近くに有名な甘酒茶屋がありますが、こちらの前にバス停があるのでここまでバスで来ることもできます。甘酒茶屋の甘酒は一切砂糖や添加物を使用しないで作ったもので、400円。他にしそジュースが400円、力餅などもあります。日本情緒溢れるスポットとして、外国人観光客にも大人気のお茶屋さんです。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町畑宿二子山395−1 電話番号:0460-83-6418

箱根旧街道おすすめの見どころ其の七「杉並木」見出し

ハイキングコースでは畑宿辺りから恩賜箱根公園あたりまで見られる杉の並木。この杉並木で、箱根旧街道は非常に情緒のある道になっていますが、1618年、幕府の命によって松平正綱が植林したといわれています。今は樹齢400年近くになる木々は、夏の日差しや寒い季節の寒風から石畳を歩く旅人を守るため植えられました。

滝廉太郎の「箱根八里」にも歌われたころは今よりも多くの木がありましたが、1904年に湯本から続く新道を新道を工事するときに、不足した工事費を捻出するために箱根旧街道の木を伐採して売却したといいます。この時切り倒された並木は、合わせて1000本を越えたそうです。現存している並木は、国指定史跡として保護されています。

箱根旧街道おすすめの見どころ其の八「箱根神社」見出し

箱根神社の歴史はとても古く、757年に萬巻和尚によって建立されました。萬巻上人は神山といわれる駒ヶ岳の霊状で年の間修業を積み、夢のお告げで現在の場所に社殿を建てたといわれています。また彼は里人が苦しめられていた毒龍を調伏したともいわれ、龍神湖水の祭祀は今も続いています。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80−1 電話:0460-83-7123

箱根関所資料館から海を左手に見て北上して歩き30分の距離、バス停「元箱根」からは歩き11分の距離です。箱根湯本駅や三枚橋からのコースを歩きで来た人は、このバス停辺りで体力と相談して、箱根神社へ行くか箱根関所へ行くか、選んだほうがいいかもしれません。

九頭龍神社に祀られる毒龍の伝説

その昔、芦ノ湖に棲んでいた毒龍は夜になると大波とともに現れては岸の村人たちにたび重なる危害を加え、非常に恐れられていました。箱根山で修業をしていた萬巻上人はそれを聞くと、湖畔近くの岩場、龍ケ島に祭壇を作り経を唱え始めました。満願の21日目に読経の声が最高潮に達したとき

荒れ狂っていた湖面が嘘のように静まり、数珠と錫の杖を持った龍の化身が現れて今までの罪を上人の前で深々と謝りました。彼はその化身を湖の主・龍神として湖畔近くの森に丁寧に祀ったといいます。湖尻近くの鳥居が、上人が毒龍と対決したといわれる龍が島です。

箱根旧街道おすすめの見どころ其の九「箱根関所資料館」見出し

箱根湯本からのハイキングコースの大詰め、箱根関所資料館。「箱根関所跡」のバス停から2分ほどの時間で着きます。江戸時代の重要な史跡、箱根の関所を140年のときを経て、当時の建築技術や道具を使って復元されました。江戸時代の資料には箱根関所より古い関所が箱根山の他の場所にあったという記述もありますが、

現在の場所に移されたのが1619年と考えられています。箱根山にはこの関所を中心として根府川(小田原市)、仙石原(箱根町)、矢倉沢(南足柄市)、川村、谷ケ(2つとも山北町)の6か所に関所があったそうです。これらの関所が1600年前後に設置されたと推測できる資料があり、

東海道本道を監視する主な箱根関所の成立がこれらの関所の設置より遅いことはないと考えられるからです。資料館の中には等身大の人形があり、当時の様子を味わうことができます。開館時間は9時から17時、12月から2月までは16時半までとなります。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町箱根1番地 電話番号:0460-83-6635

箱根関所の見どころまとめ!割引で入る方法やアクセス・営業時間もご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
箱根関所の見どころまとめ!割引で入る方法やアクセス・営業時間もご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
誰でもが小中学校の歴史授業で学んだ関所。その江戸時代の関所が完全復元されたのが今回ご紹介する箱根関所です。ここでは関所の役割や当時の取り締まりの様子などが、資料や展示によりリアルに学ぶことができます。箱根関所について見どころなどをまとめました。

箱根旧街道おすすめの見どころ其の十「箱根温泉」見出し

箱根温泉、というのは箱根町にある温泉の総称です。箱根火山の麓から中腹まで、あちこちに温泉街が点在しています。付近は富士箱根伊豆国立公園に指定されており、特に高く評価されている温泉の番付の上位が箱根17湯や箱根20湯といわれたりもします。

湯遊び処箱根の湯

箱根湯本駅からだと車で10分、正願地からは歩いて7分の時間のところにあります。日帰り温泉・湯遊び処・箱根の湯は、自家源泉で日本情緒の温泉庭園がいい感じの温泉です。寝湯や打たせ湯などの色々な露天風呂が楽しめます。ただし宿泊はできません。

特徴的なのは、ペットのための露天風呂があることです。入浴中も離れることなく、一緒に居られます。愛犬と一緒にハイキングに来た人には嬉しいですね。箱根湯本駅方面からハイキングした人は帰り道で、箱根湯本駅からは片道100円で、湯本温泉郷共同バスの早雲通り行きに乗車して来ることができます。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋100-1 電話番号:0460-85-8080

湯の里おかだ

こちらは岩風呂・ジェット風呂・サウナ・打たせ湯・プラズマ湯などが楽しめる温泉リゾートです。男湯が風の湯屋、女湯が月の湯屋というネーミングなのもお洒落ですね。露天風呂からは箱根外輪山・湯坂山の四季それぞれの姿を見渡すことができます。プラズマ湯というのは、電磁場で体の中の生体電流を正常化し細胞の動きを活発化するお風呂です。

利用時間は一番遅くまで開いている大浴場・露天風呂が6時から9時、11時から23時で最終受付は22時。サウナの終了は21時ですが、家族風呂は23時まで入れます。入場料は、中学生以上が1450円、3歳以上中学生以下が600円となっています。また個室の休憩室・カラオケルームは11時から22時30分までで、最終受付が21時30分 となっています。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋191 電話:0460-85-3955

箱根宿夕霧荘

江戸時代には参勤交代のときに各街道に設けられた、本陣と呼ばれた大名の宿泊する宿がありました。この本陣跡に建てられたのが夕霧荘です。箱根関所、箱根旧街道の杉並木などに近い閑静なところで、温泉は単純硫黄泉。関節痛・うちみ・糖尿病・動脈硬化症・慢性皮膚炎男女などに効果があるそうです

男女別の大浴場には、それぞれに露天風呂を完備されており、ほかに完全貸切制の家族風呂があります。こちらは温泉ではありませんが、温泉が体質に合わない方や入浴の介助が必要なご家族がいらっしゃるときに便利です。温泉の利用時間は、15時から21時30分までです。

宿泊料金は本館の客室が 2名以上、平日料金で18000円から。休日前は20000円からです。別館の客室だと 2名以上、平日 は13000円から、休日前は 15000円からとなっています。門構えも露天風呂も箱根らしい情緒のある雰囲気で、ひときわゆったりくつろげるお宿です。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町箱根138 電話番号:0460-83-6377

逆のほうから屏風山を通るハイキングコース見出し

こちらのコースは登山が入るので山が好きな人におすすめです。箱根関所前のバス停から、湖を背にして屏風山に登る登山口から入り、山を通って旧街道資料館の近くまでのコースです。登りは約40分、下りで約30分。標高948mの屏風山は新規外輪山の一部であり、須雲川の上流の絶壁が屏風のようなのでこの名がついたとか。山頂には小田原北条氏の砦跡もあります。山を下りてから道に出て5分ほどで、甘酒茶屋に着きます。

箱根旧街道へ日本情緒を味わいに行こう見出し

晴れた日には気持ちのいい木漏れ日が私たちを迎える杉並木。今ではわらじじゃなくて歩きやすいウォーキングシューズだけど、箱根旧街道の石畳は何百年も前にここを通った旅人たちの悲喜こもごものドラマや歴史を感じさせます。自然の中に身を置いて、胸いっぱいに森の空気を吸い込んで、あなたも箱根旧街道を歩いてみませんか?

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投稿日: 2017年11月1日最終更新日: 2020年10月8日

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