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大崎八幡宮はどんと祭りで有名なパワースポット!御朱印やアクセスなども紹介!

大崎八幡宮はどんと祭りで有名なパワースポット!御朱印やアクセスなども紹介!
投稿日: 2017年11月9日最終更新日: 2020年10月8日

仙台市にある大崎八幡宮は、パワースポットとして人気を集めています。毎年1月に開催されるどんと祭りも有名で 、多くの人が足を運んでいます。今回は、大崎八幡宮のご利益やパワースポットとしての魅力をはじめ、御朱印、アクセスについてもまとめました。

仙台のパワースポット・大崎八幡宮見出し

仙台の総鎮守である大崎八幡宮は、毎年正月の初詣をはじめとして、年間を通して多くの人が足を運んでいます。特に1月のどんと祭りには多数の人が集まり、仙台の冬の名物詩として知られています。また、パワースポットとしても知られており、他県から訪れるファンも多いそうです。今回は、多くの人が愛してやまない大崎八幡宮についてご紹介します。

大崎八幡宮とは見出し

大崎八幡宮は、仙台市青葉区にある神社です。現在の御社殿は伊達政宗の治世に建立されたという長い歴史を持ち、仙台市民にとっては定番の初詣スポットとして親しまれています。毎年1月14日に行われるどんと祭りにも多くの人が訪れています。伊達政宗ゆかりの地やパワースポットとしても人気で、仙台駅から少し離れた場所にあるにも関わらず、多くの観光客も足を運んでいます。

仙台の総鎮守としてそびえる大崎八幡宮では、年間を通して多くの祭事が執り行われています。一般市民が参加可能な祭事には、1月の松焚祭(どんと祭り)、2月の節分祭、6月の水無月大祓式、8月の七夕祭、9月の例大祭、11月の七五三祈請祭、12月の年越大祓式があります。神社の祭りは、神様へのご奉仕をするものであると同時に、地域や人々を清めるという役割もあるそうです。ぜひ祭事にも足を運びたいものです。

大崎八幡宮の由来見出し

大崎八幡宮は、平安時代に蝦夷征伐で東北を訪れた坂上田村麻呂が武運を祈念するために、武門の守護神である宇佐八幡宮を現在の岩手県水沢市に勧請したのが起源だとされています。その後、室町時代の奥州管領だった大崎氏が自分の領地(現在の遠田郡田尻町)に遷祀したため「大崎八幡宮」と呼ばれるようになったそうです。現在の大崎八幡宮を形作ったのは、仙台藩主・伊達政宗だと言われています。

大崎八幡宮の御社殿は、伊達政宗の命で1604年から3年間かけて造営されました。このプロジェクトでは、巨匠と呼ばれた豊臣家召し抱えの名工を仙台に招いて造らせたそうです。この御社殿は安土桃山時代を代表する権現造で現存する最古の建築物として、国宝に指定されています。外観は、色鮮やかな装飾や彫刻物と黒漆塗りのコントラストが美しく、豪華絢爛でありながら落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

御社殿前にある長床は、創建年月は不明だということですが、御社殿とはほぼ同時期に造られたものだそうです。こちらも、国の重要文化財の指定を受けています。この長床は素木造りとなっており、簡素でありながらも暖かい雰囲気を感じられる建物です。御社殿と同時代の建築物でありながらも、外観・雰囲気ともに全く違う印象を抱かれるのではないかと思います。

大崎八幡宮のご利益見出し

大崎八幡宮の御祭神は、応神天皇・仲哀天皇・神功皇后です。中でも応神天皇は「八幡さま」と呼ばれ、日本全国の八幡神社の祭神とされています。武勇の神様として昔から武士に人気があり、現在でも勝運・必勝祈願の神様として知られています。大崎八幡宮も特に勝運にご利益があると言われていますが、他にもご利益が期待できると言われていることがありますので、1つずつご紹介していきたいと思います。

大崎八幡宮のご利益1:勝運

勝運にご利益があると言われる大崎八幡宮には、仙台ゆかりのスポーツ選手も必勝祈願に訪れています。ご当地チームである東北楽天ゴールデンイーグルスやベガルタ仙台をはじめ、仙台出身の羽生結弦選手も必勝祈願のために大崎八幡宮に足を運んでいるそうです。境内では、東北楽天ゴールデンイーグルスやベガルタ仙台の絵馬や、羽生結弦選手のサインを見ることもできます。

大崎八幡宮のご利益2:金運

大崎八幡宮は、伊達政宗の時代から商売繁盛・金運の神様として地域の人々に慕われてきたという歴史があります。そのため現代でも、宮城県で有数の金運アップのご利益がある神社として知られています。勝運にご利益があることから、商売繁盛の祈願はもちろんのこと、宝くじの当選祈願に訪れる方も多いそうです。お正月期間には、開運招福・商売繁盛の縁起物「熊手」も頒布されています。

大崎八幡宮のご利益3:安産

大崎八幡宮の御祭神である神功皇后は、安産の神様とされています。そのため、大崎八幡宮は安産にもご利益がある神社として仙台市内外から参拝客が集まっています。妊娠5ヶ月目の戌の日に安産祈願の御祈祷をお願いすることも可能で、時間は9:00~16:00まで本殿脇の祭儀棟で申し込むことができます。大崎八幡宮では安産祈願用の腹帯は用意されていないそうなので、忘れずに持参しましょう。

大崎八幡宮のご利益4:戌亥の守護

大崎八幡宮は「仙台卦体神(けたいかみ)」のひとつとされています。これは十二支の神様を信仰するという仙台特有の習俗で、仙台城を築城する際に干支の各方位に合わせて十二支を祀ったのが始まりだと言われています。大崎八幡宮は乾(いぬい/戌亥)の守護神とされており、特に戌歳・亥歳生まれの方にご利益があると言われています。

大崎八幡宮のどんと祭りとは?見出し

大崎八幡宮のどんと祭りは、正式には「松焚祭(まつたきまつり)」と呼ばれています。約300年の歴史があり、全国最大規模のどんと祭りと言われています。これは毎年1月14日、時間は日没頃に、正月飾りや古くなった御札を「忌火」と呼ばれる炎で焚きあげて焼納するという行事です。激しく燃え盛る忌火は、翌日になっても燃え続けるほどの勢いで、毎年多くの人がどんと祭りの見物に訪れます。

大崎八幡宮のどんと祭りで正月飾りや古札を焚きあげる忌火は、正月の間に各家庭を訪問していた神様を送る「御神火」であるとされています。この火にあたると心身が清められて、その年1年間の無病息災・家内安全のご加護を得られると伝わっています。そのため、どんと祭りの日は祭り見物とご利益を求めて、多くの人が大崎八幡宮に足を運んでいます。

大崎八幡宮のどんと祭りの名物「裸参り」見出し

お焚きあげと共に、大崎八幡宮のどんと祭りのメインイベントとして有名な行事が「裸参り」です。これは、頭に白はちまきを巻き、さらし・半股引・白足袋・わらじという軽装に、私語を慎むために口に含み紙をくわえて、市内各所から大崎八幡宮を目指してお参りするというものです。始まりは江戸時代中期とされ、もともとは厳寒の冬季に仕込みに入る酒杜氏が醸造安全・吟醸祈願のために参拝したのがきっかけだそうです。

太平洋側に位置する仙台市は積雪量こそ多くありませんが、毎年1月14日は厳しい寒さに襲われます。年によっては強風や大雪に見舞われ、過酷な天候の中での裸参りとなることもあります。見ているだけで寒くなってしまいそうな裸参りですが、参加されているご当人達も本音は寒くて仕方がないそうです。それでも、毎年参加している常連さんによると、「この行事がないと新年を迎えた気がしない」とのことです。

裸参りには、毎年3000人以上もの人が参加しているそうです。そのほとんどが地元企業・地元医療機関・大学のサークルなどのグループで構成されています。裸参りに参加するには前年中に大崎八幡宮にて申し込みを済ませておく必要があるため、当日飛び入りで参加することはできません。大崎八幡宮近くのお店では裸参りの衣装が販売されているので、眺めているだけでも楽しむことができます。

パワースポットとしての大崎八幡宮見出し

大崎八幡宮は宮城県でも屈指のパワースポットだと言われており、パワースポット関連の雑誌・書籍などで紹介されることもあります。パワースポットめぐりの巡礼先として大崎八幡宮を訪れる方も多く、境内の清浄な空気に癒されると評判です。ここでは、パワースポットとして愛されている大崎八幡宮の魅力をご紹介したいと思います。

大崎八幡宮は、宮城県と山形県の境にある船形山を祖山とするパワースポットだと言われています。船形山から七ツ森(宮城県黒川郡大和町)に流れる生気を広瀬川が受け止めて、大崎八幡宮に流れてくるのだそうです。大崎八幡宮の他にも伊達政宗の霊屋がある瑞鳳殿がこの龍脈の影響を受けており、この2ヶ所が仙台市内のパワースポットとされています。

また、仙台には「仙台六芒星」と呼ばれる6ヶ所のパワースポットがあり、大崎八幡宮もその1つだという説があります。これは、400年前に伊達政宗が仙台の街を築いた際に、仙台市中心街に六芒星(三角形を2つ組み合わせた星形の図形)をつくり、その頂点に神社を設置して仙台の街を守護したというものです。大崎八幡宮・青葉神社・仙台東照宮・宮城県護国神社・愛宕神社・榴岡天満宮の6ヶ所が、六芒星だと言われています。

大崎八幡宮のパワーを頂くには?見出し

大崎八幡宮は、幸福を継続させたり、人生を安定させるご利益が期待できるそうです。特に御社殿の前が強いパワースポットと言われていますので、御社殿でゆっくりと参拝することをおすすめします。また、良い運気を定着させてくれる場所でもあるので、一度限りの参拝よりも継続して足を運ぶことで、より一層のご利益を得られるそうです。

パワースポットとして大崎八幡宮を訪れる際には、いくつかの注意点があります。まず、大崎八幡宮の参道には少し陰の気が感じられる場所があるので、参道は早足で通り過ぎると良いと言われています。そして、午後は隠の気が増えやすいので、参拝の時間帯は午前中がおすすめです。また、雨の日も同様に隠の気が増えますので、参拝は避けた方が良いです。ぜひ、天気が良い日の午前中に参拝したいものです。

大崎八幡宮の御朱印見出し

大崎八幡宮の御朱印は、長床をくぐった右手側にある祭儀棟で頂くことが可能です。御朱印料は「お気持ち」とのことですが、具体的にどのくらいの金額を納めればいいか悩む時には、コッソリ相場を教えて頂けるそうです。時間がない時や御朱印帳を忘れてしまった時には、事前に半紙に書いた御朱印を頂くこともできます。また、大崎八幡宮オリジナルの御朱印帳を2000円で購入することも可能です。

御朱印を書いて頂く時間は、土日祝日などの参拝客が多い日には待ち時間が長くなる傾向があるので、時間に余裕を持って御朱印をお願いされることをおすすめします。特に、1月の年始からどんと祭り頃までの繁忙期や、御朱印を書ける方が御祈祷で離席しているタイミングや祭事中は長時間の待ち時間が発生したり、紙の御朱印のみの対応になる場合があるそうです。

大崎八幡宮へのアクセス1:仙台市営バス見出し

仙台駅から大崎八幡宮へのアクセスは、バス利用がおすすめです。仙台西口バスプールの10番・15番のりばから、約20分程度で大崎八幡宮まで行くことができます。「大崎八幡宮前」のバス停へ運行している路線は多く、10番のりばからは「大沢線」「芋沢線」「定義線」「作並線」「折立・茂庭台線」、15番のりばからは「南吉成線」「貝ヶ森団地線」で大崎八幡宮へ向かうことができます。

毎年1月14日のどんと祭り当日には、臨時バスやシャトルバスも運行されています。毎年、年明けには臨時バス・シャトルバスの運行情報が広報や大崎八幡宮のホームページ・Twitter等の各メディアにて紹介されますので、どんと祭りに行く方は事前にチェックして行くことをおすすめします。多くの人が足を運ぶどんと祭りは、臨時バスも混雑します。余裕を持って早めの時間帯のバスに乗車すると、比較的空いているようです。

大崎八幡宮へのアクセス2:るーぷる仙台見出し

仙台市営バスと共におすすめなのが、仙台市内の観光周遊バス「るーぷる仙台」です。るーぷる仙台でも、大崎八幡宮前のバス停までアクセスすることが可能です。仙台西口バスプールでは、16番のりばにて乗車します。料金は1回あたり大人260円で、1日乗車券の販売もあります。大崎八幡宮以外の観光スポットも回りたい方には、1日乗車券がおすすめです。

大崎八幡宮へのアクセス2:仙台市営地下鉄南北線+バス見出し

仙台市営地下鉄南北線を利用する場合は、まず「北四番丁駅」で下車してください。それから「二日町北四番丁」のバス停から下り方面(仙台駅行きではない方)の仙台市営バスに乗車し、「大崎八幡宮前」のバス停で下車です。地下鉄からバスの乗り換えがあるので、仙台駅からアクセスされる方は仙台駅からバスを利用する方が良いと思いますが、仙台駅以外の地下鉄駅からアクセスする場合にはこの方法が便利です。

大崎八幡宮へのアクセス3:JR仙山線見出し

JR仙山線でのアクセスは「東北福祉大前駅」「国見駅」が最寄りです。大崎八幡宮の表参道までの所要時間は、それぞれ徒歩15分ほどです。東北福祉大前駅で下車する場合は、大崎八幡宮の裏手側にある北参道まで約10分程度でアクセスが可能です。どちらの駅からも、大崎八幡宮までは下り坂が続きます。冬の積雪シーズンなど、悪天候の日は足元に注意が必要です。

大崎八幡宮へのアクセス4:自家用車見出し

大崎八幡宮は国道48号線沿いにありますので、自家用車でアクセスされる方にもわかりやすい場所です。駐車場は八幡宮の裏手にあたる北側に用意されています。お正月シーズンやどんと祭りなどのイベントには多くの方が訪れますので、駐車場も大変混雑します。少し離れた場所に臨時駐車場が用意されることもあるので、混雑時には係の方の指示に従うようにしてください。

大崎八幡宮へ参拝に行こう見出し

いかがでしたか。大崎八幡宮は、国宝にも指定されている美しい御社殿や、特色あるどんと祭り、パワースポットと言われる清浄な空間など、非常に魅力が多い場所です。地元仙台の人々に長く愛されているというのも、納得できるのではないかと思います。ぜひ、大崎八幡宮に参拝やどんと祭り見物に足を運んで、素敵な時間を過ごしてください。

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