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たぬき村で陶芸を体験しよう!料金や所要時間もまとめてご紹介!

たぬき村で陶芸を体験しよう!料金や所要時間もまとめてご紹介!
投稿日: 2017年11月10日最終更新日: 2020年10月8日

信楽といえばたぬき!愛敬のある表情と独特なスタイルは昔から変わりません。たぬきで埋め尽くされたたぬき村は圧巻です!おもわず微笑んでしまう信楽たぬきにカメラをむけた後は、陶芸体験してみましょう。ちょっとした絵付けから本格焼き物体験まで楽しめるたぬき村をご紹介!

たぬきにこだわった楽しさ「信楽陶苑たぬき村」見出し

全国に陶芸体験できる所はあちこちにありますが、信楽焼きといえば“たぬき”。そのたぬきを全面的に押し出して陶芸ワールドを楽しませてくれるのがたぬき村。傘をかぶってとっくりを持ったおなじみのスタイルから、ちょっとアレンジした格好をしているたぬきなど種類豊富なたぬきたちが迎えてくれます。陶芸体験で楽しい時間も!

たぬき村は圧巻のたぬきだらけ見出し

敷地内あらゆるところにたぬきがいます。一万匹広場では、あらゆる大きさのいろんなたぬきがひしめきあっていて、見ているだけでも楽しい時間がたちます。もともと信楽のたぬきは縁起ものですが、時々ものすごくリアルで怖い感じのものも見かけます。たぬき村にいるたぬきは、かわいい系の表情のものが多くて癒される感じです。

信楽のたぬきは、招き猫と同じ縁起物です。「他を抜く」ことから商売繁盛の願かけだとか。大昔からあるものではなく明治から作られ始めたものです。「酒買い小僧」のスタイルですが、これは昔お酒といえば、とっくりを持っていって、酒屋に樽からそそいでもらうという使い走りが子供の役目であったというところから来ています。

全国的に有名になったきっかけは、昭和天皇が行幸の際のこと。沿道に日の丸を持ったたぬきたちを並べて天皇を歓迎しました。それをご覧になった天皇はたいへん喜ばれ、たぬきにちなんだ歌を詠まれたそうです。以後瞬く間にその存在が広まって、信楽たぬきは全国にその名をとどろかせるようになりました。

日本一の大たぬきやたぬき地蔵さんもいるたぬき村見出し

正面にドーンと置かれている巨大たぬきは日本一の大きさ。絶好の写真スポットです。たぬき村を訪れた人は、だいたいみんなここで写真を撮っています。あまりの巨大さとその迫力に、たぬき村中にいるたぬきたちがみんな小さく可愛く見えてきます。たくさんの子分たぬきを従えた、親分たぬきみたいな感じです。

大きいものは見上げることができるので、写真の撮り方もいろいろな表情を捉える事ができますから、バリエーションも多数。自分なりの写真が撮れて楽しめます。アップなんかだと、遠くから全体を撮るよりかなり迫力がある表情をとらえられるようです。まさにたぬき村の顔です。

たぬきに埋もれるようにして建っているたぬき地蔵尊です。たぬきやきつねは本当に神様として全国あちこちに祀られていますが、お地蔵様は珍しいのではないでしょうか。きつね文化が全国的に広がっているのに対し、たぬき文化は比較的西の方に多いようです。たぬき地蔵様はどんな願いを聞いてくれるでしょうか。

信楽焼のたぬきの意味とは?陶芸村での手作り体験や陶器祭り開催! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
信楽焼のたぬきの意味とは?陶芸村での手作り体験や陶器祭り開催! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
たぬきの置物が人気の信楽焼は滋賀県甲賀市信楽町の陶土豊かな丘陵地にある日本六古窯の一つですが、どうしてたぬきなんでしょう?そんな謎を探りながら陶芸村の手作り体験や陶器祭りなどのおすすめスポットと信楽焼の歴史や魅力をご紹介します。

たぬき村のたぬきも持っている一番有名な謎見出し

たぬきの置物は必ずといっていいほど、陰嚢が巨大に作られています。いったいなぜなのでしょうか。昔話でもすでにそれらの表現が出てくるところから見ても、かなり以前から伝えられていることのようです。しかし実際のたぬきの陰嚢は際だって大きいということはありません。由来はいくつかあるようです。

その一つとして、金箔を伸ばす時に金を包んだのがたぬきの陰嚢であったという説があります。そうするととても金箔の伸びがよかったことから、それが“たぬきの八畳敷き”という言葉でもわかるように、縁起のいいこと、金運となって、たぬきのアイテムになっていったのだと思います。

たぬき村陶芸体験の人気はロクロ見出し

電動ロクロが人気です。ちゃんと指導していただけるので素人でも安心。お子様には少しむずかしいみたいですので、大人といっしょにということです。湯飲みや鉢など、基本好きなものを作れます。時間がかかりそうに思いますが、ロクロは約50分間動き、色を決めて後片付けまで1時間以内で収まります。

ロクロ使用料は1時間1000円ですが、完成した後焼き上げてから、乾燥や仕上げなどの工程加工代として料金がプラスされます。作るものによって料金は違うようですが、湯飲みくらい大きさで500円だそうです。完成し届けていただくまでにかなりの複雑で手間のかかる工程を要しますので、約1か月ほどかかります。

こういう体験のツライところは、写真が撮れないというところです。手がドロドロでカメラも携帯も持てない。誰か一人写真を撮る係がいればいいのですけれど、せっかくですからやはりみんな参加したい。制作中はけっこうみなさん真剣で無口になっているそうです。完成したら格別な達成感!

電動ロクロを体験したみなさんがそろって言われているのが、「けっこうむずかしい」という感想です。でも先生がかなり助けてくれるとのこと。ですからなかなかの高水準の物ができあがっています。焼き物の器ってほしいけど選ぶ基準もむずかしかったり、お値段も高かったり、自作の信楽焼きで飲むコーヒーや料理は格別の味と満足感!

手でコネコネして作ろう見出し

ろくろを使わず手でコネて作ります。手動の小さなロクロを使って作るひも造りの手法ですので、電動だとむずかしいお子様も簡単に安心して体験することができます。一度にたくさんの人数が体験できるので、団体さんにも人気だとか。料金は一人1500円です。器だけでなく人形をつくることもできるそうです。

土に触れることは癒しになるといわれています。心が落ち着きリラックスできるのです。またストレス解消にもなります。普段土をじかに手で触るということはほとんどありません。泥んこ遊びをしている感覚で、ひんやりとした土の優しい触感を楽しんでみてはいかがでしょうか

カラフルにいろいろ描こう見出し

素焼きの器にカラフルな6色の絵具を使って、好きな絵や文字を描く絵付けは、小さなお子様でも簡単にできる体験です。お皿だけでなく、信楽焼き特有のたぬきの貯金箱にオリジナルの顔を描いたり色を付けたりできるので、楽しんで陶器作りを体験できます。記念品やメッセージをいれてプレゼントに最適です。

陶器の絵付けは、絵画とは違うのであまり絵心は関係ないそうです。たとえばお皿なら、一つだけ大きなものを真ん中にボンと描くよりは、全体にびっしりと細々と描きこんでいく方が、美しく華やかに見えるそうです。絵というよりグラフィック的にとらえるのがコツなのかもしれません。

たぬきも作ってしまおう見出し

オリジナルたぬきを作ることができます。たぬきの型に粘土をはめ込んで制作します。指導、焼きあげで料金は2000円ということ。オリジナルパーツをつけたり、色をこちらで指定する場合は、別途料金300円かかります。所要時間は約1時間半。まさに信楽焼きの土地、たぬき村ならではの陶芸体験です。

オリジナルパーツをつければ、世界に一つの信楽たぬきです。絶好の記念品にも想い出の品にもなります。不器用だから器つくりはダメ、絵を描くのも下手だから絵付けもチョット…という人でも楽しめる陶芸体験。こちらだと型にはめ込むだけなので安心して制作することができます。

たぬき村ならではのおみやげたぬきたち見出し

たぬき村の信楽たぬきはかわいらしい表情が人気です。おみやげもいろいろなスタイルのたぬきがいて、近江商人風とか忍者風とかバリエーション豊かですが、やはり定番は“福々狸”だそうです。男の子と女の子がいて、セットで買っていかれる人も多いとか。何しろたくさんあるので、料金も高いのから安いのまでいろいろ選べます。

信楽たぬきは八相縁起といって、八つの縁起を持っています。傘は悪事災難から身を守る、大きな目は周囲を見渡し正しい判断、通い帳は信用第一、大きなお腹は大胆さと冷静沈着、徳利はそのもの人徳、金袋はズバリそのまま金運、しっぽは何事もおわりまでしっかりと。そして笑顔は愛想よく!

たぬきは丸顔のイメージですが、実は骨格はほとんどきつねと同じなのだそうです。丸く見えるのは、顔の毛の生え方や色によるものです。きつねよりも優しくコミカルなイメージなのは、目のまわりが黒く大きな目がたれ目にみえるからです。死んだふりをすることから「たぬき寝入り」などとも言われ、身近な動物として親しまれてきました。

たぬきを含め信楽焼きは日本六古窯と数えられる炉器です。窯元もたくさんあります。このたぬき村の信楽陶苑もその窯元の中の一つで、敷地内の奥には江戸時代に作られ今も現役の登り窯があります。売店ではいろいろな器が販売されているので、お気に入りを見つけるのもいいかもしれません。地元ということで料金もお安いかも。

信楽焼きとはどんなもの?見出し

信楽焼きは陶芸にとても適した陶土に恵まれた土地ならではの焼き物です。土中の鉄分による赤、灰をかぶってできる現象である「ビードロ釉」による黒など、炎による独特の焼き上がりが特徴の焼き物です。素朴な印象のものが多く、たぬきも含め、壺など大きな物があるのも特徴です。

たぬきの他に信楽カエルというカエルもいます。奈良時代に聖武天皇が作った離宮である紫香楽宮の里に生息していたといわれるガマガエルだそうです。それにちなんだ縁起物の置物、信楽焼きのカエルもあちこちで見かけます。“福帰る”と呼ばれて愛着が持たれています。

福を呼ぶ鳥として、フクロウはいろんな場所で置物やグッズになっています。こちらの信楽焼きでも当然“福々浪”と呼ばれて親しまれています。たぬき村でも絵付け体験でカエルやフクロウの作品を制作することもでき、好きな色のオリジナルカエルやフクロウが作れます。

たぬき村で食べるたぬきメニュー見出し

信楽特産のお茶“朝宮茶”。1200年前に最澄が唐から茶の種子を持ち帰り、それが植えられてから現在にまで至っている日本最古のお茶と言われています。そのお茶をお料理にとりいれた新しい日本料理を味わえる食事どころ「茶つみ亭」です。こちらは完全予約制になります。

信楽焼きの土鍋で炊き上げた、たぬき村ならではのこだわりご飯が食べられます。マイナスイオン効果のある特殊な土鍋だそうで、ゆっくり時間をかけて蒸らし、ふっくら炊き上げたご飯です。お米は豊かな気候と土が育んだ近江米こしひかり。オリジナルの味覚を堪能!

滋賀信楽でランチ!グルメなそばや人気の近江牛ハンバーグに舌鼓 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
滋賀信楽でランチ!グルメなそばや人気の近江牛ハンバーグに舌鼓 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
信楽焼のたぬきで有名な滋賀信楽は、陶芸体験ができたり美術館などもある1日楽しめる観光スポットです。せっかく信楽まできたのなら、観光と一緒にランチも楽しみましょう。グルメなそばや近江牛のハンバーグまで、人気のランチを一挙公開!まさかの絶品グルメに出会えますよ。

たぬき村の狸専門の陶芸作家見出し

たぬき村のたぬきたちをてがけていらっしゃる、たぬき専門の陶芸作家である“狸心”さんの創作工房があります。個性派たぬきが実にたくさん!ギターを弾いてるたぬきやら剣道をしているたぬきやら。「こんなたぬきを作ってほしい」というご要望にも応えていただけるそうです。

たぬき村へ向かうまでの滋賀県へのアクセスは見出し

琵琶湖で有名な滋賀県。関西からだと簡単なのですが、遠方からだとどういったアクセス法があるでしょうか。電車でのアクセスとなると、東海道本線で京都駅か米原になります。そこから山陽本線で滋賀県へ向かうというのが一般的なアクセス方法です。夜行バスもあるようですから、時間や料金など条件を考慮して決めるのがいいでしょう。

飛行機でのアクセスもありますが、滋賀県には空港施設がないため、関西国際空港、大阪国際空港、中部国際空港いずれかからの移動となりますが、そこから電車で滋賀県に向かうためには、まず山陽本線の起点となる駅へむかわなければなりません。そうなると時間も料金もかかりますから、最初から電車でのアクセスがいいかもしれません。

たぬき村へのアクセスは見出し

電車でのアクセスは、山陽本線「貴生川」駅から信楽高原鉄道に乗り、「雲井」駅より徒歩7分です。車でのアクセスは、名神栗東I.C約20分、新名神草津田上JCTより10分。駐車場は普通車200台駐車可能です。たぬき村へは日帰りバスツアーなどもあるので、それを利用するというてもあります。

たぬき村周辺にも見どころいっぱい見出し

信楽にはたぬき村以外にも名所がたくさん。「御在所岳」は伊勢湾・琵琶湖を見渡せる鈴鹿山脈の最高峰。絶景が楽しめます。アクセスは湯の山温泉行バス終点からロープウェイで。「成田ふれあい牧場」は料金無料で動物が見れるところ。牛やヤギたちとふれあえる牧場です。アクセスは新名神高速道路甲南ICから車で5分です。

甲賀の里忍術村は忍者のテーマパーク。アクセスはJR甲賀駅から車で5分。からくり忍者屋敷や、忍者博物館などがあって、料金は大人1030円、中高生820円、小学生730円です。子供はちびっこ忍者道場でなりきり体験ができます。道場の料金は無料ですが、衣装代900円が必要です。

笑顔あふれるたぬき村見出し

訪れた人が思わず笑ってしまうたぬきたちの愛らしさ。旅は癒しの時間ですが、ここで過ごす時間はまた違ったもの。陶芸や焼き物って接しづらいイメージですが、たぬきを通して日本の文化に触れることができます。必ず連れて帰りたくなるたぬきたち。日本中に散らばって笑顔を届けています。

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投稿日: 2017年11月10日最終更新日: 2020年10月8日

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