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カナダのプリンスエドワード島は赤毛のアンの舞台!島の魅力を徹底紹介!

カナダのプリンスエドワード島は赤毛のアンの舞台!島の魅力を徹底紹介!
投稿日: 2017年11月13日最終更新日: 2020年10月8日

カナダの州の中で一番小さいプリンスエドワード島州は昔から日本人が大好きな「赤毛のアン」の舞台で知られる観光地です。今日はカナダの国内旅行先としてカナダ人にも人気の高いプリンスエドワード島の魅力をたっぷりとご紹介します。お楽しみに!

カナダ・プリンスエドワード島をご紹介見出し

世界で一番美しい島と形容される、カナダ人に「PEI(ピーイーアイ)」と呼ばれるプリンスエドワード島。小さいながらもれっきとしたカナダの州のひとつです。今回は私たちには何と言ってもモンゴメリの小説、赤毛のアンで有名なカナダの観光地、プリンスエドワード島の魅力を行き方や気候なども含め余すところなくご紹介します。

カナダ・プリンスエドワード島への行き方見出し

日本からは成田もしくは羽田からトロントへ行き、国内線に乗り換えてシャーロットタウンへは約2時間の空の旅です。空港ではアンが出迎えてくれます。またモントリオール、ハリファクス、オタワからも乗り入れています。カナダ国内の移動の場合もやはり飛行機を使うのが一般的な行き方です。陸路での行き方は乗り換えを伴う場合が多いです。

空路でプリンスエドワード島へ入るのが一番分かりやすい行き方ですが、ハリファックスからは長距離バスに乗るのも良い行き方でしょう。アカディアンラインズかPEIエクスプレスシャトルでシャーロットタウンに行くことができます。バスは1日1便出ていますし、所要時間は約5時間ですので、色を眺めながらの移動もまた楽しいものです。

カナダ・プリンスエドワード島の気候見出し

プリンスエドワード島は、トロントやモントリオールの東側に位置するセントローレンス湾に浮かぶ島です。カナダ東部では真冬は最高気温でも氷点下という真冬日が続きます。気候に関してはここも例外ではありませんが、他の都市と比べると割と温暖です。春と秋はとても穏やかで真夏の7月8月でも過ごしやすく、旅行にも良い気候です。

カナダ・プリンスエドワード島の観光シーズン見出し

赤毛のアンだけでなく、美しいビーチと果てしなく続く海岸線もまたプリンスエドワード島の人気の観光スポットです。特に夕暮れ時の海岸線の美しさは息をのむほどです。また7月1日のカナダデーのお祭りを始め、毎日のように楽しいイベントが開催される夏は気候も良く、やはり一番の観光シーズンと言えるでしょう。

5月から10月までの観光シーズン中、燃え盛る紅葉の秋も見逃せません。カナダの紅葉は黄色が多く、日本のそれとはまた少し違った趣があります。夏の喧騒も影を潜め、長い冬に入るまでの間の駆け足で過ぎ去る短い秋は気候も良く、また旬のロブスターも楽しめます。少しゆっくりとプリンスエドワード島を観光するにはとても良いシーズンです。

カナダ・プリンスエドワード島の観光1:シャーロットタウン見出し

街そのものが可愛いプリンスエドワード島の州都シャーロットタウンは、イギリス国王ジョージ3世の王妃シャーロットにちなんで名付けられた、人口の約半数が住む小さな街です。文化と経済の中心となっている古い街並みは緑豊かで、カラフルな可愛らしい家々や海沿いの遊歩道は、特に行き方など考えなくても全て徒歩で楽しめるコンパクトな街です。

夏の観光シーズンには街のいたるところで赤毛のアンに関するイベントが開催されますが、その中でもやはりミュージカルは観光客にも人気です。シャーロットタウンの「Confederation Centre」で6月末から9月末頃まで楽しめるこのミュージカルは40年以上も続いています。チケットは29ドルからありますのでチェックしてみてください。

カナダは建国150年の若い国ですが、プリンスエドワード島はカナダ発祥の地として歴史的にもとても重要な場所です。1864年にシャーロットタウンの州議事堂で行われたシャーロットタウン会議によって、カナダ連邦は誕生したのです。実際に会議が行われた部屋は当時のまま保存され一般公開もされているので、ぜひ訪ねてみたい場所です。

カナダ・プリンスエドワード島の観光2:赤毛のアンの家見出し

赤毛のアンの家、グリーンゲイブルスはプリンスエドワード島北部のキャベンディッシュという町にあります。プリンスエドワード島へ来たからにはここを外すわけにはいきません。セントローレンス湾を臨むのどかな田園風景が続く小さな村で、赤毛のアンに登場するアヴォンリー村のモデルになった場所です。世界中から観光客が訪れます。

グリーンゲイブルスの2階にある小花柄の壁紙と赤い床が印象的なこの部屋は、小説赤毛のアンに登場するアンの部屋です。アンが大切にしていたバッグやプレゼントにもらったふんわり袖のドレスなど、原作に忠実に再現された可愛らしい部屋です。5月から10月まで見学できます。ファンにとってはまさに聖地と言っても過言ではないでしょう。

赤毛のアンの家はアヴォンリービレッジという、アンの時代の街並みを再現したテーマパークにあります。夏のシーズンには野外劇を始め様々なイベントが開催される、とても楽しいところです。赤毛のアンの店などのギフトショップやレストランなどもあります。キャベンディッシュに滞在する時にはぜひ時間を取って村歩きを楽しんでください。

カナダ・プリンスエドワード島の観光3:モンゴメリの生家見出し

1908年に出版した赤毛のアンがベストセラーになり、一躍人気作家の仲間入りを果たしたルーシー・モード・モンゴメリの生まれた家を見学することができます。現在はモンゴメリにゆかりの品々を展示しています。生涯に9冊の赤毛のアンシリーズを含め20冊ほどを執筆したモンゴメリの生家は、ファンならずともぜひ訪れてみたいところです。

納屋の奥に見える家は別名「銀の森屋敷」と言われる、モンゴメリの叔母さんの家でモンゴメリも時々訪れていました。現在は博物館になっていて、当時の家具や個人の持ち物などが展示されており、彼女が使った寝室なども公開されています。またモンゴメリーが結婚式を挙げた家でもあり、今も実際に結婚式を行うことができるそうです。

カナダ・プリンスエドワード島の観光4:灯台見出し

プリンスエドワード島には52もの灯台があり、そのどれもがユニークで一見の価値ありですが、特にプリンスエドワード島の南東に位置する「Cape Bear Lighthouse」は、その赤と白のカラフルな外観で人気の灯台です。またこの灯台はその昔、1912年に沈没したタイタニック号からの最初のSOSをキャッチしたことでも有名です。

カナダ・プリンスエドワード島の観光5:ボードウォーク見出し

シャーロットタウン港のマーケット、ピークスワーフから1時間ほど歩くとビクトリアパークに到着します。この散歩道がボードウォークです。優しくそよぐ海風を肌に感じ、美しい湾の景色を眺めながら歩いてみるのも楽しいひと時となることでしょう。シーズンに関係なく美しい夕日を眺められる夕暮れ時が特におすすめです。

カナダ・プリンスエドワード島のお土産見出し

赤毛のアングッズ

シャーロットタウンのクイーンズストリートにある赤レンガが目印の「赤毛のアンのお店」では、アンのお人形や文房具、コースターやクリスマスオーナメントなどの可愛らしいお土産をたくさん売っています。キャベンディッシュにもありますので、手頃なお土産探しにぜひ訪ねてみてください。

チョコレート

可愛らしいアンの看板が目印の「赤毛のアンのチョコレート店」も訪れてみたいお店です。お土産にも喜ばれる美味しいチョコレートが種類も豊富に置いてあります。赤レンガの「赤毛のアンのお店」に隣接しています。またキャベンディッシュのアヴォンリーヴィレッジにも姉妹店がありますので、そちらもぜひ行ってみてください。

アイスクリーム

プリンスエドワード島は酪農も盛んで乳製品が人気です。クイーンストリートに面した、島発祥のアイスクリーム屋さん「COWS」では、島で搾乳されたミルクが原料のアイスクリームと雑貨などを売っています。カナダで最高のアイスクリーム、とうたうだけあってその濃厚なミルクの風味がたっぷりのアイスクリームは間違いなく美味しいと評判です。

ポテトチップス

驚いたことに、カナダ産のジャガイモの三分の一はプリンスエドワード島で生産されています。温暖な気候と肥沃な土壌に恵まれたこの土地で収穫されるじゃがいもで作られたポテトチップスは、パッケージも可愛くて手軽なお土産にぴったりです。カナダ人の大好きなポテトを頬張りながらアンの世界に浸るのも旅の楽しみ方のひとつです。

プリンスエドワード島は赤毛のアンの魅力がいっぱい見出し

世界中の人々が愛してやまない赤毛のアンの故郷、プリンスエドワード島を行き方、気候、観光シーズンなどと併せてその魅力をたっぷりとご紹介してきました。いかがでしたか?カナダ旅行の際はぜひこの記事を参考に、赤毛のアンの故郷でありカナダ発祥の地でもあるプリンスエドワード島を訪れてみてください。

カナダ観光特集!おすすめスポットや人気の名所ランキング15選! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
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投稿日: 2017年11月13日最終更新日: 2020年10月8日

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