ホームステイ先への日本のお土産29選！必ず喜ばれる粋なおすすめは？

これから海外留学する方も多いことでしょう。いろいろ準備はありますが、ホームステイ先のホストへのお土産に頭を悩ませ、渡し方まで考える人も少なくありません。せっかくの日本からのお土産ですから、やはり先方にも喜んでもらいたいものです。そこで今回は、喜ばれるホームステイ先へのお土産のあれこれ29選をご紹介します。

まずは日本らしいお土産の筆頭、扇子をご紹介します。日本人にとっては昔から使われている扇子は、ある意味とても実用的な道具ですが、ホームステイ先へのお土産であれば、日本舞踊で使うような思いっきり派手なデザインのものが喜ばれるでしょう。色とりどりの華やかな扇子は、インテリアとしてお部屋に飾っても素敵です。

ホームステイ先のお母さんに、和柄のピアスはいかがでしょうか。また女の子は子供でもピアスをしていることが多いので、きっと喜ばれます。小さくてかさばらないので、いくつか余分に持って行っても良いでしょう。渡し方は「I hope you will like this」（気に入ってくれると良いのですが）などと言ってさりげなく渡すと良いです。

海外にも和食や中華など、アジア各国のレストランは数え切れないほどありますので、最近ではお箸を器用に使う方も増えてきました。ただ日本の製品のようにデザイン性に優れたものはまだ多くはありませんので、カラフルなお箸と箸置きのセットもお土産には人気です。漆塗りのきれいなお箸をヘアアクセサリーにしている女性も見かけます。

お箸以外のカトラリーも人気のお土産です。特に欧米では、子供が一生食べるのに不自由しないようにという願いから、子供が生まれた時に銀のスプーンを贈る習慣があります。日本らしい木製のスプーンは軽くて使いやすいですし、銀のスプーンの話をしながら渡すのはしゃれたお土産の渡し方です。特に小さい子供のいる家ならなおのこと喜んでもらえます。

カラフルな日本手ぬぐいも、軽くてお値段も安く手頃なお土産として人気です。ハンカチを使う習慣がない国もありますが、きれいな絵柄の手ぬぐいはとてもおしゃれでセンスの良いお土産になります。花瓶や置物の下に敷いてインテリアとして使ったり、布巾にしたりといろいろな使い方で喜んでもらえるでしょう。

健康志向を反映してか、緑茶やほうじ茶、玄米茶などの日本茶も人気のお土産です。ホームステイ先の家族の好みにもよりますが、緑茶を好む人も多くお茶の専門店もあちこちで見かけます。ただ国によってお茶は持ち込みできない場合もありますので、事前にご確認ください。渡し方は「Do you like green tea? I brought some」（緑茶は好き？少し持ってきたの）と言って渡すとスマートです。

おせんべいは「rice cracker」として、外国のスーパーなどでも売っていますが、種類は限られていますので、日本のおせんべいをお土産にすると喜ばれるでしょう。小分けされているタイプのものなら配るお土産にもぴったりですが、海苔など色の黒い食材はあまり使われることがないため、特に子供には敬遠されますし、余りに辛いものも避けた方が無難です。

日本の伝統的な遊びのこまは、英語では「top」と言って案外ポピュラーな遊びですが、やはり外国のこまと日本のものは違うので、特にホームステイ先に子供がいるときには一緒に遊ぶこともでき、仲良くなるきっかけにもなりやすいです。ぜひホストファミリーのお父さんと子供たちと元気に遊んでみてください。

ホームステイ先には子供がいることも多いです。特に女の子がいれば、日本人形はとても喜んでもらえるお土産になります。ガラスケースに入った大きなものではなく小さな可愛らしいものを選べば、持って行くのもそれほど苦労せずに済みます。小さな雛人形を持って行って、ひな祭りの話をしながら渡すのも良い渡し方です。

お土産にはちょっと意外な感じですが、ホストファミリーの苗字に合った印鑑があれば、思いのほか良いお土産になります。例えば「Swan」さんには「白鳥」さんの印鑑を、「Beach」さんには「浜」さんの印鑑を、というように。誰にでもという訳にはいきませんが、案外面白いお土産になります。

ホストファミリーの中には、日本の文化や伝統に造詣の深い方もいることでしょう。また異文化に対する好奇心の旺盛な方も案外多いものです。そんなホストには日本の夏の風物詩、風鈴もとても良いお土産です。ただ外国人の誰もが風鈴の音に風情を感じてくれるわけではないので、万人向きのお土産ではありません。ちょっと注意が必要です。

日本に年賀状の風習があるように、海外の多くの国ではお誕生日やクリスマスはもちろん、お祝いやお見舞いなどにも、頻繁にカードを贈る習慣があります。もちろん現地には素敵なカードがたくさん売っていますが、例えば着物の生地や和紙などを使った日本風のカードなどはそうそう手に入りませんので、とても喜ばれるお土産になります。

外国でよそのお宅に招かれると、殆どの家でリビングに何枚も家族の写真が飾ってあります。これも文化のひとつと言って良いでしょう。家族同士のつながりを感じ、こちらまで温かい気持ちになれる素敵な習慣です。特に和柄にこだわらなくても、可愛いフォトフレームは手頃な値段でいろいろ売っていますので、喜ばれるお土産にはぴったりです。

オリエンタルなムードたっぷりのお香は、どことなく謎めいていてエキゾティックなイメージがあるようです。英語では「incense」と言い、現地でも売ってはいますがどちらかと言うとアジア諸国の製品が多いようです。香りというのは人それぞれの好みがありますので一概には言えませんが、ほんのりかすかに香るような柔らかな香りの物を選ぶと良いでしょう。

日本にお香があるように、外国ではキャンドルがよく使われています。好きな香りのキャンドルをバスルームで使い、ゆっくりお風呂を楽しむ人も多いので、キャンドルも人気のお土産です。小さめの物を数種類持参すると良いでしょう。クリスマスプレゼントなどにも常に人気の品物ですので、喜んで受け取ってもらえます。

今や日本の国民食、ラーメンは世界中で人気の食べ物となっています。外国のスーパーなどでもインスタントラーメンを見かけることが増えてきましたが、やはり品揃えはまだまだ少なく、日本で売っているラーメンは味もはるかに美味しいです。値段も安く軽いので、少し多めに持って行くとお役立ちのお土産になること請け合いです。

ボーペンに限らず日本の文房具は本当に可愛くておしゃれです。文房具の大好きな女性が多いのもうなづけます。その点外国の文房具は実用本位のようで、あまり可愛いらしい商品を見ることがありません。ホームステイ先に小中学生くらいの子供がいる時は、日本の可愛いボールペンはとても喜ばれます。

文房具のお土産をもう1点ご紹介します。シンプルですがとても日本的なデザインのノートです。京都の風景や舞妓さんのいでたちなどは、外国の方たちにとっては日本の代名詞とも言えるものですので、こんなに可愛い和柄のノートはお土産にするときっと喜んでもらえます。鉛筆やボールペンとセットにしても素敵です。

おそらく日本で一番有名な人気者の猫、招き猫も面白いお土産になります。トラディショナルな赤と白の招き猫も可愛いですし、他にも様々な種類の招き猫がありますので、ちょっと選ぶのに迷ってしまいそうです。招き猫を英語で「beckoning cat」と言いますが、日本では縁起の良い置物だと話をしながら渡すのは粋な渡し方です。

ホームステイ先に子供がいるときには、おもちゃをお土産にすると喜ばれることが多いですが、特に簡単にできる日本の伝統的な遊びを一緒にしてみると、お互いに打ち解けるのも早くておすすめです。ちりめんを使ったお手玉はとても日本らしく、また愛や夢などの漢字が入っていたりすると話のきっかけにもなりやすいのでぜひ試してみてください。

お寿司は好き嫌いは別として、誰もが知っている日本を代表するグルメです。お寿司の形のキーホルダーやストラップも、本物と見間違えるようなものや、ちょっとユーモラスなものまでいろいろな種類があります。マグロやエビは分かりやすいですが、カツオは「bonito」とか、ウニは「sea urchin」とか教えてあげるのは、楽しい渡し方です。

浴衣は「casual kimono」と認知度も高く、室内でガウンやバスローブとして着用する人も多いので、お土産に持って行ってあげたらとても喜ばれることでしょう。高額の商品もありますが、それほど上質のものでなくてもシンプルなコットン製の浴衣なら室内で羽織るには十分です。少し派手なくらいのデザインも面白いのではないでしょうか。

どこの家でも使うランチョンマットも手頃なお土産です。外国のお店に行くと、本当に種類豊富であらゆるデザインのものが置いてありますので、ここはぜひ和柄の商品を探したいところです。軽くかさばらないので、何枚か持って行って選んでもらうのも、気の利いた渡し方です。着物地のようなきれいな花柄などは特に喜ばれます。

レトルトカレーを始め、私たちの日常生活には欠かせないレトルト食品も良いお土産になります。何と言っても日本のインスタント食品は味が良く、外国人にもとても人気です。渡し方も「I brought a Japanese gourmet for you」（日本のグルメを持ってきたよ）などとジョークを交えても楽しいです。ホストマザーとお料理の話も弾むかもしれません。

しおりは軽くて荷物にもならずお値段も安い、優等生のお土産です。ホームステイ先だけでなく、現地のクラスメートやその国で知り合った新しい友達に渡すのにもうってつけです。和柄のしおりもたくさんありますし、世界中にスクラップブッキングの好きな人は大勢いますので、工作の好きな方は和紙や布などを使って手作りしてもとても喜んでもらえます。

海外旅行のお土産にマグネットを買って帰る人が多いように、マグネットも手頃で便利なお土産です。動物やキャラクターのデザインも可愛いですし、お馴染みのお寿司を始めリアルで美味しそうなマグネットも面白いです。100均でも可愛いデザインのものがたくさんありますので、ぜひ探してみてください。

漢字をあしらった商品は常に人気のお土産です。特に「侍」や「忍者」などは、一番人気と言っても良いでしょう。Tシャツは何枚あっても邪魔になる物ではないので、とてもおすすめの人気の高いお土産です。面白い文字のデザインのTシャツで、話も盛り上がりそうです。渡し方は「I have something funny」（面白いもの持ってきたよ）と言って渡すとおしゃれです。

日本のチョコレートはいつでも人気のお土産です。何と言ってもこの微妙な甘さは外国のスイーツにはないもので、特にビターチョコレートの控えめな甘さには感動されます。そして日本ならではの日本酒のキットカットは、富山の辛口日本酒「萬寿泉」の粉末を使った、ちゃんと日本酒の風味が生きているチョコレートです。渡し方は「sake chocolate」と言ってとびきりの笑顔で渡してください。

ホームステイ先へのお土産をいろいろとご紹介しましたが、最後におすすめしたいのはやはり折り紙です。折り紙は「origami」とすっかり定着している、日本の伝統工芸です。折り鶴を折ってあげると子供は間違いなく喜びます。カラフルな絵柄の千代紙なども少し多めに持って行くと良いでしょう。またこのようにクラフトとして売っている折り紙で作る、芸術的な折り鶴も喜ばれること請け合いです。

留学中にお世話になるホームステイ先への喜ばれるお土産の数々をご紹介してきました。いかがでしたか？お土産には何が良いのか、渡し方はどうしようか、悩むことはたくさんありますが、お土産は気持ちのこもった品物であれば、高価なものである必要はありません。特に子供はささやかなものでもとても喜んでくれます。相手の笑顔を思い浮かべながら楽しく探してみてください。