サラベス大阪店紹介！モーニング・ランチの混雑状況やメニュー情報！

ニューヨークで朝食といえばサラベス！夜でも美味しいアメリカンクラシックスタイルのモーニングが食べられる人気のお店です。ニューヨークの次に多い店舗数を誇る日本ですが、それぞれの店舗限定のメニューなどもあります。サラベス大阪店は立地的にも仕事帰りのOLなども多く、終日モーニングメニューを楽しむ人で賑わっています。

Sarabeth’s（サラベス）は、1981年にニューヨーク出身のサラベス・レヴィーンが夫と共に始めたお店です。アッパーウエストサイドに1号店をオープンして以来、ニューヨーカーから世界中の旅行者にまで大人気！朝食はもちろん、終日美味しいモーニングが食べられるお店として知られ、毎日の長い列はマンハッタンの風物詩となりました。

サラベスは、レストラン格付けガイドブック「ザガット」で「ニューヨークNO.1デザートレストラン」「ニューヨークでブランチを食べたいレストラン」にも選出されました。また「ニューヨークマガジン」からは「ニューヨークの朝食の女王」と賞賛され、健康志向が強いニューヨーカーたちの朝食スタイルに新しい風を吹き込みました。

サラベスさんは、映画「恋するベーカリー」で主演のメリル・ストリープに調理指導をしたことでも有名です。元々料理は好きだったけれどもビジネスにするつもりはなかったとのこと。きっかけとなったのは家族に伝わるレシピであったフルーツスプレッド。あるパーティで配ったところ非常に好評で、それが今のサラベスの原点となったようです。

現在アメリカに11店舗、ドバイ、ソウル、台北に1店舗ずつ、2012年に初上陸した日本には5店舗（新宿、品川、東京、大阪、名古屋）あります。まだまだ混雑しているお店も多く、週末などは時間帯によっては、かなりの待ち時間が必要です。フルーツスプレッドについては、デパートや専門店の食のセレクトコーナーなどでも購入できます。

サラベスさんは、ニューヨークのお店に日本人が多く訪れていたことや、日本展開を希望するアプローチが絶えなかったことなどから、日本でサラベスのモーニングが受け入れられていることを感じていたそうです。とはいえ不安もあり、最初は日本での展開に前向きではなかったそうですが、今やモーニングやランチで外せないお店となっています。

サラベス大阪店は、大阪・梅田の商業施設「ルクアイーレ」の地下1階にあります。ルクアイーレはJR大阪駅と直結しているので、駅から徒歩で数分ほど。中央口を出てグランフロント大阪につながるエスカレーターを降りて地下1階へ行くとすぐです。混雑している時間だと、列に並びながら待ち時間を潰している人たちが目に入ってきます。

サラベス大阪店は白を基調としたシンプルな内装で、ポイントとなる鮮やかなブルーはサラベスさんのこだわりのカラーだそうです。アットホームな雰囲気づくりを心がけており、混雑していている時でも落ち着きを感じるナチュラルインテリアです。席数は70席あり、テーブル席だけでなく、カウンター席もあるので一人でも気軽に利用できます。

サラベス大阪店の混雑状況ですが、2015年のオープン時には関西初上陸のサラベスとあって混雑し、1時間以上の待ち時間は当たり前でした。最近はこの混雑は落ち着いてきていて、平日だと待ち時間なく入れることもあるようです。週末はやはり列ができます。混雑を避けたいという人は、平日14時から18時頃までが比較的空いているようです。

サラベス大阪店には、平日の9時から10時半限定の「アーリーバードメニュー」があります。内容は、スクランブルエッグ、グリルドベーコン、サラダ、パン（クロワッサンとトースト）、飲み物で1200円。飲み物はコーヒー、紅茶、オレンジジュース、レモネードから選べます。高級ホテルでモーニングをいただいている気分になります。

サラベス大阪店では今年の夏より、アフタヌーンティーが食べられるようになりました。アフタヌーンティーは紅茶とともに、スコーンやケーキ、サンドイッチなどの軽食を楽しむイギリス発祥の喫茶習慣です。日本でも特に高級ホテルなどで、アフタヌーンティーを楽しめるお店が増えてきています。優雅な午後のひと時を過ごすのには最適です。

サラベスのアフタヌーンティーは、1段目がスイーツ、2段目がサンドイッチとなっています。サンドイッチのボリュームが多いので、甘いものばかりはちょっとという人にも最適です。平日14時から17時の限定メニューとなっており、お値段は1800円とコストパフォーマンスも最高です。スイーツも楽しみたいという遅めのランチにもおすすめです。

特にディナータイムなどには「食事系と甘い系を両方食べたい！」という意見もあります。そんな人におすすめなのが、サラベス大阪店で提供されている「プリフィクスディナー」です。季節のスープと、選べるメインとスイートアイテムがセットになって、お値段は1890円。17時から21時ラストオーダーの限定メニューとなっています。

メインは、エッグベネティクトはもちろん、サンドイッチ、ボウルメニューは複数から選べます。選べるスイートアイテムは、モーニングやランチでも人気のフレンチトーストやパンケーキのほかデザートから、様々な組み合わせをつくることができます。あれも食べたいこれも食べたいという気持ちを叶えてくれるお得なメニューです。

サラベス大阪店では、記念日はもちろん、歓送迎会や忘年会、新年会などに利用できる「パーティプラン」があります。利用時間は17時から21時。人数は40名から70名までで、2日前までに予約が必要です。料金は1人3500円でフリードリンク付！ドリンクは、ビール、ワイン、サングリア、スパークリングワイン、ソフトドリンクがあります。

食事の内容は、どれもこれも魅力的。サラダ、前菜、フレンチフライ、パスタ、リゾット、ローストチキンなど、全てサラベスこだわりの見た目も美しい料理。デザートにはモーニングでも人気のフレンチトースト、バターミルクパンケーキなども選べます。食後の飲み物もついて、この値段はお得です。もちろん待ち時間もありません。

季節の変わり目やお店の周年記念には、期間限定メニューがでることがあります。早朝だったりランチ限定だったりとそれぞれですが、これまでに大阪店では、秋限定「スイートポテトパンケーキ」、2周年記念には「チュロスフレンチ」、1129（いい肉）の日にちなんだ「ハラミステーキのファヒータ」など魅力的なメニューが登場しました。

サラベスを代表するメニューである「クラシックエッグベネディクト」は、モーニングには欠かせない人気の卵料理です。スモークハム、自家製オランデーズソース、パプリカとチャイブがトッピングがされた絶妙な仕上がり。特別オーダーでパン屋さんに焼いてもらっているというこだわりのイングリッシュマフィンにも注目です。

ナイフを入れると卵の黄身がとろけて出てきます。この卵とオランデーズソースを、イングリッシュマフィンに絡めていただきます。スモークハムの代わりにサーモンが挟まれた「スモークサーモンエッグベネディクト」もあり、お好みでハーフ&ハーフにすることもできるので、ぜひ一度試してみてください。エッグベネディクトはランチにも人気です。

20年以上愛されているサラベススイートアイテムの代表的メニュー「フラッフィーフレンチトースト」。fluffy（フラッフィー）とは「ふわふわした」という意味なのですが、その名の通りふわふわのフレンチトーストに、フレッシュストロベリーをトッピング。メイプルシロップと共に、お好みの甘さに調節しながらいただきます。

厚めのオリジナルブレッドを使ったフレンチトーストは、外はカリカリ、中はふわふわ！これを食べるためなら待ち時間も苦ではないという人も。季節や店舗によって定期的に提供される期間限定メニューには、このフレンチトーストにアレンジを加えた魅力的なものが登場します。タイミングが合えばぜひ試してみてください。

ほんのりした甘さと、レモンの爽やかさを両方味わえる「レモンリコッタパンケーキ」も人気メニューです。ベリー系のフルーツとメイプルシロップ、ホイップクリームと共にいただきます。リコッタチーズがほのかに香り、さっぱり食べられます。ホイップクリームも塩気が効いているのでシロップと合わせて甘さと塩加減のミックスが楽しめます。

まだまだブームが続いているパンケーキ。今や沢山のお店があり、待ち時間が相当長いところもあります。それぞれの特徴があって、好みも分かれるメニューのひとつです。シンプルなパンケーキがお好きな方は「バターミルクパンケーキ」もあります。フレンチトースト同様、季節限定や店舗限定で登場するのアレンジパンケーキも要チェックです。

待ち時間にお腹が空きすぎたという人や、ボリュームのあるものが食べたいときには「ワングレートバーガー」がおすすめ。180グラムの肉厚ビーフパティとチェダーチーズ、新鮮な野菜を挟んだ豪快なアメリカンクラシックテイストのハンバーガー。たっぷりと添えられたポテトもカリカリで好評です。ランチやディナーにも人気です。

時々ドリンクとセットにしたお得なセットが出ることがあります。ドリンクは人気のレモネードやパッションフルーツティーなど、その時や店舗によりますが、何とワングレードバーガーの単品が1550円のところ、セットで1500円。かなりお得な価格で楽しめるとあって、1日の限定数はあっという間になくなるそうです。

他のメニューに比べると見た目の華やかさにはかけるものの、忘れてはいけない存在なのが「ベルベッティークリームトマトスープ」。トマトの素材感を活かしながらクリームでマイルドに仕上げた、酸味と甘味が絶妙なお食事スープです。サラベス自家製のビスケットと一緒にいただきます。想像以上に濃厚で、ランチにも満足な一品です。

velvety（ベルベッティー）とは「舌触りの良い」という意味ですが、その名の通り濃厚なのに口当たりの良い滑らかなスープです。長時間煮込むこともポイントで、スープにうかべたグリエールチーズとスカリオン（長ネギ）がアクセント。自家製のバターミルクビスケットはサクサクふわふわで、そのままいただくのもおすすめです。

サラベスでの食事スタートの定番「フォーフラワージュース」は、バナナ、オレンジ、グレナデン（ざくろ）シロップ、パイナップルの4種類のフルーツのミックスジュースです。さわやかな酸味にバナナのとグラナデンシロップの甘みが感じられます。甘さ控えめでの朝や食前にはぴったり。「フォーフラワーカクテル」もあります。

サラベスを語る上で忘れてはならないのが「フルーツスプレッド」です。1780年からサラベスさんのファミリーに伝わる秘伝のレシピを忠実に再現したファンの多い一品です。サラベスの名を世界中に広めたともいわれており、一時期はニューヨークの人気のお土産として紹介されていました。感度の高い食材セレクトショップなどでも定番です。

フルーツの甘味を活かしたジャム「フルーツスプレッド」は、お砂糖は控えめで果物が持つ本来の甘みや香りを大切にして作られています。その商品化以来、数々のコンテストで入賞し続けているようです。いつものパンもこのジャムがあればランクアップ。フルーツスプレッドの種類は豊富にあり、迷ってしまうほど。お土産などにも最適です。

サラベス大阪店ではテイクアウトもできます。先述のフルーツスプレッドはもちろんのこと、生菓子や焼き菓子がレジ前にはずらりと並んでいます。最初からテイクアウトを目的に来る人もいれば。待ち時間のあいだに気になって帰りに購入というパターンも。オフィスに持ち帰ってランチにするというOLさんもいるそうです。

生菓子は、人気のプディングをはじめ、チーズケーキ、チョコレートスフレケーキなどがあります。焼き菓子は、スコーン、マフィン、クロワッサン、パウンドケーキ、クッキーなどで、それぞれ種類があります。モーニングが人気のサラベスですが、焼き菓子の実力もさすがのもの。どれも美味しいと評判です。待ち時間のあいだには要チェックです。

人気ゆえに仕方がないのですが、サラベスというと「混雑している」「待ち時間が長い」という印象を持っている人もいるかもしれません。大阪店ではオープン当初に比べると、待ち時間なしで入れることもよくありますので、足を運んでみてはいかがでしょうか。モーニングにもランチにも、こだわりのサラベスを体験してみてください。