代々木公園のアクセスならコレ！便利な最寄り駅やバス・車での行き方も！

代々木公園は東京都渋谷区にある公園です。ビルが立ち並ぶ都心部の渋谷区に緑を感じられる場所として家族連れや高齢者、若者たちにも人気のおでかけスポットです。代々木公園へのアクセスにはいくつかの方法があり、電車やバス、車などでのアクセスが可能です。今回はご自身の目的に合わせたぴったりなアクセス方法をご紹介していきます。

渋谷区にある代々木公園のアクセス方法を知る前に代々木公園の魅力を少しだけご紹介します。「渋谷になんでこんなに大きい公園が」と疑問の方もいると思います。元々は日本陸軍の練兵場として使用されていました。戦後GHQが進駐軍の兵舎として整備され、東京オリンピックの時には選手村として活躍しました。その後、現在の代々木公園として整備されました。

代々木公園の敷地面積は540529.00m2もあり、都心部の渋谷区に大きな緑の公園があることを実感します。この面積は東京ドームのおよそ11個分もあります。東京23区内の都市公園と比べてみますと、葛西臨海公園（約79ha）、水元公園（約76ha）、舎人公園（約71ha）、光が丘公園（約60ha）に次ぐ5番目の広さを持つ公園となっています。

都心部の渋谷区にあるということで代々木公園は都民の癒しの場所として人気を博しています。子どもを連れてきて一緒に遊んだり、恋人や友だち、夫婦で散歩を楽しんだり、のどかな時間が流れています。またジョギングなどのコースとしても利用されています。渋谷区のオアシスとして長く都民に親しまれ、たくさんの人から愛されている公園です。

それでは早速、代々木公園に向かうためのアクセス方法をご紹介していきます。まず最初にご紹介するのが電車で移動した方におすすめのJR原宿駅を利用するアクセス方法です。代々木公園へのアクセスには複数の最寄り駅があり、電車での移動に大変便利です。JR原宿駅からは下車してから徒歩でおよそ3分で代々木公園にアクセスすることができます。

JR原宿駅は山の手線にある駅です。山の手線は23区のうち新宿区や渋谷区、中央区や港区などの主要な区を電車で環状している路線です。代々木公園の最寄り駅となるJR原宿駅はJR新宿駅とJR渋谷駅の間にあります。東京駅からはほぼ反対側に位置しているため外回り内回りでもあまり所要時間は変わりません。電車での移動のおすすめ駅の1つです。

電車で代々木公園にアクセスしたい場合、東京メトロを利用する方法もあります。東京メトロ「代々木公園」で下車すると徒歩3分ほどで代々木公園に到着します。東京メトロ「代々木公園」は数ある路線の中で東京メトロ千代田線にあります。東京メトロ千代田線は足立区の綾瀬駅から渋谷区の代々木上原までを結んでいます。シンボルカラーはグリーンです。

東京メトロ千代田線は東京駅から最寄となる大手町駅や霞が関や国会議事堂前などの官庁街、赤坂、表参道など主要な区間を結んでいます。代々木公園へのアクセスを考えると駅の名前が文字通り「代々木公園」なので、よっぽどのことがない限り、下車駅を間違えるということはありません。電車で初めてアクセスされる方にはとくにおすすめできる電車です。

代々木公園まで東京メトロでアクセスしたい場合に東京メトロ「代々木公園」で下車する他に、東京メトロ「明治神宮前」を利用する方法もあります。この東京メトロ「明治神宮前」には先ほどご紹介した東京メトロ千代田線の他に東京メトロ副都心線の路線としても存在しています。副都心線での移動方法も確認しておきましょう。

代々木公園への最寄り駅の1つである東京メトロ明治神宮前駅は上記の写真のように千代田線と副都心線の2つの路線が走っています。千代田線のグリーンに対して副都心線のシンボルカラーは「ブラウン」となっています。副都心線は埼玉県和光市の和光市駅から東京都渋谷区の渋谷駅までを結んでいますので、千代田線とは異なるルートにより代々木公園までアクセスすることができます。

代々木公園へのアクセス方法でご紹介する4つめの駅は「代々木八幡駅」です。代々木八幡駅は小田急線の路線になります。代々木八幡駅から下車して徒歩6分程度で代々木公園に到着します。先ほどご紹介したJR原宿駅や東京メトロ代々木公園駅に較べると少しだけ遠くなりますが、徒歩6分ならば歩くのにそれほど遠くはないので最寄り駅の1つとして利用されています。

「代々木八幡駅」はご紹介した通りあのロマンスカーで有名な小田急線の小田原線の路線上にあります。小田原線は東京都の新宿区から神奈川県の小田原市までを結ぶ路線です。代々木公園の最寄り駅となる代々木八幡駅は新宿駅から下りで4つ目の駅となります。

都内から代々木公園へのアクセスは多数の方法がありますが、神奈川方面から代々木公園へアクセスしたい時にはこの小田急線を使って代々木八幡駅を目指すと乗り換えもなくスムーズにアクセスすることができるのでおすすめです。

ハチ公バスは渋谷区が運営するコミュニティバスです。誰でも100円で利用することができ、渋谷区民を中心に都民の生活を支える公共交通機関となっています。このハチ公バスが実は代々木公園へのアクセスに大変便利なバスなのです。バス自体は小型のステップバスとなっており、渋谷区のシンボル「忠犬ハチ公」がデザインにあしらわれています。

ハチ公バスには4経路あり、そのうちの1つ神宮の杜ルートのハチ公バスを利用するとこれまでご紹介してきました、JR原宿駅などに簡単にアクセスできます。この神宮の杜ルートのハチ公バスは上記の写真のような青い色をしています。近距離間の移動を図りたいときにはこのハチ公バスが安くて便利な方法です。また各経路では渋谷駅などで乗継が可能です。

代々木公園に自家用車でアクセスしたい場合には、首都高速4号線「代々木IC」が最寄りのアクセス道路となります。また他にも首都高速中央環状線｢初台南｣や｢富ヶ谷｣も最寄りのICとなります。なお一般道では井の頭通りや国道246号線がアクセス道路となります。また代々木公園内には有料の駐車場も完備されています。駐車台数は65台です。

代々木公園に自家用車でアクセスしたい場合に混雑具合によっては駐車場がいっぱいということもあります。代々木公園には直営の駐車場の他にも周辺にいくつか駐車場があります。もし直営の駐車場がいっぱいで満車の時は慌てず最寄りの民間の駐車場を利用するようにしましょう。駐車料金はそれぞれ設定されているので事前に確認しておきましょう。

代々木公園の直営駐車場は有料駐車場となっています。普通車で利用したい場合利用料金は最初の1時間は400円、それから30分ごとに300円が加算されていくシステムとなっています。また観光バスなどの大型バスの場合ですと、最初の1時間までの利用料金が1000円でそこから30分ごとに500円が加算されていきます。

ここまでいくつかのアクセス方法をご紹介してきましたが、最善のアクセス方法は代々木公園を目指す出発地（大まかな方面など）と代々木公園に行く目的（イベントや散歩）などで大きく変わります。車の混雑を避け、電車での移動が最適の人もいれば車が最短という人もいます。それぞれにあったアクセスを選んでみてください。

今回は渋谷区にある代々木公園のアクセス方法についてご紹介してきました。電車やバス、自家用車など複数あるアクセス方法の中で、かならずピッタリのアクセス方法が存在するはずです。それほど複雑なルートではないので1度でもアクセスできればもう安心です。自信を持ってでかけてください。都会のオアシスがみなさんをお待ちしています。