金沢のにし茶屋街を観光しよう！高級チョコレート店など魅力がいっぱい！

「にし茶屋街」は、ひがし茶屋街、主計町茶屋街と並んで、金沢三大茶屋街の一つに称されています。金沢には毎年たくさんの旅行客が訪れており、にし茶屋街は注目の人気観光スポットとなっています。そこで本記事では、そんなにし茶屋街の魅力を余すところなく紹介致します。ランチが美味しい女性に人気のカフェや、有名なチョコレートショップや甘納豆専門店なども。

にし茶屋街は、市内中心部より犀川大橋を渡ったところの、野町2丁目に位置しております。バスでのアクセスの場合は、金沢駅から北陸鉄道バス「金沢駅前」より乗車して、「広小路」で下車してから、徒歩3分くらいで到着です。また、車でアクセスの場合は、金沢西インターより車で15分くらいとなっています。ちなみに、金沢を代表する「兼六園」からは、徒歩で約30分ほどです。

「金沢市西茶屋資料館」は、1996年の4月に開館した資料館で、にし茶屋街エリアの人気スポットです。建物の構造は2階建ての日本家屋となっており、1階にはにし茶屋街と関係のある小説家「島田清次郎」に関する貴重な資料が展示されています。また、島田清次郎は、数々の作品を残した日本人作家で、代表作には「地上」が挙げられます。

さらに、2階はお茶屋さんの造りを再現しており、日本の風情あふれる和の空間が広がっています。畳の奥ゆかしい香りが心を落ち着かせてくれます。淡い赤色の壁紙は光の加減によって、様々な表情に変化するので、なんとも味のある渋さを感じさせます。また、室内には、太鼓や三味線などが展示されています。にし茶屋街観光のスタートにはピッタリなので、ぜひ訪れてみてください。

住所:石川県金沢市野町2-25-18 電話番号:076-247-8110

「甘納豆かわむら」は、にし茶屋街にある有名な甘納豆の専門店で、たくさんの観光客が足を運んでいます。2001年にオープンしたこちらのお店は、メディアでも取り上げられる人気店で、ここの甘納豆は旅行のお土産にすごく好評です。全国的に有名な「甘納豆かわむら」ですが、店舗構えをしているのは、にし茶屋街にあるこちらの店舗のみとなっています。

こちらで購入する際には、人気ナンバーワンの人気定番商品「大納言甘納豆」がイチ押しです。北海道産の大納言小豆を使用しており、心地よい甘みと旨みがギュッと詰まっています。また季節ごとに販売している期間限定商品も魅力的です。さらに、併設されている不定期営業の「ノマノマ」というカフェでは、もなかアイスやかき氷などを楽しめます。

住所:石川県金沢市野町2-24-7 電話番号:076-282-7000

「カカオサンパカ」は、スペインのバルセロナに本店を構える高級チョコレートショップで、スペイン王室御用達として広く知られています。現在では、日本にも進出を果たしており、東京や梅田、金沢に店舗が設置されています。そして、金沢のにし茶屋街にある店舗にも、連日たくさんのお客さんが絶品チョコレートを求めて来店されます。

金沢店は、にし茶屋街の古風な景観を損なうことがないように、古くに建てられたお茶屋さんを利用しています。店内には、板チョコレートやボンボンチョコレート、素敵なチョコレート菓子が種類豊富にラインナップされています。また、以前は2階にてカフェ営業も行っていましたが、現在では1階でのチョコレート販売と、アイスやドリンクのテイクアウトのみとなっています。

住所:石川県金沢市野町2-24-2 電話番号:076-256-3338

「落雁 諸江屋」は、創業1849年のらくがんの老舗店で、160年以上に渡り加賀名菓の伝統を引き継いできました。にし茶屋街を散策している観光客が数多く訪れており、旅行のお土産などに皆さん買っていかれます。らくがん商品には、和三盆の香りが心地よい梅の形をしたらくがん「花うさぎ」や、生らくがんに羊羹を挟み込んだ「加賀宝生」など、おすすめがたくさんあります。

また、お店の奥にはカフェスペースが設けられており、素敵な甘味メニューをいただくことが出来ます。おすすめの「能登大納言ぜんざい」は、七輪の上でお餅を焼いてからいただくメニューで、香ばしい香りをまとったお餅とぜんざいが相性バッチリです。さらに、ぜんざいには、大納言小豆の中でもひときわ粒の大きい能登大納言小豆を使用しており、味と風味ともに優れています。

住所:石川県金沢市野町2-26-10 電話番号:076-244-2424

「妙立寺」は、金沢市に位置している日蓮宗の寺院で、別名「忍者寺」とも呼ばれています。寛永20年にあたる1643年に創建され、現在では毎年たくさんの観光客が訪れています。また、野町駅から徒歩10分くらいのアクセス圏となっています。金沢駅からバスでのアクセスの場合は、北陸鉄道「金沢駅前」で乗車し、「広小路」で下車して、そこから徒歩2分ほどで到着です。

忍者寺と呼ばれている所以は、忍者が住んでいたからではなく、建物全体の構造が非常に複雑で、迷路状となっているからだと言われています。そんな妙立寺には見どころが多数あり、大人から子供まで興味津々です。賽銭箱の見た目をした落とし穴や、床板をめくると現れる隠し階段、加賀平野を見渡せる望楼などがあります。にし茶屋街から近いので、ついでに訪れてみるのもおすすめです。

住所:石川県金沢市野町1-2-12 電話番号:076-241-0888

「九谷光仙窯」は、1870年創業の有名な窯元で、おすすめの観光スポットです。創業当初は、小松市加賀八幡で窯がありましたが、1920年に現在の金沢市野町に移転築窯しました。こちらは、金沢で唯一の九谷焼が出来上がるまでの作業を一貫して行なっている窯元です。職人さんが手作業で作り上げる作品は、伝統と職人さんの技が詰まっています。

工房見学では、九谷焼が出来上がるまでの工程をじっくりと鑑賞することが出来ます。また、絵付体験も行っており、白い器にオリジナルのデザインを描くことができます。絵付け後の器は、職人さんが仕上げ焼きをしてくれて、出来上がった作品を自宅まで送ってくれます。受付時間は、9時から15時30分頃までとなっています。是非、旅行の思い出作りに絵付体験を楽しんでください。

住所:石川県金沢市野町5-3-3 電話番号:076-241-0902

にし茶屋街の一角に位置しているカフェ&バー「桜桃(ゆすら)」。にし茶屋街に訪れる観光客がランチで利用することが多く、ゆったり落ち着いた空間で食事を楽しむことが出来ます。お店の外観は、雰囲気のあるお茶屋さんのようで、カフェを営業しているとは想像がつきません。店内は、白を基調とした清潔感のある内装となっています。

こちらのお店は、1階がカフェ営業を行っており、2階では書道教室を開いています。ランチのおすすめは、サクサク食感のカツがのった「金沢カレー」です。こってりしたコクのあるカレーとカツの相性はバツグンです。千切りキャベツも添えてあり、お口直しでさっぱりします。また、ランチメニューの他にスイーツメニューもあり、イチ押しの「ガトーショコラ」は、程よい甘さで美味しいです。

住所:石川県金沢市野町2-24-4 電話番号:076-220-7037

「ボッテガ ディ タカマッツオ」は、金沢市内でも有名なイタリアンレストランで、犀川新橋の近くに位置しています。こじんまりとしたレストランですが、その人気は非常に高く、事前に予約を入れておくのがおすすめです。ランチタイムには女性客を中心に賑わっています。

ランチメニューは2種類あり、ランチAが1800円、ランチBが2700円となっています。ランチAは、前菜盛り合わせ・パスタ・ドルチェ・コーヒーが付いています。また、ランチBは、これにメインをプラスしたメニューとなっています。シェフの作り上げる料理は、どれも非常に美味しいと評判です。

住所:石川県金沢市片町2-32-10 電話番号:076-225-8676

金沢三大茶屋街の一つに数えられる「にし茶屋街」の魅力を色々と紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。にし茶屋街には、昔の雰囲気が色濃く残っている茶屋街で、金沢観光にはうってつけの人気スポットです。是非皆さんも、金沢旅行の際には、にし茶屋街を散策してみてください。