大黒海釣り公園を紹介！駐車場等の施設や釣り場のおすすめポイント等！

大黒海釣り公園は横浜市鶴見区の大黒ふ頭にある海釣り施設で、シーズンを問わず多くの釣り人が集まる人気スポットです。施設には駐車場や売店などもあり、釣り初心者やファミリーでも気軽に釣りを始められるところも魅力です。今回はそんな大黒海釣り公園へのアクセス情報や、おすすめのポイントや釣れる魚種をまとめてご紹介します。

大黒海釣り公園は横浜市港湾局が設置した横浜フィッシングピアーズの施設で、釣りデッキと管理棟の他駐車場や公園が併設されています。年末年始や悪天候を除く全てのシーズンで釣りが可能で、大人は900円で入場ができます。家族連れや釣り客の付き添いなどで釣りをしない場合は、大人なら100円の見学料金で入場できます。

大黒海釣り公園の釣りデッキは大黒ふ頭よりも南の海側にあり、湾岸線と並行に桟橋が伸びています。そのため横浜湾から沖までのあらゆるポイントを狙うことができ、釣り座には110センチのフェンスが設置されているので、転落の危険がないのも魅力です。施設内には釣り具の販売やレンタルもあるので、手ぶらで来ても釣りができます。

大黒海釣り公園へは横浜駅や鶴見駅からバスが出ているので、電車とバスを利用して海釣り公園までアクセスできます。鶴見駅からバスにのれば30分程で到着するので、まづめの時間帯を逃す心配はありません。車で行く場合は首都高速湾岸線なら大黒ふ頭出口で出て、国道15号線か国道357号線を経由すれば海釣り公園にアクセスできます。

大黒海釣り公園には様々な施設があり、駐車場は230台もの車が収容できるスペースがあります。管理棟内には休憩スペースやトイレがあり、釣り具や餌を販売している売店もあります。休憩スペース内にはドリンクや食品の自動販売機があり、営業時間内なら公園やその周辺を立ち寄った釣り施設以外の利用客でも購入することができます。

大黒海釣り公園は横浜湾から沖まで狙えるポイントが広く、一年を通して釣果が得られる絶好の釣りスポットです。桟橋周辺は潮通しが良いため、アジやイワシといった回遊魚はもちろんの事大型の魚まで釣るチャンスがあります。桟橋下には根魚も隠れていて、ちょい投げが苦手な女性や子供にもカサゴやメバルなどの釣果が期待できます。

小魚が回遊する桟橋の近くにはそれを狙うフィッシュイーターも集まってきていて、場所や時間帯によってはランカーサイズのシーバスなどが釣りあげられています。また海中には砂地や岩などもあり、カレイやクロダイなどの高級魚も狙えます。釣果情報にはイナダを釣り上げた人もいるようで、大型の魚を釣り上げるチャンスもあるようです。

大黒海釣り公園は管理棟から沖に向かって真っすぐに桟橋が架かっていて、先端までの距離が２００メートルもあります。その桟橋の中央は幅17メートルとゆとりがあり、足元に荷物を置いたり椅子を設置するスペースも十分にあります。柵が高いので子供が転落する心配もなく、非常はしごや浮輪も沢山設置してあり万が一の備えも万全です。

桟橋は岸よりも沖に突き出ているため、おかっぱりで釣るよりも釣果が期待できます。沖から横浜湾へはアジやイワシなどの回遊魚が回ってきて、季節によってはシロギスやサヨリなど珍しい魚が入ってきます。サビキ釣りや五目釣りなど初心者が始めやすい釣り方でも釣果があり、遠投の必要もないので子連れファミリーにもおすすめです。

同じ桟橋の中央付近でも右側と左側で釣れる魚種にも違いがあり、その日の気温や潮の状況にも左右されます。桟橋から湾内を剥いている右側とは違い、左側は沖に向かって竿を出せるのでより多くの種類の魚種がターゲットになります。管理棟からや桟橋の右側からも近くアクセスしやすいので、ポイントを変える場所にもおすすめです。

桟橋中央左側はアジやイワシなどの回遊魚が狙えるだけでなく、これらの魚を狙うフィッシュイーターが接岸してくるポイントでもあります。このためスズキやチヌなど大型の魚が狙える場所でもあり、ちょい投げでも岸よりポイントを狙いやすいのが魅力です。沖には大型の船が行きかうため、航海の様子を眺めながら優雅に釣りができます。

大黒海釣り公園の桟橋の先端には赤灯台堤防があり、その場所にも広いスペースが設けられています。駐車場や管理棟からは離れているため、バスの時間が迫っている時や子連れのファミリーなどにはあまりおすすめできません。時間に余裕をもって釣りができる人や、ちょっと大型の魚が狙いたい熟練の釣り人に人気のポイントです。

桟橋前方の右側は対岸からの中央地点であり、横浜湾の内側のポイントを攻められるので桟橋中央の右側よりも多くの魚種が狙えます。航路のポイントには沖から入り込んでくる回遊魚や、それを狙うフィッシュイーターが潜んでいます。また季節によってはコウイカが入ってくるので、多くのイカ釣り人がこのポイントに足を運びます。

桟橋前方左側は桟橋前方右側とは対照的に沖に向かっているので、左側の中央付近同様に沖に生息する魚を狙うことができます。このポイントも桟橋前方右側と同様に管理棟から離れているので、時間に余裕がない人よりも余裕をもって釣りを楽しみたい人におすすめです。大海原に船が浮かぶ様子は、釣りの合間に写真に収めたくなります。

桟橋前方左側は港から沖に向かって船がでる場所なので砂地が多く、回遊魚やフィッシュイーター以外にも砂地に生息する魚種が狙えるポイントです。カレイやマゴチなどの高級魚が釣れる場所なので、ちょい投げで砂地を探りながら狙いましょう。浅い砂場の地帯には穴子が生息しているので、専用の仕掛けと餌で狙うのがおすすめです。

桟橋先端中央付近は管理棟や駐車場から最も遠く、バスで帰る人や時間のない人には長居しにくいポイントでもあります。桟橋先端の前方は船の往来が多い場所でもあり、投げるポイントにも注意が必要です。しかし桟橋中央からは狙うことができない航路付近の魚種が狙える絶好のポイントでもあり、釣り上級者に人気の場所でもあります。

桟橋先端中央からは船と一緒に入り込んでくる回遊魚を狙った、スズキなどのフィッシュイーターが狙える絶好のポイントです。40センチのセイゴだけでなく60センチクラスのフッコも狙え、ランカーサイズのスズキを釣り上げる上級者もいます。砂地も多くカレイやマゴチが狙えるポイントもあるので、様々な仕掛けを用意しておきましょう。

桟橋先端の中央は沖に竿をだして狙うだけでなく、真下に生息する魚を狙う絶好のポイントでもあります。内湾に生息するハゼやウミタナゴなど、初心者でも釣り安い魚が潜んでいます。真下には岩や海藻の間などに生息しているカサゴや、浅い砂地にいるカワハギなど珍しい高級魚も釣り上げるチャンスがあります。

大黒海釣り公園では産卵期になると内湾近くに入り込んでくるシマイサキが釣れることでも知られていて、シロギス釣りの仕掛けで釣ることができる釣り人に人気の魚種です。スーパーや魚屋には流通がなく、釣り人だけが楽しめる魚として親しまれています。シマイサキの身は独特のクセがあるので、煮魚など火を通す料理がおすすめです。

桟橋先端は岸から最も離れているポイントで、船で釣る魚をターゲットにできます。駐車場やバスからのアクセスは遠く、ポイントに行くまでにもかなり時間がかかります。桟橋中央を超えていくので、沢山の荷物を持って移動するのは少し大変かもしれません。しかし大型の魚が狙えるポイントなので、釣り上級者には人気の場所です。

桟橋先端中央から沖にかけて狙える魚種は主にフィッシュイーターが多く、ランカーサイズのスズキやイナダが狙える絶好のポイントです。特に岸からは釣り上げることが難しいイナダを狙う人が多く、力強い引きはゲーム性もバッチリです。サビキ釣りで釣り上げた小魚を餌にして釣る方法もあるので、竿を2本使用して狙う人も多いです。

桟橋後方右側は管理棟からすぐの場所にあるポイントで、駐車場やバスの停留所からでもアクセスしやすい便利な場所です。横浜湾の湾内にいる魚を沖側から狙うことができるので、岸からはでは釣れないポイントにも竿を出すことができます。管理棟に近いことからトイレ休憩にも行きやすく、子連れファミリーにもおすすめのポイントです。

桟橋後方右側は湾内に入り込む回遊魚を中心に、アジやイワシなどの青物を狙うことができます。湾内で生息しているボラやハゼなどファミリーフィッシングに適した魚種もいます。桟橋付近にはアナゴやカサゴなどが潜んでいるので、真下に落として探るのもおすすめです。まづめの時間帯になると、回遊魚が大量に釣れるチャンスです。

桟橋後方左側は右側同様に駐車場やバスから近く、初心者やファミリーにおすすめの釣りスポットです。車からアクセスしやすい場所なので、椅子や荷物などを持ち込み安いのも魅力です。雨が降りだした時にも、撤収しやすいので万が一の時にも安心です。桟橋の中央や先端に人が集まりやすいので、知る人ぞ知る穴場スポットでもあります。

桟橋の後方は岸に近いので釣れる魚種も限定されていると考えがちですが、桟橋から沖は岸から狙いにくい絶好のスポットです。ちょい投げの距離は岸よりも遠く、回遊魚やフィッシュイーターのポイントを狙いやすいです。棚やポイントを探るように移動することもできるので、普段探ることができない沖のポイントまでじっくりと探れます。

桟橋の真下は管理棟の近くから桟橋の先端までのすべての場所の真下にあり、最小限の装備でも釣りができる人気のポイントです。竿を桟橋から少しだすだけでいいので、子供が安全に釣りができます。桟橋にいると目の前のポイントや遠くの沖を狙いがちですが、桟橋の下には意外にも多くの魚が休んでいる穴場の釣りポイントなのです。

大黒海釣り公園では数ある根魚の中でもカサゴの釣果情報が多く、カサゴ狙いの釣り人も多くいます。他にもクロソイやメバルなど種類豊富な根魚が桟橋の真下に潜んでいるので、胴突きやブラクリなどの仕掛けを使って釣りましょう。ワームなどの疑似餌を用いて釣る方法もあるので、自分のタックルを確認して釣り方を検討しましょう。

大黒海釣り公園は桟橋の中央部分に穴が開いていて、その桟橋の中央にある空間も人気の釣りスポットになっています。駐車場やバスからアクセスしやすい岸よりの部分から対岸よりの先端にかけて、左右に2か所の空間が9区画用意されています。桟橋の内側にあることから子連れにも人気があり、混雑時でも空いていることが多いです。

桟橋の中央にある空間は回遊魚が桟橋の下を抜けていくことが多いので、イワシやアジなどを釣ることができます。また桟橋下で休憩している根魚なども狙いやすく、釣り堀のような感覚でポイントを変えながら探ることができます。中央の空間にも柵があるで転落の危険はなく、柵の間から竿を伸ばして糸を垂らす釣り方になります。

大黒海釣り公園は海に面した施設なので、季節によって利用できる時間が決まっています。冬の季節は営業時間が短くなるので、ホームページなどで確認してお出かけしましょう。また天候が悪い時には臨時で閉園するので、お天気にも注意してください。来客数が多い場合は人数制限や規制もあるので、お店の指示に従いましょう。

大黒海釣り公園の周辺には公園や物流施設などがあり、場所によって釣りができなかったり進入禁止の場所もあります。無理に進入したり釣りをせず、決められた場所で釣りを楽しむようにしましょう。またシーズン中は駐車場が満車になったりアクセスする道が混み合うこともあるので、早めに出発するかバスでのアクセスを検討しましょう。

大黒海釣り公園は広いスペースと高い柵があるファミリーにも安心の釣り施設で、様々ななポイントで釣果報告がある人気スポットです。まづめの時間帯やシーズン中はアクセスが集中することもあり、満車や人数規制も少なくありません。車やバスをうまく利用して、大黒海釣り公園に出かけて釣りを楽しんで見てはいかがでしょうか。