潮干狩りは神奈川のここがおすすめ！無料のスポットや駐車場など詳細情報もあり！

休日には海に出かけて潮干狩りを楽しんではいかがでしょうか。神奈川の青い海は潮干狩りを楽しむにはもってこいのすばらしい場所ばかりです。加えて、首都圏に位置する行きやすさもおすすめできるポイントです。無料の所もあるので、友達や家族と一緒に青い海に繰り出してゆきましょう！

潮干狩りに欠かせない道具は熊手とバケツです。熊手は貝を傷つけないために先が丸くなっている物が人気です。先が尖っていると貝の殻を突き破って殺してしまうため鮮度が悪くなってしまいます。また、熊手の爪と爪の間に網を渡した忍者熊手と言う道具も採りやすさから人気です。忍者熊手は乱獲に繋がるとして禁止するところもあります。

潮干狩りは日陰のないところに長時間滞在するため、帽子やサンオイルなどの日よけグッズは必ず持って行きましょう。特に神奈川は気候が暖かいため必要になります。日焼けを避けたい方は袖の長いシャツを着たり長手袋をつける方法もあります。家族で行かれる方はお子さんの熱射病などに気をつけましょう。

潮干狩りでは長時間座ることになるため、折りたたみ椅子など腰をかけられる道具を持っていくと便利だと思います。その他、家族で行く際に持っていくと便利な人気グッズとしては、ちょっとしたものを入れておくショルダーバッグやとっさの怪我に対応できる絆創膏、貝を新鮮なまま持ち帰れるクーラーボックスなどがあります。

アサリなどの貝はどの時間帯でも取れるわけではありません。一番取れる時間帯は大潮の時の潮が引き始める時間帯です。大潮とは1ヶ月の間に2回ある潮の満ち引きが最も大きい時のことです。いつが大潮の干潮に当たるかは潮汐表を見ましょう。潮汐表は気象庁のホームページで公開されている他、釣具店で無料の冊子が配られています。

砂浜は広いため、闇雲に掘るよりも貝のいる印を見つけて掘った方が採りやすいです。例えばアサリなら、砂浜の表面に細かい空気穴が開いているため目印にして掘ればとることができます。アサリは空気穴を通して砂の中から呼吸をしているのです。その他、 マテガイも巣穴を目印に探せます。

潮干狩りが行われている砂浜では禁止されている道具があります。鋤簾（じょれん）と言う専門的な貝採り道具が代表的なものです。この鋤簾を使うとあまりに貝が採れすぎてしまうため、貝の生息環境を壊してしまいます。また、利用客の取り分も奪ってしまいます。あらかじめルールに目を通して潮干狩りを楽しみましょう。

自然に親しむ潮干狩りですから、自然を汚さないことは利用する上で最も大切なマナーです。ゴミをポイ捨てしたり、タバコを吸いながら潮干狩りをしたりしない様にしましょう。貝の住める綺麗な海を守って末永く潮干狩りのできる浜辺を守っていきたいですね。

かわさきの浜は2010年にオープンした人工海浜によって作られた海浜公園です。養殖したアサリの放流などは行なっておらず、東京湾が育んだ海の恵みを受け取ることができます。 また、公園内にはバーベキュー広場や芝生の遊び場があるため、海辺で多彩な遊び方ができます。家族連れで行っても一日楽しめるおすすめスポットです。

かわさきの浜の利用料金は無料となっています。無料である点に加え年間を通して潮干狩りができるため、週末の空いた日に気軽に赴くことができます。アクセスは車で行く場合は首都高速東扇島出入口を出てすぐに到着します。公共交通機関を使う場合は川崎駅から35分ほどかけてバスで行く行き方があります。

海の公園は潮干狩りの他ヨットやフィッシングなどのマリンレジャーも楽しめる人気スポットです。横浜市内では唯一海水浴を楽しめる場所であるため、アクセスのしやすさから人気になっています。フリーマーケットなどイベントが行われている時に行けば、より楽しい時間を過ごせるでしょう。ここも家族で楽しめるおすすめスポットです。

横浜市に位置しているためとてもアクセスしやすい人気スポットです。自家用車を使う時は横浜横須賀道路の並木インターチェンジなどから向かいましょう。もっとも、ゴールデンウィーク期間など潮干狩りの繁忙期にはかなりの渋滞が予想されます。繁忙期には金沢シーサイドラインなどの公共交通機関を使いましょう。

走水海岸は三浦半島では潮干狩りができる数少ないおすすめスポットです。主に取れる貝はアサリで、三浦半島の豊かな自然のめぐみを体験できることでしょう。また、潮干狩りのできる浜辺の周りには風光明媚な観光地があります。家族旅行で出かけた際には辺り一帯を散策してみるのもおすすめです。

走水海岸の利用料は無料ではありません。大人用2kg入りの専用の袋を1200円で購入して潮干狩りの入場料の代わりとしています。1kg超過するごとに600円の追加料金が発生するため、とりすぎに注意しましょう。アクセスは自家用車なら横浜横須賀道路馬堀海岸ICが近く、公共交通機関なら京急線馬堀海岸駅からバスを使う方法が便利です。

潮干狩りでは誰もが狙いたい人気の貝です。習性として群れを作って深さ10cmほどのところに暮らしているため、1匹見つけたらその周りを掘れば大収穫間違いなしです。空気穴を頼りに探してみましょう。ただ、神奈川は潮干狩りで有名なところのため、とりすぎに注意が必要です。2cm以下の稚貝は採らずにそのまま残しておきましょう。

アサリよりも大きなハマグリは食べ応えがあって美味しい貝です。アサリよりも沖合に生息し、またアサリよりも深いところに潜る習性があり、アサリよりも見つけにくくなっています。群れを作るため、1つ見つけたらその周りを探し続けてみましょう。最近では数が減っているため、もし見つけられたら結構な幸運です。

長細い形が特徴的なマテガイは潮干狩りでも人気のある貝です。変わった見た目ですが、味はとても美味しいため見つけたらぜひ持って帰りましょう。ちなみにマテガイは熊手などを使わずに手軽にとることができます。食塩をマテ貝の巣穴の周りにふりかけるとマテ貝が出てくるので簡単に取ることができ、おすすめです。

シオフキは神奈川県下の潮干狩りでとれる代表的な貝の一つです。アサリよりも三角形に近い形をしており、砂の中から取り出した時に水を吹いて貝殻を閉じるところからその名前がつきました。アサリを探していればとれると思います。砂出しが少し面倒ですが、コクのある味がおいしいおすすめの貝です。

野島公園は海の公園の近くに位置する横浜市の公園です。利用料金は無料です。海の公園に比べて知名度が低いため、海の公園よりも獲物を取れるかもしれません。採れる貝はアサリやマテガイ、シオフキなどです。バーベキューセットを持って行ってキャンプを楽しむこともできるおすすめのスポットです。

あまり知られていない話ですが、実は鎌倉の由比ヶ浜でも潮干狩りができるところがあります。公園など施設として整備されていないため、ある程度潮干狩りの経験がある人が自分でポイントを見つけるしかありません。しかし、潮干狩りができるメジャーな砂浜よりも確実に貝をとることができるでしょう。料金はもちろん無料です。

砂浜にかがみこんで潮干狩りを続けていると、カニに出会うことがあります。浜辺を走る小さいカニも味噌汁に入れれば良い出汁が出るため、持ち帰って食べることもおすすめできます。神奈川の遠浅の海岸には毒を持ったカニはまずいないので安心して食べましょう。潮干狩りで採ったものを食卓にあげれば、家族の会話も弾むこと確実です。

神奈川で潮干狩りができる浜辺には岩場があることもあります。もし潮干狩りで採れた貝の数がいまいちならば、岩場の貝たちをついでに持ち帰りましょう。イボニシやタマキビガイなど小さな巻貝たちでも醤油とみりんで見つければかなり濃厚な味を楽しめるためおすすめです。お酒のおつまみにもなるためぜひチャレンジしてみてください。

潮干狩りは慣れないうちはとっつきにくいレジャーかもしれません。しかし、少しコツをつかむと途端に楽しくなってきます。体を使って海辺に遊べば健康的な満足感を感じられることでしょう。これまでやったことのない方は少しの間だけ子どもに帰ったつもりで浜辺の宝さがしを楽しんでみませんか？