桜の開花はいつ？神奈川県内の桜の名所や桜祭りの情報をご紹介！

関東南部の神奈川県では、県内に多くの桜の名所があります。桜が開花したといいう情報がメディアで伝えられると、各地の花見スポットには、神奈川県だけでなく、県外、そして海外からも多くの人が訪れ、美しい桜を楽しみます。開花の時期に合わせて、桜祭りを行っている神奈川県の人気スポット情報をご紹介いたします！

横浜市民に親しまれている川、大岡川は、京急電鉄日ノ出町駅から上大岡駅川沿いに、約800本の桜が植えられています。桜の開花時期には多くの市民が訪れる場所となっています。桜祭りは、毎年行われているイベントで、祭り期間中は、出店や近くの商店街でイベントが開催され大変賑わいます。

期間中はボンボリが点灯され、ライトアップされた夜桜を楽しんだり、貸切の船による花見クルーズも開催されます。京急電鉄で、大岡川近くにある、弘明寺商店街のライブカメラを利用して、桜の開花情報を配信しているので、お花見を予定している方は要チェックですね。ライトアップは、遅くまで行われているので、仕事帰りもゆっくり楽しめます！

三渓園は、明治時代の実業家、そして茶人の原三溪によって整備された日本庭園です。モダンなイメージが強い横浜でも「和」を感じられる場所として、そして神奈川県の中でも屈指の桜の名所として、非常に人気が高い観光地のひとつです。

三渓園では、桜の開花時期と併せて行われる、歴史的な建造物である三重塔がライトアップされる美しい風景が見どころとなっています。開花情報に合わせてライトアップの期間が変わります。夜は21時まで開館しており、ゆっくり桜を楽しむことができます。

小田原城址公園は、神奈川県小田原市のシンボルである、小田原城の本丸を中心として整備されている公園です。敷地内には、約320本ものソメイヨシノが植えられています。開花時期にはお城と桜という、日本人ならではの風景が心を打ちます。

桜の開花情報に合わせて、神奈川県内だけでなく、とても多くの人が花見に訪れます。桜の時期には、園内にボンボリが設置されて、夜桜も楽しむことができます。また同時期には、小田原の名物であるおでんのお祭りや、子どもが和服を着て行列をする稚児行列など、盛りだくさんのイベントが開催されています！

神奈川県横須賀市の衣笠山にある、衣笠山公園は、横須賀市立の都市型公園です。衣笠山衣笠城というお城の跡の隣に作られました。天気の良い日には富士山や、海ほたるや、房総半島まで一望できる絶景スポットとして、また、日本さくら名所100選に選ばれているほどの、桜の名所でもあります。

衣笠山公園は、地元の人たちの憩いの場としても人気があります。さらに春にはソメイヨシノをはじめとして、約2000本の桜が咲き誇ります。3月下旬から4月上旬まで、開花の時期にあわせて行われている、衣笠さくら祭り(3月下旬～4月上旬)の期間中には、さまざまなイベントが開催されます。

さがみ湖リゾート プレジャーフォレストは、神奈川県相模原市緑区の相模湖近くにある、アウトドアでスポーツやキャンプができる自然体験施設と、遊園地が一緒になっている施設です。中央自動車道のインターからすぐで、ペットとも楽しめることから、神奈川県だけでなく、都内からも多くの人が訪れる施設です。

施設の中には、ソメイヨシノをはじめとして、ヤエザクラやヤマザクラなど、種類豊富な桜が、合計2500本ほど植えられていて、開花の季節には、関東でも最大級となる桜の名所といえます。開花の時期には「さがみ湖桜祭り」が開催されています。また、合わせて行われているイルミネーション、「夜桜イルミリオン」は、今注目の的となっています。

夜桜イルミリオンは、約600万球ものLEDを使用して照らし出されるイルミネーションの豪華な光と桜を同時に楽しめる贅沢なイベントです。観覧車から夜桜を楽しめるなど、夜ならではのアトラクションもあります。息をのむほど幻想的な美しさをたっぷりと鑑賞できます。デートにもぴったりです！

津久井湖城山公園は　神奈川県相模原市緑区の津久井湖のほとりにあります。戦国時代の山城の津久井城の跡と、城山ダムを中心に整備されており、アスレチックなども遊具も多くあります。都心の近くにありながら、自然を満喫できることが人気の自然公園です。

花見のスポットとしても有名で、4月の桜の時期になると、津久井湖城山公園の敷地内、津久井湖を挟むようなかたちとなっている水の苑地、花の苑地の2つのエリアで、津久井湖さくらまつりが開催されます。飲食店などの多くの出店や、ライブステージなどのイベント、ミニSLの乗車体験など、子ども連れに大好評のイベントです。

山すそがピンク色に染まる様子を楽しめるのは、津久井湖ならではです。また、湖ぞいに植えられている桜並木は、トンネルのようです。多くの人が訪れるので、地元の特産物の販売が行われたり、ライトアップされた桜を鑑賞することもできます。植えられている桜の場所や、種類によって開花の時期が違いますので、長い期間花見を楽しめることも特徴のひとつです。

神奈川県厚木市の白山のふもと、市内を流れる小鮎川沿いの飯山エリアにあるのが、飯山白山森林公園です。敷地は約33ヘクタールととても広大で、敷地の中にはハイキングコースやアスレチックなどが整備されています。家族連れがハイキングに来たり、隣接する飯山観音を参詣する人も多くいます。

飯山白山森林公園では四季折々の自然を楽しめますが、その中でもとりわけ、庫裡橋から飯山白山森林公園へと向かう途中、600メートルにわたって続く飯山観音参道の桜並木は見事で、桜の名所としても知られています。

桜の季節に毎年行われているのが、あつぎ飯山桜まつりです。桜にはボンボリ提灯が下げられ、特設ステージでは、満開の桜の下、花見おどりや太鼓の演奏、そして神奈川県だけでなく、他県から招待されたゆるキャラの共演などを楽しむことができます！

山北鉄道公園は、神奈川県山北町に整備されている公園です。御殿場線の山北駅の近くに位置しています。線路の脇の土手は、約500メートルほどの長さにわたって、約130本のソメイヨシノの桜並木となっています。神奈川県で、知る人ぞ知る桜の名所のひとつです。

山北鉄道公園は、もともと鉄道ファンの評価がとても高いスポットです。神奈川県の「かながわのまちなみ100選」に選ばれたほどの景色が美しい場所です。なかでも桜の時期はもっとも人気で、桜が散り始めると、さながら桜のトンネルをくぐっているような気分になれます！

桜の開花の時期によって毎年開催されており、多くの人が訪れるのが「やまきた桜祭り」です。期間中は、御殿場線の沿線の桜が午後10時までライトアップされます。線路から電車と桜を撮影する人や、電車から桜を楽しむ方、夜桜を楽しむ方たちでにぎわいます。お祭りは、鉄道公園や駅を中心として開催され、神楽の奉納の他にも、SLのD52が運行されます。鉄道ファンにもたまらないお祭りです！

相模原市南区と座間市との境界を流れている、相模川の左岸沿いに植えられている芝桜は、通称「芝ざくらライン」とも呼ばれています。もともとは、地元である新磯地区の住民の方々が、相模川の環境を保全するために植えられたものです。なんと約1400メートルも続いていて、日本一の長さの芝桜としても知られています。

毎年4月には、鮮やかなピンク色の芝桜が色づきます。開花の時期に合わせて、「相模川芝ざくらまつり」が開催されています。芝桜の色の違いを利用してハートなどの形や文字を浮かび上がらせたり見どころも満載です。お祭りの期間中は、スポーツ選手との交流会や、よさこいチームの踊りなどのイベントが目白押しです！

いかがでしたでしょうか！神奈川県には桜の見どころが満載です。テレビやネットのニュースなどで、日々伝えられる開花情報などを確認して、家族で、職場の方たちとわいわい花見を楽しむのも良いですし、1人でそっと桜を愛でるのも春ならではの楽しみです。思い思いに桜を楽しみたいものですね。お気に入りの桜を見つけてみてくださいね！