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小樽のガラス細工作りを体験がおすすめ!お土産にピッタリ!子供と一緒に!

小樽のガラス細工作りを体験がおすすめ!お土産にピッタリ!子供と一緒に!
投稿日: 2017年2月7日最終更新日: 2020年10月7日

小樽といえばガラスの街。この街に点在するガラス工房は小樽観光をより豊かなものにしてくれます。小樽のガラス細工は見るだけで心が引き込まれますが、ガラス細工の魅力は創作を体験することでより深く味わうことができます。今回は小樽でガラス体験のできる工房もご紹介します。

小樽ガラスとその歴史見出し

ガラスの街といえば「小樽」。友人や知人が小樽を観光すると、ガラス製品をお土産にいただくこともあるのではないでしょうか。

そんなお土産におすすめの小樽のガラス、「石油ランプ」と「浮き玉」から発展して行きました。1890年(明治中期頃)は小樽のみならず北海道全域で電気の普及が完全でなかったために、ガラスの石油ランプが人々の生活には欠かせませんでした。

また明治から昭和初期にかけて、小樽は豊漁の港でしたが、このガラス産業もこの頃に発展し始めたようです。

ここで豊漁とガラス産業に何の関係があるのかと疑問に思うかもしれません。実はニシン漁にはガラスの浮き玉が必要だったことから、漁業の栄えた小樽で漁業に付随する形でガラス産業が発展していったのです。

1901年樽に初めて製造所を開業したガラス会社は浅原硝子です。この浅原硝子は現在有名な北一硝子の前身であり、開業当時は石油ランプを製造していました。

しかし1910年からは浮き玉を制作するようにもなったのです。1940年にはガラス産業は小樽市の経済を支えるまで大きな力を持つようになりました。

現在は技術革新によりガラスの需要は激減しましたが、観光客のお土産におすすめな生活用品やインテリアとして観光地であるこの小樽の街を彩っているのです。

小樽ガラスの現状は?見出し

小樽のガラス製品を購入する客層は5、60代が多く、繰り返し購入する人が多くなっています。最近ではカラスのアクセサリーや他の多種多様なガラス製品を開発して、観光に訪れる若い世代にも好感の持てる製品が増えてきています。

また小樽では「小樽ガラス市」が開催され、地元小樽はもちろん日本全国から40のガラス工房が集まり、作家の方々によるデモンストレーションやガラス細工の体験が行われています。この「小樽ガラス市」は観光客にガラスの魅力を広め、また小樽の地元の人々とガラス工芸の作家の交流を深める場でもあるのです。小樽観光に来たら一度足を運んでみるのもおすすめです。

小樽のガラス細工の体験、どんな種類を体験できる?見出し

小樽のガラス細工の体験は吹きガラス体験が一番多く体験しやすいですが、ほかにもとんぼ玉、フュージング、サンドブラスト、ステンドグラスなど、多種多様な技法を体験することが可能です。小樽観光に訪れたら数種類のガラス作りを体験してみるのもおすすめです。

吹きガラス…吹きガラスとは1000℃以上の高温の熱で熔かされて水あめ状になったガラスを、金属のパイプの先に巻きつけて、パイプに息を吹き込んで形を作る製法でつくられるガラスです。

とんぼ玉…とんぼ玉作りのガラス細工体験は小樽で最も多いため、一番体験しやすいです。料金は500円程度からと気軽に体験できますが、中には高額の体験もあります。それぞれの工房のプランをしっかりと確認しましょう。

サンドブラスト…サンドブラストはガラスの表面に砂を吹き付けて模様を描く製法です。

フュージング…フュージングとは、板状と粒状のガラスを組み合わせて高温の炉や窯で接着する技法のことです。

ステンドグラス…ステンドグラスとは着色したガラスの断片を組み合わせて絵や模様を表したものです。

小樽のガラス細工工房見出し

小樽には北一硝子、小樽運河工藝館、大正硝子館、ザグラススタジオインオタルをはじめとして、数多くのガラス工房や、ガラス工芸館が集まっています。これらのガラス工芸館やガラス工房には多くの観光客がお土産を求めに訪れます。

せっかく小樽に観光しにきたのですから、ガラス工芸を眺めるだけでなく、自分の手も動かしてガラスと向き合ってみる体験もおすすめです。ここからは、ガラス細工の体験ができる工房をいくつかご紹介します。自分だけのお気に入りを作って小樽観光の良いお土産にしましょう。

「北一硝子」のガラス細工体験見出し

小樽の歴史・文化を重んじている北一硝子は小樽を代表する伝統のガラス工房。北一硝子の作品は北一硝子の店舗でのみ販売している貴重なガラス細工です。ガラスの表面に砂を吹き付けて自分だけの模様をつける「ガラスの彫刻制作体験」、好きなとんぼ玉とパーツを組み合わせてつくる「とんぼ玉アレンジメント体験」が用意されています。

「硝屋」のガラス細工体験見出し

硝屋では子供や女性に喜ばれるほっこりとした優しい雰囲気の漂う愛らしいガラス細工が創作されています。とんぼ玉制作体験、フュージング制作体験の2種類の制作体験コースがあります。こじんまりとした素敵な工房で楽しいひとときを過ごすのも楽しそうですね。

「glass art N+」のガラス細工体験見出し

小樽駅から徒歩5分の場所にある黄色い壁のガラス工房glass art N+。ここでは吹きガラスの体験ができます。14色の色、5色の形から好きな1つを選んで自分だけのマイグラスを作ってみましょう。子どもは小学生のお子様から体験が可能となっていますが、相談次第で保護者同伴の形で制作が出来る場合もあります。

「ゆず工房」のガラス細工体験見出し

小樽ゆず工房はガラスと陶器のお店です。ここではとんぼ玉の制作体験ができ、水玉・マーブル・しましまの3種類のうち1つ好きな柄を選んでとんぼ玉をつくることができます。300円上乗せすれば、ゆずを模した可愛らしいとんぼ玉を作ることもできます。制作したとんぼ玉はアクセサリーにして完成です。アクセサリーはチェーンストラップ、ひもストラップ、チェーンネックレス、チョーカー、ピアス、ブレスレットの6種類の中から選べます。

「ジョワ・ジョワ グラスコレクション」のガラス細工体験見出し

ジョワ・ジョワ グラスコレクションではサンドブラストの制作体験が可能です。吹きガラス、ミニチュアガラス、アクセサリー、サンドブラスト、ステンドグラスなど種類豊富なガラス細工も販売しているのでちょっとしたお土産選びにもおすすめのお店です。

「小樽 ガス燈」のガラス細工体験見出し

小樽 ガス燈はステンドグラスやステンドグラスを取り入れたガラスランプやガラス小物を制作している工房です。制作体験ではコースター(四角)、サンドブラストグラス、とんぼ玉(ひもタイプ、金具タイプの2種類)、ステンドグラストレー、ステンドグラスフットランプ、ステンドグラスミニランプ(赤と青の2種類)といったステンドグラスを中心にした多彩なコースがあります。ステンドグラスはなかなか体験できないガラス細工なので是非試してみたいものですね。

「創造硝子工房studioJ-45」のガラス細工体験見出し

自然豊かな小樽朝里川温泉で、普段使いの器、可愛らしいオーナメントやオブジェを創作している創造硝子工房studioJ-45。この工房で体験できるのは吹きガラスです。豊富な色から好きな色を選び、グラスやジョッキ、サラダボウル、ワイングラス、ランプ、そして風鈴などを制作することができます。子供の自由研究としての体験も歓迎しているのでお子様を連れた方にはおすすめです。

「45工房」のガラス細工体験見出し

45工房では吹きガラス体験でコップ、小鉢、一輪ざしなどを制作することができます。この工房の作家さんはイタリアのヴェネチアで本格的に創作活動をしたほか、世界各国でも活動経験があるので、英語でも対応できます。風情溢れる可愛らしい赤レンガの工房で思い出に残るガラス細工の体験を楽しみましょう。

「硝子工房NAKAMORI」のガラス細工体験見出し

硝子工房NAKAMORIでは子供の思い出に残る吹きガラスの体験が行われています。そのコンセプトは「子どもがハマる。吹きガラス体験。」です。この工房のガラス工芸の作家中森信人氏が手掛ける作品は、子供に喜ばれる可愛らしいガラス細工です。ここではお子様に物を作る楽しさを知ってもらうことができます。

「小樽 ADVANCE倶楽部」のガラス細工体験見出し

小樽ADVANCE倶楽部では吹きガラス制作体験、とんぼ玉制作体験、サンドブラスト制作体験、フュージング制作体験、グラスルーティング制作体験、ジェルキャンドル制作体験といった多彩な体験コースが用意されています。2016年からはオルゴール制作体験も始めたので、小樽で制作体験に時間を使いたい方にはうってつけの工房です。

「小樽 大正硝子館」のガラス細工体験見出し

小樽大正硝子館ではホットワーク体験、ウォームワーク体験、コールドワーク体験といったガラス細工の体験コースが用意されています。ホットワークとはいわゆる「吹きガラス」のことで、溶解炉で溶かしたガラスを材料に宙吹きや流し込みなどの技法で制作することです。ウォームワークとは、炎を使わずに、電気炉などを利用して、変形、溶解、溶着などの加工を行うガラス工芸技法のこと、そしてコールドワークとは既に固形になっているガラスをカットするなど加工し、作品の表情を仕上げてゆく硝子工芸技法のことです。

小樽のガラス細工は体験してこそ味わい深い!見出し

お土産として既成のガラス細工を選ぶのも楽しいですが、ガラスを自分の手で作ることでより旅行の思い出に残るものとなります。

せっかくガラスの街・小樽まで足を運んできたのですから、自分だけのガラスを作ってお土産にすれば、一生愛着の持てるお土産になりますよ。また、子供にとってはものを作るという刺激的な体験が思う存分楽しめる貴重な機会なので、ガラス細工の制作体験はやはり見逃せません!次のお休みは北海道の小樽を訪ねに行きましょう。

投稿日: 2017年2月7日最終更新日: 2020年10月7日

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