パイホールはロサンゼルスの人気パイ専門店！新宿など日本でも食べられる！

ロサンゼルスで2011年にオープンしたパイ専門店「The Pie Hole Los Angeles」(ザ・パイホールロサンゼルス)は、パイ専門店激戦区のロサンゼルスにあって、人気ナンバーワンを誇る超有名店です。「ロサンゼルスのカフェ・喫茶店」口コミランキングで第1位を獲得したパイホールでは、どんなパイを食べることができるのでしょうか。

ロサンゼルスで絶大な人気を誇るパイホールが、2016年11月についに日本に上陸しました。これまでロサンゼルスでしか味わえなかった秘伝のレシピのパイが東京で食べられるとあって、オープン以来連日大盛況を博しています。最近は日本でもじわじわとパイ専門店が増えつつありますが、新しく登場したパイホールは一体どんなお店なのでしょうか。

パイホールの日本上陸1号店は、ルミネ新宿の地下2階にあります。座席数は69席と広めで、イートインスペースが充実しています。レジ横にはおいしそうなパイのサンプルが並んでいて、どれを食べようか迷ってしまいそう。ウッディなインテリアは、ロサンゼルスの店舗と同じように温かみのある雰囲気。外国人のお客様の来店も多いようです。

住所:東京都新宿区西新宿1-1-5 ルミネ新宿ルミネ1 B2 電話番号:03-5990-5481

ルミネ新宿店は、営業時間が8時から22時と長く、モーニング利用もできるのが嬉しいポイントです。8時から11時までは、3種類から選べるハンドパイとドリンクで500円のお得なモーニングセットを提供しているので、出勤前にパイ専門店で朝食というのもおしゃれでおすすめです。もちろん、朝から甘いデザート系のパイをいただくこともできます。

日本上陸2号店は、2017年4月にGINZA SIXの地下2階にオープンしました。通路に面してオープンなイートインスペースが広がり、ルミネ新宿店に比べてコンパクトで開放的な雰囲気です。白と青を基調にしたインテリアが爽やか。営業時間は、10時30分から20時30分となります。

住所:東京都中央区銀座6-10-1 電話番号:03-6264-6545

GINZA SIX店のオープン期間に限定販売された「Sweet Assort Box」(7種類のパイのアソート8個入り3250円)は、スイーツ系のグランドメニューのパイが全て試せるとあって、大人気だったようです。ホームパーティーや手土産にもぴったりなので、ぜひ定番化してほしい商品です。

パイホールのパイメニューの中で、一番人気が「マムズアップルクランブル」(スライス480円)です。スライスは、ホールの1/8カット分になります。パイホール創業者のお母さん秘伝のレシピで作られたというこちらのアップルパイは、たっぷりの煮リンゴとバター風味のクランブルがベストマッチ。まさにアメリカの「ママの味」です。

柔らかく煮込まれたリンゴとの上にたっぷり載ったクランブルのザクザクとした食感と、シナモンの風味が最高のハーモニーです。1ホールにつき7個ほど使用するリンゴは、季節によって品種が変わり、最高のおいしさを追求しているそうです。サイドメニューにあるバニラアイスクリーム(350円)を添えていただくのもおすすめです。

「アールグレイティー」(スライス480円)は、アールグレイ風味のガナッシュとホワイトチョコレートムースの上に、たっぷりの生クリームとピスタチオが載っています。一見とても甘そうですが、生クリームは甘さ控えめで、サクサクのパイ生地には塩が使われているためバランスが良く、ペロリと食べられてしまいます。特に女性に人気のメニューです。

「メープルカスタードパイ」 (スライス400円)は、卵黄と生クリームにカスタード風味を加えたフィリングを焼き上げたシンプルなパイです。余計なものが入っていない王道のパイは、アメリカのパイ専門店でも人気のようです。アップルパイが苦手でも、このカスタードパイは大好きという方も多いようです。

ほんのりとメープルの風味が効いた焼きプリンのようなフィリングはコクがあり、サクサクのパイ生地によく合います。控えめにキャラメリゼされた表面が香ばしく、男性やお子様にも人気が高そうなパイです。コーヒーにも紅茶にもマッチするのでティータイムにぴったり。他のスイーツ系パイと比べて小ぶりなので、食後でもおいしくいただけます。

パイホールでは、スイーツ系のパイと並んで、食事系のセイボリーパイも豊富にラインナップされています。セイボリーパイの代表格「シェパーズパイ」(420円)は、牛ひき肉とジャガイモを使った伝統的なミートパイ。具材の2/3がひき肉というボリュームのあるパイです。

ジューシーなひき肉がたっぷり入ってボリューミーなシェパーズパイは、ランチとしても食べ応え十分。アメリカンな家庭の味を楽しめるのは、パイ専門店ならではです。いろいろなパイを試してみたいという方は、ハーフサイズでも購入できるので、食べ比べをしてみるのもおすすめです。

こちらも、いかにもアメリカ!なメニュー「マック&チーズ」(420円)です。チーズが絡んだマカロニグラタンが、塩気のあるパイにたっぷり包まれています。パイの中にマカロニ?と驚くかもしれませんが、アメリカではメジャーな組み合わせのようです。見た目からしてボリューミーなこちらのパイは、一つでも満足できそうです。

セイボリーパイは、温めて提供されます。温めると、中のチェダーチーズが溶けて良い香りが漂います。周りのパイ生地もしっかりとしていて厚みがあり、上にかかっている粉チーズのカリカリ感がいい感じです。チーズ好きな方にはぜひ試していただきたいパイです。

パイホールには、パイと並んでもう一つの看板メニューがあります。それは、オーガニックコーヒー(Sサイズ320円)です。コロンビア、ペルー、エル・サルバドルのコーヒー豆をブレンドしたコーヒーは、スペシャルティグレードのオーガニック豆のみを使用しています。パイと相性の良い香り高いコーヒーを試してみてください。

ニトロアイスコーヒー(Sサイズ500円)も提供しています。ニトロアイスコーヒーとは、窒素を使って抽出する水出しコ―ヒーのことで、ビアサーバーのような器具を使って抽出します。表面にきめ細かい泡が浮かび、苦みの少ないまろやかなアイスコーヒーは、コーヒーが苦手な方にも飲みやすいテイストになっています。

パイホールでは、11時から15時までの間はランチセット(1026円）が食べられます。週替わりのミニサイズのスイート系パイに、チキン&コーンブレッド、ベジタブル&カレーなどの中から一つを選べるセイボリーパイ、チキンサラダが付いたボリューム満点のワンプレートです。スイーツ系もセットになっているので、満足感高めのランチになりそうです。

パイホールのパイは、全てテイクアウトすることができます。休日などは行列ができることもあるので、テイクアウトして自宅でいただくのもおすすめです。イートインの場合は、温めてくれるのはセイボリーパイのみなので、アップルパイを温めて食べたいという方や、アレンジを加えて食べてみたいという方にはテイクアウトが良さそうです。

出勤時にパイをテイクアウトして、職場のレンジで温めて食べるという使い方もできます。ランチタイムが楽しみになりそう。スタッフに尋ねると、テイクアウトしたパイの上手なリベイクの仕方を教えてもらえます。テイクアウトのパイでホームパーティーも楽しそうです。お好みのトッピングなどで、パイをよりおいしくいただいてみてください。

パイホールには、一度は試してみたい気になるパイが揃っています。イートインもテイクアウトもできるのでとても便利。イベント出店も随時行われるので、公式サイトをチェックしてみてください。ロサンゼルス発の本格的なアメリカンホームメイドパイを食べてみたい方は、ぜひパイホールに足を運んでみてください。