デリチュースのチーズケーキを大阪で是非！人気スイーツの値段や店舗情報！

濃厚なチーズケーキでファンを虜にしている大阪発の「デリチュース」は、店の名前でもあり、チーズケーキの商品名でもあります。その美味しさの秘密は？サイズやお値段は？どこで手に入れることができる?今回は人気のチーズケーキ「デリチュース」のあれこれをご紹介します。

「パスティチュリア・デリチュース」、略して「デリチュース」は大阪箕面にある人気菓子店の名前です。話題のチーズケーキ「デリチュース」はここで生み出されています。夏になると店舗の周りには1000本以上のヒマワリが咲き、明るく華やかな気分でスイーツを選ぶことができます。

店舗にはチーズケーキをはじめ、美味しそうな生菓子、焼き菓子などのスイーツがたくさん並んでいます。店内はシンプルだけど上質で落ち着いた空間に造られています。室内12席、テラス席8席の喫茶コーナーもあり、ティータイムを楽しむことができます。時々チェロの生演奏が行われ、優雅な雰囲気で買い物や喫茶ができます。

「パスティチュリア・デリチュース」の最寄り駅は阪急千里線の北千里駅ですが、駅からは1キロメートルほど、徒歩で約15分離れています。北千里駅から阪急バスに乗り「小野原南バス停」で下車すればすぐです。ホテルのような佇まい、店の入口上に銀色の大きなリンゴが付いていますのですぐわかると思います。

車で「パスティチュリア・デリチュース」にアクセスする場合は、R171号の小野原交差点を万博公園方面に曲がります。そこから信号を4つ越して右手に見えてくるのが店舗です。火曜定休(祝日の場合は営業)で、営業時間は10:00から20:00。駐車場は周辺に30台分ありますが、人気店ですので日にちや時間によってはかなり混みます。

住所:大阪府箕面市小野原西6-14-22 電話番号:072-729-1222

店の名前はDeliciusと書いて「デリチュース」、英語の「デリシャス(美味しい)」に当たるイタリア語です。食べた人が笑顔になる美味しさを追究しています。チーズケーキは店を代表するスイーツなので店名をとって「デリチュース」と名付けられました。店がこのスイーツにかける気概を感じます。

店の思いはリンゴに象徴されています。店の看板にも銀のリンゴがあしらわれていますが、店内の壁には3本のリンゴの木のレリーフがあります。リンゴの木が「育ち」「実をつけ」「さらに年齢を重ねていく」ように、デリチュースの店も歩んで行きたいという思いだそうです。

チーズケーキ「デリチュース」の外観はいたってシンプルです。表面には杏のジャムがかかって黄金色になってはいますが、余分な装飾は一切ない、ちょっと素気ないくらいのケーキなのです。ところが、こだわりのチーズや三重山中で放し飼いされ、天然のエサだけで育った鶏の卵など厳選された材料で作られているケーキは濃厚この上ないものに仕上がっています。

「デリチュース」の土台はサクサクしたクッキー生地、上は甘酸っぱい杏ジャム。この2つがチーズの風味が感じられる濃厚なケーキにアクセントをつけ、三位一体のおいしさを醸し出しています。ベイクドタイプのチーズケーキですが、まるでレアタイプのようにしっとりした食感が人気です。このケーキに慣れると、他のチーズケーキが物足りなく感じるという人もいるほどです。

「デリチュース」に使われているチーズは「ブリー・ド・モー」という種類のもので、これは1815年のウィーン会議で「チーズの王様」に選ばれたそうです。「パスティチュリア・デリチュース」ではこのチーズをフランスから熟成途中で仕入れ、日本でしっかりと熟成の仕上げをして使用しています。

「デリチュース」を作るために使われる「ブリー・ド・モー」は白カビタイプのチーズです。熟成すると中身がとろりとし、気品のある味わいになります。「パスティチュリア・デリチュース」ではこのチーズの熟成を湿度93%で行うなど強いこだわりをもっており、それが「デリチュース」の美味しさにつながっています。

チーズケーキ「デリチュース」はホールで3つの大きさがあります。一番大きいものは直径17.5センチで値段は3500円です。中サイズは直径13.5センチで値段は2300円、一番小さいものは直径12センチで1500円の値段になります。カットされたものも販売されており、こちらはワンカット365円(税抜き)になります。

ホールの「デリチュース」が入っている紙箱も可愛いと人気です。キュートな小人たちが「デリチュース」を切り分けているイラストで、見ているだけでほんわか幸せ気分になってきます。値段だけみると少し値が張るように感じますが、素材の良さと食べた時の濃厚さにきっと納得するお値段です。

「パスティチュリア・デリチュース」はネット販売をしておらず、公式サイトを見てもお取り寄せ情報は載っていないので、支店は何店舗かあります(後述)が、大阪近郊に住んでいない人は、究極のチーズケーキと言われる「デリチュース」を食べられないのではないかと諦めてしまいそうになります。

「デリチュース」を買いに行けない場合、本店の「パスティチュリア・デリチュース」に電話をするとお取り寄せに対応してもらえます。その際は本体の値段にクール便の値段がプラスされますし、注文が重なる時期は配送までに少し日数がかかる場合もあるようですが、評判の「デリチュース」を食べられるのはラッキーです。

「パスティチュリア・デリチュース」にはチーズケーキの他にも美味しいスイーツがあるのでいくつかをご紹介します。「ロールケーキ」は平飼いされた鶏が産んだ、安全性が高く濃厚な味わいの卵を使って作られています。ふわふわの生地に低脂肪の生クリームが包まれ、くせになる美味しさです。抹茶バージョンもあります。

「インゴット」は栗を凝縮した贅沢な味わいのお菓子です。洋菓子のような和菓子ようなテイストを持ち、コーヒーや緑茶はもちろん、ワインやブランデーなどの洋酒にも合う味に仕上がっています。甘党だけでなく、お酒が好きな方からも支持されるスイーツです。

「パスティチュリア・デリチュース」では「和と輪」という名前のバウムクーヘンも販売しています。「百花ハチミツ」「ショコラ」の2つが定番ですが、季節により「リンゴ」などのフレーバーが出されます。口に入れた時にふわりと優しい風味が広がります。常温で60日日持ちがするので、お土産にも最適です。

「フロマージュポム」はチーズとリンゴを使った四角い焼き菓子で、風味の良さと味の濃さが評判です。常温で30日の日持ちがするのでお使い物にも向いています。贈答用に5個、10個、15個と3通りのサイズがあるのも便利です。シェフが自信を持って使うチーズとリンゴという2つの素材を存分に味わえる人気の品です。

パスティチュリア・デリチュース」は大阪を中心に何店舗か支店があります。「デリチュースJR大阪店」は2012年にオープンした大阪ステーションシティにあるお店です。生ケーキをはじめ、駅にある店として帰省などの手土産にふさわしい人気スイーツが揃っています。

「デリチュースエキマルシェ新大阪店」は2017年12月14日にオープンする新店舗です。場所はJR新大阪駅在来線改札内の商業施設「エキマルシェ新大阪」の中です。通勤や外出の途中に立ち寄れる便利な立地です。駅ナカの店舗なので、21:30という遅い時間まで営業しているのも嬉しいポイントです。

何と「パスティチュリア・デリチュース」は海外にも進出しています。「デリチュースシンガポール店」はシンガポールで100年以上の歴史を誇る「ラオパサ・フェスティバルマーケット」にあります。もしかしたら大阪には行けないけどシンガポールに行く予定はある人がいるかもしれません。是非シンガポールで「デリチュース」を食べてください。

ここまで読んで下さったあなた、「デリチュース」を食べたくなってきたことでしょう。大阪まで買いに行こうか、お取り寄せをしようか。はたまた大阪に行く人にお土産に頼もうか、シンガポール旅行を計画しようか？首都圏のデパートなどに期間限定で出店することもあるそうなので、色々情報を集めてください。究極のチーズケーキ「デリチュース」をぜひご笑味ください。