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加仁湯温泉の紹介!アクセスや日帰り情報・気になる食事についても!

加仁湯温泉の紹介!アクセスや日帰り情報・気になる食事についても!
投稿日: 2017年12月8日最終更新日: 2020年10月8日

栃木県の山奥にある秘湯・奥鬼怒四湯のひとつ加仁湯温泉。徒歩で1時間30分、冬には送迎バスか、本格的な冬装備をしなければ、宿に行くことができない秘湯です。今回は、加仁湯温泉を徹底紹介します。温泉はもちろん、アクセスや日帰り情報、宿や食事についてもご紹介します。

加仁湯温泉にいこう!見出し

加仁湯温泉は、栃木県の山の奥深くにある奥鬼怒四湯の秘湯です。冬季にはバスでしか行くことのできない、まさに秘湯中の秘湯で、硫黄臭が強く青味がかった乳白色のお湯が特徴です。テレビ番組などで紹介され、たくさんの温泉客が訪れています。それでは、加仁湯温泉のお風呂、アクセス方法、食事、日帰り入浴などについてご紹介します。

加仁湯温泉について見出し

加仁湯温泉は、栃木県日光市川俣にある奥鬼怒温泉郷の一軒宿の秘湯です。奥鬼怒温泉郷は、加仁湯温泉、八丁の湯、日光澤温泉、手白澤温泉がありいずれも一軒宿で、これらをまとめて奥鬼怒四湯とも呼ばれています。本館と新館の積善館、あすなろ館あり、山の奥深く、四季の大自然の美しさを満喫でき、特に冬の雪見風呂がおすすめです。

住所:栃木県日光市川俣871 電話番号:0288-96-0311

加仁湯温泉の歴史見出し

加仁湯温泉の開湯ですが、伝えられている話では、江戸時代後期の文政年間といわれています。栃木県の鬼怒川源流の渓流沿いには、さわ蟹がたくさん生息しており、そこから温泉が湧きだしたことから蟹湯と名付けられました。昭和9年に、現在の姿の基礎となる4階建の鉄筋コンクリートの温泉旅館が建てられました。

加仁湯温泉の特徴見出し

加仁湯温泉には、泉質の異なる5つの源泉があり、熱く湯量が豊富なな温泉が湧き出ています。部屋のユニットバスを除いて、全ての露天風呂や内湯が源泉掛け流しです。黄金の湯は、硫黄臭が強く青味を帯びた乳白色のお湯で、殺菌作用も強いため、皮膚病にも効果があります。そのほか、奥鬼怒4号、岩の湯、崖の湯、たけの湯があります。

加仁湯温泉のたけの湯は、加仁湯では珍しく唯一硫黄分を含まない温泉で、ロマンの湯のところのあり、丸い樽を湯船にした透明な湯桶の露天風呂です。刺激が少ないく、炭酸水素イオンが多いので、美人の湯といわれています。たけの湯と崖の湯は、二つの露天風呂でセットになっており、熱い崖の湯と適温のたけの湯に、交互にはいります。

加仁湯温泉のおすすめの風呂1・第三露天風呂見出し

加仁湯温泉のおすすめの風呂の一番目は、第三露天風呂です。第三露天風呂は男女混浴の露天風呂で、加仁湯温泉の中で一番大きい露天風呂です。白濁した濁り湯で硫黄の香りが強く、いかにも温泉といえるお湯です。夏には、渓流と美しい山々を眺めながら、冬には、降り積もった雪を目の前にはいる雪見露天風呂です。

加仁湯温泉のおすすめの風呂2・ロマンの湯見出し

加仁湯温泉のおすすめの風呂の二番目は、ロマンの湯です。利き湯・ロマンの湯は、小さく5つに仕切られた泉質の異なる混浴露天風呂です。黄金の湯、崖の湯、たけの湯、奥鬼怒4号、岩の湯の5つがあります。奥鬼怒4号はグレーがかった乳白色のお湯、黄金の湯は白濁していてブルーがかった乳白色のお湯です。それぞれ特徴があるお湯を楽しめます。

加仁湯温泉のおすすめの風呂3・第一露天風呂見出し

加仁湯温泉のおすすめの風呂の三番目は、第一露天風呂です。第一露天風呂は女性専用の露天風呂で、鬼怒川沿いにあり、凝ったつくりで景色もよく、春から秋にかけて対岸の木々の色の移り変わりを眺め、冬には雪見露天風呂になります。広い湯船で、青みがかった白濁の黄金の湯が掛け流され、丁度良いお湯ですので、ゆったりと温泉を楽しめます。

加仁湯温泉のそのほかのおすすめ風呂見出し

加仁湯温泉のそのほかのおすすめ風呂は、まずは足湯です。足湯は、渓流を眺めながら入れるようになっていて、日帰り入浴たハイキングのお客さんに人気です。雪の降らない時期には、第二露天風呂が楽しめます。温泉プールが近くにあり、周りにはカモシカの湯もあります。男女別の大浴場の内湯もあり、冬に寒さの苦手な方におすすめです。

加仁湯温泉の施設と客室見出し

加仁湯温泉は、鉄筋4階建ての本館と積善館、木造2階建てのあすなろ館があります。加仁湯温泉の総客室数は、和室48室、洋室4室があり、あすなろ館とあわせると全52室、約270名を収容できます。宿の中の談話室には、熊や鹿のはく製が飾られており、御気軽にと書いてあり、自由に中を見学できます。お好きな方はどうぞ。

加仁湯温泉本館と積善館の客室は、スタンダードプランでは平日も週末も宿泊料金は同じです。積善館のほうがお風呂に近い造りになっていますが、距離的にはあまり変わりません。積善館は全室リバビューで、冬には美しい雪景色を眺めることができます。本館よりは、比較的新しい積善館をおすすめします。

加仁湯温泉の食事見出し

加仁湯温泉の食事は、夕食が山菜川魚膳、朝食が和食膳となっています。夕食は18時から食事処でいただきます。季節や時期により内容は変わりますが、鱒と湯葉の刺身、岩魚の塩焼き、鶏肉のすき焼き、茸の茶碗蒸し、野菜の天ぷらなど地元で採れた山菜や川魚がメインの食事です。朝食は7時30分から食事処でいただきます。

加仁湯温泉の食事ですが、本館より2000円程宿泊料が高い積善館では、食事時の品数が数点多いようです。また、本館・積善館では、基本の食事のほかに、一品料理が楽しめます。岩魚刺身、鹿の刺身、熊の刺身、岩魚の骨酒、山椒魚の天ぷら、鹿ステーキ、舞茸の天ぷら、鴨のトウバン焼、加仁湯鍋などがあり、種類豊富な食事が楽しめます。

加仁湯温泉へのアクセス見出し

加仁湯温泉へのアクセスですが、自家用車で行くことができません。したっがて、徒歩でのアクセスとなります。自家用車で女夫渕無料駐車場までいき、そこに自家用車を止めてから、スーパー林道から遊歩道ハイキングコースを歩いていくと、普通の方ですと1時間30分くらいで加仁湯温泉につきます。日帰り入浴の方もアクセスは徒歩です。

加仁湯温泉に宿泊しない場合には、アクセスする方法は徒歩となりますが、冬季はおすすめできません。加仁湯温泉までの距離がかなりあるため、積雪などがあり、徒歩でアクセスするのはやめておいたほうが無難です。春から秋は、遊歩道ハイキングコースでアクセスできます。春には新緑の美しさ、秋には紅葉の鮮やかさを堪能できます。

加仁湯温泉の宿泊者用のバス送迎見出し

加仁湯温泉では、宿泊される方のみバス送迎を行っています。送迎バス発着所は、日立市営バスの女夫渕温泉バス停付近の駐車場で、ここから送迎バスを運行します。迎えのバスの始発は11時50分で、17時30分頃まで折り返し運行となります。帰りのバスは9時と11時20分があります。送迎バスの乗車時間は、およそ30分くらいです。

加仁湯温泉の湯めぐり三昧と日帰り入浴見出し

加仁湯温泉に宿泊すると、栃木名湯・湯めぐり三昧が楽しめます。栃木名湯・湯めぐり三昧とは、加仁湯温泉、明賀屋本館、松川屋那須高原ホテルの3つの、いずれかの宿に宿泊すると、翌日の日帰り入浴の入浴料が半額になるサービスです。なお、精算時に発行される宿泊証明書が必要になります。それでは、入浴料が半額になる宿をご紹介します。

加仁湯温泉に宿泊すると翌日入浴料半額の宿1・明賀屋本館見出し

加仁湯温泉に宿泊すると翌日の入浴料が半額になる栃木名湯・湯めぐり三昧の宿、1軒目は明賀屋本館です。明賀屋本館は栃木県の那須温泉郷の奥地、鹿股川のほとりにある、江戸時代から続く歴史ある老舗宿です。明賀屋本館の日帰り入浴料は、1名の場合2時間3200円、2名以上ですと2200円ですが、宿泊証明書提示で、日帰り入浴料が半額になります。

明賀屋本館の日帰り入浴できる露天風呂は、川の隣にあることで有名な川岸露天風呂です。川岸露天風呂は、すぐそばを鹿股川が流れており、300年もの間、涌き続けている温泉です。お湯は保温効果が高いナトリウム塩化物泉で、温度が40度前後なので、景色を眺めながら日帰り入浴を楽しめます。朝6時から8時までは女性のみ日帰り入浴できます。

明賀屋本館の内湯は、女性風呂のやすらぎの湯と、男性風呂の太古の湯があります。ナトリウム塩化物泉と単純温泉の浴槽があり、自然湧出の源泉かけ流しのお風呂です。ナトリウム塩化物泉は、川岸露天風呂と同じ褐色の濁り湯で、単純温泉は、色は少し黒い墨湯です。こちらの内湯は日帰り入浴不可で、宿泊者のみの利用となります。

住所:栃木県那須塩原市塩原353 電話番号:0287-32-2831

加仁湯温泉に宿泊すると翌日入浴料半額の宿2・松川屋那須高原ホテル見出し

加仁湯温泉に宿泊すると翌日の入浴料が半額になる栃木名湯・湯めぐり三昧の宿、2軒目は松川屋那須高原ホテルです。松川屋那須高原ホテルは、那須湯本の温泉神社近く、大自然の高台に建っており、開湯より1380年の歴史がある温泉です。日帰り入浴料は、平日1200円、土日・特別日が1500円で、宿泊証明書提示で、日帰り入浴料が半額になります。

松川屋那須高原ホテルの日帰り入浴できる露天風呂は、男性用、女性用が別々にあり、高台から眺める景色は最高です。単純酸性硫黄温泉の鹿の湯は、無加水、無加熱、無循環の自然湧出掛け流し温泉で、疲労回復や筋肉痛に効果があるといわれています。露天風呂からは、四季折々の山々の移り変わりを眺めながら日帰り入浴を楽しめます。

松川屋那須高原ホテルの日帰り入浴できる露天風呂は、男性用の那須の湯、女性用のみょうばんの湯があります。男性用の那須の湯は、鹿の湯の源泉かけ流しで、那須湯本で一番の大きさの浴槽です。女性用のみょうばんの湯は、鹿の湯源泉の浴槽と、奥の沢源泉の浴槽の二種類のかけ流し温泉が、日帰り入浴で楽しめます。

住所:栃木県那須郡那須町湯本252 電話番号:0287-76-3131

加仁湯温泉の近くにある奥鬼怒四湯1・日光澤温泉見出し

加仁湯温泉の近くにある奥鬼怒四湯の1軒目は、日光澤温泉です。日光澤温泉は、加仁湯温泉から10分ほどの標高約1400メートルのところのあり、奥鬼怒遊歩道で徒歩でアクセスします。日帰り入浴ができ、大人500円、子供300円で泉質の違う露天風呂が二つあります。日帰り入浴料の時間は、朝9時から午後3時までで、ハイカーに人気があります。

日光澤温泉の露天風呂ひとつ目は、やや青みがかった乳白色の岩造りの露天風呂です。中央で仕切られていて、湯口のある手前は41度程、奥が40度程です。強い硫黄臭と、わずかに塩っぱいお湯で、掛け流しの源泉を一度冷ましたお湯を、奥の湯口から投入して温度調節をしています。丁度よい温度で、雪を眺めながらの雪見露天風呂は最高です。

日光澤温泉の露天風呂もうひとつは、白濁の湯より上の段のある、泉質の違う無色透明のお湯です。強い鉄臭とわずかに硫黄臭があり、こちらのお湯のほうがぬるく長湯に向いています。上段にありため開放的な雰囲気で、周囲の山々の自然を感じことができ、ゆったりとしていて、とても癒されます。そのほか、男女別に内風呂があります。

住所:栃木県日光市川俣874 電話番号:0288-96-0316

加仁湯温泉の近くにある奥鬼怒四湯2・手白澤温泉見出し

加仁湯温泉の近くにある奥鬼怒四湯の2軒目は、手白澤温泉です。手白澤温泉は、加仁湯温泉から標高約1400メートルのブナ平を超えて、およそ徒歩で40分ほどで着きます。全6室の一軒宿で、奥鬼怒四湯の中では、女夫渕温泉から一番奥にある温泉施設です。手白澤温泉へのアクセスは、送迎バスがないため、徒歩か川俣タクシーを利用となります。

手白澤温泉では、日帰り入浴がありません。従って手白澤温泉の温泉を楽しむには宿泊のみとなります。湯船は、男性用の露天風呂と内湯、女性用の露天風呂と内湯があり、入れ替え制ではありません。お湯は無色透明でやや硫黄臭がする兵次郎の湯で、宿泊人数が少ないので、ゆったりと温泉を楽しめます。雪上ハイキングで訪れてる方もいます。

住所:栃木県日光市川俣870 電話番号:0288-96-0156

加仁湯温泉の近くにある奥鬼怒四湯3・八丁の湯見出し

加仁湯温泉の近くにある奥鬼怒四湯の3軒目は、八丁の湯です。八丁の湯は、加仁湯温泉から徒歩10分、加仁湯温泉より女夫渕温泉無料駐車場に近いところのあります。宿泊する場合は送迎バスを利用できるため約20分で到着しますが、日帰り入浴の場合は、遊歩道ハイキングコースを徒歩で約1時間10分かかります。

八丁の湯は、標高1300mにあり関東最後の秘湯と言われており、昭和4年創業時から続く野天風呂の雪見の湯をはじめ、滝を眺めながらのダイナミックな景観を眺めながらはいれる滝見の湯、滝の真横にある石楠花の湯があり、これらの3つは男女混浴です。女性にうれしい女性専用の滝見露天風呂もあります。また、男女別の内湯もおすすめです。

住所:栃木県日光市川俣876 電話番号:0288-96-0306

加仁湯温泉は冬がベストシーズン見出し

いかがでしたか。加仁湯温泉と奥鬼怒四湯ついてご紹介しました。バスでしかアクセスすることができませんが、間違いなく、加仁湯温泉は冬がベストシーズンです。最高のお湯と、絶景の雪見露天風呂、美味しい食事に、栃木名湯・湯めぐり三昧も楽しめます。近くの奥鬼怒四湯も秘湯ですので、秘湯めぐりも楽しみの一つです。

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