足利グルメでここだけは外せない！ご当地グルメや人気店のおすすめメニュー17選

栃木県足利市には、国宝・鑁阿寺（ばんなじ）や日本最古の学校・足利学校などの文化財があり、歴史の街として知られています。そんな足利市にはグルメスポットも多く、ご当地グルメやスイーツなど足利ならではの味が楽しめます。

中でも足利麺のひもかわラーメンや、はとやのポテト入り焼きそばはご当地グルメとして有名です。今回ははとやをはじめ、足利市のおすすめグルメをご紹介しましょう。

まず最初に足利市のご当地ラーメンをご紹介します。ご当地ラーメンといえば足利麺が有名ですが、足利麺以外にも多くのラーメン店があります。いろいろなラーメン店を訪れて、食べ比べをしてみるといいでしょう。

足利麺は創業20年を超える人気ラーメン店です。足利麺のラーメンは、自社工場で作る青竹手打ち麺を使い、さっぱりとした味のスープが特徴です。お店は広々としていて、子連れにも入りやすいでしょう。足利麺では、餃子や炒飯など豊富なメニューが揃っています。

足利麺ではどのラーメンでも麺を細麺・縮れ麺・ちぢれ麺から選べます。足利麺のひもかわラーメンは700円で、麺は幅10cm以上もあります。足利麺のひもかわラーメンは、魚介が効いたあっさり系の醤油ラーメンで、とても美味しいと評判です。

ラーメン桐生は、東武鉄道伊勢崎線の野州山辺駅から車で3分ほどのところにある地元で人気のラーメン店です。店内は広く、テーブル席やカウンター席があり、1人でもファミリーでも利用しやすいお店です。

ラーメン桐生は、どのラーメンもボリュームがあるが特徴で、魚介がたっぷりとのったチャンポンや餃子の餡をトッピングした餃子ラーメンなどがあります。

スタミナラーメンの値段は1050円で、丸ごとのニンニクがごろごろと入っています。野菜と肉のあんかけが麺のうえにのっていてボリュームがあります。麺は手打ちの縮れ麺で、餡によくからみ美味しいと好評です。

麺屋 つるるは2015年にオープンした足利のご当地ラーメン店です。カウンター席とテーブル席を合わせて約20席のお店で、店内はきれいで女性も入店しやすいおすすめ店です。

こってりとした魚介系のスープが特徴で、メニューは醤油らー麺・塩らー麺・辛いらー麺・つけ麺などがあります。

背脂煮干しらーめんは期間限定で、890円です。煮干しのダシが効いたこってりとした味のスープに、背脂がたっぷり入っています。そして、ほろほろのチャーシュー、刻んだ玉ねぎ、岩海苔、シャキシャキのメンマがのっています。

続いて、足利市のB級グルメをご紹介していきます。B級グルメといえば、ポテト入り焼きそばが有名で、「はとや」がよく知られています。ここでは「はとや」や「とみや」などB級グルメの人気店をご紹介します。

はとやは、国宝・鑁阿寺の北門の向かいにあります。はとやは創業40年を超す老舗で、お好み焼きの他にも、もんじゃ焼き・鉄板焼・焼きそば・たい焼きなどを販売していて、ほとんどがテイクアウトできます。

はとやはテーブルが3卓、カウンターが3席ほどの小さなお店です。はとやのメニューは豊富なのですが、はとやといえば「ポテト入り焼きそば」が有名です。テイクアウトは400円です。

「ポテト入り焼きそば」はご当地グルメとして知られ、はとや以外でも多くの店で食べられます。はとやの「ポテト入り焼きそば」はオリジナルのソースを使っていて、具材がたっぷりと入っています。

大日茶屋は、国宝・鑁阿寺の太鼓橋を渡り参道に入ってすぐのところにあり、足利のご当地グルメを販売しています。テーブル席と小上がりがあるお店で、子連れでも気軽に入れます。テイクアウトができるので、鑁阿寺の参拝の後に立ち寄るといいでしょう。

大日茶屋の人気メニューはご当地グルメ「ポテト入り焼きそば」と「足利シューマイ」です。ご当地グルメの足利シューマイは肉が入らず、玉ねぎと片栗粉だけでできています。

こちらのお店では蒸しと焼きの2種類の「足利シューマイ」があり、ソースをたっぷりとかけて食べるのがおすすめです。

足利名物屋台 とみやは、40年以上前からキッチンカーで足利のご当地グルメを販売していて、足利では知らない人はいないほどです。現在は八幡宮駐車場に黄色いキッチンカーを停めて販売しています。

人気メニューは足利のご当地グルメ「ポテト入り焼きそば」で、ほくほくとしたポテトと、甘めのソースが美味しいと好評です。

足利のご当地グルメ「ポテト入り焼きそば」が有名なお店ですが、みそおでんや煮込みおでん、足利シューマイなども販売しています。煮込みおでんは7品入って500円です。焼きそばによく合い、美味しいと好評です。

足利市のグルメといえば、うなぎがよく知られています。足利市を流れる渡良瀬川は川魚がよく獲れ、中でもうなぎは足利の名物となっています。

市内にはうなぎを出すお店が多く、ふっくらとした美味しいうなぎが堪能できると評判です。ここでは、足利の人気うなぎ屋をご紹介しましょう。

鳥伊 支店は足利駅から徒歩で9分ほどの住宅街に佇む、昭和52年創業の老舗うなぎ屋です。本店は足利市昌平町にありましたが、残念ながら閉店してしまいました。

昔ながらの落ち着いた雰囲気のお店で、テーブル席と小上がりがあります。子連れでも利用しやすいでしょう。

メニューは、うな重・とり重・とり丼・かばやき・焼き鳥などです。うな重は肝吸いと漬物付きで、3000円とリーズナブルな値段で食べられます。柔らかく焼き上げた鰻はご飯が隠れるくらい大きく、ボリュームがたっぷりとあります。

鳥常本店は足利市で人気のうなぎ屋で、口コミで広がり県外からも訪れる人がたくさんいます。鳥常本店は明治初期創業の老舗で、趣のある落ち着いた内装となっています。

足利では鰻と鶏料理の両方を出すお店が多く、こちらのお店でも店名が「鳥常」となっています。鶏料理も美味しいと評判です。

こちらのお店では、注文を受けてから鰻を捌いて焼くので、少し時間はかかりますが焼き立てが食べられます。鶏重も美味しいと評判のお店なので、鰻と鶏の両方を食べたい方は「二段重」がおすすめです。値段は2500円です。

足利市にはそば屋も多く、そばが好きな人にはたまりません。ここからは、足利の美味しいそば屋をご紹介しましょう。またコスパがいいと評判のとんかつ屋もご紹介します。和食を食べたい時はぜひ訪れてください。

石挽蕎麦 いちいは足利駅から10分ほど、住宅街の中にあります。石臼でそば粉を挽いた風味豊かなそばが楽しめます。

青い暖簾が目印の趣のあるお店で、テーブル席、小上がり、カウンターがあります。メニューは冷たいそばと温かいそばの両方があり、天ぷらとセットになったお得なメニューもあります。

おろしそばは種類が多く、海老おろしそば1080円、揚げ茄子おろしそば1080円、山菜おろしそば1080円、鴨おろしそば1450円、磯おろしそば1080円、にしんおろしそば1100円などとなっています。さっぱりといただけると好評です。

門前そば菊屋本店は国宝・鑁阿寺の東門近くにあります。明治3年創業の老舗ですが、建物は改装しているので新しく、テーブル席や小あがりがあります。

メニューは豊富で、そばの他にも天丼やソースカツ丼、カツ丼などがあり、そばとセットになったお得なメニューもあります。

門前そば菊屋本店の看板メニューは「天もりそば」です。天ぷらの揚げ油に胃にもたれにくい綿実油を使っているので、さっぱりといだけます。

その他にも夏限定の「梅おろしそば」や秋冬限定の「肉汁そば」、新そばの時期には「十割そば」などを提供しています。値段は直接お店でお確かめください。

足利市駅から徒歩7分、県道40号線沿いにある地元で人気のとんかつ屋です。道路沿いに大きな看板が出ているので、分かりやすいでしょう。

カウンター席とテーブル席を合わせて約80席ある大きな店舗で、ファミリーにもおすすめです。値段が安くコスパのいいとんかつ屋で、ご飯・豚汁・キャベツ・お新香がお替り自由なのも嬉しいポイントです。

黄金豚の特撰ロースかつ定食の値段は肉のサイズが150gで、値段は1705円です。新潟県産のブランド豚・越乃黄金豚を使った、柔らかでジューシーなとんかつです。また通常サイズの120gが1540円、数量限定の200gが1958円となっています。

ソースカツ丼は福井や群馬などのご当地グルメとして知られていますが、足利も美味しいソースカツ丼の店が多くあります。ここでは厳選して人気店を2選、ご紹介しましょう。どちらのお店でも、ボリュームのある絶品ソースカツ丼が味わえます。

まるや 足利店は「ソヲスカツ丼発祥の店」と呼ばれているとんかつ屋です。大正時代に屋台で鯨肉を使ったカツを売っていたのが始まりで、現在は大きなとんかつがのったソヲスカツ丼が食べられます。ポスターがいたるところに貼られている個性的なお店です。

看板メニューは「ソヲスカツ丼」で、サイズによって値段が異なります。一番小さいサイズは1000円で、最も大きなサイズはソヲスカイツリーの5000円になります。一番小さなサイズでも厚切りのカツが4枚のっていて、ボリュームがたっぷりです。

かつ一は足利学校の近くにあるおしゃれな外観のとんかつ屋です。こだわりの素材を使い、二層の大釜でとんかつを揚げていて、軽くサクサクとしたジューシーなとんかつです。甘くスパイシーなオリジナルソースとよく合います。

とんかつが美味しいと評判のお店ですが、若鶏ソースかつ丼もおすすめです。値段が1000円と安いのもおすすめのポイントです。ソースかつ丼と同じ秘伝のソースをかけていて、さっぱりとした味わいが人気を集めています。

最後に足利で人気のあるスイーツやパンをご紹介していきます。昔懐かしいお菓子やお土産にもおすすめの最中などをご紹介します。また、足利で美味しいパンを食べたい時におすすめのパン屋も合わせてご紹介しましょう。

岡田のパンヂュウは御嶽神社の境内で営業している屋台で、行列ができることが多い有名店です。100年以上も前から営業していて、地元の人に親しまれています。なお、こちらは移動式屋台なので、営業していないこともあるのでご注意ください。

パンヂュウは鈴カステラのようなお菓子で、半球状の生地の中に餡が入っています。焼き立てはふわふわで香ばしく、食べ歩きにもぴったりです。以前は3個100円でしたが、現在の値段は1個40円で、5個入りと10個入りがあります。

GRIMM CAFE'（グリムカフェ）は足利駅から徒歩6分ほどのところにある、落ち着いた雰囲気のカフェです。2階にはスタジオがあり、定期的にライブも行っています。約20席ほどのカフェで、ランチやカフェタイムが楽しめます。

グリムカフェの人気メニューは、期間限定で内容が変わる豪華なグリムパフェです。季節のフルーツやアイスクリーム、ゼリーなどを瓶にぎゅっと詰めたパフェで、インスタ映えすると好評です。値段はその都度変わるので、公式インスタグラムで確認してください。

香雲堂本店は創業100年を超す老舗和菓子屋で、足利ゆかりの古印にちなんだ古印最中や古印煎餅、足利尊氏をモチーフにした尊氏せんべいなどの銘菓を販売しています。手土産や足利のお土産にっぴったりです。

古印最中には、北海道産の小豆で作った上品な風味の餡が詰められています。甘さ控えめで、パリッとした皮によく合うと評判です。5個入り950円～です。

定番の他にも、本店限定で季節の古印最中を販売しています。渋皮栗が入った「古印最中 渋皮まろん」などもあるので、見かけたらぜひ味わってください。

ブーランジェリーパルクは2012年に足利でオープンしたパン屋で、「パルク」とはフランス語で「公園」という意味です。フランスパンやクロワッサン、食パンなど、店内には80種類ものパンが並んでいます。

スイーツ系から食事系まで、様々なパンを販売しています。中でもデニッシュパンは種類が多く、アップルデニッシュやアーモンドデニッシュ、あんずデニッシュ、チョコバターなどがあります。値段は200円前後で、どれもとても美味しいと評判です。

足利市ではずせない人気グルメをジャンル別にご紹介しましたが、いかがでしたか。足利市のグルメといえば足利麺やはとやがよく知られていますが、それ以外にもうな重やそば、ソースカツ丼など様々なグルメが楽しめます。

スイーツやパンの人気店もご紹介しましたので、足利市を訪れたらいろいろなお店を訪れて、ご当地グルメを満喫してください。