小山花火大会2017！駐車場・穴場スポットはココ！前夜祭から盛り上がろう！

夏と言えば花火大会。小山花火大会は、歴史ある伝統的な花火大会だ。市民参加型イベントの前夜祭から盛大に開催されるので、2日間思いきり楽しんでほしい。花火大会当日は約20000発の花火と多くの屋台が目白押し。かなりの人出のため、場所取りや混雑時状況、駐車場、穴場スポットについて紹介しよう。

「おやまサマーフェスティバル2017」は栃木県小山市で開催されるとても大きな花火大会なので、1度は行ってみたい。2017年は、7月30日(日)19時10分から20時45分開催。小山駅より徒歩8分の観晃橋下流思川湖畔を会場とし、「水と光と音のシンフォニー」をタイトルとした約20000発の花火が夜空を彩る。

小山花火大会は小山市の町興し的位置づけで、市民総ぐるみで開催されている。その歴史は古く昭和25年から続いており、2017年で66回目の小山花火大会となる。平成3年からは名称を「サマーフェスティバル」とし、毎年7月末の土日の2日間にわたって前夜祭と花火大会を開催することとなり、毎年大盛況している。

尺玉の連続打ち上げやワイドスターマイン、ナイアガラ瀑布など、約20000発の多彩な花火が打ち上げられるのが小山花火大会の魅力。その規模は隅田川花火大会と並ぶと言われ、全国でも5番目に大きな花火大会だ。打ち上げ場所と観覧席が非常に近いのが特徴なので、大きな花火の音を是非体感してほしい。

7月29日、15時30分から21時30分、小山市役所西側駐車場を会場として市民参加型のイベントの前夜祭(オープニングカーニバル)が開催される。夕方からは小山駅前からメイン会場まで盛大なパレードを実施し、ミニ花火ショーも行われる。終盤には来場者参加型のよさこい総踊りで盛り上がるので、一緒に踊ればよい思い出に。

特設ステージでは市民団体による演舞披露やよさこいおやまフェスティバル、ロックコンサートなどのイベントを開催。市民団体による飲食店のブースも充実しており、飲食も楽しめる。灯の舞みこしとおはやしのパレードで、お祭り気分が盛り上がる!

2017年の前夜祭にはゲストとして、お笑い芸人の「小島よしお」さんと、メンバーの1人が小山市出身の「小山評定ふるさと大使」の「C&K」さんの出演が決定した。「小島よしお」さんのお笑いショーや、「C&K」さんのミニライブが楽しめるので、お見逃しなく!

有料観覧席は小山第一小学校西側の思川堤防上に設置されていて、花火を眺めるのに最高のロケーションが用意されている。小山花火大会は大変混雑するので、場所取りの心配から解放され、当日ゆったりと花火を眺めることができる有料観覧席を利用するのもおすすめだ。

テーブル椅子席(6名)は机1台と椅子6脚を1セットとし、A席25000円、B席23000円、C席21000円。マス席(5名)は堤防の中段で座って鑑賞できる席で15000円。階段指定席(1名)は2000円で1名から予約可能。リクライニング席(2名)はリクライニングチェアで鑑賞できるペア席。

有料観覧席は6月1日、10時より販売開始。市内のJTBトラベルサロン小山や、大山旅行サービスの窓口で購入可能。そのほかに、インターネット上でも購入できる。座席が無くなり次第終了となるので、早めに予約したい。購入後の払い戻しは不可で、延期の場合も有効だ。当日は入場券持参のうえ、17以降の来場となる。

小山花火大会は大変混雑する花火大会だ。前日からの場所取りは不可で、午前中から早くも場所取りの人たちで混雑しはじめる。会場はJR小山駅より徒歩8分の好立地なので、電車での来場がおすすめ。電車で来場する場合でも17時以降は混雑がはじまり、会場近くの小山駅西通りは歩行者天国になって大混雑だ。歩きながら花火見物をする人たちも多い。

屋台の出店数が多いのが特徴でもある小山花火大会。たくさん連なる屋台を見て歩くのがとても楽しい。屋台が出店されているのは会場付近の土手、役所の駐車場、小山駅西口、東口だ。特に駅東口に多いので、混雑回避のためにも東口のから屋台を楽しみながら会場入りするのもよいだろう。食べ歩きを楽しみながら会場まで向かうことができる。

行列のできる人気商品は「ドネルサンド」と「佐世保バーガー」。営業時間は15時から21時だが、早い時間や遅い時間は営業していない屋台もある。すべての屋台が営業しているのは17時から20時くらいなので、この時間帯に屋台巡りをするのがおすすめだ。

小山花火大会には無料駐車場が用意されているが、駅から離れており、午前中にはいっぱいになってしまう。小山駅周辺に有料駐車場もあるが、こちらも早い時間に満杯に。車で来場する場合はかなり早くから来なくては駐車場の確保は難しいだろう。また、小山駅より2、3駅離れた辺りの駐車場に駐車することもおすすめだ。

市内には4020台分の無料駐車場が確保されているので紹介しよう。県南体育館小山総合公園2600台、島田橋周辺300台、小山中第2グラウンド300台、小山第二中グラウンド200台、新川橋周辺200台、若木小200台、勤労青少年ホーム100台、小山東出張所100台、男女共同参画センター20台。

有料駐車場は小山駅を挟んで東西にある。混雑するうえ夕方になると交通規制が始まるので、こちらも早めに駐車したい。ロブレ632駐車場608台(24H上限900円)、ロブレ第2駐車場272台(24H上限600円)、足利銀行60台、リパーク常陽小山24台(土日祝上限1000円)など。

大混雑の小山花火大会だが、穴場スポットもある。せっかくの花火大会、混雑を避けて花火を楽しみたいという人におすすめの穴場スポットを紹介しよう。駅から少し離れてるものの徒歩圏内のスポットや、夜景と花火が楽しめるスポット、駐車場内や道の駅、公園など。

思川に臨み、高台の城跡に造られた公園。小山駅から1kmと比較的近くに位置する。会場に近く、穴場の中では一番混雑するスポットだ。打ち上げ場所から近いので、会場外であっても迫力のある花火を観ることができる。穴場の中でも人気スポットなので、14時頃までには場所取りを済ませておきたい。

広い芝生広場のある公園。比較的空いていて広々と場所取りができ、屋台がたくさん出ていてる。残念なのは小山花火大会の見所、フィナーレのナイアガラが見えないこと。それさえ気にしなければ、十分花火が楽しめるおすすめ穴場スポットだ。桜の木が多くあるので、花火の見やすい場所を選ぼう。

大きな小山総合公園ほどの広さはないものの、十分花火が楽しめる公園。打ち上げ場所からやや遠い場所に位置するため、小山総合公園と同じくフィナーレのナイアガラは見えない。地元の人たちに愛され、地元民が集って花火見物をしている穴場スポット。

小山中第2グラウンドは臨時の無料駐車場として解放されている。300台の車が駐車できるうえ、グラウンドから花火を見ることもできる。駐車スペースさえ確保できれば、混雑する会場入りを避けて、こちらのグラウンドで花火見物をするのもおすすめだ。

打ち上げ場所から約2kmに位置する穴場スポット。小山駅西口から徒歩約30分と少し離れていものの、歩いて行ける距離だ。島田橋周辺には無料駐車場もあるので、無理に会場入りしなくとも、車で来て島田橋付近でゆっくりと花火を楽しむこともできる。位置的に花火の迫力には欠けるものの、水面に映る花火が風流。

小山駅から約5kmの場所に位置。会場から離れており、車で行くのに便利な穴場スポット。駐車場の心配もない。道の駅なのでトイレ完備、飲食できるのが嬉しい!混雑していないのでゆっくりと花火が楽しめる。打ち上げ場所からは離れているものの、花火の音も聞こえてくる。

打ち上げ場所からは離れた場所にあり、車で行く人向けの穴場スポット。県内でも有名な夜景スポットでもあり、デートにおすすめだ。夜空を彩る花火と地上の夜景を眺めながら、ロマンティックなひと時を過ごすことができるだろう。人混みの喧噪と暑さを忘れてゆっくりと花火を楽しんでほしい。

ここまで小山花火大会について紹介した。この夏は大盛り上がりの前夜祭から訪れて、思いきり2日間楽しもう!当日は花火のほか、たくさん出店する屋台も見所のひとつ。今回紹介した駐車場情報や穴場情報を参考に、できるだけ混雑を回避して快適に花火大会を過ごしてほしい。