ミオールはパフェの上にケーキが乗ったメニューが話題！大阪梅田の喫茶店紹介！

パフェの上に大きなケーキが乗った、思わずギョッとしてしまうビジュアルのデザートが大人気なのが、大阪梅田に2店舗ある喫茶店「ミオール」です。何十年も前から提供されていたデザートメニューですが、近年のツイッターやインスタグラムの普及で全国的に有名になりました。スイーツ好きだったら一度は食べてみたい驚異のデザートを提供するミオールについてご紹介します。

大阪の梅田で話題の喫茶店ミオールですが、その大元は実は神戸の洋菓子店です。イギリス・ドイツ・フランスといったヨーロッパ伝統の洋菓子の技に日本の感性を取り入れた繊細な味の洋菓子で有名なミオールは、関西地域に複数の店舗を展開しています。上品で美しい洋菓子は価格が手頃で、贈答用や手土産としても人気です。

ミオールの店舗は本店のある神戸のほか、大阪に複数店舗、そして奈良に1店舗があります。ケーキや洋菓子を販売するだけの店舗もありますが、ほとんどはテイクアウトだけでなく喫茶店としての営業をしています。喫茶店も全て同じ形態ではなく、店舗によって個性が違い、ケーキが乗ったパフェを食べることが出来る店舗は数店舗のみ、と限られています。

ケーキパフェを楽しめるミオールが2店舗あるのが、大阪の梅田です。1つは「ミオール梅田店」。JR大阪駅や大阪市営地下鉄御堂筋線梅田駅を利用する方にはこちらの店舗がおすすめです。御堂筋線の梅田駅からは9番口利用で徒歩約1分のアクセスです。もう1つの「ミオール梅田三番街店」は、阪急梅田駅を利用する方におすすめ。駅から店舗までやはり徒歩約1分となります。

ミオール梅田店の営業時間は午前10時から午後10時まで。定休日はありません。1階と2階に分かれ全席数は93席です。分煙となっており、1階は喫煙席、2階は禁煙席となっています。喫茶店ですが、ケーキなどのテイクアウトも出来る店舗です。雰囲気はちょっとレトロ感があり、まさに喫茶店の雰囲気。セルフサービスのお店なので注文したものはトレイに載せて自分で席まで運びます。

住所:大阪府大阪市北区角田町9-26 新梅田食道街 1F 電話番号:06-6361-2205

ミオール梅田三番街店の席数は32席です。営業時間は午前10時から午後10時までですが、金・土・祝前日は午後11時まで営業しています。休日は阪急三番街の休日に準じます。店内はおしゃれで、喫茶店というよりカフェと呼びたい雰囲気です。梅田店と同じく、テイクアウトも可能。また、こちらの店舗はテーブルで注文を取ってくれるテーブルサービスのお店です。

住所:大阪府大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街 1F 電話番号:06-6373-4885

今やインスタ映えするスイーツとして大人気のミオールのケーキパフェですが、実は最近開発されたメニューではないとのこと。約30年ほど前に、ミオールを運営する企業の管理職の方が、ケーキとパフェを同時に食べている女性を見て大変そうだと感じ、それならばケーキとパフェを一緒にしてみたらどうだろう、という思いつきから発展した、開発当時からの人気メニューだそうです。

ミオールの店頭に飾られているメニューのサンプルケースの中には、ケーキとパフェがすでに合体したものが多く飾られていますが、それはあくまでケーキとパフェの人気の組み合わせのサンプルです。ケーキパフェは、ケーキメニューの中から自分で好きなケーキを選び、そしてやはり自分で選んだ好きなパフェと組み合わせるという、カスタムオーダー式のスイーツとなっています。

メニューには定番のケーキが8種類ほど、季節によっては期間限定のケーキも加わるようです。ミオールのケーキは大きい上に良心的な価格で、「ショートケーキNYカット」という560円のショートケーキ以外は、全て300円台もしくは400円台のケーキとなっています。種類は、チョコレートケーキやチーズケーキ、抹茶ケーキなど、さまざまな味の中から選ぶことが出来ます。

次は組み合わせるパフェを選びます。パフェの価格は400円で、フレーバーは、ストロベリー・ラズベリー・チョコレート・抹茶の4種類です。コーンフレークは入ってなく、下の方までぎっしりとアイスクリームや果物、パフェソースなどが詰まっています。パフェグラスは通常サイズなので、ケーキが上に乗るとボリューム満点です。

ミオールではケーキパフェを注文する際に、ケーキの実物サンプルを目の前で見せてくれます。梅田店はセルフサービスなので注文時のカウンターで、三番街店では着いたテーブルにスタッフさんがケーキサンプルを持って来てくれます。実際の大きさがわからないメニュー写真と違い、実物を見て大きさを知ることが出来るこの方法は、お客様たちから好評を得ています。

大きなケーキが乗ったミオールのケーキパフェはどのようにして食べるのでしょう？ケーキがそれほど大きくない、パフェグラスの口にちょうど収まるタルトなどならば、一般的なパフェと同じく、そのまま食べ進めることも出来そうです。しかし大きくはみ出るショートケーキなどは、スタッフさんが渡してくれるお皿にケーキを移して、パフェとケーキを別々に食べる人が多いようです。

ミオールのケーキメニューの中では高額の「ショートケーキNYカット」は1つ500円以上しますが、ケーキパフェにする際に選ばれるケーキとして人気が高いケーキです。サイズが大きい上に三角型のケーキなので、パフェグラスの口から大きくはみでるところがインパクトがあり、写真に撮った時にとても見栄えがします。

ショートケーキNYカットには一般的なショートケーキのスポンジ生地とは違い、チョコレート味のスポンジ生地が使われています。スポンジ生地の間にたっぷりと生クリームが挟まれており、新鮮なイチゴの風味を引き立てます。ケーキ単品として注文して食べてもとても美味しいケーキですが、パフェのアイスクリームと合体すると更に美味しさが広がります。

イチゴがたくさん使われているショートケーキNYカットに組み合わせるパフェは、ストロベリーソースの甘酸っぱさが効いたストロベリーパフェが王道です。しかしショートケーキNYカットには、チョコレート味のスポンジが使われているので、チョコレートソースが使われたパフェもおすすめ。ケーキのチョコレート感が、チョコレートソースによって更に強まります。

甘さの濃いチョコレートケーキである「ルミエール」は1つ380円とリーズナブル。パフェの上に乗せてもパフェグラスからはみでることがないサイズなので、お皿に移そうかと考えることなくそのまま食べ進めることが出来ます。チョコレートパフェと組み合わせれば、チョコレート好きにはたまらない濃厚なチョコレートパフェの完成です。

ルミエールとの組み合わせは、チョコレートパフェとのものが一番人気ですが、チョコレートとベリー系の甘酸っぱさは相性が抜群です。ルミエールを乗せたケーキパフェにしたいけれど甘過ぎるかな、と思ったら、ラズベリーソースを使ったパフェとの組み合わせがおすすめ。ルミエールの濃い甘さをラズベリーソースの爽やかな甘さが中和してくれます。

ミオール唯一の和風テイストのケーキが「宇治抹茶」400円。抹茶を使ったスポンジとクリームに、甘いあずきがアクセントになっています。このケーキでケーキパフェを注文する時は、やはり抹茶パフェとの組み合わせがぴったりでしょう。ケーキはパフェグラスの口から少しはみでる大きさですが、ケーキとグラスのバランスが良く、また全体的な色合いも上品で、綺麗な写真が撮れます。

ケーキパフェは梅田のミオール、という認識がありますが、実は大阪市内でもう1店舗、ケーキパフェを提供している店舗があります。それは「ミオール天王寺ミオ店」です。天王寺駅直結のショッピングモール「天王寺ミオ」本館1階に店舗があります。梅田の店舗とはケーキの種類が若干違い、またパフェはケーキの種類によって決まっているようですが、ケーキパフェ、という基本の形は同じです。

大阪梅田で人気のケーキパフェを楽しめる喫茶店「ミオール」のまとめ、いかがでしたか。ケーキパフェは名物でお店の名前を有名にしていますが、ミオールのケーキ自体とても美味しいスイーツです。パフェをセットせずにケーキだけを食べても、十分満足することが出来ます。梅田でちょっと一休みしたくなったら、立ち寄ってみたいおすすめの喫茶店です。