高尾山の駐車場まとめ！混雑状況や時間・料金など行く前にチェックしよう！

東京都にありながら登山やハイキングなど自然の中でのアクティビティが気軽に楽しめる高尾山。年間の訪問者数はおよそ300万人といわれており車で訪れる方も大勢います。そこで気になるのが駐車場の情報です。混雑し始める時間帯、駐車場の料金の目安などお出掛け前に役に立つ、高尾山周辺の駐車場情報をご紹介いたします。

東京都内にありながら、本格的な登山やハイキングを楽しめるとして人気の高い高尾山。京王線新宿駅から直通でおよそ50分、高尾山ICからおよそ5分というアクセスの良さもあり、年間を通して高尾山に訪れる人はおよそ300万人といわれています。まずは高尾山について簡単にご紹介いたします。

高尾山には天狗が住むという伝説が残されており、縁起がいいとされる天狗うちわや天狗をモチーフとした御守り等の様々なグッズがたくさん取り扱われています。また高尾山は古来より修行僧が修行場として信仰してきた霊山でもあり、自然が多く残るパワースポットとして多くの方が訪れています。

高尾山には山のふもとにある清滝駅という場所から、山の中腹まで行くことのできるエコーリフトとケーブルカーが運行されています。体力に自信のない方や小さな子供、またペットを連れて高尾山に訪れる場合でも、気軽に高尾山を楽しむことができるようになっています。

以上のようにたくさんの魅力がある高尾山ですが、大きなリュックサックなどの荷物やお子さん連れ、ペットと一緒などの場合電車で行くのが困難な場合もあると思います。そこでこちらの記事では高尾山に車で訪れる際に役立つ、おすすめの駐車場や料金、混雑状況などの駐車場情報をご紹介いたします。

まずは高尾山への登山道があり、ケーブルカーやリフトの乗り口に最も近い高尾山口駅周辺のエリアにある二つの駐車場をご紹介いたします。まず一つ目は京王線高尾山口駅のすぐ隣にある、八王子市営高尾山麓駐車場です。国道20号線沿いにあり、トリックアート美術館と大きな鳥居が目印となっています。

高尾山麓駐車場は目立つ場所にあり、収容可能台数も80台と多いためにドライバーに最も人気がある駐車場です。駐車料金は5月と11月を除く平日が12時間800円、休日は12時間1000円となっています。24時間営業でいつでも出し入れが可能なため、早朝登山をしたいという方にもおすすめの駐車場です。

二つ目の駐車場はリフト、ケーブルカーの乗り場がある清滝駅のすぐそばにある清滝駐車場です。料金は1日1000円、収容可能台数は50台程です。高尾山麓駐車場と比較すると小規模ですが、目立つ場所にある高尾山麓駐車場の利用者が多いので穴場的スポットとなっています。

高尾山には非常に多くの人が訪れていますが、事前に駐車場が混雑し始める時間帯を知っておくことによってスムーズに駐車場を利用することができます。まず平日と休日を比較するとやはり晴天の休日のほうが出足が早くなる傾向があります。特に夏休み期間中や連休などはかなりの人出が見込まれるので注意が必要です。

通常シーズンの休日の場合、高尾山に訪れる多くの方が利用するケーブルカーの始発時間である朝8時に合わせて徐々に混雑が始まります。一本道である国道20号線の渋滞ピークがお昼前の11時前後ですので、出発が遅くなると人気のある高尾山麓駐車場は満車になってしまう可能性が高くなります。

ケーブルカー、リフト乗り場に近い清滝駐車場も高尾山麓駐車場と比較するとやや小規模なため、利用開始時間である朝8時には入庫待ちで渋滞している可能性があります。高尾山麓駐車場や清滝駐車場を確実に利用したい場合には、国道20号線の渋滞も考慮して、朝7時過ぎには到着できるように準備されることをおすすめします。

高尾山麓駐車場や清滝駐車場が満車時におすすめの駐車場が高尾山薬王院駐車場です。少し高尾山口駅から離れた場所にありますが、ケーブルカー乗り場の清滝駅との距離はさほど多くはありません。24時時間営業で駅に近い高尾山麓駐車場を避けて、8時から16時まで入庫受付ができる薬王院駐車場を目指すのもおすすめです。

薬王院駐車場は周辺の駐車場と比較すると最も広い駐車スペースがあり、およそ220台を収容することができます。通常のシーズンであれば休日でもほぼ停めることができます。駐車料金は一日500円で周辺駐車場と比較すると最も安いので、料金の面からも大変おすすめです。

薬王院駐車場を利用する際には一点注意していただきたいことがあります。薬王院駐車場は信徒以外の一般の方も利用することができますが、お寺の駐車場であるため薬王院で行事などが行われる際には利用することができません。出発前にHPでお寺の行事予定を確認されることをおすすめします。

ギネスブックやミシュランガイドにも紹介されている高尾山は、国内外を問わず人気がありつねに多くの人で賑わう観光スポットです。そんな高尾山も普段以上に多くの観光客が集まるハイシーズンが存在します。ハイシーズンに車で高尾山を訪れる際の駐車場情報や注意点をご紹介いたします。

高尾山が特に混雑するのは、新緑の時期で連休のある5月と紅葉シーズンとなる11月、そして初詣へ訪れる年末年始の時期です。ケーブルカーやリフトの順番待ちで1時間以上かかったり、入山規制が行われることもあるほどに混雑します。道路、駐車場に関しても高尾駅付近から激しい渋滞となることもあります。

紅葉シーズンである11月の休日を例にみると、高尾山麓駐車場の場合ケーブルカーの始発時間である朝8時には満車になってしまいます。また、5月と11月のハイシーズンには平日の最大料金800円から1000円に変更となる点も注意が必要です。余裕をもって駐車場に車を停めたい場合には、朝6時頃には到着できるように準備されることをおすすめします。

前述のように、ハイシーズンにはあっという間に駐車場が満車になってしまう高尾山。混雑が予想される時期にはなるべく電車の利用をおすすめしますが、車で移動される場合には臨時駐車場を利用する方法もあります。高尾山周辺にある、おすすめの臨時駐車場をご紹介いたします。

まずおすすめしたいのは高尾山麓駐車場と隣接した場所にある、京王高尾山駐車場です。12時間の最大料金が休日の場合2000円と高額になっていますが、高尾山口駅に隣接した温泉と提携しているので温泉を利用すれば3時間まで無料となっています。24時間営業で収容可能台数は80台と広いので、早朝に到着できれば駐車できる可能性が高い場所です。

次におすすめしたいのが氷川神社臨時駐車場です。高尾山麓駐車場、京王高尾山駐車場ともに満車の場合氷川神社へ停めるよう指示されます。場所は高尾山麓駐車場から少し奥に進んだ先の神社境内です。収容可能台数はおよそ40台で、誘導員に直接駐車料金1500円を前払いします。7月から9月の間は朝8時から19時、それ以外は17時までの利用となります。

そのほかにもコンビニや個人の方が敷地を臨時駐車場として提供していますが、それでも満車になってしまった場合には一駅手前の高尾駅周辺のコインパーキングの利用がおすすめです。京王線ではリフトまたはケーブルカーの乗車料金と駅間の往復運賃が割引になるチケットを販売していますので、混雑時期には利用を検討してみてはいかがでしょうか。

駐車場を利用する上で必ず必要となるのが、駐車料金です。こちらの項目では観光スポットである高尾山周辺の駐車場の料金の目安と、比較的手軽な値段で利用できる駐車場をご紹介いたします。まず高尾山周辺の駐車場の料金は1日500円程度から2000円近い場所までばらつきがありますが、1日1000円という駐車場が標準的です。

高尾山口周辺の駐車場で最も駐車料金が安いのは、高尾山薬王院駐車場の1日500円です。平均価格の1000円より半額も安く利用できるうえに収容可能台数が多いので、余裕をもって駐車することができます。また少々離れますが、コムパーク高尾山口は平日であれば12時間最大600円で利用できるので、少しでも安く停めたい方におすすめです。

京王高尾山駐車場は休日の30分料金が250円、12時間最大2000円と一見高額に感じますが、提携先の温泉を利用すると3時間まで無料にしてくれるサービスがあります。少しだけ高尾山を楽しんで温泉も入りたいという方にはむしろお得な料金設定となっていますので、積極的に利用してみてはいかがでしょうか。

連休や紅葉シーズン、休日など混雑が予想される高尾山に車で訪れる際には、早く出発したとしてもやはり混雑状況が気にかかります。ところが確実に駐車場を利用することができる、事前予約という方法もあるのです。この項目では駐車場の事前予約をする方法をご紹介いたします。

駐車場を予約するには、駐車場予約サービスを行っている軒先パーキングやakippaというウェブサイトを利用します。カーナビサイトの大手であるナビタイムやグーグルマップが提携をしていますので、高尾山周辺の駐車場を検索するだけで予約可能な駐車場を見つけることができます。

予約可能な駐車場は現時点でそれほど多くはなく、高尾山口から離れた場所にあったり駐車料金が1日1800円とやや高額な場合もありますが、確実に駐車場を利用することができるという安心感があります。高尾山に行く予定が決まっている場合には状況に応じて利用してみてはいかがでしょうか。

いかがでしたでしょうか。混雑が予想される高尾山ですが、穴場スポットや事前予約の方法、駐車料金の安い駐車場を知っておくことによって、より快適にゆっくりと高尾山を楽しむことができます。新緑の中でのハイキングや美しい紅葉、温泉など魅力たっぷりな高尾山にぜひ一度車で訪れてみてはいかがでしょうか。