有明のスポーツセンターでプールを満喫！アクセスや駐車場なども紹介！

1996年に開業した有明スポーツセンターは、UFOのような形が目を引く特徴的な建物です。その近未来的な外観とは裏腹に、手頃な料金で利用できる公共のスポーツ施設として人気があります。有明スポーツセンターのプールはどんなところなのか、プールの他にはどんな施設があるのか、詳しく見ていきましょう。

東京のベイエリアである江東区にある有明スポーツセンターは、レインボーブリッジにもほど近く、お台場エリアのレジャー施設なども目と鼻の先にあります。海が目の前という開放的な立地で、隣には「有明テニスの森公園」もあり、スポーツに親しむにはもってこいの場所にあります。

住所:東京都江東区有明2-3-5 電話番号:03-3528-0191

電車でアクセスする場合は、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)の「お台場海浜公園駅」から徒歩10分、「有明テニスの森駅」から徒歩15分ほどです。または東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場駅」から徒歩15分ほどでアクセスできます。いずれの駅からも少し歩きますが、周りの景色を眺めながら歩けばさほど気にならない距離です。

有明スポーツセンターへのアクセスは、都営バスが便利です。東京メトロ東西線「門前仲町駅」または有楽町線「豊洲駅」から乗車し、「有明一丁目」バス停から徒歩3分、「有明テニスの森」から徒歩7分です。バスの本数は多く、門前仲町駅へは10分に1本程度は発着しています。公式サイトにバスの時刻表が掲載されているので、参考にしてみてください。

有明スポーツセンターには、有料駐車場があります。国道357号湾岸線「有明テニスの森」信号を右折して西進すると駐車場に到着します。駐車場の営業時間は8時30分から22時15分です。駐車場の利用料金は40分ごとに100円で、最初の30分は無料です。駐車場の台数には限りがあるので、できるだけ公共交通機関でのアクセスがおすすめです。

有明スポーツセンターは、UFOのような外観のA棟と、かまぼこのような外観のB棟とに分かれています。A棟は体育館、B棟はプールがメインの施設となっていて、駐車場は共同です。江東区の区民以外の方も利用できます。A棟には無料の展望フロアがあり、周辺の景色を眺めることができます。こちらは夜景の穴場スポットにもなっているそうです。

体育館のあるA棟には、会議室(6階)、多目的室(6階)、大体育室(7階)があります。大体育室は個人利用の他、各種スポーツの練習や試合、教室などに利用されています。大会等が開催される日は、駐車場の混雑が予想されますので公共交通機関を利用されることをおすすめします。個人利用の場合は、自動券売機で利用券を購入して体育室を利用します。

A棟の7階には、展望レストラン「魚惣 」があります。見晴らしが最高で、大きな窓からは東京スカイツリーや東京タワーも見ることができます。新鮮な海の幸を使ったランチの他、事前予約でお弁当のテイクアウトや配達にも対応しています。ランチタイムの営業時間は11時30分から14時30分まで、予約によりディナータイムも営業しています。

電話番号:03-3529-7878

屋内プールのあるB棟の3階には総合受付があり、同じ3階にはトレーニング室、レクリエーションホール、プールへの入口があります。更衣室も3階にあります。プールとトレーニング室の更衣室は別々になっているのでご注意ください。プールの更衣室にはシャワーブースや洗面台もあります。

トレーニング室には、有酸素運動系のマシンが22台、筋力トレーニング系のマシンが24台、リラクゼーション系のマシンが5台あり、公共の施設としては充実したラインナップです。利用料金は午前・午後・夜間の時間ごとに区切られていて、各時間ごとに400円となっています。中学生以下の方はトレーニング室を利用できませんのでご注意ください。

有明スポーツセンターは、毎月第2・第4月曜日(祝・休日の場合は翌日)が休館日となります。センター全体の開館時間は8時30分から22時で、施設により営業時間が異なります。プールの利用料金は2時間で大人400円、中学生以下150円です。体育室との共通利用料金は600円となります。回数券や共通利用券は、3階の総合受付で販売しています。

有明スポーツセンターの回数券と定期会員証、トレーニング室とプールの会員証は、都内の他の区立スポーツセンターとも共通で利用することができます。会員証は有効期限が1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月のものがあり、期限が長いほど料金はお得です。会員証を作って、定期的に体を動かしている利用者も多いようです。

有明スポーツセンターB棟のメイン施設となる屋内プールは、4階にあります。半円形の屋根はガラス張りになっていて、明るい日差しが降り注ぎます。プールの内部は、25mプールのエリアとこどもプールのエリアに分かれています。子どもや親子向けの水泳教室や、アクアビクス教室なども行われます。教室のスケジュールは公式サイトで確認できます。

有明スポーツセンターの屋内プールは2時間400円という低料金で利用できます。単発で利用する場合は、券売機でチケットを購入します。営業時間は9時30分から21時45分(最終入場21時30分)で、夏休み期間中は9時から21時45分までとなります。夜遅い時間まで営業しているので、会社帰りにひと泳ぎといった使い方もでき、とても便利です。

有明スポーツセンターの25mプールは6コースあり、水深は1.2mほどです。屋内プールの半円形の屋根は開閉できるようになっており、気候の良い時期には開放されて半屋外プールとなります。利用する際は、水泳帽を着用する規則があります。貸出は行っていないので、必ず水泳帽を持参するようにご注意ください。

有明スポーツセンターのプールは、隣接する有明清掃工場の廃熱を利用した温水プールになっています。天候を気にすることなく、冬でも温かい温水プールで泳ぐことができるので、健康づくりを目的とする人や家族連れに嬉しい施設になっています。ジャグジーもあるので、泳ぎ疲れたらジャグジーで一休みすることもできます。

こどもプールは、水深が0.3mの幼児用と、1.0mの子ども用プールとに分かれていて、幅広い年齢のお子様が水遊びを楽しむことができます。利用できるのは、おむつの取れたお子様からとなります。ループ状のウォータースライダーもあり、身長110cm以上のお子様から利用することが可能です。

落差4mのウォータースライダーは、大人の方も楽しむことができます。スライダーの着水地点の水深は0.9mとなっています。こどもプールエリアにもジャグジーがあり、採暖室もありますので、休憩を挟みながらゆっくりと遊泳できます。また、B棟の5階には休憩スペースがあり、プールの様子を見ることができます。

有明スポーツセンターのA棟の5階には、東京都下水道局の広報施設である「東京都虹の下水道館」があります。下水道に関するお仕事体験や水に関する実験など、いろいろなコーナーがあり、定期的に工作教室も開催されています。料金は無料で、気軽に下水道のことを学ぶことができます。プールに泳ぎに行く前後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

有明スポーツセンターの前の広場には、子ども向けの遊具があります。お子様連れには、「東京都虹の下水道館」と、低料金で遊べるプールを組み合わせて、リーズナブルに楽しめるお出かけコースがおすすめです。お台場エリアや新豊洲市場へも徒歩で行ける範囲にあるので、一日たっぷり楽しむことができます。

リーズナブルな料金でいろいろな運動を楽しめる有明スポーツセンター。公共施設とは思えないほど充実した設備に驚いてしまいそうです。特定日以外はさほど混雑しない点も魅力の一つです。夏の暑い日はもちろん、冬でも快適に泳げる有明スポーツセンターのプールで、手軽に健康づくりを始めてみませんか?