日の出ラーメンのガッツ麺DXとは？絶品の人気メニューを徹底紹介

ド派手な看板とポスターが目印のつけ麺屋「日の出ラーメン」は、つけ麺と油そばで有名なお店です。中でも「ガッツ麺DX」は全国のラーメンファンが注目する話題のつけ麺です。「ガッツ麺DX」は、とにかく見た目も味も素晴らしく「ジャンク」です。今回は神奈川生まれの家系ラーメン店「日の出ラーメン」をご紹介します。

日の出ラーメンは横浜の日の出町に2000年に誕生しました。極太麺と濃厚なスープを使ったラーメンはまたたくまに人気となり、現在では30店舗を構える大規模ラーメン店に成長しました。「ガッツ麺DX」など、他のラーメン店にはないユニークな家系ラーメンメニューが勢ぞろいしています。

日の出ラーメンの人気商品「ガッツ麺DX」は、とにかく見た目がすごいです。丼が出された瞬間、目に飛び込むのは5ミリ近い太さの麺です。細麺に目が慣れている人なら食べられるか不安になるほどの太さです。麺の上に乗っているのは、いまだかつて目にすることがなかったナゾの3つの「玉」です。

うどんと見紛うほどの超極太麺は、一度見たら忘れられない太さです。麺の太さは神奈川県ナンバーワンと言われています。こんな太い麺に出会ったことがない！と感じる人もいるようですが、その感覚は間違いではありません。お店の人曰く、日の出ラーメンの極太麺は「特注品」なのだそうです。

極太麺の上にこんもりと乗っている3種類の玉は、見たまま「三色玉」と呼ばれる日の出ラーメンの人気の秘密になっているトッピングです。三色玉は、チャーシューマヨネーズ・辛口ひき肉・背あぶらで構成されています。これだけでもびっくりですが、さらにここへ卵黄・きざみチャーシュー・ネギも加わります。

「ガッツ麺DX」は汁なし油そばなので、スープはありません。12時間煮込んだスープをベースにして作られた「つけダレ」を和えていただきます。この付けダレ自体もなかなかのボリュームがあり、極太麺をギラギラに輝かせまています。コッテリ系が大好き！という人に大人気のつけダレです。

初めて食べる人を困らせるのが「ガッツ麺DXの食べ方」です。麺の上に鎮座する三色玉をどのように扱っていいのか迷う人も多いそうです。しかも卓上には、お酢やコショウ・魚粉などの調味料の容器も並んでいます。ここからは「ガッツ麺DX」のおすすめの食べ方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

最初はかき混ぜたりせず、ノーマルを味わいましょう。次は乗っている三色玉や香味油・つけダレを混ぜて食べます。麺と具財がしっかり馴染むように、勢いよく混ぜこんでから食べましょう。麺の下にはタレが溜まっているので、底から返すように混ぜるのがつけ麺を美味しく食べるためのコツです。

一通り味を楽しんだら、次は卓上の調味料の登場です。お酢を加えることで、あっさり感とまろやかが増します。ちょっと珍しい「魚粉」は魚介の風味を強調したいときに加えてみましょう。もっと味を濃くしたいときはタレを加えると味の濃さが調整できます。調味料を加えて、お気に入りの味を見つけてください。

どんぶりに残ったタレは、〆ようの「追い飯」に和えていただきましょう。いろんな味が加わって完成したつけダレを余すところなく味わいつくせる、最後のお楽しみです。ご飯とつけ麺と交互に食べても、追い飯としてタレにつけても美味しく食べられます。ご飯が足りなければおかわりしてしまいましょう。

日の出ラーメンと言えば「ガッツ麺DX」が代名詞のようになっていますが、美味しいメニューはガッツ麺DXだけに留まりません！日の出ラーメンに来るたびに違うメニューも味わってみてください。ガッツ麺と人気を2分する「剛つけ麺」など、口コミで美味しいと評判のメニューをご紹介いたします。

剛つけ麺にも、ガッツ麺DXと同じ極太麺が使われています。スープは魚介と豚骨のダブルスープです。絶品のスープが麺にからみ、極上の味が楽しめます。スープの中に入っているキャベツでときどき休憩しながら進みましょう。食べた後は「スープ割り」という和風だしを加えて飲むのがおすすめです。

ノーマルのガッツ麺に黒味噌を加えたのが「黒味噌ガッツ麺」です。トッピングの卵黄に黒味噌の甘さと香ばしさが素晴らしくマッチします。半分ほど平らげたら、魚粉を加えるとさらに香ばしさが増します。黒味噌のほか、赤味噌バージョンもありますので、ぜひ食べ比べてみてください。

ガッツ麺DXや剛つけ麺が有名な日の出ラーメンは、看板にも大きく「つけ麺」と記載されているので普通のラーメン屋さんではないと思われがちです。しかし日の出ラーメンにはつけ麺や油そばとともに、ラーメンメニューも豊富に取り揃えられています！根強いファンが多い絶品ラーメンをご紹介します。

つけ麺よりもラーメンが食べたい、こってりラーメンが苦手という人は、日の出ラーメンの「魚介醤油ラーメン」はいかがでしょうか。チャーシュー・白ネギ、海苔のトッピングであっさりとした味わいが自慢です。女性でもサクサク食べられる、魚介の風味たっぷりの人気ラーメンです。

魚介ベースとは異なる、豚骨と鶏のクリーミーなスープが特徴の横浜醤油ラーメンには、チャーシューと海苔とともに茹でたほうれん草がトッピングされています。濃厚なラーメンとほうれん草が程よく溶け合う絶妙な味わいを楽しめます。魚介ベースの「魚介醤油ラーメン」と食べ比べてみてはいかがでしょうか。

日本人好みのラーメンといえば味噌ラーメンです。日の出ラーメンの特色が色濃く現れるこってり系の味噌ラーメンは白ご飯との相性は抜群です。ラーメンとご飯を一緒に食べたいという人におすすめです。トッピングには味噌の味を引き出す白ネギと、チャーシューと海苔が乗せられています。

ラーメン屋さんでは、ラーメンだけではなく「サイドメニュー」を楽しむことができます。仕事帰りの一杯を盛り上げてくれる、日の出ラーメンで食べたい絶品サイドメニューをご紹介します。ビールと最高に合うメニューもあれば、つけ麺を存分に味わうためのサイドメニューがあります。

日の出ラーメンのサイドメニューでもっとも人気なのは、「鶏のから揚げ」です。激ウマ！と高い評価を受けていて、ラーメンに乗せて食べる人も多いです。3つで210円というリーズナブルな価格帯ですが、食べ応え・味付けともに最高傑作と言われています。なんといっても1個1個が大きいのも見逃せないポイントです。

ラーメンのお供にぴったりのサイドメニューは「チャーシュー丼」です。ラーメン屋さんのチャーシューは、白いご飯とよく合います。こってりしたつけ麺との味のバランスも最高の塩ダレのチャーシューがネギと一緒にお茶碗に盛り付けられています。ラーメンの〆によし、お供によしの万能メニューです。

麺を食べきったあとにスープに加える「追いめし」は、驚くことに無料です。しかも、その量はしっかりお茶碗1杯分です。極太麺でおなかが満たされていても、不思議と食べ切れてしまいます。日の出ラーメンのこだわりのタレを1滴も残さず食べられるだけではなく、麺とは違った味に出会えるのが「追いめし」の魅力です。

日の出ラーメンは、神奈川県で生まれたラーメンです。神奈川県には、横浜桜木町本店・大船店・日吉店といった3つの店舗があります。現在は全国に30店舗のフランチャイズ店があり、すでに有名になっているのは愛知県内の大須店・栄店や名古屋駅周辺などにある店舗です。

現在、日の出ラーメンの全国店舗一覧は公開されていません。平成29年11月に株式会社テンポスホールディングスが日の出ラーメンとM&Aを行い、事業規模拡大に向けて発進しはじめています。あなたの街に日の出ラーメンの店舗がやってくるのも、もう間もなくかもしれません。

日の出ラーメンの営業時間は、各店舗ごとで違います。近くの店舗に行く場合は営業時間を確認してください。本店である「横浜桜木町本店」では、月曜日から金曜日は朝10時から翌日の3時まで営業しています。土曜と日曜は9時開店、それぞれ翌日3時・1時と曜日でも営業時間が若干変わりますので注意が必要です。

「ガッツ麺DX」は、極太麺と油たっぷりのつけダレでいただくボリューム満点の油そばです。あっさりラーメンが好きな人にはちょっと難易度が高い食べ物と言えるでしょう。しかし人気は衰えることを知らず、全国に着々と日の出ラーメンの店舗が増えていることは確かです。派手な看板を見かけたらぜひその味を確かめてみてください。