クロスバイクで通勤しよう！おすすめ自転車や服装・アイテム紹介もあり！

クロスバイクとはスポーツバイクの中でも乗りやすい部類のバイクで、ロードバイクとマウンテンバイクの間ような自転車を指します。最近では長距離の走行はもちろん、通勤で使用する方や、女性の方にも人気を博しています。今回はクロスバイクを選ぶポイントや通勤・女性におすすめのクロスバイク、服装、バッグや雨にも便利なグッズ等ご紹介します。

クロスバイクとは、ロードレースの為の自転車であるロードバイクと野山などを走行する為の自転車マウンテンバイクを組み合わせた自転車のことです。走行性能・安定性など、ロードバイクとマウンテンバイクのよいところを合わせ持ったバイクです。最近では楽しみたい方はもちろん、ダイエットや節約などを意識してクロスバイクを通勤に使う方が増えてきています。

先ほどもご紹介した通り、クロスバイクはロードバイクとマウンテンバイクの良いところを組み合わせたような自転車です。長距離を走ることはもちろん、普通の自転車よりも速く走ることができるので通勤にももってこいの自転車です。雨が降ってきても、レインコートを着るなどの対策は必要ですが、タイヤの幅が広いため他のバイクと比べて通勤に嬉しい転びにくい仕様となっています。

一方ロードバイクは整備された道を速く走る用の自転車で、そのためタイヤの幅は何と2センチ前後と細い作りになっています。以前は競技用でしたが、最近ではツーリングでも使われるようになりました。また、先ほど出てきたマウンテンバイクは整備されていな意道を走る用の頑丈な自転車で、1970年代アメリカ初で世界各地に広まりました。タイヤは太く、手元の切替レバーがあるのも特徴です。

クロスバイクを購入するうえでポイントになること、1つ目は重量です。クロスバイクはたいてい11キログラムでどちらかといえば軽め、10キログラムでかなり軽く、10キログラム以下になるととても軽めとなります。500グラムでは違いはあまり分かりませんが、2・3キログラムとなると傾斜やスタートで違いを感じるそう。好みはありますが、通勤する時は速度も出る軽量車がおすすめです。

しかし、乗った時にしっくりこないようなエアボリュームが少ない細いタイヤや、耐パンク性ではないタイヤがつけられている場合はかなり軽いバイクになりますが、あまりおすすめはできません。通勤し始めたら道路からの衝撃が強く大変な思いをしたり、雨で滑りやすくなってしまったり、段差に気を取られたりしてしまう危険も。走りやすさや乗り心地などを一番に考えましょう。

次のポイントは、フレーム素材です。フレーム素材には主にアルミ、カーボン、スチールがありますが、一番おすすめできないのはスチール。他の素材よりも重量があり、傷などから水が入ったり、露で中からさびてしまうことがあるからです。もしスチール素材を使う場合は雨の日に乗ることや、雨にさらされる場所にとめない方がよさそうです。ずっしりした乗り心地が魅力です。

カーボンは料金がかさみますが、一番乗りやすいのが特徴的。しかし、一番弱い素材なので、駐輪場でぶつかってしまわないところにとめるのがおすすめです。そして、一番おすすめなのがアルミフレーム。軽量で体にフィットするような走りができる、基礎のしっかりとしたフレームです。また、他の素材よりもさびにくく弱くないので扱いやすいのも魅力的です。女性にもおすすめの素材です。

次のポイントは、サスペンション。サスペンションとは振動をゆるめる装置のことです。通勤ということですので、普通の道であれば必要はありません。もともと購入した時についているものもありますが、わざわざついているものを選ぶ必要はないでしょう。通勤の道がでこぼこしている道であるならば、サスペンションを付けるよりもまずは他の道がないか探してみるのがおすすめです。

サスペンションはクロスバイクが5台ほど購入できてしまう高価なものから、クロスバイクでサスペンションを2、3本購入できてしまう安いものまでそろっています。一般的に、もともと購入時についているサスペンションは一般的に考えてあまり高いものではないのだそう。あまりにも安価なサスペンションはすぐに壊れてしまうので、わざわざついているものを購入しなくてもよさそうです。

次のポイントは変速段数。マウンテンバイク系なら前3段後9段、ロードバイク系なら前2段後10段以上がおすすめです。後ろの歯車の段数が沢山ある方が選べるギアが多くなるので、細かな調節もできて女性にも乗りやすく便利です。多くの変速段数のある自転車は一段一段の幅が広くなく、自分がこうしたいと思う重さに変えることができます。

いろんな種類がありますが、軽いギアに重きをおいたタイプや、速度を変えるときにリズムが乱れにくいタイプと様々ありますが、使うのは通勤なのであまりこだわりすぎなくてもよさそうです。むしろそれよりも段数がたくさんある方が摩耗しにくいということろや、レバーの操作が心地いいというところ、交換パーツが豊富なところ。あくまで通勤用ならば、こだわり過ぎなくてよさそうです。

最後のポイントはタイヤです。おすすめなのは32Cというタイヤで、パンクに耐性があるものがよいとされています。主に装備されているタイヤは28C、32C、35Cというタイプです。振動はあるもの速いのが28C、重くても振動吸収に優れているのが35C、バランスの良いのが32cとなっています。初めて購入する方や女性にもバランスのいい32cは乗りやすくおすすめです。

ちなみに、もともとつけられていた他のタイプのタイヤを衝撃吸収のなさやパンクが多いのを理由に32Cに替える方も多いのだとか。しかし32cから35Cや28Cに替える方は少ないそうです。また、購入予定のクロスバイクがパンク耐性のあるものかも確認するのもおすすめ。雨の降っているときや濡れている白線、マンホールなどは滑りやすいところなので、良いタイヤでも気をつけましょう。

クロスバイクでは、通常のバッグを持って乗ることは至難の業です。クロスバイクで通勤する際はリュックバッグやメッセンジャーバッグがおすすめです。普通のリュックは暑い時期は蒸れたりして不便な思いをすることも。スポーツバッグやメッセンジャーバックはそのために作られているものなので蒸れずに快適に通勤できます。使う目的によって選ぶのがよさそうです。

専門バッグはどこで買っていいか分からないもの。専門店の品ぞろえも、お店によってまちまちです。大型スポーツショップにはあることも、もしくは普通のバッグしか置いてない場合もあります。自転車のバッグ売り場になければ登山用のバッグが置いてある場所も、探してみるのもいいかもしれません。インターネットは様々な種類のバッグが比較できるのでおすすめです。

雨の日でもよほどひどくない限りは、クロスバイクでの通勤は可能です。しかし、雨で道が滑りやすくなり、ブレーキもうまく効かないので、普段の7割くらいの速さで進むのがおすすめです。雨の日は危ないのですぐ止まれるように少しゆっくり走った方がよさそうです。また、焦ると危ないので雨が降っている日は普段より早めに家を出るようにするとよいかもしれません。

また、雨が降っている日は走りながら傘をさすと危ないので、レインコートを身に付けたり、水がしみ込みにくいバッグを使用するなど、体や持ち物が濡れてしまわないように注意が必要です。雨の日にレインコートを着ると汗をかいてしまうのですが、ポンチョの形をしたレインコートはバッグを中に身につけたまま着ることができ、汗もかきにくいのでおすすめです。

つぎに、おすすめの通勤クロスバイクをご紹介していきます。初めにご紹介するのがこのGiant Escape R3というタイプです。通勤目的のクロスバイクの中でもとても人気なバイクです。日本のクロスバイクのベンチマークとしてとても名高く、自転車のいたるところまでこだわりがつまっています。スポーティな乗り心地の良さが魅力的です。

タイヤは28Cでするりとした走り心地で、24段の変速機能がついています。自転車の通勤はもちろん、週末のお出かけや遠出にも対応できます。重さは10.7キログラムとかなり軽く、速くとても走りやすいつくりとなっています。女性にも男性にも人気なバイクです。すべてにこだわりを感じられるこちらは初心者にも安心な基本的なクロスバイクです。

2018年モデルが登場したこちらのTREK FX S4は今注目度の高い人気のバイクです。フレームはアルミニウムで軽く走りも安定しており女性にも扱いやすい自転車です。また、フレームは軽いだけでなく耐久性にも優れているのだとか。ギアは前2段、後ろ10段と軽めにするとこぎやすく、重めにすると安定した走りをみせます。

重量は10.38キログラムと大変軽く、ぐんぐん進む性能の良いクロスバイクです。また軽く早く走ることができるだけでなく、心地よく走るための工夫が多いのもうれしいところ。体を前にしなくても楽に走ることができるように作られたサドルを取付け、グリップなどは衝撃吸収素材を使用、タイヤは雨に強くパンクしにくい32cのものが使われています。

とてもコストパフォーマンスがいいと評判高いCROSSLINE 30R CENTURIONは軽く、フレームも強く・サビにくいとあって通勤にもとっても便利なバイクです。車体が軽いためこぎ出した時も抵抗がすくなく、走りやすい設計となっています。タイヤは32cでグリップは握りやすく、サドルは地面からの衝撃を吸収するものなので疲れにくいところも魅力的です。

こちらも通勤用のバイクとしてはコストパフォーマンスが良いと非常に評判のいいバイクです。35cのパンクしにくいタイヤ、フレームはアルミ製で、変速段数は24段。それなのに、重量が11.43キログラムととても走りやすい作りです。サイクルコンピューターは自転車のフレームに内蔵されていて、美しいフォルムがとても人気です。

通勤目的のクロスバイクの中でも突出して1番の人気を誇ります。装備されているタイヤはパンク耐性がきちんとついており、太さは先ほどご紹介したバランスのいい32cです。また、重さは11.17キログラムというちょうどいい軽さとなっています。ギアは細かく変えることができる27段で、サイクルコンピューターやセンサーマウントも初めから自転車に内蔵されています。

クロスバイクで通勤するうえで気になるのが服装。服装は、季節ごとに変えることが大切です。また、どの季節どんな服装であっても、肌に一番近いところに汗を吸収してすぐに乾くスポーツ用の肌着を身に着けていると心地よく過ごせます。春や秋の服装は、とても快適に自転車通勤できるので、もし会社で着替えられるところがあるならスポーツウェアを着て出勤するのがおすすめです。

服装を考えるのが難しいのが夏と冬。夏の服装は日光が強いため肌が出ない服装がおすすめです。服装でカバーできないところは日焼け止めを。サングラスをかけるとさらに快適です。冬の服装は、冬でも汗をかくのでウインドブレーカーなどの服装で重ねて着て、体温を調節することができるようにするのがよさそうです。季節ごとに服装をきちんと変えると、服装で難儀な思いをしなくて済みます。

靴にはワイヤー式のものがあり、靴の中にワイヤーが入っていてダイヤルを調節すると簡単にフィットさせてくれるものです。靴ひもを結ぶことなく簡単に調節できるとあって女性にも男性にも好評なグッズです。また、固定力があるため自転車とも心地よい一体感があります。ただ、合う合わないがあるので、購入前に履いてみてフィットするものを購入するのがおすすめです。

また、こちらも男性女性必須なのが安全の為にヘルメット。サングラスも紫外線は常に出ているのでできれば夏だけでなくできるだけつけるようにするのがよいでしょう。そして、しっかりとグリップを握ることができるグローブもおすすめです。女性の天敵である日焼けもしにくくなります。テールライトやヘッドライト、バックミラーも男性女性ともに安全のため付けた方がよさそうです。

クロスバイクは通勤するうえで最近他の自転車よりも大変な人気があります。交通費の節約や、運動不足解消はもちろん、風を切ってクロスバイクに乗るのはとっても気持ちがいいもの。今回はクロスバイクの特性から通勤用のクロスバイクの選び方、女性・通勤時におすすめのもの、グッズや雨の日の注意点などをご紹介しました。興味がある方はぜひクロスバイクで通勤してみてください。