クロスバイクは安く買える！軽い女性向けや初心者向けモデルを紹介！

手軽なスポーツとして再び人気が高まっているサイクリング。様々なタイプの自転車が販売されていますが、一般的なシティサイクルよりスポーティーで、ロードバイクより扱いやすいのがクロスバイクです。特に、込み入った都市部では使い勝手も良く、軽いので女性や初心者にもおすすめです。今回は安いクロスバイクとメーカーをご紹介していきます。

クロスバイクの特徴は、適度な前傾姿勢を取ることと、握りやすいストレートハンドルです。ハンドル幅も広めに取られている上にタイヤの幅も太めで、スピードが出ていたり多少の悪路であっても安定した走行が可能です。まさに、ロードバイクのスポーツ性とシティサイクルの乗りやすさを両立したバランスの良さがクロスバイクにはあります。

クロスバイクはロードバイクのようなドロップハンドルとは違い、ハンドルが握りやすい分、スポーツサイクル初心者でも違和感なく乗ることができます。スピードではロードバイクには劣りますが、シティサイクルと比べると走りの良さに大きな違いがあり、スポーツ性を意識して作られているだけに、軽快な走り心地で長距離でも楽々と走ることができます。

シティサイクルと比べてスポーティーで軽く、おしゃれなクロスバイクは、女性にもとても人気があります。以前は男の子や男性向けのデザインが多く、サドルも高く前傾姿勢になる為、女性には乗りにくいとされていましたが、近頃では様々なメーカーで女性でも跨ぎやすいデザインも多く作られ、小柄な女性にも乗りやすいクロスバイクが増えてきました。

クロスバイクのギア比はロードバイクと似ていて、20段前後を搭載しているモデルがほとんどです。クロスバイクにはスピードや軽さ重視の物、走行の安定を重視した物と様々あり、性能によって値段の差が発生します。初心者や女性にはあまりハイスペックな物ではなく、通勤や通学、スポーツ等、自分の主な用途に合わせて選ぶことをおすすめします。

50万円以上するハイエンドロードバイクを主に製造しているメーカー「MERIDA」。初心者におすすめなのがCROSSWAY200-MDというモデルです。価格帯は5万円前後です。フレームはアルミで、変速は21段変速。変速部には「SHIMANO ALTSU」という一段グレードの高い部品が使われ、全体的にスペックが高く、耐久性や走破性共に優れています。　

「MERIDA」は自転車好きや自転車に詳しい人なら誰もが知っている有名なメーカーです。デザイン性にも優れているので、女性や都心のビジネスマンにもおすすめのスマートなクロスバイクです。他社の安いモデルと比較するとやや高めの価格設定ですが、クロスバイクの入門用としては安心のスペックと不自由のない大満足の走りで、納得の価格と言えます。

「TRINX」は主に中国やインド、アメリカに利用者が多いメーカーです。おすすめのクロスバイクはTRINX FREE1.0というモデルで、フレームは軽いアルミ製で変速は21段変速。変速部には「SHIMANO TOURNEY」を使用していて、価格帯は3万5千円前後です。軽量性に優れ、走行性能もしっかりしているので、初心者や女性には大満足の製品と言えます。

安いとは言え、「TRINX」はマウンテンバイクやロードバイクも製造していて、レースにも多く使われています。初心者の自転車入門から、本格的レースに挑戦する最初のステップとして、性能、価格帯共におすすめの製品です。デザインは飽きの来ないシンプルな物が多いので、乗り慣れてきたら自分好みにカスタムして乗るという楽しみ方もできます。

ミドルからハイエンドロードバイクを中心に製造しているイタリアのメーカー「GIOS」は、街中ではなかなか見かけませんが、プロの大会でも使用されている、しっかりとした実績のあるメーカーです。中でもMISTRALは軽いアルミフレームで、変速は何と24段変速。変速部には「SHIMANO ALTSU」を使用していて、価格帯は45000円前後です。

初心者でも手軽に疾走感を楽しむことができるよう、「GIOS」の中でも比較的お手頃な価格で購入できるモデルのMISTRALは、デザイン、走行性能も含め、申し分のないスペックです。安いクロスバイクの購入を検討している中、3万円を超えると少し高いと感じるかもしれませんが、街乗りには勿体ないクラスの製品なので、破格の価格設定と言えます。

他の人とはデザイン的にちょっと差をつけたい、おしゃれな人におすすめのメーカーが「Nex Tyle」です。フレームに独特のロゴがデザインされていて、タイヤもカラーリングされている、とてもおしゃれなクロスバイクです。初心者におすすめなのが、NX-7021というモデルで、フレームはスチールですが、変速は21段変速で、価格帯は2万円前後です。

変速装置はSHIMANO製で、前輪のみ工具を使わずに簡単にホイールを外すことができる「クイックリリースレバーシステム」が組み込まれているので、初心者や女性でもタイヤのメンテナンスができます。以前はシティサイクルと変わらないという口コミもありましたが、最近ではレースに参加する等、走行性に力を入れている「Nex Tyle」に注目です。

有名なアメリカの自動車メーカー「CHEVROLET」の自社開発製品ではなく、CHEVROLETをモチーフにしたルック車です。ルック車とは見た目重視で性能は低いとされていますが、それでも通勤や通学に使う普段使い、初心者や女性には十分な性能があります。おすすめはCORVETTE AL-CRB7006で、フレームは軽いアルミ製で、価格帯は2万5千円前後です。

変速は6段変速ですが、変速部には走行性能重視のクロスバイクと同じSHIMANO製の部品が使われているので、街乗りで不便を感じることはありません。デザイン性が高い面と価格の面で、ショップでもとても人気が高いクロスバイクです。CHEVROLETのクロスバイクは街中に停めてあるだけでとても絵になり、注目を集めること間違いなしです。

「CANOVER」は格安自転車を多く販売している「株式会社オオトモ」が展開しているブランドです。価格帯は全体的に安い為、レースのような本格的な走りには向きませんが、部品はしっかりとした製品を使っているので、街乗りや初心者の自転車入門にはぴったりの製品です。初心者におすすめなのがCAC-023というモデルで、価格帯は3万円前後です。

CAC-023のフレームは軽いアルミ製ですが、他の軽いクロスバイクが11㎏から12㎏であるのに対し、やや重い15㎏弱で、SHIMANO製のしっかりとした部品が使われている変速は21段変速です。シティサイクルでは物足りないけれどロードバイクはハードルが高いと言う人や、ロードバイクに憧れている人の練習用としてもおすすめのクロスバイクです。

2002年に自転車愛好家の12人のクリエーターが自然集合して創立された「a.n.desing works」。「より快適に、よりスタイリッシュに」を合言葉に、自然環境とも共生する、時代の変化が求める製品を作り続けています。子ども用の自転車からロードバイクまで、様々な自転車を製造しているa.n.desing worksで初心者におすすめなモデルがCL537です。

a.n.desing worksのCL537はクラシカルなボディで、フレームはスチール製ですが比較的軽い13㎏です。変速機はSHIMANO製で7段変速を搭載。グリップシフトの簡単操作で直感的に変速が可能で、シティサイクルとの走りの違いはしっかりあります。価格帯は2万円前後でとリーズナブルなので、自分好みにカスタマイズする楽しみ方もあります。

都市部での快適な走行を意識し「LIG」はCANOVERと同じ株式会社オオトモのブランドです。LIGはお手頃な価格のクロスバイクがほとんどですが、中でも初心者におすすめなのが、LIG MOVEです。フレームは軽いアルミ製でSHIMANO製の変速機を搭載した変速は7段変速。クイックリリースハブで車輪の交換も簡単で、価格帯は2万5千円前後です。

カラーはゴールドを基調としていて、高級感が際立つブラック×ゴールドと、白を基調とした高貴なイメージを印象付けるホワイト×ゴールドの2種類です。デザインもおしゃれで、走行性の他、ブレーキやコントロール性と言った機能面でも優れていて、乗り心地も良いと、良いこと尽くめです。この価格帯においては最高のクロスバイクと言えます。

デザイン性にもこだわりたいけれど価格は安く抑えたいという人におすすめなメーカーが「FORTINA」です。赤・白・黒のトリコロールカラーや黒と赤を基調としたスポーティーなデザインといった、他とは違ったおしゃれなクロスバイクです。初心者におすすめなのはFT-700というモデルで、デザイン的に存在感のあるクロスバイクが2万5千円前後です。

FORTINAの製品はレースにも参加しています。クロスバイクFT-700モデルのフレームはスチール製で、SHIMANO製の変速機が搭載されている7段変速です。疾走感をメインにと考えている人には物足りないかもしれませんが、おしゃれなクロスバイクで街乗りを楽しみたいという人や、デザイン性を重視する初心者や女性にはおすすめのクロスバイクです。

日本一の低価格を目指す自転車メーカー「21Technology」は、自転車を通じてより良い社会に貢献し、愛される企業を目指している会社です。エコな自転車生活を提案し、製造から販売、メンテナンスに修理も自社で手掛けているので全体的なローコストを実現させています。中でも低価格でおすすめなのは、CL266というモデルで、価格帯は2万円を切ります。

CL266のフレームは軽いアルミ製で、12㎏と女性にも優しい軽さです。SHIMANO製の変速機が搭載されていて、6段変速あるので通勤や通学と言った普段使いの街乗りに使うなら十分満足する疾走感が得られるはずです。シティサイクルよりも安いのに快適な走行が可能という点が最大の魅力で、お手頃というよりもリーズナブルな価格が学生にも人気です。

「乗る人それぞれの速さで走る。走るのは自分」というコンセプトの下、日本という土地柄に合った個性的な自転車を製造している自転車関商材総合ブランド「DOPPELGANGER」。クロスバイクでおすすめなのが、CROSSTOWN RUSH D17というモデルです。フレームはアルミですが14㎏と軽いクロスバイクと比較するとやや重めで、価格帯も4万円弱と少し高めです。

少し高めの価格にはそれなりの理由があり、DOPPELGANGERのクロスバイクは他社と比較して全体的にスペックが高いと言えます。D17の変速機はSHIMANO製で、21段変速あり、高性能な前後ディスクブレーキやハイスピード時の走行性能を向上させる機能や快適なシフトチェンジが可能等、価格以上の機能が揃っています。走りもカスタムも楽しめます。

リーズナブルかつおしゃれかつ高品質な製品を取り扱う自転車専門メーカー「ANIMATO」。通勤や通学、買い物、サイクリングと様々なシチュエーションに合った自転車を取り揃えていますが、初心者におすすめなクロスバイクはMETROというモデルです。フレームは軽いアルミ製で、12㎏。シンプルで飽きの来ないデザインで、価格帯は2万5千円前後です。

METROにはSHIMANO製の変速機が搭載されていて、21段変速が可能です。前後には高い制動力を持つ軽量なVブレーキが搭載されていて、工具なしでのメンテナンスが可能なクイックリリースハブを使用。通勤や通学と言った街乗りにも、趣味のサイクリングやスポーツサイクルにも対応できる性能なので、初心者はもちろん、自転車好きにもおすすめです。

以上、初心者や女性におすすめの安いクロスバイクをご紹介してきましたがいかがでしたか。5万円以下でもきちんとしたメーカーなら1年保証がついているものもあります。スポーツサイクルに興味を持っているなら、お手頃な価格のクロスバイクから始めてみて下さい。その際は、街中での走行マナーを守って爽快なサイクリングを楽しんで下さい。