地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

多摩川浅間神社の御朱印やアクセス情報を紹介!シンゴジラの聖地でも有名!

多摩川浅間神社の御朱印やアクセス情報を紹介!シンゴジラの聖地でも有名!
投稿日: 2018年3月8日最終更新日: 2020年10月8日

多摩川浅間神社は、安産祈願と限定御朱印が人気の神社です。映画「シンゴジラ」で使用された境内の展望スペースからは大パノラマで多摩川周辺の風景と富士山も見る事が出来ます。そんな多摩川浅間神社をアクセスや駐車場、社務所の受付時間等を含めてご紹介します。

富士山も見える絶景の多摩川浅間神社へお参りに行こう!見出し

Photo by Haya_BS

「多摩川浅間神社」は田園調布の浅間神社古墳の上に鎮座する神社です。屋上からは多摩川、富士山の眺望も楽しめ、そのロケーションは映画「シンゴジラ」のロケ地としても知られています。また、こちらの御祭神は安産祈願に大変ご利益があり、月替わりの御朱印も人気です。それでは、多摩川浅間神社へのアクセスや駐車場、社務所の時間等を含めてご紹介します。

多摩川サイクリングロードを走ろう!コース沿いのおすすめ店でランチも! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
多摩川サイクリングロードを走ろう!コース沿いのおすすめ店でランチも! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
多摩川サイクリングロードは自転車乗りに人気のコースです。その多摩川サイクリングロードはどのような道で距離はどれくらいなのでしょうか。多摩川サイクリングロードのおすすめのコースや食事情報、特にランチを美味しく食べる事ができるお店をご紹介します。

多摩川浅間神社のご紹介見出し

Photo by Haya_BS

多摩川浅間神社の創建は今から800有余年前です。当時、鎌倉を本拠としていた征夷大将軍の源頼朝の出陣で、身を案じた妻の北条正子が多摩川まで頼朝の後を追って来たそうです。足が痛んだ北条正子は療養の為にこの地に滞在し、富士山の良く見える丘から自分の守り本尊である浅間神社に向けて、夫の武運長久を祈り、身につけていた正観世音像をこの丘に建てたというのが起源だと言われています。

多摩川浅間神社が鎮座する丘は、「浅間神社古墳」と呼ばれる5世紀末から6世紀前半頃に造られた全長約60メートルの前方後円墳で、駅からもアクセスの良い東京都大田区田園調布にあります。多摩川浅間神社は富士山に対する信仰を持つ浅間信仰の神社で、日本神話に登場する女神で安産祈願のご利益のある木花咲耶姫(このはなさくやひめ)を御祭神としています。

Photo by Haya_BS

桜の社紋の入った朱色の社殿は浅間造(せんげんづくり)と言う珍しい建築様式になっています。この様式は社殿の上にさらに別の社殿が載る二階建ての様式になっています。この造りはもともと富士山本宮浅間大社を建立する際、徳川家康の「富士山が正面にみえる位置でお供えをしたい」と言う意向から始まったもので、日本に1300社以上ある浅間神社の中でもたった4社にしか見られない大変貴重なものです。

多摩川浅間神社の境内のご案内見出し

古墳の小高い丘にある多摩川浅間神社の参道は急な階段になっています。階段の手前には、黒い石が回転する大祓詞(おおはらえのことば)があります。神聖な境内に入る前に犯した罪やけがれを祓い清める為の祝詞で、黒い石の車輪を1回転すれば祝詞を唱えた事になり身を清める事ができます。

Photo by Haya_BS

参道の階段を上ると鳥居があり、左手には見晴らしが良い駐車場と社務所があります。そして奥には次の鳥居があり富士登山を模した富士塚の登り口となっています。その富士塚の階段には多数の富士山の溶岩が置かれています。また途中には富士山五合目にある小御岳神社に由来する「小御岳石碑」や、祠、そして勝海舟直筆の「食行見録乃碑」等があります。

Photo by Haya_BS

富士塚の階段を登りきると境内があります。1973年に完成した社殿や、神楽殿、そして小御岳神社、稲荷神社、三峯神社、阿夫利神社の4社が一箇所に集めらて並んでいます。また、下にあった社務所の屋上が境内とつながっており、屋上からは側を流れる多摩川と、晴れた日には富士山も見える絶景の眺望が広がります。

多摩川浅間神社の御祭神「木花咲耶姫」とは見出し

こちらの御祭神である木花咲耶姫(このはなさくやひめ)は、山を統括する神の娘で、天照大神の孫の天津神であるニニギノミコトの妻として日本神話に登場する女神です。その名の通り花(桜)が咲くような美しい女神であったとされ、富士山に鎮座し東日本一帯を守護する神として、火防、家庭円満、安産祈願のご利益があると言われています。

木花咲耶姫は一方では火の神として、また一方では火を鎮める水の神として伝わっています。神話では夫であるニニギノミコトに身籠った子供の父親を疑われ、疑いを晴らす為に「天津神であるニニギノミコトの子供ならば無事に生まれる」と、産屋に火を放ち無事に火中出産した事に由来する火の神とされています。そして山を統括する神(父)から富士山を譲り受けたと言われています。

多摩川浅間神社の富士山を神とする「六根清浄」の教えとは見出し

Photo by ume-y

自然崇拝の一つで山を神聖なものと崇める浅間信仰では、神の宿る富士山に不浄なものを持ち込まない様、欲や執着を断ち、心を清らかになる事をひたすら願い、登山している時間中、六根清浄(ろっこんしょうじょう)を唱えながら、富士山に登る登拝(とはい)が行われていました。この「六根清浄」とは人間に具わる視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、そして意識の六つを清らかにする事です。

多摩川浅間神社の富士講教祖の碑見出し

Photo by Haya_BS

参道の階段の途中にある勝海舟直筆の「食行見録乃碑」とは、「六根清浄」を唱えて登拝する浅間信仰の団体で、富士講の教祖であった食行見録(じきぎょうみろく)の没後150年を記念した石碑だそうです。食行見録は63歳の時に富士山の8合目にて断食行を行い、そのまま永遠の瞑想に入られたそうです。

多摩川浅間神社の安産祈願「子産石」見出し

Photo by Haya_BS

境内には、ごつごつした岩の上に子産石(子宝石)と呼ばれる二つの丸い石が祀られています。この石はどちらも海で長い時間をかけて生まれた自然の石だそうで、優しく撫でながら子宝に恵まれるように祈る事で願いを叶えてくれると言われています。丸い石には神が宿るとの言い伝えがあり、子宝や安産祈願を願いに来た多くの参拝者がこちらで祈りを捧げています。

多摩川浅間神社のご神木「夫婦銀杏」見出し

神楽殿の横には多摩川浅間神社のご神木である「夫婦銀杏」があります。太い縄で結ばれた二本の銀杏の下や周辺には、いくつものおみくじ等を結ぶ専用の場所があります。結ばれたたくさんの桜色のおみくじは、まるで桜が咲いている様です。また、こちらでは絵馬の他に、白く丸い盃に願い事を書いたものが多く掛けられています。

多摩川浅間神社から富士山へ遥拝しよう!見出し

展望台の近くには、大きな水晶玉が十二支と方角が書かれた台座に載っています。その台座には「祈願する方の干支を霊峰富士に合わせて遥拝してください」と書いてあります。遥拝(ようはい)とは、富士山に実際に時間を掛けて登る登拝(とはい)より以前から続く富士山への参拝方法で、遠くから富士山を仰ぎ見て礼拝する事です。

多摩川浅間神社のカラフルな「限定御朱印」とは見出し

多摩川浅間神社の御朱印は毎月スタンプのデザインが変わるので人気があります。2018年1月の御朱印は、富士山と干支の戌、そして2月の御朱印は梅にメジロ、銀杏並木と社殿、そして3月の御朱印は田園調布駅近くにある「どりこの坂」とつばき等、田園調布や多摩川の原風景や、その季節の絵柄を取り入れたカラフルなスタンプで彩られる御朱印です。

2016年9月より限定御朱としてスタンプが押されるようになり、今年の多摩川浅間神社の御朱印は日本画家の山下まゆみさんのデザインだそうです。上下に押される2種類のスタンプは月替わりで作られており、前年度とも全く違うので、それを楽しみに毎月足しげく通う御朱印ガールも多いとか。すでに、20種類ほどの限定御朱印があり、この先も御朱印好きには見逃せません。

また、多摩川浅間神社には「夏詣限定御朱印」も頒布されています。虹色のカラフルな「夏詣」の印が捺された限定御朱印です。夏詣の時期は7月上旬ですが、こちらの御朱印はもう少し長く捺していただけるそうです。「夏詣」とは、初詣で身を清めた6ヶ月後、半年の無事を感謝し、残りの半年も平穏に乗り切るために行われるものです。

多摩川浅間神社の社務所の受付時間見出し

Photo by Haya_BS

参道入り口の階段を一先ず登りきった左手の神社の中腹に駐車場と社務所があります。御朱印の頒布時間は社務所にて10時から16時です。そして、御朱印の初穂料は500円となっています。日によっては書置きの場合のあるそうです。また、ご祈祷の受付時間は10時から15時半となっています。どちらも、予め確認する事をおすすめします。

お守り

こちらには厄除けの水晶玉の入ったお守りや、縁結び、安産祈願や健康守り等様々なお守りが置いてあります。中には、願い叶う成す(茄子)守という、透明な茄子の中に出合いの意味を表す「結びかんざし」、食への恵みを表す「米粒」、金運回復を表す「小判」の3つの願いを封じ込めたものだそうです。

多摩川浅間神社の「安産祈願」専用絵馬見出し

Photo by Haya_BS

多摩川浅間神社の絵馬は「開運」と書いてある桜の絵馬との他に、安産祈願専用のマタニティマークに桜が描かれたハート型や円形の絵馬があります。通常の絵馬も安産祈願の絵馬もそれぞれ500円で社務所にて受け取ることが出来ます。絵馬を掛ける場所は展望スペースのある境内にありますので、妊娠中の方はそこへ登る前に授与していただく事をおすすめします。

多摩川浅間神社の安産祈願の祈祷と授与品見出し

安産祈願は主にお産が楽な戌にあやかる為「戌の日」に集中します。そのため、安産祈願でご祈祷を受ける場合は、必ず神社へ予約する事をおすすめします。また、こちらではご祈祷の後、安産腹帯、お守り、浅間神社特製の桜の描かれた木箱に入った桜の香りの「にほい立て」を始めとするたくさんの授与品を頂けるとの事です。

多摩川浅間神社は「シンゴジラ」の聖地見出し

Photo by Tokuriki

2016年に公開された庵野秀明監督「シンゴジラ」では、この多摩川浅間神社の社務所の展望スペースにシンゴジラを食い止める為の前線指揮所が置かれました。映画の中と同じ光景で、展望スペースからは、側に流れる多摩川に掛かる青く塗装された二つの曲線アーチが美しい「丸子橋」が良く見え、その橋の向こう側からシンゴジラが迫り来るのです。

Photo by hm7hm7

映画では相模湾に出没したシンゴジラは、鎌倉の由比ヶ浜に上陸して横浜市、川崎市を北上し都心に向かっていきます。自衛隊は多摩川河川敷を防衛ラインに決め、シンゴジラを爆撃する「タバ作戦」を行いました。戦闘機や戦車などを多摩川河川敷の集結させ、一斉攻撃を掛けたのですが、その直後にシンゴジラは丸子橋を蹴り上げ、橋脚ごと吹き飛ばしてしまいます。

Photo by Tokuriki

結局、シンゴジラの動きは止まらず、自衛隊戦車等は丸子橋の下敷きになります。そして爆撃が降り注ぐ中、丸子橋や自衛隊機の破片は神社展望台の前線指揮所を直撃し、「タバ作戦」は失敗に終わりました。多摩川浅間神社からの風景がそのままなので、シンゴジラの映画を体感できるスポットとしてファンに人気です。

多摩川ダイナー!ローストビーフサンドウィッチが最高!その魅力をご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
多摩川ダイナー!ローストビーフサンドウィッチが最高!その魅力をご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
多摩川の川辺に店を構えている多摩川ダイナー。ローストビーフのサンドイッチが人気!今回はそんな多摩川ダイナーの魅力をご紹介しています。ランチメニューやディナー、バーベキューなど、最高のロケーションで食事のできるお店となっています。

多摩川浅間神社アクセス時間と周辺のおすすめ見出し

最寄り駅からのアクセス

Photo by shinji_w

多摩川浅間神社へは電車でのアクセスが大変便利です。東京都大田区田園調布一丁目の東急電鉄東横線、目黒線、多摩川線 「多摩川駅」より、多摩川園駅前通りを通って約2分という近い距離です。「多摩川駅」は多摩川に最も近い駅で、河川敷にも近く時間があれば散策するのにもベストな場所です。

Photo by Haya_BS

駅からすぐの多摩川台公園は、亀甲山古墳と宝莱山古墳等の古墳群にある広い公園です。「多摩川八景」の案内板の前にはベンチもあり、そこからの眺望は大変すばらしくおすすめです。春には桜の名所としても有名として、6月には7種類3000株のアジサイの名所として四季折々の花々が楽しめます。また、公園内の池ではザリガニも釣れるそうです。

周辺の古墳群

Photo by Haya_BS

多摩川駅の近くには多くの古墳群があります。多摩川浅間神社も「浅間神社古墳」の上に鎮座していますが、この一帯は古墳が多く「荏原台古墳群」と呼ばれています。その中でも「野毛古墳群」、「田園調布古墳群」と場所により二つに分けられおり、「浅間神社古墳」は「田園調布古墳群」に属しています。 徒歩でのアクセスならそれら古墳群を見て周るのもおすすめです。

多摩川浅間神社の駐車場見出し

駐車場は社務所の手前にあり、開けた展望からは多摩川の河川敷などが広がっています。駐車場のスペースは広く無料ですが、年間行事などで混雑している場合もあるので、安産祈願の参拝者は神社のホームページからなどから、予約時間や駐車場の確認等を問い合わせされる事をおすすめします。

近隣駐車場からのアクセスとその周辺

Photo by kobakou

多摩川浅間神社の駐車場が満車の時には、多摩川駅の東側にあるリパーク田園調布1丁目第5の駐車場がおすすめです。田園調布せせらぎ公園の松の木坂門のすぐ近所の駐車場で、神社までのアクセスも7分ほどです。田園調布せせらぎ公園は細い路地は秋は紅葉、初夏は新緑が美しく散歩をするにもおすすめの公園です。

また、駐車場から神社までの道は多摩川に向かって下り坂になっています。ここには大正時代に整備された「富士見坂」と書いた案内標識柱があります。高層建築が進んだ関係で今では富士山は見えず、「富士見坂」と言う名が残るだけです。しかし、昔、東京にはいくつもの富士山を良く見える場所があり、いくつもの富士見坂が存在していました。

多摩川で釣りするなら抑えておこう!タマゾン川とも言われる魚種や注意情報! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
多摩川で釣りするなら抑えておこう!タマゾン川とも言われる魚種や注意情報! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
多摩川は、山梨県、東京都、神奈川県を流れる一級河川。一時期は、水質汚染が問題となった多摩川でしたが、今ではアユ釣りまで楽しめる人気の釣りスポットとなっています。今回は、初心者向けの釣りポイントや、駐車場情報の他、多摩川釣りの注意点をまとめます。

多摩川浅間神社の展望スペースからの夜景見出し

多摩川浅間神社の展望スペースからは、美しい多摩川の夜景を見ることが出来ます。特に多摩川の丸子橋はオレンジ色にライトアップされ、その光が川面に反射し、夜は美しい光景が広がります。夜景は、川崎方向がおすすめで、武蔵小杉方面の高層ビル群と東急東横線の夜景が楽しめます。

アクセス抜群の多摩川浅間神社に参拝に行こう!見出し

いかがでしたか?駅が大変近くアクセスに便利なので、忙しい時間の合間にも月替わりの限定御朱印をいただきに行けそうです。また、周辺は多摩川の自然と美しい眺望を満喫できる場所なので、参拝の後にピクニックでのんびりとした時間を楽しむこともできます。安産祈願や一年の節目には是非、多摩川浅間神社へ行ってみて下さい。

投稿日: 2018年3月8日最終更新日: 2020年10月8日

アイコン

RELATED

関連記事

ライター

この記事を書いた人

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote