多摩川サイクリングロードを走ろう！コース沿いのおすすめ店でランチも！

ロードバイクをはじめとした自転車のブームがここのところ続いています。長い距離を走るロングライドも人気です。そんな自転車愛好家にとても人気なのが「多摩川サイクリングロード」です。この多摩川サイクリングロードとはどういった場所なのでしょうか。どれくらいの距離でしょうか。おすすめのコースやランチをはじめとした食事の情報をお届けします。

多摩川サイクリングロードは、ロードバイク愛好家の間でとても人気のあるサイクリングコースです。愛好家の間では「多摩サイ」と相性でよばれることもあります。この多摩川サイクリングロードは、1本の連続した道ではありません。一体どういうことなのでしょうか。実は、多摩川サイクリングロードは途中に一般道をはさみんでいるのです。

多摩川サイクリングロードは、多摩川の右岸と左岸にある両岸にある様々なサイクリングロードの総称です。東京都羽村市羽村堰から大田区六郷橋までを一般的に多摩川サイクリングロードと呼んでいます。各自治体が管理するサイクリングコース、そして前述の通り、一般道を挟んでおり、様々な楽しみ方をすることができます。

多摩川の東側は左岸と呼ばれています。本来ならば河口からを起点とするべきですが、羽田空港があること、羽田トンネル内は自転車の運転は危険なので、旧穴守稲荷の大鳥居前が弁天橋の大師橋側を起点としていることが多いです。大師橋までは一般道の側道を走る形になります。一部、未舗装の遊歩道区間もありますので、注意をしましょう。

大師橋からは舗装済のサイクリングロードになります。六郷橋、多摩川大橋、ガス橋を超え、丸子橋までは快適にこのサイクリングロードを走っていくことが可能です。丸子橋を超えると多摩堤通りなど、自転車にとっては悪路が続きます。交通量の多い道の路側帯を走るので、十分に注意して走行しましょう。野川を超え、暫く行くとまたサイクリングロードに入ります。

世田谷区のサイクリングロード以降は、基本的には舗装路や砕石舗装道路が続きます。多摩大橋付近になるとまた未舗装路がはじまります。舗装路ももちろんありますが、未舗装路も多く混じってくるようになり、終点の阿蘇神社南門に到着します。未舗装道路や一般道もあるコースとなっています。

多摩川西側にある右岸コースは、左岸コースとは対象的に運河の河口からスタートすることができます。しかもはじめから専用道路や舗装道路が続いており、とても自転車を走らせやすいです。京浜東北線橋梁の部分は堤防にほぼ接するような形になるので遠回りが必要になります。多摩大橋から先はまた舗装路が続いていきます。

布田橋までは舗装路が続いていますが、その先は未舗装路となり、自転車を走らせにくくなってしまっています。多摩川原橋から先はまたサイクリングロードが復活するので、走行しやすいです。是政橋から先、大丸堰から連光寺までは自然保護区域で立入禁止になるので、大回りをしていかなければならないです。

関戸橋からは浅川サイクリングロードなどを経由しながら自転車を走らせることができます。多摩橋からはコースがないため、大回りをして羽村取水堰の歩道橋が終点となります。後半大回りをしなければならない区間が多く、距離が川に沿って進むよりもかかってしまいます。

東京都は「たまリバー50キロ」と称して、自転車やランニング、ウォーキングなどの健康づくりのための多摩川左岸を整備しています。多摩川サイクリングの初心者にとっては走りやすく、とてもおすすめのコースです。コースは大田区大師橋から羽村市の羽村取水堰付近までの距離約53キロをたまリバー50キロと制定しています。

舗装路で、しかも走りやすい道ですが、最近は事故が多くなっています。ランニングやウォーキングなどの歩行者は広がらずにあるくこと、自転車はあくまで歩行者優先でスピードを出しすぎないことが大切です。お互いに思いやり、みんなのたまリバー50キロで楽しくすごして行くことが理想です。この距離50キロあまりをみんなで楽しみましょう。

「ブルータマガワ」は、多摩川の自然を利用したスポーツクラブとしてとても人気があります。ヨガやノルディックウォーキングなどのプログラムがとても充実しています。ランニングをする人はグリーンランニングをりようしています。そんなブルータマガワですが、併設しているカフェの食事がとても美味しいと評判なんです。

ブルータマガワ内にあるカフェ「ブルーカフェ」では、体が喜ぶ食事をテーマとしています。無添加のスムージー、薬膳カレーのセットなどなど。なるべく国産の野菜を利用し、化学調味料を使わないことをモットーとしています。素材そのものの味を大切にする、体に優しい食事をいただくことができます。

場所は狛江市、和泉多摩川駅近くで、店までの距離はさほどありません。小田急線と多摩川が交わる付近にあります。営業時間は月曜日から木曜日は10時から21時まで、土・日と祝日・祝前日は8時半から18時までです。食事のラストオーダーは早めですので問い合わせをしてください。ブルータマガワで美味しくて体に良いランチおすすめです。

多摩川ダイナーは、ローストビーフサンドイッチがとても美味しいと評判のお店です。そんな多摩川ダイナーでお腹いっぱい満足なお食事はいかがでしょうか。目玉のローストビーフのサンドウィッチはランチの時間帯はサラダ・スープ・ドリンクがついて1280円。食べごたえもあってとてもおすすめです。

ハンバーガーも人気でおすすめのメニューです。ランチではノーマルのハンバーガーの他に、クリームチーズバーガー、テリヤキバーガー、フィッシュバーガーがあります。キッズプレートも用意されていますので、気軽に子供さんがいる人も一緒に来ることができます。昼食だけではなく、もちろん夕食でもおすすめメニューは沢山です。

場所は東急東横線「多摩川」駅徒歩3分。月曜日が定休日で、火曜日から日曜日は11時半から23時まで、祝日は11時半から21時まで営業しています。地域の人々だけではなく、自転車乗りに大人気のお店です。お店の中から観ることのできる多摩川の景色は、美味しいお食事の最高の調味料となってくれることでしょう。

多摩川サイクリングロード、羽村市にある人気のカフェ「中車水車小屋」でのんびりと食事をするのはいかがでしょうか。リアルの水車小屋なんです。田んぼが周囲にはあります。水車の音を聞きながらいただく中車水車小屋の優しい味わいのお食事は、自転車に乗った疲れを癒やしてくれる美味しさです。

多摩川サイクリングロードの一本杉の角を曲がったところにあります。駅から距離のある遠い場所ですが、多摩川サイクリングロードを利用する自転車愛好家には行きやすい場所です。営業時間はランチは11時半から13時半、カフェタイムは13時半から16時まで。定休日は木曜日です。お食事もお茶もスイーツも楽しむことができるおすすめカフェです。

かつて読売巨人軍のグラウンドがあった河川敷にある多摩川グラウンド。堤防を超えたところにある「グランド小池商店」は巨人の選手も訪れたというジャイアンツファンの間では有名なお店です。店内には巨人グッズが並べられていますが、今では多摩川サイクリングロードを走る人々に人気のあるお店となっています。

営業時間は10時から18時まで。定休日は毎週月曜日と第1・第3火曜日です。外にもテーブル・椅子が設置されているので、自分の自転車を近くにおいて食べることができるところは安心です。自転車に乗っている格好だと、なかなかかしこまったお店には入りにくいですが、ここなら気軽に利用できるところも人気の秘密でしょう。

いかがでしたでしょうか。多摩川サイクリングロードそのものについて、また、おすすめの距離別コースやランチをはじめとした食事の情報をお伝えいたしました。とても素敵な場所ばかりで、自転車愛好家の人々に人気が高い理由も伝わってきます。さあ、多摩川サイクリングロードで、素敵な自転車ライフをお過ごしください。