池上梅園2018年の開花状況・見頃は？一緒に立ち寄りたい甘味処も紹介！

都心の池上で梅園があるのを知っていますか。アクセスも便利な池上梅園があります。開花時期になると園内には紅白の梅の花が優しい香りを漂わせます。梅の香りに包まれて散策するのもいいものです。2018年の梅の花の開花状況や見頃と一緒に、休憩できる甘味処やランチのお店もご紹介します。

池上梅園は池上の丘陵地にある大田区立の庭園です。日本画家の伊東深水がアトリエとして使っていた場所ですが、大田区に寄贈され公園としたものです。区の花である梅の花が多く植えられていて、2月下旬には50種類370本の梅の花が一斉に花を咲かせて見頃を迎えます。

池上梅園には梅の他にも桜やツツジ、あじさいなど四季を通して美しい花が楽しめます。花の他にも50種類以上の樹木が季節になると花を咲かせる花の庭園です。茶室、和室などの施設はグループで利用することもできます。梅の花が咲く頃には売店では甘酒なども販売され、多くの家族連れやカップルで賑わいます。

住所:東京都大田区池上2丁目2番13号 電話番号03-3753-1658(池上梅園事務所)

池上梅園は大田区の西部、多摩川に程近い場所にあります。そのため、電車やバス、車でもアクセスは便利で、思い立った時にぶらっと訪れることができます。梅園に近づくにしたがって梅の香りが漂ってきます。アクセス途中から観梅が始まっているようなワクワク感でいっぱいです。

電車でアクセスする場合には駅から少し歩くことになりますが、途中にはお店や池上本門寺もあり楽しみながらアクセスできます。東急池上線池上駅からは徒歩約20分、都営地下鉄浅草線西馬込駅からは徒歩約10分で到着します。どちらからでも分かりやすい道のりです。

バスでアクセスする場合は都心方面と川崎方面から行くことができます。JR五反田駅東口からは川崎駅行きバスに乗車、JR大森駅山王口からは上池上循環外回りバスに乗車、東急池上線駅からは上池上循環外回りバスに乗車、JR川崎駅からは五反田駅行きバスに乗車します。いずれも本門寺裏バス停で下車です。

車でアクセスの場合は、首都高速で戸越出口を出てください。そこから第二京浜から国道1号を行くと11分、中原街道から国道2号を行くと18分で到着します。池上梅園には駐車場がありませんので、なるべく公共交通機関を利用してアクセスするのがおすすめです。近くには5ヵ所の民間駐車場があります

徒歩10分以内には5ヶ所の有料駐車場がありますので、車でアクセスの場合はこちらの駐車場を利用してください。にこにこパーキング仲池上第2駐車場は徒歩約3分、タイムズオーケー仲池上第3駐車場は徒歩約3分、リパーク仲池上2丁目第4駐車場は徒歩約5分、ナビパーク池上第1駐車場は徒歩約7分、タイムズ池上第14駐車場は徒歩約7分です。

池上梅園は月曜日が休園日です。月曜日が休日の場合は次の平日が休園日になります。ただし、2月と3月は梅の見頃になりますので休園日はありません。9時から16時30分まで開園しています。入園料は大人100円、子供20円です。6歳未満と65歳以上は無料になりますが年齢確認が必要です。

池上梅園の梅の見頃は2月中旬から3月中旬です。毎年2月中旬になるとポツポツと咲き始め2月下旬には見頃を迎えます。2018年も2月下旬には見頃を迎えています。梅の種類が30種類と多いので長い期間見頃が続くのも池上梅園の特徴です。見頃を過ぎたと諦めないで行ってみましょう。

池上梅園では2018年も2月中旬に見頃を迎えました。咲き始めの早い「月影」の開花状況は2月中旬には満開を向かえて、3月には見頃を終えています。2月中旬から見頃を迎える「思いのまま」や「見驚」の開花状況は3月に入って満開を迎えています。3月7日がピークですが、まだまだ見頃は1週間ほど続きます。

早春のころに他の花よりも一足早く咲くのが梅の花です。別名「春告花」とも言われていて、桜についで日本人に馴染みのある花ではないでしょうか。そんな梅の花ですが、意外と知らないことが多いようです。池上梅園で梅を見る前に梅に関する豆知識を調べておきましょう。

池上梅園には約30種類の梅の花が咲きますが、梅にはどれ位の種類があるのでしょうか。観賞用の梅には、「野梅系」「緋梅系」「豊後系」「杏系」の4系統で約500種類もあります。園芸用の品種だけでも300種類以上があります。この内30種類もの梅の花が一気に見られるのですからありがたいスポットです。

梅の花は万葉集にも詠まれていますので、日本古来の花だと思っている方が多いのではないでしょうか。梅は実は中国原産だったのです。平安時代に中国から日本に伝わったとされます。万葉集や古事記では桜より梅のほうが良く詠まれていたようです。人気の花も時代によって変わるようです。

池上梅園には約30種類の梅の木があり、白梅は150本、紅梅が220本の合計370本が一斉に咲き誇ります。30種類全てを見ることは難しいかもしれません。広い園内で外さないでぜひ見ておいて欲しい品種をご紹介します。一般的なものから珍しいものもあります。2018年の開花状況と合わせてご紹介します。

「見驚」(けんきょう)は枝が上を向いて伸びていますので見つけやすいかも知れません。花の色は薄紅色で八重咲きです。葉は濃い緑をしていますが、新しく出始めの頃の葉は薄紅色をしているのが特徴です。2018年の開花状況は3月に入り満開を迎えています。

なかなか見ることができない珍しい梅の花が池上梅園で見られます。濃い紅色をした八重咲きの花が一面を華やかな雰囲気に包み込みます。ひらひらの花びらが八重に集まっている姿は愛おしくさえ思えます。2018年の開花状況は3月に入りポツポツと咲き始めています。中旬には満開を迎える見込みです。

一般的な梅の種類で多く見られます。一本の木で白と紅の花を咲き分けることから名付けられました。八重の花びらでやや絞りが入っているのが特徴です。一本の木に紅白の花が咲いているので見つけやすいです。2018年の開花状況は3月7日頃に満開を迎えていますが、中旬まで楽しめます。

「月影」は早咲きが特徴です。どの梅よりも早く咲いていれば「月影」かもしれません。枝がまっすぐ上に伸びていれば、間違いなく「月影」です。花の色は青白色で一重で咲きます。2018年の開花状況は2月中旬に満開を向かえて、下旬には見頃を終えています。2019年には早めに見て起きましょう。

「紅千鳥」は濃い紅色をした大きな花を咲かせるのが特徴です。枝は横方向に伸びています。一重の花ですが、濃い紅色と花びらが大きいので華やかさを感じさせられます。例年2月下旬には満開を迎えますが、2018年の開花状況は少し遅れているようです。3月10日頃に満開を迎えます。

池上梅園では入り口を入るとすぐ正面にに丘陵が見えてきます。その丘陵の斜面にたくさんの梅に木が植えられています。斜面を左に向かうと展望台へと続く道があります。ゆっくりとその道を登りましょう。道の途中でも園内の梅の花を楽しめます。展望台からは梅の花と池上の町並みが一緒に見られる絶景があります。

「梅に鶯」とよく言いますが、鶯が鳴くにはまだ早いです。梅園では緑色をしてクリッとした目がかわいいメジロを探してみましょう。梅の花にはメジロがよく似合います。また、いろいろな種類の竹垣や水琴窟があるのも楽しいです。名札が付いていますので、見つけてみましょう。

池上梅園では梅以外にも四季を通してたくさんの花が楽しめます。3月下旬から4月上旬には梅に変わって桜が満開を迎えます。2018年は少し早く咲きそうです。3月下旬には桜が満開になりそうです。遅咲きの梅「八重揚羽」と桜が満開の競演となるかも知れません。

梅と桜が見頃を終えても、4月から5月にかけては50本のボタンと800株のツツジが楽しめます。6月にはあじさいが咲き乱れます。他にも約50種類500本の果樹などがあり、色とりどりの花を咲かせてくれます。一年中花の庭園として散策しても飽きることがありません。

広い庭園で梅を眺めながら歩いていると、甘いものが欲しくなりませんか。園内の奥には甘酒などが売られています。園外の近くにも「あんみつ」の人気店もあります。観梅の休憩にピッタリの甘味処をご紹介します。テイクアウトでもう一度梅を見るのもいいかも知れません。もちろん人気の「あんみつ」もあります。

最初にご紹介するのは、美味しいと評判の「村田商店」です。池上梅園から徒歩約1分にあるあんみつ屋さんです。業務用のあんみつやところてんなどを作っていますが、テイクアウトもできます。あんみつ(大)は12人前で1910円,あんみつ(小)は6人前で1140円です。

浅野屋本舗は池上梅園から徒歩約10分のところにある甘味処です。あんみつやお汁粉、みつ豆などで人気のお店です。梅園からも近いので、歩いた後の休憩には最適のお店です。一番人気の「白玉クリームあんみつ」は740円、「抹茶クリームあんみつ」は670円、シンプルな「あんみつ」は390円です。

歩いて10分は遠い！と思うほど疲れている方は、すぐとなりの池上本門寺境内にある「池上本門寺お休み処」がおすすめです。あんみつなどの甘味から蕎麦やお酒もありますので、ランチにも利用できます。疲れたときにおすすめの「あんみつは」750円と「クリームあんみつ」850円です。

池上梅園では、期日限定で「梅の弁当」が販売されています。園内でランチにはピッタリですが、数量限定です。弁当が買えなかった場合でも、梅園の近くには美味しいランチが食べられるお店があります。ランチタイムが設定されているお店もありますので注意しましょう。

池上梅園から徒歩約15分にあるとんかつのお店です、東急池上駅からなら3分のお店ですので、観梅の帰りに立ち寄るのにおすすめのお店です。ランチにおすすめのメニューは「ロースかつ定食」や「ミックス定食」「ヒレカツ定食」はどれも2000円です。とんかつでランチなら「とんかつ燕楽」です。

ランチは軽くカフェで済まそう！そう思っても、ガッツリと食べてしまうおいしいランチが食べられるのが「古民家カフェ蓮月」です。カフェとは思えない重厚感溢れる古民家です。ガッツリランチで人気は「厚切り照り豚丼」です。他にもご飯物のランチメニューが人気です。

池上梅園から徒歩約5分とアクセスの便利なお店です。スカイラークグループの和食のお店です。コース料理でランチをしても安心価格で食べることができます。子連れや家族で訪れてもゆったりした座敷がありますので、くつろいでランチを楽しめるお店です。ランチは11時からです。

池上梅園で梅の花を楽しんだら、すぐとなりにある池上本門寺にも立ち寄ってみましょう。1282年に日蓮上人によって建立された歴史あるお寺です。見どころもたくさんあり、木造日蓮聖人坐像や五重塔、宝塔は国の重要文化財に指定されていて、境内には見どころがたくさんあります。

また、園内は桜の名所にもなっていて、早咲きの「河津桜」も見ることができます。河津桜の見頃は2月下旬ですので、池上梅園の梅の花と同じ時期に見頃を迎えます。池上梅園で梅の花を楽しんだ後に池上本門寺で桜を楽しんではいかがでしょうか。西郷隆盛と勝海舟が合った松涛園もあります。

池上梅園で楽しみたい梅の花を、2018年の開花状況や見頃、観梅の後の甘味処やランチ処と一緒にご紹介しました。30種類もの梅の花があるので2月初旬から3月下旬まで楽しむことができるスポットです。駐車場を含めたアクセス情報もご紹介しましたので、ぜひ梅の花を見に出かけてみましょう。