一色海水浴場は家族連れに人気の葉山のスポット！駐車場やアクセスは？

神奈川県の葉山にある一色海水浴場は、綺麗なビーチと葉山御用邸の自然に囲まれた、家族連れにおすすめの穴場のビーチなんです。砂浜が広がるビーチには岩場もあるので磯遊びもできちゃいます。今回は一色海水浴場の海開きやアクセス方法、シャワーや海の家、駐車場の有無から混雑情報まで、情報満載でお届けしていきます。

葉山の御用邸と三ヶ岡山を背にする一色海水浴場は、広い砂浜が広がる静かな海水浴場です。砂浜だけではなく、両端には岩場もあるので、海水浴だけではなく、磯遊びやシュノーケリングも楽しめるビーチになっています。平成25年、一色海水浴場は「世界の厳選ビーチ100」にも選ばれ、夏場は家族連れで賑わっています。

一色海水浴場での遊び方ですが、まずは砂浜のビーチで日光浴や砂遊び、海水浴を楽しみましょう。最近は軽くて簡単に設置できる軽量テントが売っていますので、それを持っていくことをおすすめします。中で着替えもできますし、小さい子供がいる場合は日光を気にせず昼寝もできるサイズになっています。一色海水浴場は波があるので、ボディボードもおすすめです。

海水浴の際はシュノーケルグッズを持っていくことをおすすめします。ビーチの両側は岩場になっていますので、様々な魚が泳いでいるのを見ることができます。また、岩場では磯遊びも楽しめます。ヤドカリや小さなカニが住んでいるので、泳ぎが得意ではない子供にはぴったりの遊び場です。また、海岸の両端では釣りも楽しめます。一色海水浴場は大人がくつろげる静かなビーチになっているので、夕暮れ時の散歩や海の家で海を眺めながらカクテルを、なんていう過ごし方もおすすめです。

一色海水浴場の海開きの日程ですが、大体7月6日前後から8月末までとなっています。釣りや磯遊びは通年楽しめますが、子供がいるご家族にはライフガードがいる海開き後をおすすめします。その年にもよりますが、海開きをしてからはクラゲが出てくる可能性もあります。刺された場合はライフガードの所に行くと応急処置をしてくれます。

一色海水浴場には約5つの海の家がオープンします。その中でも他でよくある海の家とは別格の、一色海水浴場らしい海の家をご紹介します。一色海水浴場に夏期のみオープンするブルームーンは、海開きと共にオープンを待ちわびていた人たちで賑わいます。2018年のオープンは7月6日金曜日から8月31日金曜日までになります。営業時間は9時から22時までです。

海の家ブルームーンは親切な接客と大人がくつろげるゆったりとした雰囲気、そしてその美味しい料理が人気です。地産地消を掲げているだけあって、地元の新鮮な食材で作った食事は海の家とは思えないほど絶品です。特にタコライスは定評があります。その他葉山ならではの、サザエのカレーやジャコサラダうどんも人気があります。

飲み物ももちろん充実していて、メニューはまるで都内のバーにいるようなラインアップになっています。やはりここで飲んでほしいのはお店と同名のブルームーンビールです。ブルームーンは夕暮れ時から夜にかけてが最高の雰囲気になります。海の家では定期的に生ライブも催されるので、HP上でチェックすることをおすすめします。

海の家ブルームーンでは、ビーチを楽しめるレンタル用品も充実しています。ビーチベッド、ビーチパラソル、ボディーボード、浮き輪などがレンタル可能です。海の家では荷物も500円で預かってくれるので、安心して海遊びができます。その他海の家には欠かせないシャワー設備やオーシャンビューで受けられるスパも完備していて、海を見ながらアロママッサージやリフレクソロジーなど受けることができます。

一色海水浴場の中で神奈川県立近代美術館近くにある海の家が、SplusHayamaです。こちらでもパラソルやサマーベッドがレンタルできる他、BBQセットもレンタルできるので、ビーチで手軽にBBQが出来るようになっています。海の家にはシャワーも完備していて、1000円でシャワーとトイレが利用できます。また500円でロッカー利用も可能です。

海の家の葉山SPlusでは食事にも定評があり、キーマカレーやカルボナーラ、塩ラーメンが人気です。おつまみやドリンクのメニューも充実していて、海の家とは思えないような豪華なメニューになっています。特にシャンパンが充実していて、2万5千円のヴーヴクリコイエローラベルから7万円のクリュググランキュベまで揃っています。神奈川県立近代美術館のバス亭から徒歩1分になります。

一色海水浴場には公共のシャワー設備がないので、海の家でシャワーを借りるようになります。ブルームーンの場合はシャワーは1回の使用料が500円、シャワーを1日何回でも使用したい場合は1日券が1000円で購入できます。小学生以下の子供のシャワー利用は無料になっているのも嬉しいところ。SplusHayamaでは、トイレとシャワー券を1000円で購入すると好きな時に使用できます。

海の家のシャワールームはシャンプー、リンス、ボディソープも完備されているのでタオルのみで利用可能です。気になるトイレですが、公共のものがビーチの中央あたりにあります。こちらは個室が3つしかないので、海開き後は行列ができています。余裕をもって事前に済ませるようにしたり、有料にはなりますが、海の家のトイレを上手に使うようにしましょう。

海開き後の一色海水浴場は毎年多くの人で賑わいます。特に一色海水浴場へ向かう道路とバスは日中は大混雑になります。混雑を避けたい方は早朝に出発し昼過ぎに帰ることをおすすめします。徒歩圏内には宿泊施設もあるので、宿泊をしてゆっくり楽しむという方法もあります。雰囲気を楽しみたい方は夕暮れ時について夜遅くまで海の家で過ごす方法も混雑を避けられるのでおすすめです。

一色海水浴場から徒歩数分のところにある神奈川県立近代美術館内にあるレストラン、「オランジュブルー」は、地元の食材を使っていることで人気のフレンチレストランです。おすすめは三崎港の魚を使用したブイヤベース。オードブル、パンまたはライス、デザートと紅茶かコーヒーが選べて3600円です。他にもランチセットが2種類用意されています。

カフェの利用もおすすめです。限定20食のみというシフォンケーキが人気です。ケーキセットは紅茶かコーヒーが選べて1000円になります。ハンバーグなどの単品メニューやアラカルトもあり、葉山ビールなどのアルコールも置いてあるので、飲み会利用も可能です。カフェ利用は10時から17時まで、ランチは11時から15時までです。眺めの良いテラス席がおすすめです。

住所:神奈川県三浦郡葉山町一色字2208-1 電話:046-875-0919

一色海水浴場からすぐの所にあるのが、貸し別荘のノーウェアバットハヤマです。こちらでは素敵な日本家屋を1週間単位で借りることができます。お部屋は2ベッドルームに2バスルームがあり、その他和室の広間や海が望める半露天風呂のジャグジーもあります。Wifiはもちろん、暮らしに必要なアメニティは全て揃っています。料金は一週間26万9千円からで、最大で4名まで利用可、予約は1年前から受け付けています。

住所:神奈川県三浦郡葉山町一色

一色海水浴場から徒歩2分のところにあるプレーゴ葉山は全12室の小さなホテルです。こちらは通年一人一泊5千円で滞在できるとあって、その立地とコスパの良さから人気のホテルになっています。料理も人気で、朝食に焼き立てパンのつくバイキング、夜は有料になりますが、美味しいイタリアンを食べることができます。また、温泉ではないですが、足を伸ばしてゆっくりつかれる大浴場がついています。

大浴場は土日や夏期といった繁忙期のみ利用可能ですが、各お部屋にもバストイレがついているので安心です。チェックインは15時からでチェックアウトは10時になります。アクセスですが、神奈川県立近代美術館前のバス停留所から徒歩10秒の距離になります。車でのアクセスの場合は、1室につき1台分の駐車スペースがあるので安心です。

一色海水浴場に行く際の持ち物ですが、海水浴メインの家族連れの場合は、軽量テント、水着、バスタオル、日焼け止め、帽子、シュノーケルグッズ、食べ物、ゴミ袋を用意するようにしましょう。水着は着て行くのもおすすめです。携帯を水没させないように、百均なので買える携帯用の首から下げられるビニール袋を持っていくのもおすすめです。また、カードではなくなるべく細かい現金を持参すると便利です。

一色海水浴場に行く際の注意点ですが、海開き後はかなり混雑します。特にバスやタクシーでアクセスする場合は、時間帯によっては人が混雑しすぎてバスに乗れない、タクシーが捕まらないなんてことも多いようです。混雑を避けるためには早朝に着くようにし、お昼過ぎには帰るようにするようにしましょう。車でのアクセスの場合も同様で、道はかなり混雑します。混雑を避けたい場合は早朝に出て駐車場を確保し、お昼過ぎに帰るようにしましょう。

万が一逗子駅行きのバスに乗れない程混雑している場合には、駅まで3キロ歩いて帰ることもできますが、実は裏技があるんです。それは逗子駅行きのバスをあきらめる方法です。逗子駅のバスとは反対行きのバスに乗り、一旦終電まで行きます。そしてそこから逗子駅行きのバスに乗り、逗子駅まで戻ります。こうすることで時間はかかりますが、帰りは必ず座って帰ることができるので、時間に余裕がある方にはおすすめです。

また、一色海水浴場では、音楽による騒音、キャンプ、直火、そして車での乗り入れが禁止されています。遊泳エリアへのぺットの持ち込みや花火、球技なども禁止されているので、くれぐれも注意しましょう。また、一色海水浴場にはゴミ箱がありません。ゴミは各自で持ち帰るようにし、必ずゴミ袋を持参するようにしましょう。

一色海水浴場のアクセス方法ですが、まずは電車でのアクセス方法をお知らせします。一色海水浴場の最寄り駅は逗子駅になり、総武線と湘南新宿ラインが通っています。逗子駅から徒歩約7分のところには京急線の新逗子駅もあるので、東京、千葉、埼玉、神奈川のどこからも行きやすいのがポイントです。

一色海水浴場までは逗子駅のバス3番乗り場から逗12葉山方面行きに乗り約25分で、一色海水浴場停留所に到着します。停留所からは徒歩約4分です。一色海水浴場の岩場あたりに行きたい場合は、同じバスに乗り、一つ前の停留所、神奈川県立近代美術館で下車しましょう。停留所からは徒歩3分でビーチに到着します。

一色海水浴場までの車でのアクセス方法をご紹介します。新宿方面からアクセスする場合は、首都三号渋谷線、第三京浜道路、横浜横須賀道路、そこから逗子インターを経由して逗葉新道、県道207号線に出ると約1時間強で到着することができます。最寄り駅からのタクシーでのアクセス料金は約2千円位で到着できます。大勢の場合はタクシーでの移動もおすすめです。

車でアクセスする方には、一色海水浴場の専用の駐車場がおすすめです。一色海水浴場の車は30台まで駐車可能です。駐車場は有料で平日1500円、土日曜日は2000円になります。特に海開き後は駐車場もかなり混雑しますので、万が一いっぱいの時のために近隣の駐車場も確認しておくことをおすすめします。専用駐車場以外で一番近いのが、県道207号線沿いにあるマリンパーキングです。

マリンパーキングの駐車可能台数は4台のみ、料金は7月から9月末までは15分100円、夏期以外および18時から朝6時までは20分100円になります。現金のみの対応なので注意しましょう。24時間営業していて年中無休です。裏技としては、一色海水浴場近くにある神奈川県立美術館の駐車場を利用するという方法もあります。

営業時間は8時半から18時までで、夏期は30分毎600円、土日祝日は1000円になります。企画展のチケットをもっていると駐車場は一時間半まで無料、館内のミュージアムショップやレストランで2000円以上利用すると、駐車場は2時間半まで無料になります。レシートを忘れずにもらうようにしましょう。休館日は月曜日になります。

今回は葉山の一色海水浴場の海開きからアクセス方法、シャワーや海の家、駐車場の有無から混雑情報までたっぷりとご紹介してきましたが、ご参考になりましたでしょうか?その綺麗さと雰囲気の良さから、逗子の穴場ビーチと名高い一色海水浴場は混んでいても行ってみる価値ありです。ぜひ素敵な夏の思い出を作りに行きましょう!