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火の国まつり2018の魅力とは
毎年8月の第1金、土曜日に行われるイベントで歴史のある夏祭りです。この祭りを代表する踊り「おてもやん」は年々ニーズによって変化させ、民謡とポップをミックスした近代的なアートとしても多くの人々を魅了しています。震災後はさらにパワーアップし国外からも注目されていて、英語対応も完備しているインターナショナルなイベントでもあります。
火の国まつり2018の楽しみ方その1:オープニングセレモニー
一斉乾杯に参加しよう
震災後の熊本の復興とさらなる発展を祈り、希望の灯り団結式を行うオープニングセレモニー。特設ステージではトップバッターのゲストで「熊本城おもてなし武将隊」と「名古屋おもてなし武将隊」による演舞が行われます。演舞だけではなく、彼ら自身がMCとなり会場のお客さんと繰り広げるトークが面白いと、訪れた人々から評判をよんでいます。
おもてなし武将隊でたくさん笑い、会場の温度が上がってきた頃に一斉に乾杯して火の国まつりをスタートさせます。参加人数が多すぎなければ特に入場制限などはありません。こちらは夕方から行われるイベントで、オープニングセレモニーよりも2時間ほど遅く開始されるので、プログラムなどで日程を確認してからお越しください。
火の国まつり2018の楽しみ方その2:踊りを楽しむ
眺めてるだけでエネルギーをもらえる
火の国まつりの一番の見どころが「おてもやん」という熊本の民謡に合わせて踊る、おてもやん総踊り。熊本市民はもちろん、熊本に訪れた観光客でも踊れるようなシンプルでわかりやすい振り付けなので、どんな方でも気軽に楽しめます。小気味良いお囃子のリズムに合わせて踊るとえもいえぬ一体感が味わえるでしょう。この夏の思い出にいかがでしょうか。
伝統的な民謡に合わせて踊るおてもやんをリミックスして、よりアップテンポにした「サンバおてもやん」で、場内はさらにヒートアップ!熊本市内を練り歩く行列が非日常を演出します。飛び入り参加も可能なので、日程の合う方はぜひ、踊りが生み出すエナジーを感じに足を運んでみてください。日程は8月4日(土)を予定しています。
火の国まつり2018の楽しみ方その3:実は競技だったおてもやん
ただ踊るだけじゃない、実はコンペティション
約60団体、5000人の参加者それぞれがオリジナリティをふんだんに盛り込んだ衣装を身にまとい、とても華やかで、見栄えのある行列が熊本市内を彩ります。参加団体はただ踊るだけではなく、「火の国おてもやん大賞」という賞を受賞するために、既存の振り付けに加え、所々アレンジを加えて個性を表現しているのも見どころとして外せません。
コンペティションによっておてもやんは「作品」というもう一つの顔をもち、みなさん優勝を目指して会場は一層ヒートアップしていきます。見ているだけで心も踊る賑やかさですが、どんな風によかったか、どの団体が優勝に一番近いかなど、一味違った目線を楽しめることでしょう。2018年はどんな踊りが繰り出されるのか、目が離せないイベントです。
火の国まつり2018の楽しみ方その4:豪華ゲストで盛りあがろう
2018年旬の芸能人がゲスト出演
熊本出身の芸能人がゲスト出演していて、石田純一さんや、古閑美保さんなどの俳優さんや、ゆるキャラのふなっしーが登場しました。た有名なアーティストもスペシャルゲスト出演していたそうで、一時は人が押し寄せすぎて規制が入るなど、見どころとして注目度の高さが伺えます。ステージイベントの日程は火の国まつりが開催されている間中となります。
昨年は爆発的な人気を誇ったお笑い芸人さんたちが、お祭り会場の各所にゲストとしていらっしゃっていたそうです。写真でもわかる熱狂ぶりは、きっと当日会場にいたらもっとすごいものだったでしょう。2018年はどんな方がスペシャルゲストなのか、お笑い好きの方はもちろんですが、毎年旬な芸能人の方々なので詳しくない方でもきっと楽しめるでしょう。
火の国まつり2018の楽しみ方その5:こどもお化け屋敷
夏祭りの見どころの一つといえば
踊りとスペシャルゲストで高まった熱を冷ますならお化け屋敷。名前の通り子供が怖がる程度のクオリティなので、お子様連れで来たファミリーの方々や、ホラーが苦手という大人の方にも気軽におすすめです。とはいったもののそれはチープな作りではなく、来た人を存分に楽しませようという制作側の意気込みが伝わって来るようなお化け屋敷になっています。
毎年テーマを掲げて行い、昨年は「本だなのひみつ」と題して絵本とお化け屋敷を融合したクリエイティビティに富んだ、怖いだけじゃなくてどこかしらにユーモアを含むアトラクションに仕上がりました。日程は7月末から約10日間、熊本市現代美術館アートロフトにて開催されているので、新しい世界観を体感してみてはいかがでしょうか。
火の国まつり2018の楽しみ方その6:前夜祭に参加する
火の国まつりはすでに始まっている
お祭りの前日から行われる前夜祭、そして各イベントでウォープアップしましょう。熊本市街地一帯に設置されたイベントブースでは体験型イベントを多く取り扱っており、お祭り気分を高めつつ、飽きさせない趣向を凝らしたイベントが目白押しです。たくさんの人が行き交いますので、お子様の手はしっかり握って、安心安全に楽しみましょう。
体験型のイベントは、クイズラリー、昔ながらの縁日を体感できるブースなど、多少の距離を歩く事も想定されるので、履物は歩きやすいものを選ぶ方がベター。特設ステージでは毎年お笑い芸人さんやその年ホットな芸能人の方がゲストとしてライブを開催しています。大人向けにビアガーデンと屋台もあり、随所に見どころが散りばめられている前夜祭です。
火の国まつり2018の楽しみ方その7:サブイベントに参加する
各都市からの観光大使が集結するブース
ゲストは芸能人だけではありません。熊本周辺都市から始まり、鹿児島、名古屋、姫路など西日本を代表する大都市の観光大使が集まり、各県の見どころをわかりやすく紹介してくれています。アクティブになれるのが夏の季節ですから、火の国まつりを目的とした観光客の方も、日程に余裕があれば他の都市にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
こちらでは火の国ダンススプラッシュという催し物が設けられた、熊本市や企業がサポート役として大学生と一緒に取り仕切るダンスイベント。ダンスに出場する方達だけでなく、学生が自分たちの力でやることをイベントのメインとしており、エンターテイメントを提供する側に立って運営するという概念の下に成り立っている、地域貢献型の側面もあります。
火の国まつり2018の楽しみ方その9:マチナカスポーツフェスタ
ファミリーにぴったりのアクティビティ
サンロード新市街から上通アーケードまでずらりと並んだ体験コーナーは、元気いっぱいの子供達で溢れています。ありとあらゆるスポーツ種目が遊べるので、体を動かすのが苦手なお子様でもお気に入りのコーナーがきっと見つかるはず。日程は8月4日、5日の週末に開催される予定ですが、台風などの天候によって変更されることもあるので要注意です。
ベーシックな陸上(かけっこ)やサッカーなどの球技の他に、ボルダリングやラグビー、ハンドボールなど日常ではあまり触れないような種目を体験することができます。昨年、会場には、プロバスケットボールチームの熊本ヴォルターズの選手が、ゲストとして子供達と触れ合う様子もあり、ファンの方は大喜び。2018年のゲストにも期待が高まります。
火の国まつり2018の楽しみ方その9:屋台をはしごしよう
グルメな舌をうならせる屋台の通り
熊本市内の美味しいお店が屋台として軒を連ねる通りは、いい匂いにつられて足を向ける人々で賑わっています。おなじみのフランクフルトやチョコバナナ、熊本でしか味わえない屋台の定番「からし蓮根」や「ちくわサラダ」、お好み焼きを薄く焼いたものを割り箸に巻きつける「はしまき」など、見たことのないような食べ物を見つけられることでしょう。
熊本の名産やB級グルメを目当てに訪れる人も少なくなく、たくさんの人が行き交います。歩きながら食べられるのが魅力の屋台たち、この機を逃す手はありません。郷土料理の他にも外国でうまれたトルネードポテトやケバブなどもあり、選択肢に迷ってしまうほど。屋台の多さに気を取られすぎて迷子にならないように注意したいところです。
火の国まつり2018の楽しみ方その10:浴衣の着付け無料サービス
旅行者にはありがたいサービス
夏祭りにといえば連想するのは浴衣ですが、せっかくならお気に入りの一枚を着て歩きたいところです。浴衣の着付けって実は結構大変で、祭り会場まで近いのであればそのまま身につけて行くことができますが、観光で立ち寄った場合は着るかどうか迷ってしまいます。しかし火の国まつりでは県外や遠方から来た人にも親切で、無料で着付けを行っています。
浴衣の着付けは無料なので誰でも着付けてもらうことができますが、自前の浴衣を持参した方のみ可能ですのでご注意ください。また、祭りの間中ずっと可能なわけではなく、土日の2日間で限定的に時間をもうけて行われるので、日程をご確認の上ご来場ください。無料ということもあり、混み合う事が予想されますので早めに申し込むことをおすすめします。
火の国まつり2018の楽しみ方11:城彩苑夜市
お祭りが終わった後も余韻にひたれる
城彩苑は、城下町の建物を模して作られており、瓦屋根と白壁が提灯の灯りに照らされてとても美しい情景を醸し出しています。元々は熊本城周辺に活気を生みたいというコンセプトで作られた観光施設です。浴衣を着た人たちが歩けば、まるで江戸時代にタイムスリップしたような感覚になります。食事処も複数あり、屋台以外にも食事が取れる場所もあります。
こちらの夜市は7月22日(土)の夕方5時から8時まで毎週土曜日のみ開かれている期間限定のイベントです。火の国まつりが終わった後も夏の風物詩が楽しめるようになっていて、昔懐かしい縁日の風景を眺めることができます。立ち並ぶ屋台は、夏祭りが終わったあとも賑わいを感じられます。イベントでは、ラムネの早飲み競争なんかも行われるそうです。
火の国まつり2018の楽しみ方12:線香花火大会
元々は打ち上げ花火大会だった
観客の安全面を考慮して、2011年から打ち上げ花火大会が無期限中止となっていた夏の風物詩。会場となっていた熊本城のふもとは屋台や出店で混み合っており、危険が及ぶ可能性があると断腸の思いで開催を取りやめました。長年続いた名物だっただけに、県内外からも残念がる声が絶えなかったそうです。そこから生まれたのがこの「線香花火大会」でした。
打ち上げ花火を行うはずだった日程と同時刻に、線香花火で熊本城を照らそうと多くの人が集まりました。熊本の夏のシンボルで、愛されていたこの行事をまた復活させたいという人々の意志の表れが、国内だけではなく海外の観光客の心に響き、様々な国から来訪者が絶えません。今ではグローバルな取り組みの一つとして新しい見どころとなっています。
火の国まつり2018の楽しみ方13:ばってん火の国祭
前夜祭も待ちきれないときには
火の国まつりを含めた様々なイベントが、7月半ばからスタートします。その名も「ばってん火の国祭2018」です。開催日程は7月14日(土)から毎週末行われる予定となっており、見どころあるイベントがいくつも開かれます。音楽やアート、伝統的なパフォーマンスなど時代やジャンルを超えた熊本市内は、この夏もっともアツい夏となることでしょう。
イベントでは九州で最大のジャズフェスティバルや、加藤清正の命日に肥後本妙寺にて頓写会(とんしゃえ)というお経を僧侶と信者が納めに行くというお祭りがあります。街の大通りでは最大の見どころであり、お祭りに欠かせないのお神輿も登場します。この時期は至るところに屋台があり、浴衣で街を歩いてる人々が溢れ、熊本全体がお祭り一色になります。
火の国まつり2018の楽しみ方14:ホテルから眺める熊本城
屋内からゆったり楽しむ
花火大会やお祭りイベントを間近でみたいならば、やはり好アクセスのホテルが有利ですね。熊本城のすぐ目の前にあり、天気のいい日は絶景が広がる人気のポイント。市内からも少し離れているので、夜も静かに過ごすことができます。ただ、部屋の位置によっては見えない場合もあるので、予約する際はキャッスルビューの部屋をおさえましょう。
坪井川を挟んだ向かいに佇む「熊本ホテルキャッスル」は、目前に遮るものが何もなく、県内トップクラスの老舗ホテルの一つです。天皇陛下も宿泊されたことがあるほど、サービス、接客共に好評で、リピート率も非常に高いことで有名なホテルでもあります。こちらも、キャッスルビューの部屋であるかどうかを事前に確認してから予約されるのをおすすめします。
火の国まつり2018の楽しみ方15:城下町を浴衣で歩こう
城下町くまもとゆかた祭
火の国まつりまでの間、待ちきれず浴衣が着たくなってしまった方に必見のイベントです。7月28日(土)と29日(日)の2日間だけの日程ですが、一足先に縁日気分を堪能できます。普段の生活では、浴衣を着たくても着るのはちょっと勇気のいることですが、こういう機会があると周りを気にせず思い切り自分なりの浴衣ファッションが楽しめます。
ゆかた祭では、上通アーケードから始まり、下通アーケード、サンロード新市街までイベントスペースが設けられています。各店舗が和装でお買い物をした方にのみポイントが倍になり、飲食無料になったりと、割引や特典が用意されているのはマストチェックな見どころです。それぞれの通りに、無料で浴衣を着付けてくれる受付場所があるので安心です。
火の国まつり2018で熊本を盛り上げよう
熊本地震が起きて2回目の火の国まつりとなり、街の復興への想いが託された祭りでもあります。見どころ満載で、忘れられない思い出作りになることは間違いありません。熊本は震災を乗り越えて、より一層地元愛に溢れる街へと進化しています。夏休みの日程をまだ決めかねている方は、ぜひこの機会に魅力を体感しに足を運んでみてください。
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