千里中央公園の楽しみ方ガイド！滑り台や展望台に豊かな自然も！

千里中央公園は、大阪府によって豊中･吹田両市にまたがる千里丘陵に千里ニュータウンが建設された1968年4月にオープンした公園で、千中公園の名で親しまれています。ここでは、そんな千里中央公園について、アクセスや駐車場、展望台、滑り台、水遊びなどの情報を取り入れながら紹介します。

千里中央公園に電車でアクセスする場合は、大阪モノレール千里中央駅または北大阪急行(御堂筋線相互直通運転)千里中央駅から、それぞれ徒歩15分強でアクセスできます。バスでのアクセスは、千里中央駅から阪急バスで中央公園口まで乗車し、降りてすぐのところとなります。

千里中央駅から千里中央公園まで徒歩でアクセスする場合は、まず、千里中央駅前にある千里セルシーの2階に行きます。ツタヤの奥の通路を進むと歩道橋があり、その橋を渡ったところに、千里中央公園まで800メートルと書かれた表示板がありますので、その方向に進みます。左手に千里東町公園の池が見えますが、そのまま10分ほど直進すると目的地にアクセスできます。

千里中央公園まで車でアクセスする方法は、簑面方面からのアクセスの場合、新御堂筋を千里中央の方向に、宝塚･池田方面からは、中央環状線を千里中央の方向に、大阪方面からは新御堂筋を茨木･万博公園の方向へ進み、次の分岐点で千里中央の方向に進みます。千里中央から中央公園へは数分でアクセスできます。

高速道路を使う場合は、名神高速道路、近畿自動車道、中国自動車道いずれも、吹田インターで下車後、約5分で目的地にアクセスできます。駐車場は、無料の展望台駐車場が公園の遊具の目の前にあります。遊具公園と展望台のどちらにもすぐにアクセスできる便利な場所にありますが、季節により終了時間が変わります。満車の場合は、体育館の有料駐車場も利用できます。

大阪･千里中央公園は年中無休で営業しています。営業時間は、日の長い夏場の5月から8月までは10時30分から17時30分までとなっており、日没の早い秋から冬にかけての9月から4月までは9時30分から16時30分となっています。また、展望台駐車場は時間が過ぎると施錠されてしまうため、注意が必要です。

大阪･千里中央公園の冒険の森には全長150メートルという大人気のローラー滑り台があり、大人も子供も一緒になって楽しむことができます。また、駐車場近くの展望台からは、大阪の街並や六甲山などを眺望できます。春の花見の時期には300本の桜が一斉に開花し、公園全体が美しい桜の花で華やかに彩られます。

大阪･千里中央公園には、その他にもいろいろなスポットや施設があります。暑い夏の季節には噴水広場で水遊びが楽しめますし、野鳥観察小屋ではバードウオッチングができます。南広場や小広場では、芝生の上でボール遊びやピクニックができます。散歩やジョギングを楽しむコースもある他、青少年団体を対象にした野外炊さん場もあります。

大阪･千里中央の展望台には無料で上ることができます。展望台からは千里の街並や旧万博会場の太陽の塔、エキスポシティの観覧車などが360度のパノラマで眺めることができます。また、天気の良い日には、大阪市街や六甲山、簑面の山々、奈良方面の山並なども見晴るかすことができます。

千里中央公園の展望台から見ると、都会にも拘わらず、千里の街には緑の木々が多いことに気づかされます。この森の多い素晴らしい光景が堪能できる展望台は、独り占めするのも悪くはありませんが、やはり、家族連れやカップルのデートスポットとしての方が、より相応しい場所と言えます。

この千里中央公園の展望台には、万博が行われる少し前の、昭和41年に天皇･皇后両陛下が訪れたことがあるそうです。展望台に展示されている広報とよなかの記事によると、｢昭和41年4月23日に昭和天皇･皇后両陛下が、この展望台より、千里ニュータウンと万国博覧会予定地をご覧になりました。｣と言う文面が読み取れます。

千里中央公園のハイライトは冒険の森にあるローラー滑り台です。駐車場からすぐの場所にあるこのローラー滑り台は全長150メートルもある長い滑り台で、途中で2本に分かれています。短い方の滑り台を滑り終えたところにジャングルジムやネット、ロープ登りなどのアスレチック遊具があり、これをクリアすると下の着地点まで行けます。

ローラー滑り台は木をくぐるように滑ったり、トンネルをくぐったりといろいろ楽しめますが、何度も滑っているとお尻が痛くなってしまうため、段ボールのような、お尻の下に敷くものを持参することをおすすめします。小さい子供連れの方は二人で一緒に滑ることもできます。

最初からローラー滑り台に乗らずに着地点に行く方法もあります。そのためには、ネットやロープのアスレチック遊具を3か所クリアーしなければなりませんが、この方法もなかなか楽しいのでおすすめです。逆に、着地点から上に上る方法は、階段で上るか、これらアスレチック遊具を下からクリアーしながら上る方法がありますが、どちらにしても上るのは大変です。

ローラー滑り台の脇に続くアスレチック遊具には、砦の頂に上ってお山の大将を気取ったり、ネットを伝ったり、潜り抜けたりと、冒険心を掻き立てる遊具が多く、子供たちは夢中になってアスレチック遊具と格闘しています。子供たちにとって、この公園のアスレチック遊具と滑り台は、時を忘れて夢中になれる大きなおもちゃです。

千里中央公園には噴水広場があり、暑い夏の時期にはこの広場で涼んだり、水遊びが楽しめます。冒険の森でローラー滑り台やアスレチック遊具で汗をかいた後は、水遊びで体を冷やすのが一番の方法です。特に幼い子供たちは水遊びが大好きで、噴水広場はそのためにはもってこいのスポットと言えます。

千里中央公園のさくらの丘は、文字通り桜の木がたくさんある場所です。公園には桜の木が300本ほどありますが、特にさくらの丘には桜の木が集中して植えられています。春のお花見の時期には、この場所では桜の花びらが一斉に開花し、美しく艶やかな満開の桜を堪能することができます。

千里中央公園のさくらの丘の周りには人口の小川が流れており、子供たちはこの場所でも水遊びが楽しめます。この小川の場所は坂になっていて、川に入って水遊びがしやすい場所になっていますので、子供たちも安心して川でじゃぶじゃぶ水遊びを満喫することができます。水遊び場の横には屋根付きの休憩所があり、大人たちは子供の様子を見守りながら休むことができます。

千里中央公園の野鳥観察小屋では、バードウオッチングを楽しむことができます。野鳥観察用に、木の壁面に開けた小窓から、池や森の景色が望めます。この池から鴨が飛び立つさまを鑑賞したり、森に生息する様々な小鳥たちを観察することができます。この公園には、広い自然の森や池があり、訪れる人たちに安らぎを与えています。

千里中央公園には野外炊さん場があります。この場所は、青少年団体(11名以上の団体で半数が子供であること)が飯ごう炊さんの練習をするスポットで、バーベキュー等の施設はありません。また、アルコール類の飲酒が禁止となっており、健全な青少年育成施設となっています。

千里中央公園には豊泉家千里体育館があります。この施設には、第一競技場から第三競技場があり、第一及び第二競技場には、バレーボール、バスケットボール、バドミントン、卓球、車いすバスケットなどのコートがあり、第三競技場には、柔道、合気道の道場があります。また、トレーニングルーム兼体力診断室などが併設されており、150台収容可能な有料駐車場もあります。

千里キャンドルロードは2012年に始まった｢千里ニュータウンのまちびらき50年｣事業の一環として計画されたもので、千里ニュータウンの人口と同数の、9万個のキャンドルをみんなの手で作り、灯を点すというイベントで、約1万5千人の人が訪れました。その後、千里キャンドルロードプロジェクトが立ち上がり、毎年秋に実施場所を変えつつ開催されています。

千里キャンドルロード2018は、2018年10月27日土曜日に、千里北公園で開かれます。このイベントは過去に千里中央公園で3度、千里南公園で2度ほど開催されています。このイベントでは、紙コップを使った簡単なキャンドルを作製し灯を点すもので、子供たちも一緒になってキャンドル作りに励みます。

千里キャンドルロードは、千里に住む人たちが一緒になって、人と人との絆を育み、暮らしを未来につなげることを目的とし、コンセプトとしています。千里キャンドルロードは、幻想的な秋の一夜を大人も子供も一緒になって作り上げ楽しむイベントです。この秋はみんなが揃って楽しめる千里キャンドルイベントに参加してみませんか。

万博記念公園は、大阪府吹田市にある公園で、1970年に開かれた大阪万国博覧会の跡地に造られた広大な公園です。この公園には、数多くのの木々や花々が植えられ、シンボルの太陽の塔はじめ、広場やスポーツ施設、博物館などがあり、週末になると家族連れやカップルで大変な賑わいを見せます。

万博記念公園への電車によるアクセスは、新大阪駅や梅田などから地下鉄御堂筋線に乗り、千里中央駅で大阪モノレールに乗り換え、万博記念公園または公園東口駅で下車後、徒歩約3分で到着できます。また、大阪空港からも大阪モノレールでアクセスできます。車でのアクセスは、千里中央公園へのアクセスと同様の方法で行けます。

万博記念公園の駐車場はたくさんあります。中央駐車場には971台、日本庭園前駐車場には616台、東駐車場には998台、西第一駐車場には691台、南駐車場には1218台の車が収容可能です。駐車料金は、平日が2時間まで400円で、以降、2時間ごとに200円の加算、土日祝日は、2時間まで600円で、以降、2時間ごとに300円が加算されます。

万博記念公園は基本的には水曜日と年末年始が定休日です。ただし、4月1日からゴールデンウイークまでと、10月1日から11月30日までのハイシーズンは無休で営業しています。開園時間は9時半から17時までで、入園は16時半までとなっています。万博会場への入場は無料ですが、自然文化園と日本庭園には共通料金で、大人250円、小中学生70円が必要となります。

自然文化園には岡本太郎氏による太陽の塔をメインに、西側には森や里山、東側には芝生の広場が広がっています。森から里山にかけては、四季の木々や花々が咲き競い、小鳥のさえずりが楽しめます。また、滝や水車などが配され、日本のふるさとを想わせる景観が堪能できます。緑地広場のある｢平野｣では、種々のイベントが開催されます。

日本庭園は、宇治の平等院や京都の大仙院、岡山の後楽園、京都の松尾大社の庭園など、平安時代から現代までの様々な様式が取り入れられて設計されており、庭園博物館とも言える要素を備えた庭園となっています。万博記念公園には、この他にも世界中の民族についての資料が充実している国立民族博物館があります。

エキスポシティは万博記念公園に隣接する、日本最大の大型複合施設です。エキスポシティには、約305店舗の店が並ぶ｢ららぽーとEXPOCITY｣と、8つの大型エンターテインメント施設を持つテーマパークがあります。この施設は、万博記念公園に付随して造成された遊園地、エキスポランドの跡地に造られた複合施設です。

エキスポシティには8つのエンターテインメント施設があります。海遊館がプロデュースしたミュージアム･ニフレル、123メートルという日本一高い大観覧車･レッドホースオオサカホイール、日本発の体験型英語教育施設･オオサカイングリッシュヴィレッジ、大自然体験型ミュージアム･オービィオオサカ、最新型映画館･109シネマズ大阪エキスポシティなどです。

その他にも、羊のショーンが登場するショーンファミリーファーム、動物たちの移動遊園地･アニポ、新感覚バラエティスポーツ施設･ヴイエスパークなどがあります。営業時間は施設によって異なりますが、10時から始まり、20時から22時頃まで営業している施設が多いようです。

千里中央公園は豊中市と吹田市にまたがる千里丘陵の中にある大きな公園です。この公園では、150メートルの長さを誇るローラー滑り台が有名ですが、その他にも、大阪市街や六甲山などが眺望できる展望台や子供たちが水遊びができる噴水など、多くの施設があります。ここでは、そんな千里中央公園について、展望台や滑り台、水遊びなどの情報を含めて説明してみました。