リョウラのフランス菓子が美味しいと評判！おすすめのケーキや焼き菓子は？

用賀にあるフランス菓子店「リョウラ」の焼き菓子やケーキは、美味しいだけでなくオリジナリティ溢れた美しいメニューばかりです。独創性を目指すオーナーパテシエの想いが込められています。開店してすぐに人気のフランス菓子店になった「リョウラ」のアクセスなどの基本情報やおすすめのメニューをご紹介します。

リョウラはフランスで修行したオーナーパテシエが、2015年に開店した人気店です。用賀商店街の中でもひと際目を引くブルーの外観をしたおしゃれなお店です。店内に並ぶ焼き菓子やケーキはどれも個性的な美しさです。独創的なお菓子の数々ですが、本格的なフランス菓子が堪能できるお店です。

聞きなれない「リョウラ」という店名は、オーナーの名前である「亮輔｣(リョウスケ)とフランス語で未来形に使う「ra」、さらにオーラを組み合わせた造語だそうです。「オーラをまとった個性的なお菓子」を目指しているオーナーパテシエの思いが込められたお店の名前です。

フランス菓子店リョウラの営業時間は11時から19時までになっています。商店街の中にあるため、商店街の営業時間に概ね合わせています。閉店を迎える19時には、人通りも少なくなってきます。定休日は火曜日と水曜日に決まっていますが、月に数日不定休があります。不定休はお店のホームページで確認できます。

リョウラの入り口を入ると、焼き菓子やケーキの並んだショーケースが出迎えてくれます。花屋の店先を思わせるカラフルでかわいい陳列です。ブルーと白を基調にしたおしゃれで明るい店内の奥には、カウンター席のイートインコーナーがあります。楽しく焼き菓子やケーキ選びができる雰囲気のお店です。

住所:東京都世田谷区用賀4-29-5 グリーンヒルズ用賀ST 1F
電話番号:03-6447-9406

リョウラは世田谷区用賀にあるフランス菓子店です。東急田園都市線用賀駅からのアクセスが便利です。用賀駅北口を出て徒歩約3分のアクセスです。用賀駅を出てロータリーをまっすぐに進むと程なく用賀商店街が見えてきます。商店街の中ほどにブルーの外観のお店が見えます。

車でアクセスする場合は首都高速3号渋谷線または東名高速の用賀ICから約5分で用賀駅にアクセスできます。国道246号線や環状8号線からアクセスの場合は、用賀駅を目指してください。リョウラには駐車場がありませんので、用賀駅周辺の有料駐車場に停めてください。

リョウラの焼き菓子やケーキには、オーナーパテシエの思いが込められています。生のケーキはもちろん半生菓子や焼き菓子も、出来立ての美味しい状態で食べて欲しいという思いがあります。その思いは個別包装のお菓子でも脱酸素剤は入っていません。賞味期限は短くなりますが、新鮮な内に食べて欲しい願いが込められています。

本場フランスで本格的なフランス菓子を修行したオーナーパテシエのこだわりは、本場のお菓子の味わいを残しながらオリジナルで個性的なお菓子作りです。色鮮やかに盛り付けられたフルーツやハーブも統一感を持たせたテクニックによって作り出されています。

リョウラで使われる焼き菓子やケーキには、業務用の既製品を極力控えて自家製の材料が使われています。アーモンドパウダーやプラリネなど多くの材料を自家挽きなどの手法で作っています。見た目には区別がつかない細かい部分でも、こだわりを持って造られています。

リョウラには他のお店には見られない焼き菓子やケーキがたくさんあります。お菓子のベースは本場フランスの基本に忠実ですが、オーナーパテシエの一工夫があちらこちらに伺い知れます。フランス菓子の定番マカロンにも工夫があります。リョウラのメニューの中からオリジナルのお菓子を中心にご紹介します。

まずは、フランス菓子の定番「マカロン」です。リョウラには8種類のマカロンが売られていますが、オーナーパテシエはマカロンのレシピだけで一冊の本を出しているほど、マカロンにこだわりを持っています。マカロンには必須のアーモンドパウダーも自家挽きするほどです。

自家挽きした風味豊かなアーモンドの香りが楽しめます。8種類のマカロンは一つひとつ違った色で見ているだけでも楽しくなります。色だけでなく一つひとつ違った味も楽しめます。中には抹茶を使うなど和のテイストを躊躇なく使っています。8種類すべてを堪能してみましょう。

「テヴェールフランボワーズ」は、宇治抹茶を使ったリョウラのオリジナルマカロンです。抹茶とホワイトチョコレートと一見邪魔しあう素材の組み合わせですが、抹茶の苦味と風味がホワイトチョコの甘味が絶妙な味わいを醸し出しています。リョウラ流のマカロンを楽しみましょう。

「テ カシス」は、アールグレイで味付けしたチョコレート味のマカロンです。アールグレイの風味と口解けのよさが特徴です。カシスのコンフィチュールが入っていて柑橘類の風味も生かされています。たくさんの味と香りが一度に味わえますが、それぞれが邪魔をすることなくバランスよく作られています。

「ココバニーユ」は、ココナッツとバニラを溶いたホワイトチョコレートのマカロンです。アーモンドパウダーのマカロンとココナッツとバニラの風味が溶け合って新しい味覚が生まれています。ホワイトチョコレートの甘さが際立っていますが、それがクセになる味わいになっています。

「フィグ マール」は、ミルクチョコレートとマールドシャンパーニュというブランデーでジャム状にしたイチジクがタップリと挟まれているマカロンです。イチジクの風味とミルクチョコレートのマイルドな味わいが、全体として上品なマカロンに仕上がっています。

「マタン」はリョウラを開店するときに新しく作ったお菓子です。パッションオレンジのジュレと生クリームをマカロンに挟んでいます。マタンはフランス語で朝を意味します。朝食に食べるお菓子をイメージしたというマタンですが、いつ食べてもさわやかな朝の風景が浮かんできます。

マカロンに挟まれているのは、ホワイトチョコレートと生クリームを合わせたフワッとしたクリーム、それにパッションオレンジのジュレ、マカロン生地で焼いたガトーの組み合わせです。パッションオレンジのさわやかな香りがアクセントになっています。朝にぴったりのマタンは500円です。

「レブリー」は、ピンク色をしたかわいいケーキで、女性に人気のメニューです。ガトーをベースにしていちごやラズベリー、バラの花びらなどがトッピングされていてかわいさがさらにアップしています。甘さは抑えられていて、さわやかさを全面に出したお菓子です。

小さなレブリーの中には、美味しさがいっぱい隠されています。ガトーの周囲にはいちご味のチョコレートがかけられていますが、その中にアーモンドとフリーズドライのいちごが砕かれて忍んでいます。ガトーの上にはフルーツのジュレや生クリームが乗っています。女性に人気のレブリーは482円です。

「ヴェリーヌ オ エピス」は、スパイスの風味と香りが効いた一品です。ケーキとスパイスの組み合わせはフランスのアルザス地方のお菓子にあるそうです。スパイスの効いたブランマジェにイチジクやプラムなどのドライフルーツ、紅茶のジュレを合わせてグラスに入れています。

「タルトショコラ」は、タルトの上にドーム型をしたチョコレートが乗った美しい焼き菓子です。艶やかに光るドーム型をしたチョコレートムースとナッツがタップリと入ってコリコリとした歯ごたえが残るタルトの違った食感の対比を楽しめるのがタルトショコラキャラメルサレです。

チョコレートムースのドームの中には柔らかい塩キャラメルが入っています。ドーム型のチョコレートにフォークを入れるとトロッとした塩キャラメルが流れ出てきます。見た目にも美味しくて、サプライズも楽しめる「タルトショコラキャラメルサレ」は482円です。

「マカロン ティラミス」も、マタンと同じようにマカロン生地のガトーで、リョウラのオリジナルです。ティラミスとは思えない見た目ですが、ガトーに挟まれているのは、ティラミスに欠かせないクリームチーズとホワイトチョコレートとコーヒーをブレンドした生クリームです。食べれば納得のティラミスです。

「バロン」はフルーツのコンポートの層やバニラのムースクリームの層などが重なり一番上には、フランス伝統の砂糖菓子が乗せられています。カリカリのベイクドアーモンドやピスタチオ、ドライフルーツなどがちりばめられていて、いろいろな食感と味が楽しめます。バロンは482円です。

「フロマージュ キュイ」はリョウラでは数少ないチーズケーキのメニューです。フランスのクリームチーズとサワークリームを焼き菓子にしています。クランブルに入れて焼かれたベイクドチーズケーキは、サクサクとしっとりした食感が一緒に楽しめます。お店で見つけたら買っておきましょう。

「フロマージュ クリュ」もチーズケーキです。二層になった違ったクリームチーズが楽しめる一品です。しっとりと焼かれたクリームチーズの上にレアチーズのムースが乗せられています。チーズの濃厚な味わいにさわやかなレモンの風味がアクセントになって美味しいチーズケーキです。

「ケイクフリュイ」は自家製の砂糖漬けなどのフルーツをタップリ生地に練りこんで焼き菓子にしたバウンドケーキです。レーズンなどのドライフルーツも使われていて、柔らかしっとりのバウンドケーキとフルーツの対比が楽しめる一品です。ケーに入れられているフルーツのバランスも絶妙です。

「マドレーヌ オ ブール」はフランス菓子でも一般的なマドレーヌですが、リョウラのマドレーヌは少し硬めに焼かれているのが特徴です。フランスでは貝殻の形をしていますが、日本では丸い形をしています。フランスで修行したオーナーパテシエですが、日本風の丸い形のマドレーヌです。

「サブレ」は馴染み深い焼き菓子です。リョウラのサブレは透明な筒状のケースに入れられています。「サブレ ショコラ ア ラ フルールドセル」はチョコチップが入っていて、フルールドセルの深みのある塩味がアクセントになっています。チョコレート味の他にもココナッツ入りやシナモン味などのバリエーションも楽しめます。

「サントノーレ」はパイ生地やシュー生地と一緒にタップリのクリームが楽しめる一品です。「サントノーレ･ピスタージュ」は風味豊かなピスタチオクリームが楽しめるサントノーレです。厳選されたピスタチオクリームとラズベリーソースの組み合わせは複雑な味わいを醸し出しています。シュガーコーティングされていますが甘さは控え目です。

「ミルフィーユ 」はパイ生地といろいろなクリームが楽しめる一品です。おすすめはレモンバタークリームをパイ生地で幾層にも重ねられて「ミルフィーユ エスカルゴ」です。レモンの酸味がさわやかで、いくつでも食べられるさわやかな口当たりです。一番下のフルーツソースもアクセントです。

リョウラのショートケーキは一工夫されていています。見た目にはショートケーキには見えませんが、間違いなくショートケーキです。かわいいグラスに入れられてい「ヴェリーヌ ショートケーキ」やヨーグルトジュレが美味しい「フレーズ ヤオー」など季節によってメニューが変わります。

リョウラのフランス菓子を食べたいけれど、遠くてアクセスが不便！という方にはホームページや電話の注文で全国発送ができます。また、ショッピングの後や勤め帰りに行きたいけれど売り切れが心配！という方には、ホームページで予約ができるようになりました。自宅の場所やアクセス状況に応じて選択してみてください。

リョウラのアクセスなどの基本情報とおすすめのフランス菓子をご紹介しました。どのお店にもあるメニューのように見えますが、どこかにオリジナルで独創性を見つけることができます。テイクアウトでお土産にすると喜ばれるお菓子です。遠くてアクセスできない人でも注文できますので、ぜひお試しください。