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日本酒の飲み方・選び方を解説!初心者向けのマナーやカクテルの種類も紹介

日本酒の飲み方・選び方を解説!初心者向けのマナーやカクテルの種類も紹介
投稿日: 2018年7月14日最終更新日: 2020年10月8日

日本酒の美味しい飲み方や選び方を知っていますか?日本人として知っておきたい基本的な日本酒の種類や恥ずかしくない最低限のマナーなど日本酒に関する情報をたっぷりとご紹介します。変わり種のカクテルやおすすめの飲み方なども必見です。

日本酒を楽しもう!見出し

Photo by coniferconifer

暑い夏!キンキンに冷やした日本酒は体の隅々まで染みわたり、一日の疲れを忘れさせてくれます。ビールやワインも良いけど日本人のお酒、日本酒を美味しい飲み方を知っていることは日本人のたしなみのひとつかもしれません。日本酒の基本的な種類や日本酒を使った珍しいカクテル、選び方など、初心者におすすめの日本酒情報をたっぷりご紹介。

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知っておきたい日本酒の種類見出し

Photo by june29

日本酒の種類は精米歩合や醸造アルコールをの添加の有無で8種類に分けられています。お米がどれ位精米されているか、麹がどれくらい使用されているか、そして醸造アルコールがどれくらい添加されているかがポイントです。8種類とは吟醸酒、大吟醸酒、純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒、特別純米酒、本醸造酒、そして特別本醸造酒。

Photo by Richard, enjoy my life!

純米酒は日本酒の中で最もファンも多いといわれ、醸造アルコールが添加されない、米と米麹のみで作られたお酒です。一方吟醸酒とは米、米こうじ、そして醸造アルコールも使用されています。醸造アルコールとは濃いめの焼酎のことで、醸造の過程でアルコール度数の低いお酒が雑菌などに負けないように混ぜています。

Photo by Richard, enjoy my life!

では純米吟醸酒となるとどうでしょう。純米吟醸酒は純米酒と同じく米と米麹のみで作られていますが、違いは精米歩合です。精米の歩合とは、本来のお米をどれくらい削り取って原料としているかということ。純米吟醸酒は精米歩合が60%以下と規定されているので外側を少なくとも40%は削り落とさなければならないということになるわけです。

Photo by naotakem

例えば、大吟醸酒の場合精米歩合は50%以下、麹歩合は15%以上、醸造アルコールの天下は10%以下という企画が決められています。そしてこの規定に醸造アルコールが含まれないものが純米大吟醸酒となるのです。一般的には精米歩合が高いほど余分な雑味が少なくなり香りが華やかになると言われていています。

Photo by mzpi

どのお酒が良くて、どのお酒があまり良くないということは一概には言えず、原料の酒米に何を使っているか、麹の種類は何か、そして水はどこのどんな水を使っているか、さらに仕込みの期間や温度や湿度、その年の仕上がり具合などによってもお酒の味は違ってきます。ですから、日本酒は飲む人の好みに大きく左右されるお酒でもあるわけです。

日本酒のマナー見出し

Photo by alq666

会社の上司と飲み会に出かけた、接待を任されたなど大事な場面で初心者といえども日本酒の最低限度のマナーというのは心得ておきたいものです。そこで、初心者でも最低これだけは覚えておいたほうが良い思う日本酒に関するいくつかのマナーをご紹介します。日本酒の選び方や種類、飲み方など基本的ないくつかのポイントを把握しておきましょう。

日本酒の飲み方のポイント1「さっぱり吟醸系から」見出し

Photo by Spiegel

日本酒が沢山ラインナップされているようなお店で、いく種類かの日本酒を楽しむ場合、日本酒初心者の日本酒の選び方はまず吟醸系の種類から。それは、こってりとした純米酒や生酒のようなものからいただいてしまうと吟醸系などは物足りなく感じてしまうことも多いから。色々なお酒を美味しく飲む選び方・飲み方の基本的なマナーです。

Photo by zunsanzunsan

すっきりさっぱりの吟醸系、純米系、そして最後は濁り酒や生酒のような濃厚なお酒で〆る、もしくは最後にもう一度大吟醸などで〆るという飲み方が初心者にはおすすめです。もちろん日本酒になれてくればこだわりの自分好みの飲み方も生まれてくるでしょう。そうなれば後は自分の選び方で美味しいように飲めばよいのです。

Photo by yto

また、初心者が日本酒専門店などに行った場合はお店の方のおすすめに従うのも一つの方法です。専門店はもちろん日本酒のプロ。そのお店なりのこだわりがきっとあるはずです。初心者は種類や銘柄を聞いて、知識を学びながら、選び方も聞いて美味しくいただいてみるというのも一つの方法です。

日本酒の飲み方のポイント2「料理との相性を考慮」見出し

Photo by june29

日本酒初心者の飲み方として大事なのはワインにもあるように料理との相性を考慮した選び方をするということ。さっぱりとした食事は同じく吟醸系のさっぱりしたお酒が合いますし、こってりしたおつまみには純米酒のような種類の濃いめのお酒が合います。

Photo by hazy-moon

その時々のメインのお料理を生かすお酒のチョイスというのがあるので、その辺は心得ておくことが重要です。例えば吟醸酒、大吟醸酒などと合う料理といえば白魚の塩焼きや山菜の天ぷら、養殖で言えばクリームシチューやグラタン、サラダなど。純米酒であれば、とんかつや筑前煮、焼き鳥、すき焼きといったところでしょうか。

Photo by bangdoll@flickr

生酒や本醸造酒などのお酒にはシーフードサラダやロールキャベツ、生ガキ、湯豆腐、茶わん蒸しなどがピッタリです。このように、食べものとお酒との相性は日本酒初心者は少々わかりずらいかもしれませんが、飲み進むうちに度の種類のお酒がどの種類のお料理に合うかなど、だんだんとわかってくるようになるものです。

日本酒の飲み方のポイント3「適温を知る」見出し

Photo by uka0310

日本酒は暑い夏なら冷、そして寒い冬なら燗というのが一般的ですが、冷でも燗でも適温というものがあります。例えば自宅にお客さんを招いて日本酒をふるまうときなど、日本酒初心者でも最低限のマナーとして覚えておきたいことをご紹介します。

Photo by Richard, enjoy my life!

まず冷の適温は7~10度といわれてます。これはビールと同じくらいの温度で、冷蔵庫での保存ではやや冷えすぎになってしまいます。野菜室や外気に近いドアポケットあたりが適温です。一升瓶をそのまま冷やしておくのは少々難しい場合は小さめの瓶などに移し替えておくのがベストです。

Photo by sabamiso

燗の場合は55~60度が適温です。湯煎または電子レンジで温めますがおすすめは湯煎です。アルコールが揮発する温度より低い状態で燗をつけることができるので日本酒本来の美味しさである香りが抜けることがありませんし、加熱しすぎて辛すぎるお酒になることもありません。電子レンジで温める時は徳利の口をラップなどで覆って加熱がベスト。

Photo by yto

お酒1合の場合500Wの電子レンジで約40秒ほど加熱すると人肌温度に温まります。更に電子レンジの場合はお酒の温まりにムラができてしまうことも多いので、温めた後に1分ほど時間をおいてから出すのがおすすめです。初心者は特に気を付けたいポイント。徳利ではなく、片口のお椀のようなもので燗をすると温まりムラを軽減することもできます。

日本酒の飲み方のポイント4「2~3回にわけて」見出し

Photo by BONGURI

初心者が陥りやすい日本酒の飲み方として挙げられるのがお猪口に継がれた日本酒をビールのように一気に飲んでしまうこと。確かに一口で飲んでしまえる量ではあるのですが、2~3回に分けて少しずつ口に入れる飲み方がマナーとしては正しいと言えるでしょう。あくまで味わって、ごくごくとビールやお水のように一気に飲む飲み方は日本酒ではタブーです。

日本酒の飲み方のポイント5「瓶を初めて開けるときは注意」見出し

Photo by ume-y

新しい日本酒を初めて開封するときは開け方にも少し注意が必要です。ボトルを開けるときは中の日本酒をゆっくりと混ぜる必要があります。これはボトルを開ける前の瓶の中の状態が均一ではないため。片手でボトルの底を持ち、もう片方の手でフタ側を持ってゆっくりと上下を1回だけ逆にします。これをすれば初心者とは思われないかもしれません。

Photo by takuki

しかし、あまり混ぜすぎるのは逆に禁物です。日本酒が濁り酒の場合はすぐに混ぜずに上澄みを飲むかどうかを確かめる必要があります。日本酒好きな人と一緒に行ったときは特に、上澄みを飲みたがる人は多いようですので、混ぜる前に一言確認するのがマナーです。逆に発泡酒の場合は決して混ぜてはいけません。

Photo by misotonnkotu

ボトルを開けるときはボトルを斜めにして空気とお酒が触れる面を広くとり、中のお酒の様子をうかがいながらフタを自分のほうに向けてゆっくりと開けるのがマナーです。当然のことですが、いくら初心者とは言え、発泡日本酒の場合はしっかりと冷蔵しておくようにしましょう。

日本酒の飲み方のポイント6「置きつぎは厳禁」見出し

Photo by Hyougushi

日本酒の場合、お猪口を下に置いたままつぎたしするのは厳禁で、これは初心者が犯しやすいミスです。いくら相手のお猪口が空になっていたからといって、テーブルに置いてあるお猪口にそのままつぎ足すのは避けましょう。逆に自分が誰かについでもらう場合もお猪口を手に持ち、相手がつぎやすいように相手に傾けるのがマナーです。

日本酒の飲み方のポイント7「種類に応じた飲み方」見出し

Photo by papatomom

日本酒は種類に応じた美味しい飲み方というのがあります。例えば原酒や純米酒、生酒などはグラスに大きめの氷を入れてよく冷えた日本酒を注ぐというオンザロックスタイルの飲み方もおすすめです。その場合完全に溶けてしまわないうちに飲むのがマナーです。

Photo by sun_summer

更に吟醸酒などは冷といっても10℃前後が一番美味しく飲める場合もあります。お酒の種類によって一番美味しいと感じる温度というのはそれぞれに違いがあるもの。日本酒のお店などに行った場合はお店の人のおすすめの飲み方でいただいてみるのが一番です。お酒の選び方とともに身に着けておきたい知識です。

日本酒の飲み方のポイント8「和らぎ水」見出し

Photo by iyoupapa

お酒とお酒の間に飲むお水を和らぎ水といいます。お酒を長い時間楽しむため、また次の日二日酔いにならないための飲み方です。日本酒を飲み続けるのではなく、どんなお酒の選び方をしてもある程度飲んだら少しお水を一杯間に挟むことで、より長いお酒の時間を楽しむことができますし、悪酔いしないで済みます。これもまたお酒のマナーです。

日本酒の美味しい飲み方1「さっぱり系カクテル」見出し

Photo by so-oh

日本酒はそのまま飲むだけではなく、実は様々なカクテルを楽しむこともできます。自宅でも簡単にできる夏にぴったりのさわやか系カクテルをご紹介します。ホームパーティーや自宅で一人飲みの時などぜひ楽しんでみてください。日本酒の選び方でカクテル全体の雰囲気も変わってきます。

さっぱりサムライ・ロック

サムライ・ロックは日本酒とライムシロップを使った簡単なカクテルです。濃いめの日本酒にライムシロップを入れて作ります。男女問わず好まれる日本酒の人気のカクテル。ほんのりと口に残る甘さとすっきりとした味わいが魅力の一杯です。

サムライ・ロックの作り方

サムライロックの材料は日本酒60ml、ライムシロップ10mlだけでOKです。材料を全部カクテルグラスに入れて軽く混ぜます。よく混ざったら氷を入れたグラスに日本酒とライムシロップを入れて軽く混ぜて出来上がりです。これだけでいつもと違う日本酒が楽しめます。

すっきりの味わいサムライ

サムライ・ロックと似ていますがサムライ・ロックよりもさらに美味しく爽やかな風味に仕上がるカクテル。お風呂上りや食後の一杯、晩酌などにも最適です。暑い夏の寝る前にも飲みたいカクテル。ぜひ試してみてください。

サムライの作り方

サムライの材料は45mlとライムジュース15ml、レモンジュース小さじ1の3つだけ。タンブラーやロックグラスに氷を入れて軽く混ぜ、そこに材料の日本酒とラムジュース、レモンジュースを入れてよく混ぜたら完成です。見た目にも爽やかな日本酒カクテルの完成です。

日本酒の美味しい飲み方2「甘い系カクテル」見出し

日本酒を甘いカクテルにしたら日本酒を飲む女性もぐんと増えるはず。日本酒の新しい魅力に気づかされるおすすめのカクテルをいくつがご紹介。女子会などの家飲みの時にぜひ試してほしいいっぱいです。見た目にもキュートなカクテルはテンションも上がります。

どこかほっとする日本酒ネクター

Photo by t-mizo

名前の通り南国のトロピカルなジュースと日本酒を合わせたカクテルです。がっつりと冷やしてググっと飲みたい一杯。見た目にも可愛いオレンジ色が魅力的です。フルーツのビタミンと日本酒の麹で美容効果も期待できるおすすめの一杯。

日本酒ネクターの作り方

Photo by kagawa_ymg

材料は日本酒45ml、桃のリキュール30ml、パッションフルーツのリキュール10ml、パインジュース20ml、桃1/4個の5つです。桃を一口で簡単に口に入るように小さくカットしたらミキサーにすべての材料と氷を入れます。軽くミキシングしたのちにグラスに注いだら完成です。

日本酒の美味しい飲み方3「ホットカクテル」見出し

Photo by kimishowota

日本酒の燗があるように、カクテルだって温かくして飲んだら美味しい!想像もつかないような新しい日本酒のあったかい飲み方。ぜひおすすめ。疲れた体の隅々まで染みわたること間違いありません。ちょっと風邪気味の時にもぜひおすすめ。

哀愁漂うカクテル枯れ葉

Photo by hirotomo

日本酒の奥深さとココアパウダーが何とも絶妙なマッチングの日本酒のカクテル。甘くしたい時は砂糖の入っているココアを。そのままストレートにココアのほろ苦さを味わいたい時は砂糖なしのものを選ぶのがポイントです。

枯れ葉の作り方

Photo by coniferconifer

どこか哀愁漂うカクテル枯れ葉。雰囲気もたっぷりで名前の通り秋の夜長に楽しみたい日本酒のホットカクテル。材料は日本酒45ml、牛乳90ml、ココアパウダー大匙1杯です。マグカップにすべての材料を入れて500Wの電子レンジで1分30秒ほど温めて完成です。

日本酒の美味しい飲み方4「和のカクテル」見出し

Photo by Olis Olois

日本酒にぴったりの和の材料を使って作るカクテルは外国の方のおもてなしにもピッタリです。食事中に飲むのにおすすめのカクテルや日本感いっぱいのカクテルをご紹介します。一つ覚えておくといざというときに便利かもしれません。

爽やかな緑茶割

Photo by nekotank

緑茶割は焼酎などでもよくやる飲み方ですが、日本酒の相性もピッリです。一口はグリーンティーのような味わいが魅力。そして、半分を過ぎる頃に日本酒の風味がぐっと引き立ってきます。ご飯を食べながらの一杯にぜひおすすめです。

緑茶割りの作り方

Photo by Strolling

夏にもピッタリの緑茶割りの材料は日本酒120ml、シトロン・シェネヴァ30ml、緑茶60ml、ガムシロップ小さじ3です。日本酒とシトロン・シェネヴァ、緑茶、ガムシロップをミキシンググラスに入れて混ぜます。しっかりと混ぜたカクテルを氷がたっぷりと入ったグラスに注いだら完成です。

日本らしいカクテルなごみ

今度は抹茶と日本酒を合わせたカクテルです。クリーミーでコクがあり、日本酒とは思えないほどの美味しさを感じるおすすめのカクテルです。特に女性におすすめ。いろいろな味わいが口の中で広がるおすすめの飲み方です。

なごみの作り方

Photo by Mr.Sai

日本らしい抹茶を使った日本酒カクテルなごみの材料は日本酒40ml、梅酒10ml、豆乳または牛乳20ml、抹茶パウダースプーン2杯です。すべての材料をグラスに注ぎハンドミキサーやスプーンでよく混ぜます。温めて美味しいので温かくしたい場合は電子レンジで2分ほど温めましょう。

正しい飲み方で美味しい日本酒を!見出し

Photo by june29

いかがでしたでしょうか。日本酒の種類や初心者が気を付けなければならないマナーについてご紹介しました。日本人のソウルフードのお米、そのお米から作られている歴史ある飲み物、日本酒。2020年のオリンピックを前に日本人として日本酒のことに造詣をを深め、センスある選び方で国際人としての一歩を。正しい飲み方で美味しい日本酒を!

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投稿日: 2018年7月14日最終更新日: 2020年10月8日

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