アイスクリームの日は5月9日？理由や由来・イベントまで徹底調査！

多くの方が好きなアイスクリーム。そんなアイスクリームには記念日が存在することを知っている方は少ないのではないでしょうか?ここ数年、アイスクリームの日とされている5月9日に合わせて、サーティーワンや各地域で様々なイベントを開催しています。アイスクリームの日の理由や由来、おすすめ人気のイベントなどについて紹介します。

東京アイスクリーム協会（現在の日本アイスクリーム協会）が、アイスクリームのさらなる消費拡大が制定された理由です。東京オリンピック開催年の1964年、だんだんと暑くなる連休明けの5月9日にアイスクリームの記念イベントを開催したのが由来です。この時、様々な施設へアイスクリームのプレゼントを同時に行っています。

この日以降、毎年5月9日を「アイスクリームの日」として、各地区では各種イべントや各施設でアイスクリームの無料配布を行っています。全国に店舗があるサーティーワンもイベントを開催しています。アイスクリームの消費拡大を理由に無料でアイスクリームを食べることができるというだけあり、近年どのイベントも人気で、盛り上がりをみせています。

5月9日がアイスクリームの日となった詳しい理由は、いくつか存在します。この日が、日本で初めてアイスクリームを製造・販売した日であるからという理由が1つあります。もう一つは、1860年に福沢諭吉などがアメリカを訪問した際、日本人として初めてアイスクリームを食べた日がこの日だったからというのが由来としてあります。

5月9日をアイスクリームの日とする理由・由来をつくった日本アイスクリーム協会とはどのような組織なのかについて、紹介します。設立は1966年。アイスクリームの衛生上の向上や安心・安全の商品の提供が設立された理由・由来です。行っている事業は、アイスクリームで多くの方を笑顔にし、おいしさ、楽しさを知ってもらうことを理由に様々なことを行っています。

具体的には、アイスクリームの日に合わせたイベントの開催、衛星や品質向上のためのセミナーや研修会の開催。アイスクリーム消費や輸入の調査研究。おすすめ・人気のアイスクリームをホームページやフェイスブックで情報発信。アイスクリームの日の由来となっているアイスクリーム協会の熱意が伝わってきます。

アイスクリームの種類は大きく分けて4種類あります。アイスクリームは乳固形分15.0％以上、乳脂肪分8.0％以上で、ミルクの風味が強いのが特徴的です。アイスミルクは乳固形分10.0％以上、乳脂肪分3.0％以上で、牛乳と同じくらいの割合で植物油脂が使用されていて、アイスクリームよりはややあっさりとした味になっているのが特徴的です。

ラクトアイスは乳固形分3.0％以上で、植物油脂が多く使われています。氷菓は乳固形分がほとんどなく、かき氷などがこれにあたります。ついでに、乳固形分とは、乳製品中の水分以外の部分です。乳脂肪分は乳固形分に含まれる脂肪分のことを表しています。バターやクリームになる成分を指しています。

アイスクリームの日に開催されるイベントの中でも人気・おすすめがサーティーワンです。なんと、サーティーワンのアイスクリームが100円で提供されます。さらにGW期間中では31％オフも実施され、かなりお得にサーティーワンの人気・おすすめアイスクリームを食べることができます。サーティーワンのお店には開店前から行列ができるほどの人気です。

100円で食べることのできるサーティーワンのアイスはレギュラーシングルコーンのみで、一人1個限定です。実施する時間帯は店舗によって異なるのでサーティーワンのホームページを確認することがおすすめです。持ち帰りをすることはできず、また、カップでの提供は不可となっています。お店で食べること前提です。

31％オフになるサーティーワンのアイスはダブルのみです。どちらもコーン、またはカップで注文することが可能です。スモールダブルは470円が324円。レギュラーダブルは660円が455円になります。100円から200円ほど安くなるというだけあり、かなりお得で、毎年サーティーワンの人気のイベントとなっています。

アイスクリームの日の理由・由来のもととなっている日本アイスクリーム協会が主催するイベントも人気でおすすめです。全国7都市で実施され、アイスクリームが無料でもらうことができます。札幌、仙台、東京、名古屋、広島、大阪、福岡が実施場所になります。数に限りがあるので早めに行くのがおすすめです。

日本アイスクリーム協会でこちらの人気イベントの情報を開催日近くになると毎年発表しています。無料配布されるアイスクリームは様々な種類がありますが、自分で基本的には選ぶことができず、イベントスタッフの方が適当に選んだアイスクリームをもらうことになります。イメージキャラクターとの記念撮影も楽しむことができます。

アイスクリームを日本で一番最初に製造・販売したことで有名な馬車道商店街です。アイスクリームの日である5月9日にチャリティー募金を開催し、寄付することで、無料で人気の「馬車道アイス」をもらうことができます。数に制限があるため早めに行くことがおすすめです。

明治2年、開港間もない横濱馬車道通りで町田房造が「あいすくりん」を製造販売する氷水屋を開業した時に販売した氷菓子「あいすくりん」が日本のアイスクリームの始まりです。当時は卵黄と牛乳、砂糖のみで作られ、カスタード風味のしゃりっとした食感が特徴で、あっさりとした味わいが特徴です。現在もこの風味を生かしサクサクの最中と一緒に味わうことができます。

ジェラート世界チャンピオンから地域密着ソウルフードまで。ご当地アイスと世界のアイスが一堂に揃うアイスクリーム博覧会。国内最大級の総勢200種類超のアイスが集結するというだけあり、こちらのイベントに訪れる人は年々急増していて、人気・おすすめのイベントです。会場前から長い行列ができ、朝から晩までアイスを同じ場所でいろんなアイスクリームを食べることができます。

スパゲッティアイスや盆栽アイス、わたあめアイス、アイスサンドウィッチなど世界の変わり種やカニ・牛たん・カステラ味などのアイスが販売されます。変わり種のアイスクリームもおすすめですが、ご当地ジェラートやクレープアイスなども人気おすすめです。値段は300円から1500円位となっています。

スーパーでは売られていない、アイスクリームの日だからこそこちらに出展して販売される人気のアイスクリームが一堂に揃っています。いろんなアイスクリームを食べるためにも家族や、友達とシェアして、アイスクリームの日を愉しむことがおすすめです。

アイスの年間消費量がなんと日本一の石川県金沢市。毎年アイスクリームの日である5月9日に、金沢では有名なデパート「名鉄エムザ」の前で、アイスクリームの無料配布を実施しています。東海アイスクリーム協会北陸事務局が11社11種類のアイスクリームを無料配布してくれます。

金沢のスーパーではアイス半額の日が多いのが理由でアイスクリームの消費量が高くなっています。金沢の人がここまでアイスが好きな理由は、加賀藩時代から根付いている和菓子やスイーツ好きな点が理由にあります。また、多くの自然や海・山の幸などの食に恵まれている風土や文化がアイス好きの土地柄を作り出しているからという理由があります。

どこのスーパーでも売られている高級アイスといえばハーゲンダッツではないでしょうか?完璧なおいしさを届けたいという創業者の熱い想いで作られているアイスクリームはどの味も大人気です。そんな人気のハーゲンダッツにはミニカップ、クリスピーサンド、バータイプ、大きいパイントのアイスがあります。

おなじミニカップのアイスでも和風餅アイスをコンセプトにした華餅シリーズや、セブンイレブン限定のジャポネシリーズ、ローソン限定のマイスイートなどがあります。定番のバニラやチョコを中心に期間限定、季節限定のフレーバーも人気でおすすめです。店舗によっては人気すぎてすぐに売り切れになってしまうこともあります。

クランチバーシリーズはアイスクリームのまわりをさくさく、ザクザク食感のマカダミアナッツいりのチョコレートでコーティングしています。クリスピーサンドはアイスクリームを各種味のチョコなどでコーティングしサクサクのウエハースでサンドしたアイスとなっています。ネットではスーパーでは販売されていない最中アイスを購入することができます。

明治のアイスの中で大人気のアイスといえば、明治エッセルスーパーカップです。1991年にお手頃価格で、たっぷりおいしさを楽しめるアイスとして販売されました。エッセルというネーミングはエクセレント（Excellent＝非常に優れた）と、エッセンシャル（Essential＝絶対に必要な、基本的な、主要な）が由来の造語になります。

定番の味はバニラ、抹茶、チョコの味です。そのほかに期間限定で、ミントやチョコバナナ、イチゴ味などが販売されます。内容量は200ミリリットルと一般的なアイスよりも多く、値段も安いので、シェアして食べることもできるおすすめアイスです。2016年12月からは新ラインとして明治エッセルスーパーカップSweet'sが販売されています。

明治エッセルスーパーカップSweet'sの内容量は通常の明治エッセルスーパーカップより少ない172ミリリットルです。また値段も高めで220円となっています。その分、層状になった、ケーキのようなアイスを味わうことができるとあり、プチ贅沢、自分のご褒美に、特に女性の方に人気のアイスクリームとなっています。

日本の氷菓アイスの中で大人気商品となっている赤城乳業のガリガリ君。1981年に販売開始されました。もともとは1964年に販売されたカップの赤城しぐれを片手で食べることのできるかき氷にしたい、という理由からガリガリ君は誕生しました。これまでの発売種類は50種類以上とほかのアイスに比べ類を見ない多さです。

期間・季節限定フレーバーのほか、2006年からはガリガリ君リッチが、そして、2015年からは大人なガリガリ君が販売されています。子供だけでなく、大人も楽しめるアイスクリームとしてさらにガリガリ君のファンを集めているおすすめのアイスクリームです。姉妹品にはがり子ちゃんやシャリシャリ君などのアイスクリームが販売されています。

白くまアイスクリームと、あいすまんじゅうが大人気の福岡県に本社がある丸永製菓。コンビニから大手スーパーまでどこでも販売されています。1962年に販売されたあいすまんじゅうは1996年にモンドセレクションの金賞を受賞し続けています。梅の花の形をしたアイスバーで、水あめと混ぜた甘い小豆あんを甘いバニラアイスで成形しています。

白くまシリーズのアイスクリームは、フルーツと小豆、練乳の相性が抜群で、幅広い世代に人気のアイスクリームです。白くまの名前の由来はいくつかあり、トッピングの際に白いかき氷の上の干しブドウが目に見えて白熊に見えたことや、練乳缶に白熊のラベルが貼られていたから、などの理由になります。

森永のジャンボアイスも古くから愛されている大人気の商品です。1972年にチョコ最中として、板チョコの形をイメージして開発販売されました。1980年にチョコ最中デラックスとして、センターにチョコソースを挟み、1996年には現在の形の板チョコを挟んだチョコ最中ジャンボとなっています。

センターが板チョコになって以降は、パッケージのロゴのデザインの変更や、バニラアイスのコクをアップするなどの変更、最中の皮のリニューアルなどを行って、常に消費者のし好に合わせて販売されています。クリームが隅々まで入っていて、山も小さく割りやすくシェアしやすいアイスです。2017年には45周年を迎えています。

アイスクリームの日の理由・由来、各種人気おすすめイベントについて紹介しました。2018年のアイスクリームの日は終了してしまいましたが、来年2019年のアイスクリームの日ももちろん、サーティーワンをはじめ各地でイベントが開催されます。せっかくなので人気・おすすめのアイスクリームを食べに足を運んで、アイスクリームの日を楽しみましょう!