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氷瀑が見られる全国のスポット11選!おすすめの場所やライトアップ情報も紹介

氷瀑が見られる全国のスポット11選!おすすめの場所やライトアップ情報も紹介
投稿日: 2018年8月4日最終更新日: 2020年10月8日

冬の雪山には雪だけでなく、厳しい自然環境の中で見ることのできる景色が多く存在しています。中でも氷瀑は滝が凍りついた様子が美しく、お祭りが開催されていたりトレッキングで見ることができたりと日本のあちこちで様々な氷瀑を見ることができます。

日本の氷瀑スポットをご紹介!見出し

Photo bySimon

冬はスキーや雪まつりなど雪を楽しむアクティビティが多いですが、冬ならではの厳しい環境で作られた自然の神秘的な景色を楽しむこともできます。またツアーが組まれていて初心者でも安心して氷瀑を楽しめたりと氷瀑の人気は高まってきています。この記事ではそんな関東や関西の氷瀑が楽しめるおすすめの場所をご紹介します。

冬の芸術・氷瀑の魅力とは?見出し

Photo bySimon

氷瀑とは滝が凍ってできたもので、冬にしか見ることのできない貴重な景色を楽しむことができます。滝が凍っている様子は迫力があり、氷瀑のお祭りが開催されていたり場所によってはライトアップが行われていたりと誰でも気軽に見ることができます。その幻想的な景色から多くの人気を集めています。

Photo by clesulie

また屋根の上に降り積もった雪や雨が、熱により温められて屋根から流れ落ちるときに気温が下がって夜になると雫が長く伸びたまま凍って氷柱になります。また幾つもの氷柱が群となり大規模になった場所も氷瀑と呼びます。日本全国には関東や関西に数多くの絶景氷瀑スポットが存在しています。

氷瀑を見に行くときの注意点見出し

Photo by tlisbin

氷瀑のある場所に行くときは気を付けるべき点が幾つかあります。安全に氷瀑を楽しむためにも、観光地の定められた規則に従ってしっかりとした準備をしていくことが大切です。また氷瀑を見に行くときには防寒対策をしていくことをおすすめします。氷瀑の周りは氷になっているため、滑り止めをつけるなどして気をつけるようにしてください。

Photo by worldsbetweenlines

また氷瀑は滝が凍ることで見ることができる景色なので、場所によっては気候の変化により滝が凍らない場合があります。場所によっては完全氷結していたり部分的に氷結していたりと状態は様々です。最近では地球温暖化の影響により十分に滝が凍らない場所も増えているので、注意してください。

一般に氷瀑を見ることができる観光地では防寒対策をしていくだけでも良いですが、登山をして本格的に氷瀑を見るというときには安全面も考慮していく必要があります。まず地形の関係で、雪崩などの事故が起こるかもしれないということを前提に行動し、氷瀑を近くで見られる場所では落下する氷にも注意しなければなりません。

日本の絶景氷瀑スポット11選見出し

Photo bySimon

日本には関東や関西に絶景の氷瀑スポットが数多く存在しています。ライトアップが行われている場所もあるので夜間に見に行くと非常に幻想的な景色を見ることができます。また冬の澄んだ空気の中で見ることのできる氷瀑は一見の価値ありです。冬に関東、関西に旅行をするときは是非氷瀑のある場所に行ってみてはいかがでしょうか。

日本の氷瀑スポット1:層雲峡見出し

層雲峡は北海道の上川町にある峡谷で、石狩川を挟んで約24キロメートルもの断崖絶壁が続いています。層雲峡温泉は大型ホテルなどがひしめいており北海道屈指の温泉街となっており、多くの観光客の人気を集めている場所です。毎年「層雲峡氷瀑まつり」が開催されており関東でも有名です。

層雲峡氷瀑まつりでは1976年から開催されている歴史あるお祭りで、層雲峡の厳しい寒さを利用して敷地内には氷でできた像が立ち並んでおり自然をテーマにしたオブジェや氷の彫刻が設置されています。氷で作られた「氷瀑神社」では雪だるまを模した「神玉」が鎮座しており、様々なご利益があると言われています。

氷瀑祭りの見どころは「氷の展望台」で、高さ25メートルもの高さから氷瀑祭り全体を眺めることができます。撮影スポットとしても人気で、内部には氷柱が固まってできた大量の氷柱の天井があります。「層雲峡氷瀑まつり」の入場料は無料で、協力金としてポストカードとホットドリンク100円割引券をもらうことができます。

夜には七色の光でライトアップがされ、断崖絶壁からそそり立っている氷の滝が神秘的な表情を見せています。開催期間中には花火も打ち上げられており、ライトアップとともに夜の層雲峡を彩っています。毎年1月の下旬から3月下旬まで開催されているロングランのお祭りで、関東でも人気の雪まつりとなっています。

日本の氷瀑スポット2:たるまの滝見出し

「たるまの滝」は奥飛騨にある新平湯温泉の名所の一つとなっており、冬には高さ約40メートルもの岩間を流れる滝の氷瀑を見ることができます。毎年12月~2月の末まで行われている「奥飛騨冬物語」というイベントは奥飛騨の温泉郷全域で行われており、新平湯温泉ではたるまの滝のライトアップが行われます。

またたるまの滝のライトアップの他にも「氷のアイスバー」や絵馬市、砂防ダムトンネルのライトアップなど冬の奥飛騨で素敵な時間を過ごすことができます。木々に水を吹きかけることで凍らせて、森の中に美しい氷のオブジェを作っており、氷のバーやソフトドリンクに加えてアルコール類も楽しむことができます。

たるまの滝の氷瀑は迫力があり、関東でも有名な氷瀑スポットで夜のライトアップされた様子は美しく神秘的な自然の風景を感じるような景色を楽しむことができます。たるまの館内では商売繁盛や家内安全などのご利益がある「絵馬市」が販売されていたり、良縁を祈願する「ご縁札」の販売も行われています。

日本の氷瀑スポット3:奥入瀬渓流見出し

「奥入瀬渓流」は青森県にある関東でも人気の散策スポットであり、季節によって様々な姿を見ることができます。特に冬は警告の流れが凍り付いて、貴重な氷瀑を楽しむことができます。また冬には「奥入瀬渓流氷瀑ツアー」が開催されており、ツアーガイドの説明を受けながら専用バスで奥入瀬渓流の冬の自然の世界を楽しむことができます。

ライトアップされた夜の奥入瀬渓流の氷瀑をツアーで楽しむことができるため、誰でも氷瀑を楽しめるイベントとなっています。こちらのツアーは期間限定となっており、バスの運賃が大人が1000~2000円、子供が500~1000円となっています。鑑賞時間は約2時間となっています。なおツアーは2018年の冬から9年ぶりに開催を始めました。

奥入瀬には千筋の滝や雲井の滝など数多くの滝があり、それぞれ景色の異なる氷瀑を鑑賞することができます。氷瀑に加えて至る所にある氷柱もおすすめの見どころの一つです。「奥入瀬渓流ホテル」では渓流露天風呂にしつらえた「氷瀑の湯」があり、ライトアップされた人工の氷瀑を楽しむことができます。

奥入瀬渓流ホテルでは氷瀑ツアーに参加する人に人気の宿泊施設で、ホテルの近くにある「奥入瀬ランプ工房」では予約することでひょうたんランプの製作体験も楽しむことができます。奥入瀬渓流は東北屈指の景勝地で、国立公園にも指定されています。冬に青森へ訪れる際はこの奥入瀬渓流に訪れてみるのもおすすめです。

奥入瀬渓流を散策!おすすめの温泉やランチ情報あり!美しい景色が最高! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
奥入瀬渓流を散策!おすすめの温泉やランチ情報あり!美しい景色が最高! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
十和田湖の湖畔にある奥入瀬渓流は、新緑に紅葉に雪と、季節を問わず人気の散策スポットです。一度は散策してみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。今回はそんな奥入瀬渓流の散策スポットや温泉、ランチ情報など楽しめるスポットについて調べてみました。

日本の氷瀑スポット4:袋田の滝見出し

袋田の滝は日本三大名瀑の一つにも数えられるほどの有名な滝で、高さ120メートル、幅73メートルといった巨大な滝です。茨城県の大子町にあり、その昔三蔵法師がこの地を訪れた際にこの滝を絶賛したという言い伝えもあります。しかし暖冬などで氷結しない年もあるので、訪れる際には注意してください。

冬には夜にライトアップされるイベントも行われており、「大子来人~ダイゴライト~」では袋田の滝が美しくライトアップされます。また袋田の滝トンネルの中もライトアップされ、トンネルの中がミラーボールアートのように鮮やかに変わります。関東や関西で有名な袋田の滝は氷瀑でなくても一見の価値があるスポットなのでおすすめです。

袋田の滝の凍結が美しい!氷瀑が見られる時期や状況をリサーチ! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
袋田の滝の凍結が美しい!氷瀑が見られる時期や状況をリサーチ! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
日本三大名瀑として有名な、茨城県大子町にある「袋田の滝」。実は袋田の滝は全体が凍結してしまうことがあるのはご存知ですか?普段は轟々と流れる袋田の滝が凍結してしまうことを氷瀑といいます。そこで袋田の滝の氷瀑についてご紹介します。

日本の氷瀑スポット5:払沢の滝見出し

払沢の滝は東京で唯一「日本の滝100選」に選ばれている有名な滝であり、東京都で見ることができる氷瀑スポットです。多摩地区の西部にあり、東京都でただ一つ残っている檜原村という村にあります。2018年には払沢の滝が12年ぶりに完全氷結し、記念すべき年となりました。

冬には氷瀑目当てで関東や関西から多くの観光客が訪れており、滝へ続く道も所々氷柱や氷のオブジェを見ることができます。毎年氷結度合いが変わり、払沢の滝の公式サイトでその都度滝の氷結度合いをチェックできます。冬には「払沢の滝冬まつり」が開催され、氷瀑クイズやフォトコンテストが行われています。

日本の氷瀑スポット6:七滝見出し

七滝は岩手県の八幡平市にある滝で、春になると新緑のブナに囲まれて非常に美しい滝を見ることができます。落差25~30メートルもの迫力のある氷瀑は多くの観光客を魅了しており、初心者でも楽しめる氷瀑ツアーも開催されています。滝の周辺に生息しているイヌブナは町の天然記念物に指定されています。

氷瀑ツアーでは氷の他にも多くの楽しみがあり、広々としたユキの中を歩いていきます。途中には動物の足跡や周辺に生息している植物の冬の姿を見ることができます。七滝は七段の階段状になっている斜面を流れ落ちており、岩手県八幡平市はパウダースノーに恵まれたスキーの聖地としても関東や関西で人気のスポットです。

日本の氷瀑スポット7:玉簾の滝見出し

玉簾の滝は山形県随一の直瀑で、今から1200年ほど前に弘報大師が発見して命名したといわれている滝です。杉野大木に囲まれており、マイナスイオンに溢れているといった特徴があり厳しい冬の時期には氷瀑となって荘厳な雰囲気を醸し出します。落差63メートル、幅5メートルの断崖絶壁から見る氷瀑は迫力満点でおすすめです。

ゴールデンウィークやお盆の時期にはライトアップも行われており、例年氷瀑ができる時期は1月の中旬からになるので氷瀑を観たい方はその頃に訪れるのがおすすめです。山形県では最も落差のある滝となっており、氷瀑のときには時折氷が落ちてくることがあるので、氷瀑を鑑賞する際には注意するようにしてください。

日本の氷瀑スポット8:達沢不動滝見出し

達沢不動の滝は福島県の猪苗代町にある滝で、不動尊を祀っていることもあり4月には多くの参拝客で賑わう関東の人気スポットです。マイナスイオンも充実した場所で、秋の時期には色鮮やかな紅葉で美しい風景に変わります。写真愛好家や滝好きにも人気で、アクセスが比較的容易なのも魅力です。

以前はあまり知られていなかったスポットですが、映画の舞台やテレビの撮影地にも度々使われたことで関東でもメジャーになった名瀑でもあります。氷瀑には簾のように落ちる氷柱が何本も幾重にも下がっていて、美しい見事な冬の景色を見ることができます。滝を見た帰りには近くの中ノ沢温泉で日帰り入浴をしていくのもおすすめです。

日本の氷瀑スポット9:雲竜渓谷見出し

雲竜渓谷は栃木県の日光にある都内からも近い氷瀑スポットです。雑誌やテレビのCMでも話題になった人気スポットで、初心者氷瀑トレッキングツアーも多く開催されています。日光駅や日光東照宮といった関東の人気観光スポットからも近く、日光での観光と合わせて楽しめるのが魅力で、時期によってはアイスクライミングも楽しむことができます。

冬の渓谷の散策には雪山装備が必要なので、訪れる際には注意してください。氷瀑を含めた冬の雲竜渓谷はまるで氷の世界といったような美しい景色をあちこちで見ることができます。巨大な氷瀑も見ごたえがありますが、至る所にある無数の氷柱も神秘的でおすすめです。氷の落下に備えてヘルメットをかぶっていくのもおすすめです。

日本の氷瀑スポット10:御船の滝見出し

御船の滝は奈良県の吉野郡にある関西でも有名な氷瀑スポットで、高さ50メートルもの高さからできる氷瀑は圧巻です。その氷瀑の様子は文殊菩薩を現すともいわれており、知恵を授ける滝としても人気です。気温や風といった気象状況に影響されるので毎年完全凍結するとは限りませんが、毎年1月の後半からが氷瀑の見ごろとされています。

滝の展望台である「滝見台」からも見ることができ、美しい氷瀑の姿を楽しむことができます。自動車でのアクセスは少し悪いですが、比較的容易に雪道を歩くことができるので初心者でも簡単に氷瀑までたどり着くことができます。雪道を歩くので雪山装備をしていくのがおすすめです。所々で見ることができる氷柱も立派で見どころの一つです。

日本の氷瀑スポット11:扁妙の滝見出し

扁妙の滝は兵庫県の神崎郡にある氷瀑スポットで、「関西百名山」の一つでもある笠形山にある滝です。落差65メートルもの長さを誇る滝で、ふもとからだと全体があまり見られませんが滝見台からだと氷瀑の全体を見ることができます。扁妙の滝の道中には「オウネン滝」という落差約24メートルの繊細な滝を見ることができます。

江戸時代の初期に滝の近くに不動明王を祀った僧の扁妙に由来して「扁妙の滝」という名前が付けられた言われています。滝壺からは全体の半分も見ることはできませんが、それでも十分迫力のある氷瀑の様子を見ることができるので関西の人気氷瀑スポットとなっています。部分氷結となった状態でも見どころ十分でおすすめです。

氷瀑スポットで冬の絶景を楽しもう!見出し

Photo byBru-nO

日本には関東や関西で見ることができる魅力的な氷瀑スポットが数多く存在しています。どの氷瀑スポットも冬の幻想的な世界を楽しむことができ、普段は見ることのできない滝の姿を見ることができるため多くの観光客が訪れる人気観光スポットになっています。是非関東や関西の氷瀑を訪れて冬にしか見られない貴重な体験をしてみてください。

投稿日: 2018年8月4日最終更新日: 2020年10月8日

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