明石焼きが東京で食べられる人気店7選！美味しいおすすめ店を厳選してご紹介！

たこ焼きは全国的に人気のグルメであり、知らない人はいないでしょう。たこ焼きは元々大阪のローカルフードであり、庶民の味でした。それが全国区になっています。ほかにもそういった美味しい名物料理が東京で人気になっているのは事実です。その中で特に人気急上昇しているのが「明石焼き」でしょう。

明石焼きもたこ焼きほどではありませんが、すでに有名な名物料理です。しかし、東京では案外、食べられる店はまだまだ少ないです。そこで今回、東京でおすすめの人気明石焼き店を7店選んでみました。特徴的で、かつ美味しい明石焼きを提供してくれるお店になります。東京で明石焼きが食べたくなったら、ぜひこのおすすめ店を訪れてみてください。

そもそも「明石焼き」とはどんな名物料理でしょうか。発祥は兵庫県で、実は大阪ではありません。形はたこ焼きに似てるので、大阪の名物だと思っている人もいますが、それは誤解です。明石焼きは兵庫県発祥で、実は当地ではたこ焼きのような扱いではなく、「たまご焼き」の一種として親しまれています。

明石焼きは兵庫県の明石市のたまご焼きであり、材料にたこを使うものの、お好み焼きやたこ焼きのような名物とは違っています。明石焼きは普通のたまご焼きと区別するために「明石焼き」と呼んでおり、何度も言いますが、あくまでもたまご焼きの一種であります。

兵庫県の明石市が発祥であるため、明石市、それから近隣の場所ではたまご焼きがイコール明石焼きです。つまり、現地では明石焼きは存在するものの、「明石焼き」という呼び方自体はほかの地域の人が一般的なたまご焼きと区別するためにつけた名称ともいえます。

明石焼きの発祥は具体的な証拠は存在していませんが、江戸時代の後期には食べられるようになっていたとされます。そのため、たこ焼きよりも早くに広まっていることから、明石焼きがたこ焼きを真似たのではなく、たこ焼きが明石焼きをルーツにしているという説が有力です。明石焼きは非常に歴史の長い、美味しい名物料理であります。

明石焼きの正しい食べ方は、一般的には出汁に明石焼きを浸して食べることです。たこ焼きのようにソースではなく、出汁に浸す、あるいはすでに出汁に浸した状態のものが供されることが一般的になります。ただ、兵庫県の一部では明石焼きにソースをつけることもありますし、ソースをつけた上で出汁に浸して食べる方法もあります。

つまり、明石焼きは昔からある伝統的なご当地グルメでありながら、正しい食べ方は自由に、ということになります。親しみやすい料理ですので、だからこそ今全国でも人気のグルメになっているわけです。お店によってたまご焼きの配合や、材料に違いがあり、例えば小麦粉を入れたり、たこの代わりに穴子を入れるなど、いろいろとあります。

食べ方も自由であれば、材料も自由なので、どの店で食べても同じ味にはならないという点もまた、明石焼きの魅力であり、おすすめできる理由です。美味しさも店によって千差万別ですから食べ歩くには充分に楽しい料理になります。

東京でも明石焼きは楽しめますが、例えば本場の兵庫県明石市では、特に明石駅南側の商店街とその近辺にあるお店が有名です。明石市でも観光誘致の材料になっていて、さらに明石焼きが世間に注目されるようになっています。兵庫県を訪れたら、ぜひとも明石焼きは堪能したいところです。

明石焼きとたこ焼きの違いとはどんな点にあるでしょうか。まず、明石焼きはすでに紹介したように、本来はたまご焼きであります。ほかの地域で普通のたまご焼きと区別するために「明石焼き」という名称が後づけでできました。

「明石焼き」という名称が一般的になったのは、ある企業が兵庫県明石市のたまご焼きを「明石焼き」という名称で製品化したことが要因だとされます。これは1973年のことですのでかなり昔の話です。そのため、明石市の明石焼き専門店で、看板などに「たまご焼き」などの表記がない場合、老舗ではない、あるいは韓国客目的の店であると判断できます。

明石焼きとたこ焼きの大きな違いは、まずそもそも明石焼きの基本はたまご焼きであるため、粉よりもたまごを多く使うために色が黄色いこと、たこ焼きよりも明石焼きの方がフワフワとした食感であるということが挙げられます。そして、大きな違いは明石焼きはソースをつける場合はあっても、必ず出汁に浸して食べるという点も決定的なポイントでしょう。

元々、明石焼きの方が歴史が長いとされ、たこ焼きは1930年代に始まったためにずっとあとの料理ということになります。しかも、たこ焼きにソースというのは1948年以降のことで、たこ焼きの方が明石焼きよりもずっと新しいのです。この点もまた明石焼きとたこ焼きは大きな違いになります。

明石焼きとたこ焼きの違いはおわかりいただけたことでしょう。では、本場兵庫県で食べる明石焼きと、東京都内で食べる明石焼きには大きな違いがあるのでしょうか。その点は天と地ほどの違いはありません。おすすめの店は、本場兵庫県の名物店に匹敵する美味しい味わいが堪能できます。ただし、やはり本場とはやや違う点があることも否めません。

それはやはり、兵庫県の明石市などでは名物ですので、本場の味、専門店もあるわけですが、東京都内ですと明石焼きの専門店はほとんどありません。東京でも人気が出ている料理ではあるものの、たこ焼きと違い、決定的な知名度と人気はまだまだです。そのため、専門店ができないことで、兵庫県で食べる明石焼きとはやや違うといえます。

明石焼きの専門店が成立しにくい東京では、おすすめの店のほとんどがたこ焼き店、あるいは鉄板焼きの人気店になります。どの店もたこ焼きの店としても人気でおすすめですし、明石焼きも美味しいのでいずれにしてもぜひとも足を運んでほしいところです。

実は明石焼きの鉄板はたこ焼きのものとは違い、深さがありません。たこ焼きほど高くないため、球状にもならず、独特の料理になります。東京のおすすめの明石焼きが食べられる人気店は専門店ではないものの、本物の明石焼きらしく球状ではない形であり、美味しい出汁で食べることができます。

東京はご存知のように、元々東京に暮らしていた人よりも、地方からやってきた人が多い地域です。そのため、明石焼きの専門店はいまだなかなか現れないものの、どの店でも本格的で美味しいご当地名物料理として楽しむことができます。

特に都心は多くの人が訪れるエリアであることから、明石焼きを楽しめる店が増えてきています。小麦粉のグルテンを気にする人や、たくさんの油を使うたこ焼きではカロリーが気になる人には、明石焼きは非常にヘルシーでおすすめのグルメになります。東京でも本格的で美味しい明石焼きがあるのです。

事項からは、そんな東京都内にある、おすすめで美味しい本格明石焼きが楽しめる人気店を紹介します。7店を厳選して取り上げるので、兵庫名物「明石焼き」を東京で楽しみたい人はぜひいずれかの店で堪能してみてください。

東京でおすすめの美味しい明石焼きの店はここ「天王寺 はち八（ハチハチ）」です。大阪に本店があるお店がが東京に進出したので、本格的な明石焼きが楽しめます。特徴はネギのアクセントと、プリプリしたタコの身、溶けてしまいそうなほどにやわらかい生地です。明石焼きの魅力をすべて兼ね備えた美味しいお店です。

この店は大阪に本店があるので、本場兵庫に近い大阪で得られた技術があり、まさに本場の味が楽しめます。昼前から夜遅く（24時）まで営業しているので、いつでも明石焼きが楽しめます。定休日は火曜ですので、その日以外で明石焼きを堪能してください。

「道頓堀 くくる 池袋ショッピングパーク」も東京で明石焼きを楽しみたい人におすすめの人気店です。たこ焼きも楽しめるお店ですので、カリカリのたこ焼きと、対照的にフワフワの明石焼きを同時に堪能することも可能です。JR池袋駅に近いので、仕事帰りに明石焼きでビールを1杯というのも乙な夜の過ごし方になります。

池袋近辺で明石焼きを楽しむ場合、「道頓堀 くくる 池袋ショッピングパーク」が最も人気のある有名店です。東京都内にはたくさん明石焼きの店ができていますし、池袋近辺にもいくつも人気店があります。その中で胸を張っておすすめしたいのがこの店です。

東京でも外国人を中心におしゃれな飲食街と知られる六本木で人気の居酒屋「比呂」でも明石焼きが堪能できます。最早この店の名物料理として明石焼きは人気で、本場同様、ふんわりとした生地が特徴です。さらに、この店の出汁は三つ葉の香りが豊かだと好評です。

本来は居酒屋ですので、ビールなどアルコールを傾けながら、明石焼きのほか、美味しい料理を堪能しながら食事が楽しめます。雰囲気もいい飲食店ですので、東京に住んでいる人、観光や仕事で東京を訪れた人にはぜひともおすすめしたい店です。

「にしむら日和」は東京駅の改札外にある「キッチンストリート」の一角にあります。ここの明石焼きが他店と大きく違うのは、生地に湯葉を混ぜ込んでいることです。これによって、元来フワフワの明石焼きがさらに柔らかくなるそうです。東京駅でありながら、兵庫県の食文化に触れることができる貴重な体験はおすすめです。

「にしむら日和」の明石焼きは絶品の出汁で堪能できます。年中無休で営業していますので、毎日11:00～23:00、ここを訪れることで明石焼きを楽しむことが可能です。

渋谷にある「みなと屋」は、明石焼きもおすすめですが、人気かつ有名なのは実は「かき氷」です。おしゃれで美味しいかき氷が多数あるので、フォトジェニックなことから女性にも人気のあるお店になっています。かき氷のついでに、明石焼きも楽しめるので、長居をするにも十分な空間です。

薄めですがしっかりした味わいの出汁につける明石焼きは女性にもヘルシーで美味しいと人気があります。定休日は水曜日で、11:00～21:00という営業時間なので、早めに楽しみに行く飲食店です。

先の「みなと屋」が女性向きなら、ここ「池たこ」は男性向きといえるでしょう。この店の明石焼きはジャンボです。看板メニューでもある「ジャンボ明石焼き」は一般的なサイズよりもずっと大きいのが特徴です。しかし、明石焼きの魅力であるフワフワ感は失われておらず、おすすめの逸品です。

「池たこ」は名称からわかるように、池袋にあるお店です。仕事帰りにもより安いですし、時間は11:30～14:30、17:30～23:30なので、昼間も明石焼きを楽しめます。夕方は営業していませんし、日曜日が定休なので、その点だけ注意してください。

都営三田線の「志村坂上駅」から徒歩3分のこのお店は「明石焼き 濱（はま）」です。東京では珍しい、明石焼きを看板にしている飲食店で、地元の人にはよく知られた名店です。営業時間も12:00〜19:00まで。土曜日が定休と、まさに地元の店という雰囲気があります。

「明石焼き 濱」は地元で人気であることから、値段もリーズナブルです。8個の明石焼きが、もちろん出汁もついていてわずか500円となっています。この安さもまたこの店が人気である理由となっています。ネットでもほとんど情報がないので、レアな明石焼きを欲している人にはおすすめです。

東京で明石焼きを堪能したい場合、一体どれくらいの予算を考えるといいのでしょうか。たこ焼きなら大体の値段は予想がつきますが、明石焼きはまだよくわからない人もいることでしょう。しかも、東京で、となると高い値段がつくのではないかと心配している人もいるかと推測します。

しかし、ご安心ください。明石焼きは本来はたまご焼きです。それほどに高くはありません。高い店でも1個あたり100円程度、普通はそれ以下です。セットでも1000円未満が当たり前となっています。リーズナブルに食べられる、ご当地グルメがこの明石焼きです。

東京都内でもたこ焼き店は無数にあります。チェーン店から個人店までさまざまなたこ焼き店があります。しかし、たこ焼き一辺倒ではお店が立ちゆかないため、最近は明石焼きも置く店が増えています。本来はたこ焼き器とは深さが違うのですが、共用することも可能なため、たこ焼き店で明石焼きを出すところが増えているのです。

つまり、東京都内では今や明石焼きは普通に食べられるものになりつつあります。たこ焼きよりもヘルシーで、出汁の味わいが日本的ですから、たこ焼きよりもジャパンナイズされていておすすめです。これからも明石焼きのお店が都内で増えることでしょう。いつか本場兵庫を東京か抜くかもしれません。そんな明石焼きをぜひ東京でも堪能してください。