スイスは彦根が誇る行列必至の喫茶店！激安メニューと美味しさが人気の秘訣

滋賀県彦根市にあるスイスという喫茶店は行列ができるほどの人気のお店。ハンバーグ・ステーキという驚くほど安い値段で提供されるメニューが地元の人はもちろん、観光で彦根を訪れた人たちの心を鷲掴みにしているのです。高くて旨いは当たり前。安いけど美味しいスイスのメニューやハンバーグの魅力についてたっぷりご紹介します。

滋賀県彦根市は滋賀県の琵琶湖の北東部に位置する都市。国宝に指定されている彦根城には多くの観光客が訪れる観光スポットでもあります。

彦根藩の2代目藩主である井伊直孝にゆかりのある1匹の白猫をモデルとしたひこにゃんは戦国武士の兜をかぶった3頭身のキャラクターとして人気です。

地理的には琵琶湖からは少し離れた内陸部に位置していて、伊吹山が近接しているため周辺の市町村に比べると積雪は少なく気温の変動も少ない地域。

滋賀県の工芸品などを扱うお店や飲食店などが並ぶ夢京橋キャッスルロードや四番街スクエア、彦根城などには多くの観光客が訪れ、彦根城敷地内には地元の高校もあります。

経済はアユに代表される琵琶湖産淡水魚と鮒ずしに代表される水産加工品を特産とし、紅かぶら、彦根梨、彦根りんごでも知られています。更に工業都市でもある彦根はバルブやファンデーションが盛んに作られています。

ハンバーグがおすすめの彦根の喫茶店・スイスは観光客で賑わう夢京極キャッスルロードを過ぎ静かな住宅街が広がる美しい芦川の近くにあります。

マッターホルンを思わせるような三角屋根のつたで覆われた建物はまさにスイス感いっぱいです。お店の看板は小さく、つたでおおわれそうな勢いなので看板よりも店の外観を目印にするのがおすすめです。

つたは周辺の電柱までの伸び、その一角だけが別世界。住宅街の中にあっても明らかにお店だということがわかります。

お店の入り口前には数台駐車可能な駐車場があり、更に正面向かって右横から奥に行くと広い駐車場も完備されています。

ハンバーグが人気の喫茶店、スイスの店内は全面に木を使った山小屋風のウッディでどこかレトロな空間。1階にはカウンター席とテーブル席があり合わせると33席ほどになります。

建物としては2階建てですが2階に上がることはできないようになっていて、食事を楽しめるのは1階のみです。

木のぬくもりを柔らかく包み込む灯が優しく、個性的な絵画や鹿の頭部のはく製などが飾られています。建物を囲むつたと内部の木のぬくもりのせいかどこかほっこりと落ち着く空間です。

彦根の喫茶店・スイスの一番人気のメニューがハンバーグステーキ。このメニューを目当てに訪れるお客さんが後を絶たず、行列もこの500円という値段の安いハンバーグステーキを食べたいお客さんたちといっても過言ではないほど。

シンプルなハンバーグと目玉焼きでハンバーグの大きさもさほど大きいとは言えないのですが、とにかくこのハンバーグステーキが美味しい！

下味がしっかりとついているのでソースいらず。肉肉しい見た目で粗挽きのごろっとしたお肉と粗目に刻まれた玉ねぎの存在感が半端ありません。

シンプルなのに美味しい。ハンバーグとステーキの中間のようなまさにハンバーグステーキ。中はもちろん肉汁たっぷりでごはんとの相性も抜群！

値段の安さと美味しさから男性では一つではなく、2つ注文する人もいるほど。2つ注文しても1000円という普通のランチと同じ値段。ライスは単品で100円です。

ちょっと豪華に欲張りたい人にはハンバーグ・エビというハンバーグステーキにエビフライがセットになったメニューもおすすめ。大人も子供も大好きなエビフライが一匹かなりの存在感でトッピングされてきます。両方一緒に楽しみたい方にはぜひこちらもおすすめ。値段は900円です。

平日のみ提供される定食はA定食とB定食があり、A定食の方の値段はなんと450円という安さ。チキンフライトミンチカツ、エビフライなどとライスがセットになったB定食も600円という値段です。バランスよく食べたい人にはぜひおすすめ。ミンチカツのお肉も美味しいと評判です！

パンを使ったサンドイッチやトーストのメニューも充実しています。しかもパンのメニューもとにかく安い！喫茶店の軽食の定番であるバタートーストは150円で食べられます。ふわふわ食感の美味しいトーストでコーヒーとの相性も抜群。野菜サンドイッチやミックスサンドイッチなどもかなりのボリュームで350円という安い値段です。

サンドイッチの人気はやはりハンバーグサンドイッチ。スイスの名物であるハンバーグがサンドされた肉汁あふれんばかりの一品です。かなりのボリュームで500円という値段はありえない安さです。

他にもカツサンドイッチや卵サンドイッチ、ハムサンドイッチなどもあります。軽い軽食をとりたい時にも利用できるのが彦根の喫茶店、スイスです。

ハンバーグステーキに負けず劣らず分厚いお肉が提供されるポークステーキ。濃厚な甘辛いタレが絡んでごはんとの相性も抜群です。がっつり肉と白飯を食べたい！という方にはぜひこちらもおすすめです。値段は600円。喫茶店とは思えないほどの肉の美味しさに悶絶します。

特製スイス丼は喫茶店スイスの隠れた人気メニュー。豚肉と玉ねぎを特製のたれで炒め煮した肉丼でハンバーグステーキと一緒に頼む男性も多いのだとか。

ライスの代わりに更にお肉たっぷりでスタミナも十分です。値段はこのボリュームで400円というのだから思わず頼みたくもなります。

どこか家庭的な味付けの特製スイス丼はお店の名前もついた看板商品。玉ねぎの甘さが安心できるお腹にしっかりとたまる安くて早くて美味しいメニューです。

喫茶店スイスのお客さんんはツーリング中のライダーたちも多く、そんなお客さんのハートをがっしりとつかんでいるのもこの特性スイス丼です。

喫茶店スイスでぜひともおすすめしたいのがオムライス。今どきのインスタ映えするふわとろのオムライスでは決してないけれどとにかく美味しさは半端ありません。適度に半熟で適度に固まった卵が絶妙で、ケチャップの味がまた絶妙。誰もが美味しいと納得のオムライスです。

値段はこれで400円という安さ!人気のハンバーグステーキと一緒にオムライスを頼む人もいます。ハンバーグステーキとオムライスを食べても1000円にならないのだから、ランチとしてはかなりお得です。どこか懐かしく、シンプルで安くて美味しい！喫茶店スイスを象徴するかのようなメニューです。

都会ではなかなか見ることがなくなったタイプの昔ながらのパフェ。喫茶店スイスのデザートはアイスクリームとフルーツパフェ、チョコレートパフェ、フルーツ盛り合わせの4種類です。

スイスのメニューはデザートまで安い！これで何と400円という安さです。ハンバーグステーキ並みに思わず2個注文したくなるほどの安さ。たっぷりのフルーツにポッキーがささったある意味懐かしいフォトジェニックなパフェです。ランチやディナーのデザートにぜひおすすめ。

喫茶店スイスではドリンク類も充実しています。コーヒーや紅茶はもちろん、アーモンドオーレやブランディ・ティーやフレッシュジュースなどもあります。レモン、バナナ、レモン、トマトとバリエーションも豊富なフレッシュジュースは300円。更に懐かしいメロンソーダは250円です。

アルコールもビールと日本酒、水割り、ジンフィズなどがあり、メニューにはおつまみのラインナップも。ハンバーグステーキと一緒にビールもおすすめです。

彦根の喫茶店・スイスの営業時間は11時から15時までと17時半から22時半までです。ランチとディナー、どちらもゆっくり食べられる時間の営業で、夜遅くまで営業しているのも嬉しいポイントです。

定休日は月曜日。土日も営業していますが休日のランチタイムなどは行列ができることがあるほど人気です。

ハンバーグが人気の彦根の喫茶店・スイスへのアクセスは湖国バス三津屋線・中地区公民館経由彦根駅市民病院線で5分ほどです。「池洲橋」停留場で下車してすぐのところにあります。

ひこね芹川駅からは1.5km程ありますからゆっくりと散歩するかタクシーなどを利用するのがおすすめです。

駐車場は店の前と奥に全部で20台ほど駐車できるスペースがあり、車でのアクセスもおすすめです。

喫茶店スイスでランチやディナーを楽しむならぜひ彦根観光もおすすめです。隠れた観光スポットである彦根には風情ある街並みや歴史ある建物、また美味しいグルメも沢山存在し、まさに穴場スポット。

天気の良い日は特に周辺の山々や琵琶湖が美しく、開放的な気分で観光を楽しむことができ、ぜひおすすめです。

絶対に外したくないのが国宝にも指定されている彦根城です。店主をはじめ重要文化財の各槍、庭園、堀など当時の姿をとどめている貴重なお城です。保存状態もよく、美しい城の姿を眺めることができます。

お山の鐘として地域の人たちからも親しまれている時を告げる鐘は1日5回打ち鳴らされていて、城近くではその音色を楽しむこともできます。

彦根城と玄宮園の観覧には入場料が必要になります。また彦根城をより深く知ることができる博物館もおすすめで、彦根城とセットの入場券なども販売されています。

入場料金は彦根城・玄宮園の一般が800円、小中学生が200円。玄宮園の実だと大人200円、小中学生100円です。彦根城博物館とセットの料金は大人1200円、小中学生が350円で、それぞれ団体割引などもあります。

夢ロードキャッスルは白壁と黒格子の町屋風の街並みを再現した観光ストリートで、和菓子屋や洋菓子屋、更に地元ならではの商品を扱っているお店などが軒を並べています。

古き良き時代を思わせるような街並みはどこかのんびりしていて、緑あふれる並木道は散歩にもピッタリです。

地元で人気のクラブハリエは滋賀県発祥のお菓子屋さんで今や全国展開している人気のお店。丁寧に作られたバームクーヘンは絶品で、お土産にもぴったりです。

伝統と現代が融合している夢ロードキャッスル。車でのアクセスも可能で堀沿いに駐車場があります。公共交通機関を使う場合は彦根駅が最寄りで、彦根駅からは徒歩20分程です。

営業時間などは各店舗によって異なりますが街並みを楽しむだけでも見ごたえは十分です。お腹を空かせて喫茶店スイスに向かうためにもぜひおすすめです。

天気の良い日は絶対におすすめの琵琶湖。日本一大きい湖の大きさはやはり肌で体感しておきたいものです。

オーミマリンは琵琶湖に浮かぶ神秘的な島々をめぐる観光船で、琵琶湖八景といわれる竹生島などを観光できます。

彦根駅の西口から無料シャトルバスが出ていて約8分ほど。往復で3時間ほどで琵琶湖と周辺の島々を満喫できてぜひおすすめです。

値段が安くて美味しくて落ち着ける。そんな3拍子揃った彦根の喫茶店スイスは何度でも足を向けたくなる癖になるお店です。気取りすぎることなく、美味しいものを安い値段で提供するというこだわりは彦根城の城下町らしいプライドを感じます。ぜひ滋賀県に訪れた際には彦根の美味しい喫茶店、スイスに足を向けてみて下さい。