旭川の自由軒はわらじ焼肉の名店？おすすめメニューや営業時間などもご紹介！

北海道第二の都市である旭川。旭山動物園をはじめとする観光名所も多く、観光客もたくさん訪れる人気の街です。そんな旭川にある「自由軒」は人気の洋食店で地元の人はもちろんのこと、観光客も訪れるほどの有名店です。旭川にある自由軒のおすすめメニューや営業時間、車で行かれる場合の駐車場などについて紹介します。

まずは旭川にある自由軒のアクセス方法について紹介します。自由軒はJR旭川駅から徒歩8分ほどの場所にあります。旭川駅を北口に出ると歩行者道路になっている買物公園通りに出ます。その買物公園通りを北に向かって歩いていき5条通りを超えたところの小さい道に看板があります。それを目印に右折して少し進むと自由軒があります。

また、車で行かれる際には専用の駐車場はありません。近隣にある有料駐車場に停めるようにしてください。自由軒は3・6街と呼ばれる旭川随一の歓楽街も近いため、有料駐車場が沢山あります。そのため、車で行かれても駐車場が見つからなくて困るというケースは少ないです。

最大料金が設定されている駐車場も多いため、旭川の街を歩いて散策したいというときには近隣の駐車場を利用してランチを自由軒で食べるというコースもおすすめです。

アクセス方法に続いて、旭川の自由軒の店舗基本情報についてです。ランチタイムの営業時間は11時半から14時まで、ディナータイムの営業時間は17時半から21時までです。定休日は毎週日曜日のため、観光で行かれる際にはご注意下さい。電子マネーやカードでの支払いは不可となっています。

特にランチタイムは多くのお客さんが訪れており営業時間前から並んで待っているということもあるほどの人気店なため、前もって行かれる予定が立っている場合は予約をしておくことをおすすめします。営業時間中も常に満席でお客さんがひっきりなしに訪れているという人気店なんです。

旭川で人気の自由軒ですが、店舗の雰囲気はどのようなものなのでしょうか。自由軒は昭和24年創業、70年ほどの歴史あるお店です。趣ある外観は、地元の方に長く愛されてきたという雰囲気を醸し出しており、街の定食屋さんとして多くの方が訪れています。地元の方のみならず観光客も多く訪れており旭川の中でも人気店なんです。

店内は1階と2階に席があり、1階はカウンターとテーブル席、2階は座敷席になっており宴会をすることも可能です。テーブル席では家族連れやサラリーマンなどで営業時間中ずっとにぎわっており、カウンター席もあるため一人でも気軽に入店することができます。出張で旭川に来られている方のランチとしてもおすすめのお店です。

自由軒はもともと旭川では非常に有名でしたが、現在では全国区で名前が知られています。その理由が2016年1月に放送された「孤独のグルメお正月スペシャル～真冬の北海道・旭川出張編」で取り上げられたことです。孤独のグルメとは、松重豊さんが演じる井之頭五郎が全国各地の名店を訪ねて美味しいものを食べ歩くというドラマです。

「孤独のグルメ」のファンは多く、ロケ地巡りをするという人もいるほどでどのお店も放送されて以来非常に人気店となっています。自由軒も例外ではなく、旭川市民はもちろんのこと道内道外問わず多くのお客さんが訪れています。特にお正月にスペシャルで放送されたため多くの方が番組を見ていたということも影響しているのではないでしょうか。

旭川にある自由軒にはメニューが豊富に揃っていますが、その中でも特におすすめのメニューを紹介します。まずは「孤独のグルメ」で井之頭五郎が食べたものがそのままメニューになっている「五郎セット」です。もともとこのセットはなかったのですが、ドラマで見たメニューをそのまま注文するお客さんが多いことによって作られたメニューです。

吾郎セットは、カニクリームコロッケ2つとホッケフライ2つ、キャベツにポテトサラダ、ご飯とお味噌汁がついて1080円です。お味噌汁を大きい味噌汁に変更すると1580円になります。孤独のグルメでは大きい味噌汁を注文していたので、ドラマに忠実に大きい味噌汁に変更されて注文する方が多いようです。

吾郎セットは非常にボリューム満点で、特に大きい味噌汁に変更された場合は普段沢山食べるという男性の方でも非常に満足できる量となっています。孤独のグルメを見たという方は、ぜひ松重豊さんがいただいた吾郎セットを注文してみてはいかがでしょうか。心の中で井之頭五郎風のナレーションをしながらいただくのもおすすめです。

旭川の自由軒といえば有名なのがこの「わらじ焼肉」です。自由軒の暖簾には「豚肉料理」と「とんかつ」と書いてあるように、豚肉には定評があります。豚肉料理をメインとして、ボリュームがある定食料理をリーズナブルな価格いただけるということで人気がある自由軒ですがその代表ともいえるのがわらじ焼肉です。

わらじ焼肉は400グラムもの豚肉を使用しており食べごたえも抜群です。数量限定のため食べたいという方は営業時間開始すぐに行くことをおすすめします。ご飯とお味噌汁がついて値段は2450円と定食にしては少々高めですが、それでも充分満足できる内容となっており、自由軒に行くなら一度は食べておきたいメニューです。

豚肉は非常に分厚いものを、瓶を使ってたたいて伸ばしていきます。使用している瓶も、すでに製造中止になっているものを大切に使っているとのこと。このたたいて伸ばすということがわらじ焼肉の調理のポイントだそうです。カウンターに座るとこの調理の家庭を見ることができるため待ち時間も楽しく過ごすことができます。

たたいて伸ばした豚肉をじっくりとソテーして、玉ねぎを加えたソースと絡めるとわらじ焼肉の完成です。キャベツと一緒に盛られたわらじ焼肉は見事なボリュームで圧巻です。ついつい写真を撮りたくなってしまいます。わらじ焼肉は上品な味付けになっており、豚肉の旨味が口いっぱいに広がっていきます。

わらじ焼肉に使用されている豚肉は、一頭からとれる量が少ない部位を使用しており数量限定となっています。しっかり絡まったソースはご飯との相性も抜群で、ご飯はお代わり自由です。ただ、わらじ焼肉に使用されている豚肉は400グラムと非常に多いため、なかなかご飯をお代わりするほど食べきれる方も多くなくシェアして食べる方も多いです。

わらじ焼肉は数量限定のため営業時間開始後にすぐ売り切れてしまうこともあります。食べたい方は営業時間開始後すぐに自由軒に行くことをおすすめします。

続いて旭川の自由軒のおすすめメニューは「味噌汁」です。自由軒の味噌汁は名物料理の一つであり、メニューには味噌汁（ライス付き）650円と記載されています。つまり、味噌汁がメインでご飯がついてくるというなかなか他店では見かけることがないメニューとなっています。

自由軒の味噌汁は通常はラーメンで使われる丼で提供され、初めて見る方は必ず驚くほどのボリュームです。味噌汁の具材はちくわの輪切りと豚肉、刻みネギ、卵が入っています。卵は丸ごと一つ入っており、黄身の部分にもしっかりと火が通っている昔懐かしい味わいとなっています。

シンプルながらも味わい深い味噌汁はそれだけでメインとなるほどのボリュームで、自由軒の味噌汁のファンだという常連さんも多いです。吾郎セットで紹介した、変更できる大きい味噌汁とこのお味噌汁は同じものであり、プラス料金を支払うと他のセットでも大きい味噌汁に変更することが可能です。

吾郎セットにはカニクリームコロッケとホッケフライが入っていますが、もともとはカニクリームコロッケとホッケフライは別々の定食でした。カニクリームコロッケ自体非常に人気が高いメニューで、多くのお客さんが注文されておりおすすめのメニューの一つです。

カニクリームコロッケはごはんと味噌汁が高いメニューがついて1080円です。揚げたてのカニクリームコロッケが3つついており、お好みでタルタルソースもしくはソースをかけていただきます。揚げたてなので外はサクサク、中に入っているクリームは程よいとろけ具合でカニの風味がしっかりと感じられます。

わらじ焼肉ほどではないけれど、豚肉がたっぷり食べたいという方には「肉ライス」がおすすめです。ご飯とお味噌汁がついて1400円となっています。肉ライスはいわゆるポークチャップ、トンテキといったもので、たっぷりの玉ねぎと一緒に炒めた豚ロースがボリューム満点で柔らかくお肉の旨味を感じられます。

スパイシーで美味しいソースはウスターソース系の味わいで、ご飯にぴったりです。お肉自体が非常に美味しいため、豚肉好きにはたまらない美味しさで注文される方も多いです。わらじ焼肉もいいけれど、値段が高くて躊躇してしまうという方にも肉ライスはおすすめです。

わらじ焼肉のようにしっかりと味がついた豚肉もいいけれど、シンプルに食べたいという方には「塩やき」がおすすめです。塩やきは自由軒の中でも1、2位を争うほどの人気メニューであり、シンプルながらも奥深い味わいでこのめにゅーを目当てに自由軒に訪れるお客さんもいらっしゃいます。

塩やきはご飯とお味噌汁がついて1230円です。塩コショウと他の調味料で味付けされた豚肉はあっさりとしながらも奥深い味でご飯との相性は抜群です。卓上に置いてあるウスターソースをかけていただくこともおすすめで、酸味のあるソースをかけるとまた違った味になり最後まで飽きることなく食べることができます。

旭川の自由軒では定食メニューにプラスして餃子を頼まれる方も多いです。特に5日・15日・25日は餃子が半額になる餃子の日となるため多くのお客さんが注文しています。餃子は単品で600円、ご飯と味噌汁がついて餃子定食になると850円です。もちろん餃子をメインのおかずとして食べる定食もおすすめです。

旭川の自由軒の餃子はもちろん手作りで、一つ一つが非常に大きくて食べごたえも抜群です。中のあんには野菜がたっぷり使われているのでボリュームの割にはさっぱりと食べることができます。ビールにもぴったりなので、夜の営業時間にはおつまみとして注文されている方もいらっしゃいます。

オムレツもカレーも好きだという方にぜひ食べてほしいのが「オムカレー」です。このオムカレーは自由軒で人気メニューで、カレーのスパイシーな香りをかいでしまうと、違うメニューを注文しようとお店に入ったのについついオムカレーを注文してしまったという方もいらっしゃいます。

ライスの上にオムレツがのっており、それにスパイスたっぷりの黒いカレーがのっています。オムレツにはひき肉が入っており見事な半熟の焼き加減でトロトロの食感。カレーはポークカレーになっており具材は玉ねぎと豚肉がゴロゴロと入っています。さらっとしたカレーは後味も軽く、ボリュームがあるのにもたれることがありません。

オムレツにもカレーにもお肉が入っているので、肉好きの方にはたまらないメニューとなっています。胡椒がアクセントになったカレーとちょっと甘みを感じるオムレツ、白米のバランスが絶妙にマッチしておりなかなか他店では食べることができない味わいとなっています。オムカレーの値段は930円です。

豚肉に定評がある旭川の自由軒では、ロースカツ定食ももちろん人気ですがカツカレーも人気です。とんかつそのものの味を楽しみたいという方はロースカツ定食、カレーも一緒に楽しみたいという方はカツカレーと気分によって分けてみるのも楽しいです。ロースかつ定食は1400円、カツカレーは1030円です。

しっかりたたいた豚肉は歯でさっくりと切ることができ、カリカリの衣で揚げられています。カレーがかかった部分の衣はしんなりと、かかっていない部分はサクサクの食感と一皿で二種類の食感が楽しめるのもカツカレーの魅力です。カレーには豚肉と玉ねぎがたっぷり入っておりとんかつの豚肉とカレーの豚肉のダブルで楽しむことができます。

カツなどがのっていないシンプルなカレーもメニューにあり、値段は小が630円、大が750円です。そのほかにも大きなエビフライが2尾のっているエビカレーもあり、値段はカツカレーと同様の1030円です。自由軒のカレーは昔ながらの味わいでこの味を求めて長年通っているという常連さんもいるほどです。

がっつり食べたい、男性が大好きなメニューといえば「カツ丼」は外せません。旭川の自由軒では丼メニューも充実しており、卵丼や豚丼、エビ丼、親子丼などが揃っています。ねだんも卵丼は650円から、一番高いエビ丼で1000円までと他の定食メニューと比較してもリーズナブルな価格なので近隣のサラリーマンも多く注文しています。カツ丼は880円です。

豚肉の扱いは最高の自由軒が作るカツ丼は間違いない美味しさです。揚げたてのロースカツの上に卵とじがのっており、甘めの味付けでご飯がすすみます。ご飯もしっかりと盛られており、沢山食べたいという男性でも充分に満足できる量となっています。卵とじは上にのっているだけなのでとんかつのさっくりとした食感も楽しむことができます。

定食が人気の旭川の自由軒ですが、ご飯やお味噌汁と合わせるのもいいですがアルコールメニューと合わせていただくのもおすすめです。わらじ焼肉やとんかつ、餃子などビールにぴったりのメニューも多く揃っているため、美味しいお料理を食べながらお酒を飲むのも楽しい時間となります。

生ビールや瓶ビールの他にも、日本酒やワインなども揃ってお飲みたいものがきっとみつかります。日本酒は多くの銘柄が揃っており、珍しいものもありますのでお酒が好きだという方はぜひ夜の営業時間に訪れるのもおすすめです。旭川に出張で訪れて、一人でもカウンターで美味しいお食事とビールで夕食を取られているという方もいらっしゃいます。

ランチタイムに定食を食べるために訪れるというイメージがある旭川の自由軒ですが、実は夜は宴会を行うことも可能です。二階は広い座敷になっており、会社の歓送迎会や忘新年会、同窓会やちょっとした集まりなどで利用することもできます。行かれる日が決まったら早めの予約をおすすめします。

自由軒では店主の他に、フレンチの修業をしたという息子さんが働いており宴会コースはその息子さんが作られた料理が次々と運ばれてきます。上に紹介したメニューとは一味違ったおしゃれなメニューが並ぶので、知らない方には非常に驚かれます。定食メニューもいいけれど、こちらももちろん絶品なんです。

宴会コースのメニューは、お刺身や創作茶碗蒸しなどの和風のメニューの他に、メバルのアクアパッツァやビーフシチュー、牡蠣グラタンなど洋食が並んでおりボリューム満点で老若男女問わず喜ばれる内容となっています。宴会コースは飲み放題込みで4000円からとなります。値段や内容の相談も可能ですので気になる方は問い合わせてみてください。

自由軒が気になるという方はぜひ旭川に足を伸ばして、旭川の観光をしてみるというのもおすすめです。旭川には観光名所が沢山あるので、北海道旅行を計画しているという方にもおすすめの街です。旭川といえば一番最初思いつくのが「旭山動物園」なのではないでしょうか。全国的にも有名な旭山動物園は旭川駅からも車で20分ほどと立地も便利です。

動物が本来持っている行動や生態を引き出してみてもらうという展示方法を取り入れた旭山動物園は季節を問わず多くの観光客が訪れています。敷地も広く、駐車場もいくつもあるため迷ってしまうという方もいらっしゃるほど。駐車場はいくつかあり、無料駐車場と有料駐車場があります。見たい動物に合わせて入場の門を決めるのがおすすめです。

かばやホッキョクグマ、アザラシなど様々な動物を近くで見ることができるのは非常に魅力的です。冬にはペンギンのお散歩タイムもあり、ペンギンが歩いているのを身近に見ることができます。園内は非常に広いため、時間が限られているという方はしっかりと出入り口や駐車場をチェックしてから行くことをおすすめします。

また、夏季と冬期では営業時間がかわるので注意して下さい。毎年お盆の時期には夜の動物園として夜間営業も行っています。昼間の動物の姿とはまた違った動物の姿を見ることができるので、非常ににぎわっています。年に数回休園日もありますので行かれる前にはしっかりとチェックしてから行くことをおすすめします。

旭山動物園に次いで旭川で有名な観光名所は「あさひかわラーメン村」です。旭川の名物料理といえばラーメンが思いつく方も多いでしょう。そんな旭川のラーメンが8店舗集まっているため一度に様々な味を楽しむことができるのがあさひかわラーメン村です。営業時間は11時から20時ですので、ラーメン村でランチ、自由軒でディナーというのもおすすめです。

駐車場には多くの観光バスが常にとまっているほど、観光地としても有名となっているあさひかわラーメン村です。広い駐車場がありますので、車で行かれる場合も安心です。中にはラーメン店の他に、ラーメン村神社や顔出しパネル、丼型ベンチなどもあります。旭川ラーメンが食べたくなったらぜひあさひかわラーメン村、おすすめです。

いかがでしたか。旭川で人気の自由軒の人気メニューや駐車場、営業時間などについて紹介しました。孤独のグルメで取り上げられて以来大きな反響がありたくさんのお客さんが訪れている自由軒。営業時間中は常に満席というほどの人気のお店です。ぜひ吾郎セットやわらじ焼肉などの名物料理を食べに旭川に足を運んでみませんか。