江戸川サイクリングロードを楽しもう！人気の観光スポットやおすすめグルメも紹介

江戸川サイクリングロードを走ったことはありますか?約60キロ程ある道のりを、ウォーキングしたりサイクリングをしたり、人によっては座ってゆっくり過ごしてみたり。色々な過ごし方があると思いますが、江戸川サイクリングロードの距離から行ける観光スポットやおすすめのグルメについてご紹介をさせて頂きます。右岸・左岸の違いもお伝え致します。

まず江戸川サイクリングロードについてご紹介をさせていただきます。江戸川サイクリングロードとは、単純に言えば江戸川沿いに整備された道のことを指します。

江戸川は、茨城・千葉・埼玉・東京をまたいだ利根川水系の分流で、東京湾に注ぐ約64キロを走ることができるサイクリングコースです。江戸川サイクリングロードは、ほぼ全ての道路がきちんと舗装されているので、大変快適に走ることができます。

江戸川サイクリングロードの正式名称は、右岸コースを江戸川自動車道、左岸コースを江戸川左岸自転車道と呼びます。サイクリングロードと呼ばれていますが、自転車専用道路ではなく、歩行者でも通ることは可能です。もちろん、歩行者が優先となりますので、自転車をご利用の際には、きちんとマナーを守って走るようにしてください。

江戸川サイクリングロードへのアクセス方法について、ご紹介をさせていただきます。江戸川サイクリングロードは長いので、一概にアクセス方法をお伝えすることは難しいです。

また右岸・左岸によってもアクセス方法が異なります。電車でのアクセスで例えば右岸コース上流が目的で走る場合、JR舞浜駅の北口に停めることをおすすめいたします。

舞浜駅の南口はディズニーランドのお客さんで混み合うので、ご注意ください。江戸川沿いには多くの駅がありますので、ご自分の行きたいコース・距離にあった駅を選びましょう。

車でのアクセスの場合、例えば右岸コース舞浜よりスタートを希望する場合には、24時間利用可能な葛西臨海公園の駐車場をおすすめです。休日は混雑するのでご注意下さい。

葛西臨海公園の駐車料金は、乗用車の場合1時間まで200円、それ以降は30分度100円となります。江戸川サイクリングロードの地図には駐車場の記載もあります。

みなさんの行きたい観光・グルメスポット、及び走りたいコースに沿って、駐車場を探してみてはいかがでしょうか。あちらこちらに駐車場はあるので、困らないでしょう。

江戸川サイクリングロードは、もちろん江戸川沿いにある道路なので、道は平坦で傾斜も殆どありません。サイクリング初心者の方でも気軽に楽しめるのが魅力です。

強風が吹ってしまうと向かい風の時は辛い時がありますが、風がないときは大変快適に走れます。また江戸川サイクリングロードの距離にも魅力があるのです。

江戸川サイクリングロードは、往復すると距離が100キロメートルあるので、何気なくサイクリングをしていたつもりがこんなに走った!という達成感があるでしょう。

平坦で距離が長い道は、ありそうでなかなかないので、江戸川サイクリングロードは、とても貴重なサイクリングロードです。平坦な道がお好きな方は、是非行ってみてください。

江戸川サイクリングロードは、サイクリングロードの組み合わせが様々あるのが魅力です。江戸川は、3県を通る長い川なので、途中で駅が多く点在しています。

サイクリング中に辛くなってきたら途中の駅で帰ることもできますし、先の駅まで電車で行ってサイクリングをスタートすることもできて便利です。距離を調整できるのです。

参考までに、サイクリングロードから駅までの距離が1キロ程度の主な駅をご紹介いたします。スタート地点として京葉線の舞浜駅、4キロ地点として東西線の浦安駅です。

15キロ地点として総武線市川駅、16キロ地点に京成線国府台駅、22キロ地点に常磐線・千代田線・新京成線の松戸駅、30キロ地点に武蔵野線・つくばエクスプレス南流山駅です。

また37キロ地点に東武野田線の運河駅、47キロ地点に東武野田線の川間駅です。また今回お伝えした駅は左岸のみなので、右岸を含めると更に沢山の駅があります。

江戸川サイクリングロード付近には、多くの駅が点在しているので、みなさんのニーズにあった駅からサイクリングを楽しんでください。

江戸川サイクリングロードでは、綺麗な景色を眺めながらサイクリングを楽しむことができるのも魅力で、人気の理由でもあります。季節ごとに様々な風景をご覧いただけます。

季節によっては菜の花が広がっていたり、行徳橋から松戸駅付近には天候によってスカイツリーをご覧いただけます。また美しい夕日を望むことができるのでおすすめです。

また左岸を下流より進むと海から大体14キロほどの距離の場所に江戸川が目の前に広がる景色がご覧いただけます。江戸川ならではのおすすめの景色です。

江戸川サイクリングロードでは、周辺の住宅地を見たり、人々の様子を見たり、毎日色々な発見ができるのが楽しいです。時間帯によって見える景色が違うのも魅力です。

江戸川サイクリングロードの中で、東京ディズニーリゾートから行徳橋間が1つ目のおすすめポイントです。スタート地点から行徳橋までの距離は、11キロメートル程です。

長い距離を走る場合、何か自転車の部品で購入したいものがあったり、自転車に関して心配なことがあったら街の自転車屋さん「believe」に立ち寄りましょう。

街の自転車屋さん「believe」は、浦安市猫実に位置しており、午前8時から開店しています。サイクリングのスタート地点に自転車屋さんがあることは安心です。

こちらのスタート地点の区間は、旧江戸川というそうです。土手を挟んだ向こう側が川になっています。景色はあまり良いとは言えませんがスタート地点なので胸が高鳴ります。

江戸川サイクリングロードの続いてのポイントは行徳橋から松戸駅の間です。こちらは川に最も近づける区間となっており、スタート地点からの距離11キロから22キロです。

この区間は江戸川サイクリングロードの本流を走るかたちとなっており、開放感があり大変気持ちが良いです。道幅もあるので走りやすいのが特徴です。

行徳橋から松戸駅の間は土手上を走るため、川を見ることができるおすすめのポイントです。右岸・左岸も走ることができますが、左岸の方が人気でおすすめできます。

何故右岸よりも千葉県側の左岸の方が人気でおすすめかと言うと、スタート地点から17キロほどの場所にて、目の前に広がる江戸川をご覧いただくことが出来るからです。

また晴れている日には、スカイツリーや富士山を見ることができるのも人気の理由です。日没の時間帯に走ると大変美しい夕日もご覧いただけておすすめです。

おすすめの条件は、季節は冬、天候は晴れ、時間帯は夕方です。このコラボレーションで大変美しい景色が見えるでしょう。松戸駅周辺は混み合うのでご注意ください。

3つ目の江戸川サイクリングロードのポイントは松戸駅から利根運河です。スタート地点からの距離は22キロから37キロです。ずっと江戸川中流の川沿いを走ります。

こちらの区間では、ビルなどの都会の風景から田園風景に変化していくのが素敵です。この辺まで来ると、既に30キロほど走っているので疲れて来るかもしれません。

疲れてきたと感じたら、利根運河と江戸川が交差する場所に公園があります。無理をせずに、一旦休憩してください。その公園も水辺の景色が見えるので、人気の休憩所です。

この先へ進む方は、公園で何か携帯食をしっかり食べてから行きましょう。これから先は修行なので、きちんと充電をしないと辛い思いをするでしょう。

修行と言われている区間、利根運河から喜八堂は、スタート地点から37キロから52キロの距離となります。ゴールが近づいている区間ですが、周辺には何もありません。

今までの風景とは異なり周辺にあるのは遠くに見える橋やすれ違うサイクリスト、キッコーマンの醤油工場など、ひたすら何もない道を進むので、疲労が出て来る方が多いです。

暑い時期の場合、フラフラになって来るでしょう。この周辺は日陰や休憩所、自販機もないので、ご注意ください。ペットボトルは必ず持参してください。

ひたすらそのような道を進み、国道16号を過ぎたら海から47.25キロの看板が目印で、サイクリングロードから離脱しましょう。喜八堂が見えてきたらゴールです。

最後に、江戸川サイクリングロードのお手洗いとエスケープスポットをご紹介いたします。お手洗いがある場所は、江戸川の河川敷では野球場・ゴルフ場があります。

その他陸上競技場やテニスコートの施設があるので、そちらでトイレを借りることが可能です。江戸川サイクリングロード沿いにあるので、見つけやすいです。

松戸駅から利根運河の間で、利根運河から3キロほど進むと東武野田線東部アーバンパークラインの運河駅があるので、そこからエスケープすることができます。

前半のコースでは、休憩所や公園があるので、身体が辛くなった時には早めに休んでおいた方が良いでしょう。

江戸川サイクリングロードの右岸についてお伝えいたします。右岸で特に人気なのは、旧江戸川サイクリングロードから江戸川サイクリングロードに入った部分です。

その右岸のロードは、道が広くなり快適に走ることができて人気です。しかしながら、右岸の小岩井付近の道は割れ目やひび割れがあるので、予めご注意ください。その道には減速を促すためのハンプというデコボコがあるので、スピードには気をつけましょう。

江戸川サイクリングロードの右岸は、広めの道、少し狭い道の繰り返しになります。曲がり道なども少なく、まっすぐスピードに乗ってひたすら走ることができるので、おすすめです。快適な道をただただまっすぐ走りたいと言う方はには、右岸コースが人気です。ハンプの部分だけは、初心者の方は注意して走ってください。

右岸に続いて、左岸についてもお伝えいたします。左岸は、車止め等で進路を塞いでいることや道幅も狭い箇所が多く、下流部はやや走りにくいと感じるでしょう。

右岸と比べると左岸は走ったことがないと言う方も比較的多くいます。また往路は右岸で復路は左岸という方や、途中の橋で左岸から右岸に切り替える方もいます。

江戸川サイクリングロード周辺にあるの人気スポットの1つ目は「寅さん記念館及び柴又帝釈天」です。寅さん記念館は皆さんもご存知の通り柴又の代表的な人気観光スポットです。

寅さん記念館では、大人気映画「男はつらいよ」の再現ジオラマやセットがあったり、寅さん関連の貴重な作品資料をご覧いただけるので、寅さんファンにはたまりません。また観たことがない方も、記念館を見学したら興味を持つキッカケになるでしょう。

寅さん記念館の屋上に上がって見ると、江戸川はもちろんのこと、帝釈天などの柴又の風景を一望することができておすすめです。寅さん記念館を見学したら、帝釈天など、柴又の散策へ出かけてみてはいかがでしょうか。寅さん記念館は、年中無休で9時から17時まで営業をしております。

江戸川サイクリングロードの人気スポット、2件目は「矢切の渡し」です。矢切の渡しとは、小説の野菊の墓や歌謡曲の矢切の渡しでも有名な渡し船です。

江戸時代初期から続いている柴又と千葉県側を繋いでいる船で、現代でも片道200円で乗船することが出来て人気です。3月中旬から11月までは毎日運行しています。営業時間は10時から16時までとなっています。

12月から3月上旬までは、土日祝日のみ営業となっています。昔ながらの船で、なんだか懐かしい気分に浸ることができます。スカイツリーなどもご覧いただけますし、晴れている日はとても気持ちが良いでしょう。1曹30名まで乗ることができるので、団体でも可能です。事前にお問い合わせ下さい。

江戸川サイクリングロード人気スポットの3件目は「大空翼像」です。世界中のサッカー少年達が読んだであろうキャプテン翼のキャラクター、大空翼像があります。

四つ木つばさ公園と立石地域に、大空翼像が8体、設置されています。クオリティーも高いので、興味がある方は、チェックしてみてください。

もちろん葛飾で忘れてはいけないのは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津勘吉です。両津勘吉の像は、亀有駅周辺に設置されています。

両さんの像は有名だと思いますが、キャプテン翼の像があったということは、あまり知られていないのではないでしょうか。どちらも行くことが出来たら見てみてください。

続いては、江戸川サイクリングロード周辺のグルメスポットについてお伝え致します。1件目のグルメスポットは、サイクリストに人気の「喜八堂関宿本店」です。

喜八堂は、1927年に創業した老舗煎餅屋さんです。駐車場には、自転車を停められるようになっています。江戸川サイクリングロードの中では一番有名なカフェで、多くのサイクリストが訪れます。年中無休で、午前8時からオープンしているので便利です。

喜八堂はもちろんお煎餅を主に販売していますが、カフェにもなっているので、店内で焼きたての煎餅、みたらし団子、あんこ、磯辺巻き、あんみつ、おしるこなどの甘いものを食べることができます。サイクリストにとっては疲れた身体に染み込む美味しそうなグルメばかりです。休憩所として、ゴールのご褒美として利用できるグルメスポットです。

なぜお煎餅屋さんなのにお団子があるのかという理由については、お団子を潰して乾燥させて焼いたものがお煎餅になるからです。お米からお煎餅を作っているからだそうです。

そのため、喜八堂で使っているお煎餅のお米を味わっていただくため、お団子も提供しているのです。この情報を聞くと、お団子も大変美味しいと期待して良さそうです。

2件目にご紹介するグルメスポットは野田市にある「イタリア家庭料理コメ・スタ」です。こちらのお店はランチタイムになると大変混雑するグルメスポットです。

ランチタイムには、1300円前後でパスタかピザが食べられます。またステーキとパスタ、ドルツェにドリンクで1680円と比較的リーズナブルです。バリエーション豊かなパスタやピザを食べることができてアットホームな雰囲気なので、人気が高いグルメスポットです。

過去にはNHK、テレビ東京、チバテレビなどのメディアでも紹介されているだけあり、平日であってもランチになると満席になることが大変多いです。並びたくないという方は、ピークの時間をずらして来店されることをおすすめいたします。サイクリング中には、お酒を飲むと飲酒運転になるので、飲まないようにご注意ください。

最後にお伝えするグルメスポットは、埼玉県吉川市にある「JUNGRILA」です。こちらお店はOUTDOOR SPORTS PARKの中に入っているカフェです。

このお店がおすすめな理由は、サイクリングのエイドステーションとして利用ができるからです。更衣室やシャワールームがあるので、特に夏など、汗だくになった時などに是非使いたいお店ではないでしょうか。ゴルフのラウンド施設などもあります。

なお、ラグジュアリーテントでソファーに座りながらバーベキューもできるお店なので、サイクリングの仲間達とランチにわいわいバーベキューをしてみてはいかがでしょうか。店内もお洒落で開放的な雰囲気なので、デートとしても利用できます。ハンバーグやカレー、つけ麺など、バーベキュー以外にも色々とメニューは用意されています。

いかがでしたか。今回は、江戸川サイクリングロードを楽しもうと題し、江戸川サイクリングロードのポイントや特徴、距離について、また人気の観光・グルメスポットについてお伝え致しました。サイクリングロードの距離が長い分、様々な見所がある場所なので、皆さんのお好きな巡り方で、江戸川サイクリングロードを楽しんでください。