羽根木公園は梅の名所としても有名な人気スポット！アクセスや駐車場情報も紹介！

世田谷区代田にある羽根木(はねぎ)公園は、約8万平米の広さを持つ丘状の公園で、園内には650本もの梅の木が植樹されており、2月上旬から3月上旬にかけて行われる梅まつりは世田谷地区の早春の風物詩となっています。ここではそんな世田谷の羽根木公園について、アクセスや駐車場、梅林、食べ歩きのできる人気店などの情報を交えて紹介します。

羽根木公園へ電車で行く場合は、小田急線梅ヶ丘駅下車後徒歩5分ほどでアクセスできます。また、井の頭線東松原駅からも徒歩7分ほどでアクセス可能です。小田急線梅ヶ丘駅から歩く場合は、梅ヶ丘北口ロータリーをまっすぐ進み、ワイズマート梅ヶ丘店の横を通り抜けます。

ワイズマート梅ヶ丘店前の小田急･東急バス停を通り抜け、道なりに進んで、梅ヶ丘駅前北口交差点を渡り、更に真っ直ぐ進むと右側に公園が見えてきます。交差点で待つ時間を含め、5分程度でアクセスできます。

バスでアクセスする場合は、最寄りバス停の小田急バス梅ヶ丘駅北口下車後、徒歩6分、または東急バス代田4丁目下車後徒歩7分ほどでアクセスできます。

代田4丁目バス停から歩く場合は、バスが来た道を戻る形で環七通りを進みます。鶏白湯のラーメン店を通り過ぎ、交差点を渡った後、通学路と書かれた緑の標識を右に曲がって真っ直ぐ進み、世田谷中原教会の横を通り抜け。ひたすらまっすぐ進めば羽根木公園にアクセスできます。距離的には500メートル弱のため、7分ほどで到着します。

人気の羽根木公園に新宿方面から車でアクセスする場合は、首都高速4号新宿線を走り、大原交差点で環七通りを左折して京王線新代田駅まで来れば、その場所からは2分ほどでアクセスできます。

公園の北の広場にある有料の駐車場には32台ほどの車が駐車可能で、駐車料金は30分毎に100円となっています。ただし、この駐車場はハイシーズンには満車になることが多々あるため、その場合には近隣の有料駐車場を利用します。

近隣の駐車場はいくつもありますが、次の2つの駐車場が特におすすめです。1番目は公園の東側にある｢パークジャパン代田第14駐車場｣で、収容台数が9台、営業時間が24時間、料金は60分毎に200円となっています。また、2番目の梅ヶ丘駅に近い場所にある｢One Park世田谷代田｣は、収容台数が6台、営業時間が24時間、料金は60分毎に300円となります。

羽根木公園は入園が無料で24時間オープンしていますが、駐車場の利用時間は、4月1日から10月31日のハイシーズンには5時40分から19時20分まで、11月1日から11月30日までは5時40分から17時30分まで、冬場の12月1日から3月31日までは8時から17時30分までとなっています。

また、羽根木公園内でも人気のプレーパークは、毎週火曜日が休日となる以外に、夏場と年末年始にも休園期間が設けられており、雨の日もお休みとなります。

羽根木公園の園内にはプレーパークや茶室･日月庵、梅林がある他、和室の部屋を持つ星辰堂、梅丘図書館、はらっぱ広場、そらまめハウス、授乳室、球戯広場、野球場、テニスコートなど、多くの人気の遊び場や憩いの場、スポーツ施設などに溢れています。

園内の梅林は特に有名ですが、梅以外にも、桜や紫陽花、銀杏などの木花があり、季節ごとに楽しめる人気の場所となっています。

羽根木公園の西側斜面には美しい梅林があり、梅の名所となっています。羽根木公園の梅林は、1967年に、区議会議員選出記念として55本の梅の木が植樹されたのが始まりで、過去に10回ほどの記念植樹が行われ、今では白や赤、ピンクなど、約650本、60品種もの梅の木を持つ、素晴らしいおすすめの梅林となっています。

2月上旬から3月上旬にかけて行われる世田谷梅まつりの頃には、650本もの色取り取りの梅が美しい花を咲かせ、見事な光景が現われます。この時期の週末には、人気の湯茶コーナーや売店が出店して賑わいを見せ、30万人もの見物客が訪れます。

羽根木公園の平成31年度の梅まつりは2月9日から3月3日までの10時から16時まで行われています。このおすすめの梅まつり期間中には、湯茶コーナーや模擬店が出店し、植木･園芸市や俳句の講習会などが開かれます。また、実行委員会売店では、人気の梅ようかんや梅大福など、梅にちなんだ食べ物が販売されます。

催し物としては、土日、祝日を中心に、町会の人々による民謡や舞踊、和太鼓演奏などが行われます。また、紙皿シーソーを作るイベントや、抹茶野店・茶席、もちつき大会、モール工作など、様々な人気イベントが組まれています。

羽根木公園の東側にあるプレーパークは、公園での自由な遊びを目指して、区と地域の人たち、プレーリーダーが協力しあって運営しているおすすめの遊び場です。

今の子供たちはちょっと危ないとすぐ遊ぶことが禁止され、思うような遊びがなかなかできないのが現実ですが、そんな子供たちが秘密基地を造ったり、木登りをするなど、自分で決めて自分の責任で遊ぶことができる遊び場となっているのがこの人気のプレーパークです。

プレーパークの遊具は、子供たちの要望に応える形で、プレーリーダーとボランティアの人たちによって作られています。

プレーパークでは、子供たちが基地造りや水かけごっこを楽しんだり、砂場で泥だらけになって遊んでいます。迷路やターザンロープ、砦などで遊ぶ子供もいます。また、この場所にはちょっとしたアスレチック遊具なども備わり、子供向けの楽しい遊具で溢れています。

プレーパークにはリーダーハウスもあります。プレーリーダーはここにいるのですが、ハウス内ではコマやべーゴマで遊べる他、工作用の道具を借りることができます。鋸を借りて木を切ったりトンカチで釘を打ったりして、いろいろな物を作って遊ぶことができます。木の上には秘密基地も造られています。

プレーパークの中にはそらまめハウスもあります。この小さなハウスの中には遊び場と休憩室があり、せまい空間ですが子供たちにとっては人気の遊び場となっています。

樹林広場の東側には迷路の遊び場があります。この迷路はコンクリートで造られており、子供たちが楽しめるスポットです。人気の迷路でかくれんぼをして遊ぶ子供たちもいます。

この迷路の北側には売店と更衣室があります。｢はねっこ｣と呼ばれる売店には、お菓子やアイスクリーム、カップラーメンなどが販売されています。また、その隣の更衣室は、子供たちが砂遊びなどで汚れた衣服を着替えるのに便利な場所となっています。

羽根木公園は広い公園だけに種々の広場があります。樹木広場は野球場に隣接した広場で、下地が土のため、思いっきり走り回ることができます。樹木広場の東側には球戯広場があります。この広場も下地が土のため、ボール遊びやかけっこが楽しめます。

はらっぱ広場は公園の南側に位置する広場で、芝生の広場が広がっており、散歩やお昼寝ができ、ボール遊びなども楽しめます。

丘の上広場はテニスコートに隣接した小さな広場で、隣に桜並木があるため、桜の時期にはお花見スポットとして人気の場所となります。また、北の広場は、駐車場に近い場所にあり、芝生の上でのんびりできる広場です。

駐車場の南側には、いくつもの健康遊具が備わる健康遊具ランドがあります。この場所では、背伸ばしベンチや腹筋バー、ストレッチバーなどの健康器具が10種類以上も備わり、毎日のように健康づくりに励む年配者の姿や、大人と一緒に楽しむ子供たちの姿も見受けられます。健康遊具ランドの脇にはトイレもあって便利です。

羽根木公園の梅林付近にはお茶室の日月庵と星辰堂があります。日月庵は作家の井上靖氏によって名付けられたお茶室で、一畳中板三畳の席と腰掛待合、立水屋があり、茶道、華道、俳句、短歌などを嗜む場合にも有料で利用することができます。オープン時間は9時から17時までとなっており、月曜日と年末年始が休日となります。

星辰堂は日月庵と並ぶ和室の茶室で、有料で利用できます。星辰堂には上座敷、下座敷、小間、水屋、無料休憩所があります。

星辰堂の休憩所には無料で立ち寄ることができ、芝生の庭を眺めながらゆったりと休むことができます。ただし、梅まつりの週末の時期には、日月庵も星辰堂も茶室として使用されるため、一般の利用ができないことがあり、注意が必要です。

駐車場にも近いスポーツ広場には野球場とテニスコートがあります。野球場は2面あり、軟式野球やソフトボールができます。平日のレンタル料金は2時間で3360円、土日、祝日は2時間で3960円となっており、4月から10月は6時から19時、11月は6時から17時、12月から3月は9時から17時までとなっています。

テニスコートも2面あります。この全天候型のテニスコートは平日が2時間2400円、土日、祝日が2時間で2880円となっており、4月から10月は7時から19時、11月は7時から17時、12月から3月は9時から17時までとなっています。

野球場とテニスコートの予約は、世田谷区公共施設利用案内システム･けやきネットで申し込むことができます。

梅丘図書館は羽根木公園の南側にあります。この図書館では閲覧席が多く、医療や健康情報に力を入れています。また、世田谷区立の図書館で唯一布絵本の貸し出しを行っています。

3階建ての建物の一階には、カウンター、児童コーナー、新聞･雑誌閲覧コーナー、芸術閲覧室などがあります。新聞･雑誌コーナーには旅行ガイドや生活関連本があり、医と健康のコーナーもあります。

1階カウンターの右にある児童コーナーでは、絵本や子供向けの本、組木パズルが絵本とセットになったものなどがたくさん並んでいます。

梅丘図書館の2階には第1、第2閲覧室があり、辞典類や地域資料などが置かれています。また、持参した飲食物が食べられる飲食コーナーも備わっており、本を読みながらのんびりと1日過ごすこともできます。

世田谷区には中央図書館と地域図書館が、合わせて23施設ほどあり、各施設は図書館情報システムで結ばれているため、近くの図書館に無い資料も、予約により他の図書館から取り寄せることができる便利なシステムが実施されており、梅丘図書館でもこのシステムが適用されます。

梅丘図書館の休館日は毎週月曜日で、開館時間は9時から19時までとなっています。ただし、年末年始は17時で閉館します。

羽根木公園付近は梅ヶ丘駅や下北沢駅にも近く、周辺には食べ歩きができるお店がたくさんあります。その中でも、魯肉飯(ルーローハン)の美味しい台湾料理店の光春や新台北は台南、台北それぞれのテイストが楽しめます。また、串カツ田中梅ヶ丘店は種々の串カツが楽しめる名店で、食べ歩きスポットとしておすすめできるお店です。

羽根木公園付近には食べ歩きができる美味しいレストランが点在しています。食べ歩きにおすすめの1番目のお店・光春は世田谷区代沢の日田ビル1階にある台湾料理店で、池ノ上駅の線路沿いを下北沢方面へ少し歩いた場所にあります。

このお店のおすすめは魯肉飯(ルーローハン)です。魯肉飯に使用される豚の角煮は、長時間煮込んだトロトロの味付けですが、意外にあっさりしていて大変美味しく味わえます。

光春は台南式魯肉飯の名店です。魯肉飯は台湾の国民食とも言われるご飯で、角切りの豚バラ肉を香辛料を入れて煮込み、ご飯に乗せた丼の味付けは台北とは一味違う台湾南部の味付けが施されています。日本で台南式の魯肉飯が食べられるのはこのお店だけで、756円で楽しめます。

光春では、冷凍の魯肉飯をお土産としてテイクアウトすることもできます。また、その他にも、細かく刻んだ、ほど良い塩味のカラスミを混ぜ込んだカラスミ炒飯もおすすめです。

食べ歩きをしてみたいお店の2番目は新台北です。新台北は下北沢駅から徒歩2分ほどのところにある中華料理店で、やはり魯肉飯がおすすめできるお店です。

新台北は下北沢でも有名な台湾料理店で、芸能人を含め老若男女、あらゆる層の人から愛されているお店です。このお店の魯肉飯は、濃過ぎず脂っこさが無く、体にやさしいテイストで、味付け抜群のメニューとなっています。

また、新台北の台北コースは、季節の野菜炒めやカキのオムレツ、鶏肉とカシュナッツ炒め、活あさりとバジルのピリ辛炒め、台湾風焼きそば、杏仁豆腐または愛玉水など、全7品が2600円で楽しめる上、1600円を足せば、2時間飲み放題コースにもなります。

食べ歩きスポットとしておすすめできる3番目のお店はカツ田中梅ヶ丘店です。このお店は梅ヶ丘駅から徒歩3分ほどのところにある串カツが美味しい名店で、ブレンド油で揚げるサクサクの衣と、甘みのあるソース素材の旨味がほど良く絡み合った、本場大阪の美味しい串揚げが堪能できます。

特におすすめのコースは、｢2時間飲み放題付き大阪満喫コース｣で、先代から受け継がれた味をリーズナブルな価格で満喫できる2980円の串カツコースです。

羽根木公園は東京都世田谷区にある都市公園で、約8万平米の広さを誇ります。園内には子供たちが楽しめるプレーパークやお茶を嗜める茶室｢日月庵｣などがあり、梅ヶ丘図書館やスポーツ広場なども充実しています。ここではそんな世田谷の羽根木公園について、アクセスや梅の開花時期、食べ歩きにおすすめのお店などの情報を交えて紹介してみました。