コストコのクロワッサンの値段やカロリーまとめ！冷凍保存やアレンジ方法も

毎日の主食となるパンやご飯は、常に買い置きが必要です。おいしく、値段もリーズナブル、そしていろいろなアレンジや冷凍が効くと、毎日の食事が楽しくなります。そのニーズを満たすものの一つがコストコのクロワッサンではないでしょうか。コストコのクロワッサンのカロリーや値段、保存方法などについて紹介します。

ふだんよく使う商品や食品が、リーズナブルな値段で手に入るコストコは、アメリカに本社がある会員制倉庫型店です。日本には1999年に1号店が開店し、2018年8月現在で26店舗があります。

コストコにはさまざまな人気商品がありますが、基本的には入荷したままの状態の商品を大型倉庫に並べて販売するという方法を取ります。そのため大容量でありながら管理、陳列にかかるコストを抑えることでリーズナブルな値段で商品が提供されています。

そのため、飲み物や食品などでも量が多いわりには値段が安く、毎日主食として食べるものやさまざまなアレンジが加えやすい素材商品などは特に人気が高いようです。中でも主食となるパンは、毎日のように一定量が消費されるため人気が高く、クロワッサンなどは大人気商品です。

コストコのクロワッサンはもともとバタークロワッサンという名前で販売されていました。クロワッサンという名前で思い浮かぶ、三日月形の形をしたものだったのですが、2017年1月にリニューアルされ、商品の名称も「クロワッサン」となりました。

リニューアルされたクロワッサンが大きく変わったのはその形です。三日月形だったものがひし形になりました。コストコにはラグジュアリーミニクロワッサンという商品もありますが、それと同じ形で、大きさが大きくなったような感じです。さらに内容ではバターをたっぷり使用することで、風味をアップさせました。

コストコの食べ物は大容量でリーズナブルです。しかし、いくら値段がお買い得でも、食べ物である以上、味は大事なポイントです。コストコのクロワッサンはどんな味がするのでしょうか。クロワッサンを食べたという感じはあるのでしょうか。次にコストコのクロワッサンの味から、人気の秘密を探ります。

クロワッサンをおいしいと感じるポイントは、やはりバターの風味とサクサクの食感ではないでしょうか。コストコのクロワッサンがどうなのかということですが、リニューアルしたことでバターの香りがより強くなり、風味が増したと言われています。

実際にコストコのクロワッサンのパックを開けると、ふんわりとバターの香りが漂います。実際に口に入れてみても、口の中にバターの風味がいっぱいに広がります。

先ほど、もともとコストコのクロワッサンは「バタークロワッサン」という名前で売られていて、リニューアルに伴って「クロワッサン」という名前になったと紹介しました。しかし実際にはリニューアル前よりもより「バタークロワッサン」の名前にふさわしい商品になったと言われています。この香りが人気の秘密と言えるでしょう。

もう1点、クロワッサンで捨てがたいのはあのサクサクとした食感です。コストコのクロワッサンは食感の面でも期待を裏切りません。サクサクの食感はまさに絶品と言っていい、ぜひとも味わいたいものと言えるでしょう。

特にサクサクの食感を味わいたいという方は、トーストするのがおすすめです。トーストして少し冷ますと、よりサクサク感が強くなります。そのまま食べるとやや柔らかく、ソフトな食感となりますので、お好みで選ぶとよいでしょう。

なお、保存方法とも関係しますが、冷凍保存した場合などでも、レンジで温めるとサクサクにはなりません。サクサクの食感を味わいたいなら、必ずトーストして冷ますという手順で味わってください。

それではここで、コストコのクロワッサンの商品情報について紹介しておきましょう。先ほど述べたようにコストコの商品は大容量でリーズナブルですが、どのくらいの量が入っていて、値段はどのくらいなのか、また気になる賞味期限やカロリーの件についても確認しておきましょう。

まずは内容量からです。コストコのクロワッサンは大きな透明のふたがついたケースに入っています。ケースの表示を見ると12個入りで760グラムとなっています。ですから1個あたりでは約63グラムということになります。

しかし、実際にコストコのクロワッサンを購入するとわかるように、コストコのクロワッサンは手のひらに乗せると端が出てしまうような大きさです。実際に測ってみると、重さが70グラムほどあるのだそうです。

ちなみに、後のカロリーのところにも関係してくるのですが、一般的に販売されているクロワッサンの重さはだいたい40グラムが目安となっているようです。ですから、一般のクロワッサンの1.5倍以上の重さがあるということになります。それだけ食べごたえもあるといっていいのではないでしょうか。

一般のクロワッサンの倍近い大きさがあるクロワッサンが12個入っていることがわかりましたが、値段はいくらなのでしょうか。コストコのクロワッサンの値段は12個入りで899円となっています。ですから1個あたりに換算すると74円くらいということになります。

この値段がどのくらい安いのかということですが、東京都内にある普通のパン屋さんのクロワッサンはだいたい150円くらいから300円くらいなのだそうです。かりに150円としても、74円ということは約半額ということになりますし、さらにさっき述べたようにサイズは一般のクロワッサンの1.5倍以上です。

このあたりも考え合わせると、コストコのクロワッサンがいかにお得かがよくわかるのではないでしょうか。せっかくお得な値段で購入できたわけですから、冷凍など上手に保存し、無駄なくアレンジして食べたいところです。

先ほどがら冷凍やら保存やらということを述べているのには理由があります。コストコのクロワッサンで1つ難点があるとすれば、それは賞味期限(消費期限)が短いことなのです。

コストコのクロワッサンの消費期限は加工日の2日後です。たとえば朝食で食べるために購入する場合、購入翌日と翌々日の2日で食べきらなければなりません。12個入りですから、1日に6個ずつ消費すると考えると、ちょっと大変という方もいるのではないでしょうか。

ですから、後で詳しく紹介するように、基本的には食べる分だけ出して、残りは冷凍保存するというのがおいしく食べるおすすめの方法ということになります。上手に冷凍保存して、おいしくアレンジして食べきりましょう。

続いて気になるカロリーの問題です。一般的にクロワッサンはバターなどを多く使用しており、カロリーが高めであるということは言えます。しかし、コストコのクロワッサンにはカロリーの表示がありません。ですから先ほど述べたように、一般的なクロワッサンのカロリーを参考にするということになります。

先ほど、内容量のところで触れたように、一般的なクロワッサンは約40グラムだそうです。40グラムのものでカロリーは179キロカロリーだそうです。コストコのクロワッサンは1.5倍以上の重さがありますから、その分カロリーもあがります。270から300キロカロリーくらいが目安と考えるとよいでしょう。

コストコのクロワッサンはバターもたっぷり使われていますし、重さもあります。サクサクでおいしいクロワッサンですが、くれぐれも食べすぎないように気をつけながら味わってください。

それでは、コストコのクロワッサンを冷凍保存する方法を紹介しましょう。先ほど述べたように、コストコのクロワッサンは消費期限が短いので、すぐに食べる分以外は冷凍保存しておくと、いつでもおいしいクロワッサンを味わうことができます。

冷凍保存の方法は、まず一個ずつラップかアルミホイルで包みます。一個ずつ包んでおくと、食べたい分だけ簡単に出すことができて便利です。そしてそれを冷凍用のパックに入れて冷凍庫に入れます。食べる時は冷凍庫から取りだしてそのままトーストすればいいわけです。

なお、冷凍保存すれば長く保存はできますが、2週間から1か月くらいで食べきるのがおすすめです。またレンジで温めると、サクサク感が薄れてしまうので、レンジ加熱は避けましょう。

次にコストコのクロワッサンをおいしく解凍する方法を紹介します。前に述べたように、冷凍庫から出したらそのままトーストするのがおいしく食べるコツです。オーブンやオーブントースターなどで5分ほど焼けば元通りになります。

次のポイントはその焼いたものをすこし冷ますことです。コストコのクロワッサンはいったん焼くと、冷めてもサクサクの食感が残ります。冷ますことでよりサクサク感が感じられるということなので、少し早めに焼くとサクサクしたクロワッサンを味わうことができそうです。

また、アレンジレシピなどで、クロワッサンを切って使いたいという場合、冷凍してしまうともちろん、焼いてからだときれいに切れません。切って使う予定がある場合は、冷凍する前にナイフを入れておくのがおすすめです。

コストコのクロワッサンはバターの風味とサクサクの食感が魅力で、そのまま食べるのが一番おいしいのですが、アレンジして食べるのももちろんおすすめです。定番のクロワッサンなので、いろいろなアレンジができるパンでもあるので、お好みのアレンジで楽しんでみてください。

野菜にハムやソーセージ、卵と、コストコのクロワッサンにおかず系のものをはさむと、それだけで立派な一品になります。朝など忙しいときや、お弁当のサンドイッチにする時などはおかず系の食材をいろいろとはさんでみましょう。

たとえば、レタスと、コンビニなどで販売されているポテトサラダや卵サラダなどをはさめば、野菜もたんぱく質も取れる一品となります。

子どもなどがよろこびそうなのは、やはりスイーツ系サンドではないでしょうか。先ほどと同様にクロワッサンにフルーツと生クリームをサンドすれば、立派なアレンジサンドになります。最近ではフルーツサンドが人気だそうですが、それが手軽に自宅で楽しめます。旬のフルーツをたっぷり入れて、おいしくいただきましょう。

また、こちらのアレンジは缶詰のフルーツを使ってもおいしくできます。生のフルーツよりも甘味が強くなるので、おやつ風に食べることもできます。

一般的にフレンチトーストというと、食パンを利用して作るという方が多いのではないでしょうか。しかし実はクロワッサンを使ったフレンチトーストは、なかなかおすすめの一品です。クロワッサンは生地のすきまが多いため、卵液などが少なくて済む上、浸透も早いです。さらにバターがたっぷり含まれているのでリッチな味わいとなります。

ここまで述べてきたように、コストコのクロワッサンは味、値段ともに人気が高い一品です。でもコストコには他にも人気のパンがいろいろとあります。次にコストコで人気の高いパンをいくつか紹介しましょう。一緒に購入して、クロワッサンとともに食べ比べてみるのもおすすめです。

コストコでパンを買うという方ならば、ほとんどの方が購入するといっていいのが「コストコディナーロール」ではないでしょうか。一見すると小ぶりな普通のパンなのですが、36個入って424円と、値段も量も間違いない一品です。

オーブンなどで少し温めるとふわふわの食感になり、そのまま食べてもおいしいですし、味がついていないので、さまざまなアレンジも可能です。朝ごはんはもちろん、その名の通り洋食のおかずの「ディナー」の時にもぜひ主食として選んでみてください。

「コストコマスカルポーネロール」は、一見するとディナーロールに似ていますが、生地にたっぷりとマスカルポーネチーズが入っていて、ほんのりとチーズの香りがすることで人気です。値段の面ではその分ディナーロールよりも少し高いですが、それでもコスパは十分といったところでしょうか。

パンそのものにいろいろ入っているものが食べたいという方は「コストコウォールナッツレーズンブレッド」はいかがでしょうか。その名の通り、ウォールナッツ(くるみ)とレーズンの入ったパンです。くるみの香ばしさとレーズンの甘味が魅力です。そのままトーストして食べても、チーズやバターなどつけてもおいしいです。

コストコのクロワッサンはリニューアルしてさらに味も食感もよくなりました。さまざまなアレンジもできますし、今までコストコのパンを購入したことがないという方にもおすすめです。ぜひコストコのクロワッサンを上手に保存し、おいしくトーストして味わってみてください。