USJのユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレードを攻略！穴場の場所はある？

大阪市のUSJは、次々に新しいアトラクションを設けて訪れる人々を魅了しています。中でも、ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレードは、プロジェクション･マッピング技術を駆使する臨場感溢れるナイトパレードです。

ここではそんなUSJのユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレードについて、ルールや穴場の時間帯、場所、訪問者の感想などの情報を交え紹介します。

USJのユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレードは、世界中で愛されている4つの物語をパレードスタイルで楽しむことができるエンターテインメントです。

ナイトパレードが近づいてくると、見物客たちはプロジェクション･マッピング技術を駆使したファンタスティックで臨場感溢れる世界を間近で体験することができます。

USJ･ナイトパレードでは、近づいてくるフロートの動きに合わせて、パレードルートの壁面がプロジェクション･マッピングによって次々に変化し、それに合わせてミュージックやライトなどがシンクロする新しい技術｢ショーオーケストレーション｣をUSJ独自に開発し、このナイトパレードで壮大に展開しています。

このナイトパレードの走行時間は55分ほどで、フロート台数15台、出演者数約100名で行われます。同じ鑑賞場所で楽しむことができるのは30分ほどとなります。

ナイトパレードのフロートは｢ハリーポッターTM｣、｢トランスフォーマー｣、｢ジュラシックワールド｣、｢ミニオンズ｣の順に展開されます。また、プロジェクション･マッピングは全長600メートルにも及ぶ壁面で投影されます。

USJ･ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレードは、2018年5月からスタートし、特別なイベントが無い限り毎日開催されています。ナイトパレードの所要時間は55分ほどで、開催時間はその日のイベントによって変更になる場合がありますが、通常は20時から行われます。早い日は7時45分から、遅い日は8時45分からスタートすることがあります。

ナイトパレードは遅い時間に始まるにもかかわらず、大変混み合うため、相当早めの時間から場所取りをする必要があります。特に週末は、ナイトパレードの楽しめる場所や穴場のスポットについては4時間から5時間ほど前から場所取りをしている人たちもいるようです。

USJ･ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレードの行進ルートは、ニューヨーク･エリアのターミネーター横からスタートし、南側に下り、USJのエントランス脇を通りキャノビーからハリウッド･エリアを抜け、反時計回りに1周する形でターミネーター横に戻って更に北上し、ニューヨーク･エリアに進むルートになっています。

USJのナイトパレード鑑賞時には様々なルールがあり、マナーとして守ることが大切となります。鑑賞中のルールや飲食物の持ち込み、喫煙場所なども含め、USJには数々のルールがありますので、1つ1つのルールをきちんと守った上で、楽しいナイトパレードを思いっきり満喫しましょう。

USJ･ナイトパレードを鑑賞する場合に守らなければならないルールがあります。まず、鑑賞ルートの1列目の人は座って鑑賞しますが、その時に足を道路に出さないのがルールです。

ダンサーの人が踊ったりナイトパレードの邪魔にならないよう足を道路に出さないようにしましょう。足を出すとパレードの一行に踏まれる危険もあるため、このルールは厳守する必要があります。また、ナイトショーやアトラクションの上映中は座席から立たないようにするのもルールの1つです。

ナイトパレードのアトラクション体験時は、安全上、装飾品などを取り外すのもルールの1つになっています。

USJ内の工事、改装エリアの撮影やSNSなどでの公表をしてはいけません。また、USJ内はビデオ撮影やカメラでの撮影、三脚を使用しての撮影が他のゲストに迷惑となる場合は使用しないのがルールです。ナイトパレードの撮影をする場合は、TPOに気を使って行う必要があります。

弁当や飲み物などを持ち込まないのもルールで、飲食物を持参した場合は、メインゲート外側のピクニックエリアを利用します。ナイトパレードの際の喫煙は灰皿が設置された場所に限られており、アトラクションを待つ間や飲食物販施設内を歩行中に喫煙しないのもルールです。

年間パス以外の入場券では再入場することができません。また、アシスティングドッグを除く犬や猫などのペット類はケンネルを利用したりすることもルールの一つとなります。

更には、旗、腕章、ハンドマイク、笛、無線機などを使用することも禁じられています。また、顔が確認できない被り物や特殊メイク、ヘルメットなどの着用もルール違反となります。

USJ･ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレードの中でも最も人気のあるアトラクションが｢ハリーポッターTM]の世界です。世界的に話題を呼んだ｢ハリーポッターTM]の世界は蒸気をはきながら圧倒的な迫力で近づいてくるホグワーツTM特急からスタートします。

ホグワーツ特急がパレードコースを走り、魔法魔術学校の生徒たちとともに熱いバトルが展開されるクイディッチTMを楽しみながら大広間で魔法訓練に遭遇するや、周りは一変し、ディメンダーTMが徘徊する闇の世界へと変わります。

このように、次から次へとやってくる様々な魔法体験が、USJ･ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレードの見学者たちを魅惑の世界に連れていってくれます。

USJ･ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレードの2番手は｢トランスフォーマー｣です。摩天楼のビル群が聳え立つシカゴへと街並みが変化すると、世界中で圧倒的な人気を誇る｢トランスフォーマー｣の世界が出現します。高層ビルを次々に食べ尽くすドリラーや、バンブルビーとメガトロンの間で展開されるバトルが間近で堪能できます。

また、大型トラックがオプティマスプライムに変形する大迫力の展開には思わず息を飲むほどの感動と衝撃を受けます。高さ8メートルものスケールの大きいステージで繰り広げられるバトルにナイトパレード見学者は皆圧倒されるばかりです。

USJ･ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレードの3番目は｢ジュラシックワールド｣です。ナイトパレードの見学者は、いきなり鬱蒼と茂る熱帯雨林の中に生息する恐竜たちの｢ジュラシックワールド｣に引き込まれます。つんざくように鳴り響く警報音や、絶えず点滅するランプにより、嫌でも胸が高鳴ります。

ラプトルたちが檻から逃げ出したのです。更に後方から荒れ狂う巨大肉食恐竜･Tレックスが迫ってきます。ナイトパレード見学者たちは逃げ場を失い、極度の緊張感に打ち震えます。

USJ･ナイトパレードの最後を飾るのは世界的に大ヒットした映画の主人公であり、USJの人気キャラクターでもあるミニオンたちによって行われる大パーティーです。

ミニオンが登場すると、建物にはミニオンのトーテムポールが登場します。本物のミニオンと映像の中の多数のミニオンが入り交じって大変な盛り上がりを見せます。

ミニオンたちの歴史を辿ったり、遊園地｢スーパー･シリー･ファンランド｣の摩訶不思議なワールドを満喫しながら、DJミニオンとともに、カラフルな光に溢れた場所で、思いっきり笑いながら踊り狂います。

ミニオンたちによって行われるナイトパレードは、最高にハッピーで、最もハチャメチャな大パーティーと化します。そして私たちをもハチャメチャな世界に引き込んでしまいます。その場面に居合わせた見物客たちは｢観ているのではなくショーの一員になった気分｣というような感想を漏らしています。

USJ･ナイトパレードの｢ミニオン･ナイトパーティ at ザ･パレード｣は、ミニオンをはじめ4つの世界の登場人物やキャラクターたちがパーティーの列から飛び出して、見物客たちを熱狂の世界に引きずり込んでしまうというものです。そんなユニークな場所が期間限定で設定されます。

最初は陽気なミニオンたちと踊りながら盛り上がります。フロートの到着とともにペンライトの色が変わったら、それを合図に4つの世界のキャラクターたちがこの場所に参加します。

ナイトパーティーのラストでは、ナイトパレード見学者たちが、ステージとフロート上でミニオンたちに囲まれつつ、踊り狂いながら夜のパレードを思いっきり楽しみます。

この｢ミニオン･ナイトパーティ at ザ･パレード｣は2019年3月20日から5月31日まで、ナイトパレード開始の10分から15分後に、ドリーム･ザ･ライド付近の場所で行われています。このパレードを鑑賞するには、入場券のスタジオ･パスとは別途に、USJ･ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレード特別鑑賞エリア入場券を購入する必要があります。

全長600メートルのプロジェクションマッピングが楽しめる唯一の場所は、ドリーム･ザ･ライドからメルズドライブインまでの場所となり、この場所は有料の｢特別鑑賞エリア｣になっています。

このUSJ･ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレード特別鑑賞エリア入場券はWEBチケットストアやYahoo!チケット、ローソンチケットなどで購入できます。料金は大人子供、シニアともに税込み価格1300円となります。

パレード開始20分前までに｢特別鑑賞エリア｣入口の場所に行き、クルーにチケットのQRコードを提示します。また、パーティーが盛り上がるよう、当日はペンライトがチケット1枚につき1本配布されます。

USJの｢特別鑑賞エリア｣は入場できる人数が限られており、座って鑑賞するため、直前に行っても2列目か3列目で見られるというメリットがあります。場所取りの必要がなく時間を有効に使いたいという人にとってはこの｢特別鑑賞エリア｣入場券が最適と言えます。

USJ･ナイトパレードの行進を鑑賞するのに最も楽しめる穴場のスポットは、プロジェクションマッピングが効果的に見える建物が立ち並んでいる場所となります。

その中でも無料で見られる穴場スポットの1つ目は、スペースファンタジー･ザ･ライドからシネマ4Dシアター付近の場所で、両サイドにプロジェクションマッピングの投影機が設置されています。この穴場スポットは、両サイドからパレードに向けて映し出されるファンタジックな世界を目前で感じ取れる臨場感あふれる場所となります。

また、この穴場スポットはパレードが最初に通るスポットでもあるため、移動がしやすく便利な場所でもあります。この穴場の場所で週末でも2時間ぐらい前から場所取りをすれば、3列目程度の場所から見ることができます。

おさるのジョージアトラクションの建物や手形が飾ってある場所辺りから、トランスフォーマーがトラックからロボットに変身するシーンが見られます。

この穴場のスポットはスタート直後のエリアのため、見終わった人が流れてくることもなく、比較的空いているというメリットと、マッピングの投影面積が他のおすすめスポットに比べて小さいというデメリットがあります。

USJのナイトパレードを楽しめる2番目の穴場スポットはグラマシーパーク周辺です。この穴場のスポットは4000人ほどが鑑賞できる広い芝生のスペースになっており、ゆったりと場所取りができます。また、広場の3方向からフロートが通り過ぎるため、長時間パレードを満喫できます。

ただ、スペースファンタジー付近で見ていた人たちが、パレードが通り過ぎた後、一気に移動してくる可能性があるため、穴場の場所とは言え、ショーが始まる頃には大混雑が予想されます。

3番目の穴場スポットはメルズドライブインの前です。USJ内のドリーム･ザ･ライドからメルズドライブインの少し手前までは特別有料鑑賞エリアになっていますが、メルズドライブインの前は無料鑑賞エリアとなっており、穴場の場所と言えます。

週末は2時間から3時間前に場所取りを始める必要がありますが、特別有料鑑賞エリアに匹敵するぐらい、迫力のあるパレードを満喫することができます。この場所でナイトパレードを鑑賞した人たちは一様に、｢大満足｣という感想を漏らしています。

実際にUSJ･ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレードを鑑賞した人の感想や評価は、｢昔のパレードと比べると半端ない進化で感動した。｣とか、｢トランスフォーマーが動いた。本当に最高だった。」などの感想の他にも、｢やっぱりミニオンがええわ。｣など、紹介しきれないほどのコメントや感想が投稿され、存分に楽しんだ様子が目に浮かびます。

｢ハリーポッターのホグワーツ特急が来た時は、大きいし色が幻想的できれいだった。実際に近くで見ると圧倒される。｣という感想や、｢ジュラシックパークでは恐竜が想像より可愛かったため娘も怖がらなかった。｣などの感想、評価もありました。

また、｢ダンサーさんたちを間近に見られ、手を振ったり目を合わせてくれて楽しかった｡｣などの感想も寄せられています。

また、｢木やポールなどの障害物がないのでパレードをしっかり楽しめた。｣という感想や、期間の調整がうまくいかず｢ナイトパレードの機械の不具合と雨天によりパレードが中止になった。｣などの口コミや感想もあります。

更に｢キティちゃんやエルモなどのキャラクターも登場してほしい。｣という感想や、｢若干ダンサーが少なく感じる｣などの感想、評価もあり、4作品に興味のない人には物足りない人もいたことが窺えます。

そうは言ってもUSJ･ナイトパレードの感想は、総合的に見てかなり高い評価と言ってよいのではないでしょうか。

ナイトパレードが中止になると、それぞれのイベントのダンサーとのスペシャルグリーティングが行われるようです。グリーティングが行われる場所はハリウッドエリアのキャノピーで、夜8時を過ぎた頃から行われます。

ナイトパレードが中止となった場合は、特別鑑賞エリア入場券を購入した人は、USJ内で使用できるクーポンと引き換えになります。引き換え場所は、ユニバーサル･モンスター･ライブ・ロックンロール･ショーの前となります。

USJでは、様々な入場チケットがあります。通常の1日券は勿論ですが、それ以外にも1.5日券や2日券、年間パスなどがあり、ウィザーディング･ワールド･オブ･ハリー･ポッターTMが必ず見られるロイヤル･スタジオ・パスや、誕生月に割引きをしてもらえるバースデー･パス、メッセージカードやギフトが付くギフト･パスなど、種々のカードが用意されています。

USJ･ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレードを含むUSJのイベントを鑑賞するチケットは、1デイ･スタジオ･パスと呼ばれる1日券が、12歳以上の大人の場合は税込み7400円、4歳から11歳の子供5100円、65歳以上のシニア6700円で販売されている他、1.5デイ･スタジオ･パスや2デイ･スタジオ･パスもあります。

USJの1.5デイ･スタジオ･パスは初日が15時から、2日目は1日中楽しめるチケットで、大人が税込み価格12300円、子供8400円で購入できます。

USJの2デイ･スタジオ・パスは連続した2日間楽しめるチケットで、大人が税込み価格14700円、子供10000円となっています。

USJには、除外日を除き、年間に何度でも入場できる年間パスがあります。このチケットは年間パス･ライト、年間パス、年間パスVIPの3種類があり、除外日の日数によって金額が変わります。

年間パス･ライトの場合は、大人が19800円、子供13500円、除外日の少ない年間パスの場合は大人が25800円、子供17500円となっています。除外日の無い年間パスVIPの場合は36800円、子供25200円となっています。

USJのロイヤル･スタジオ･パスは、ウィザーディング･ワールド･オブ･ハリー･ポッターTM入場確約券の付いたチケットで、その他にも対象アトラクションを通常より短い待ち時間で何度も繰り返し鑑賞することができます。また、当日、パーキングを無料で利用することもできます。

USJのロイヤル･スタジオ･パスは、基本的には12歳以上の大人は税込み価格26700円、4歳から11歳までの子供が23900円となっていますが、入場日により価格が異なるため注意が必要です。

ユニバーサル･スチューデント･パスは、大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県以外の場所に在住または在学の中学生以上の学生に限定したチケットで、2020年2月1日から3月31日までの間に使用できる無料1日券が付いています。

ユニバーサル･スチューデント･パスの利用料金は1日券が税込み価格8200円、1･5日券が12300円、2日券が14700円となっています。このチケットで来場し、翌年の2020年2月1日から3月31日の間に同じメンバーで再度来場すると、1デイ･スタジオ･パスが無料になるというお得なチケットです。

USJでは、この他にも待ち時間を短縮できるユニバーサル･エクスプレスTM･パスが販売されています。このチケットは、アトラクションの待ち時間を短縮できるものとパレードの鑑賞場所を確保するものがあり、USJ内での当日販売も行われますが、売り切れ次第販売終了となるため注意が必要です。

ユニバーサル･エクスプレスTM･パスには、7つのアトラクションが楽しめる税込み10400円から20400円までのパス、4つのアトラクションが楽しめる6800円から13200円までのパス、3つのアトラクションが楽しめる5400円から8400円までのパスなどがあります。

USJ内のグッズショップでは、USJ･ナイトパレードに登場する｢ミニオンズ」、｢ハリーポッター｣、｢トランスフォーマー｣、｢ジュラシックワールド｣の世界がデザインされたクリアファイル4枚セットが販売されており、USJ･ナイトパレードの思い出に最適のグッズと評判です。

また、ハリーポッターのスイーツ詰め合わせセットが1800円で販売されています。このセットはホグワーツ特急とハリーポッターがデザインされた缶のパッケージに内包されており、クッキー20枚、クランチチョコ8個が入っています。

ミニオン･ライスクラッカーはミニオンのフロートがデザインされた缶にクラッカーが入っているセットで、個包装の袋にもミニオンの映画の場面などがデザインされている42枚入り1600円のセットです。

新大阪駅方面からUSJにアクセスするには電車で行くのが便利です。新大阪から梅田までJR京都線に5分ほど乗り、JR大阪環状線に乗り換えて西九条まで約6分、JRゆめ咲線に乗り換え後約5分でユニバーサルシティにアクセスできます。

USJに車でアクセスする場合は、阪神高速湾岸線の北港JCTから分岐してユニバーサルシティ出口を出ればすぐアクセスできます。

USJの一般車用駐車場はUSJの北側にあります。営業時間は7時から22時までとなっており、約2800台の車が収容できます。駐車料金は、通常平日が1日2500円、土日は3000円となっていますが、日によって変わることもあるため注意が必要です。

車体の長さ5メートル以上の大型車はUSJ南側にあるバス･パーキングに駐車します。収容台数は約80台で、駐車料金は4500円となります。

大阪市のUSJでは、現在ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレードが人気を呼んでいます。このナイトパレードでは、プロジェクション･マッピングをパレードが行進するビルの壁に投影するという新しい手法により、大迫力のパレードが見られます。

ここではそんなUSJ･ナイトパレードについて、穴場の場所やルール、感想などの情報を取り入れながら説明してみました。