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ジュエリーアイスは北海道観光から外せない!写真を撮るおすすめの時期は?

ジュエリーアイスは北海道観光から外せない!写真を撮るおすすめの時期は?
投稿日: 2019年3月27日最終更新日: 2020年10月8日

日本の中でも北海道の豊頃町でしか見ることのできない自然現象がジュエリーアイスです。十勝川の水が凍って海岸に流れ着いたジュエリーアイスは透明度が高く、早朝や夕方になると太陽の光に当たって非常にフォトジェニックなSNS映えする写真を撮れるといま大人気です。

【北海道・大津海岸】ジュエリーアイスを大特集!見出し

Photo bymutomasataka

北海道の魅力というとみなさんはどんなものをイメージするでしょうか。北海道といえば美味しいグルメが有名ですが自然も非常に豊かで、特に冬にはかなり寒くなることからここでしか見られないような現象に出会えることもあります。その代表格が今回ご紹介するフォトジェニックな自然現象のジュエリーアイスです。

ジュエリーアイスの魅力見出し

Photo by 柚樹葉

ジュエリーアイスが見られるのは日本のなかでも現時点では北海道だけだと言われています。さらにその北海道のなかでも道南に位置している豊頃町の大津海岸のみでジュエリーアイスは見ることができます。

その美しさがインスタグラムなどのSNSを通して世界中に拡散され、毎年冬になるとジュエリーアイスを一目見ようと日本中から多くの観光客が豊頃町に殺到します。

そもそもジュエリーアイスって何?

Photo by kayakaya

ご存知の通り北海道は非常に冬になると厳しい寒さになります。特に地域によっては気温が氷点下20度を下回ることも珍しくありません。

その寒さ故に北海道では川の水も普通に凍ります。ジュエリーアイスのもととなるのは十勝川の水で、その氷は川を下る際に少しずつ角が取れて丸みを帯びていきます。そしてクリスタルのような美しい形になって流れ着いたのがジュエリーアイスの正体です。

どうやってできるの?

Photo by 柚樹葉

ジュエリーアイスの魅力のひとつが透明度が高い点です。ジュエリーアイスは非常に透き通った氷をしていて、それ故に夕日などの光をいい具合に反射してくれるのでとてもフォトジェニックな瞬間を楽しめます。

北海道の十勝川では冬になると水が凍るわけですが、この時にゆっくり時間をかけて水が凍っていきます。

ジュエリーアイスは透明度がすごい見出し

Photo byMyriams-Fotos

このゆっくりというのがポイントで、氷はじっくり凍れば凍るほど不純物の少ない透明な氷になる習性があります。

川の水が凍る地域は北海道にはほかにもいくつかありますが、こういった条件がうまい具合に揃っているのが豊頃町の大津海岸です。

ジュエリーアイスに関して知っておきたい基礎知識見出し

Photo bytrinhkien91

ジュエリーアイスを見に行く人のほぼ全員が写真を撮ります。一眼レフカメラなどを片手に本格的な写真を撮る人やスマートフォンのカメラ機能で写真を撮る人など思い入れはさまざまですが「綺麗なジュエリーアイスの写真を撮りたい」という想いはみな共通です。そこでここでは綺麗なジュエリーアイスの写真を撮るためのコツをいくつかご紹介します。

<撮影のコツ>日の出の瞬間がベストタイミング!夕方は?

Photo by emrank

まず素晴らしいジュエリーアイスの写真を撮るためには時間帯が大切です。ジュエリーアイスはそのままでももちろん綺麗なのですが、光に照らされるとより美しさが増します。

その意味でジュエリーアイスの写真を撮るのであれば日の出の瞬間や夕方の日の入りのタイミングを狙うのがおすすめです。

ただしもし可能ならば夕方ではなく日の出の早朝の方を狙うのがおすすめです。なぜかというと夕方と早朝ではジュエリーアイスの数が違うからです。

Photo by offreco

先ほど説明したようにジュエリーアイスは気温の低さが原因でできる自然現象です。1日のなかで最も気温が下がるのは早朝であり、それ故に朝の方が海岸によりたくさんのジュエリーアイスが打ち上げられます。

これに対して夕方は日中に少し気温が上がった際に溶けてしまうものが出てきてしまうのでジュエリーアイスの数が少し減ります。

Photo by amadeusrecord

もちろん冬の北海道は日中でも気温が氷点下であることも多く、夕方にジュエリーアイスがすべてなくなるということはほぼありません。

しかしながら早朝と夕方とではあからさまにジュエリーアイスの数が違います。もし可能ならば夕方ではなく早朝にジュエリーアイスの写真を撮りに行きましょう。

防寒対策

Photo by Kaizan2702.

またいい写真を撮りたいのであれば時間をかけるのもシンプルですが効果的です。数枚写真を撮るよりも何十枚や何百枚写真を撮った方がいい写真が撮れる確率が純粋に上がります。

そのためジュエリーアイスの写真を撮るために豊頃町を観光する場合には防寒対策が必須です。北海道の寒さは桁が違います。ジュエリーアイス目的で観光するならやり過ぎに思うくらい厚着をしていきましょう。

お湯を用意するのがポイント

Photo by k14

夕方にジュエリーアイスの写真を撮りにいくと日中に少し溶けて透明度が若干落ちたものが散見されるようになります。

そんな時におすすめのアイテムがお湯です。表面がくすんでしまったジュエリーアイスもお湯をかけて表面を少し溶かすと透明度が復活するのです。

ですからジュエリーアイス目的で北海道を観光するなら旅行バッグのなかに保温性のある水筒などを忍ばせておくことをおすすめします。

写真撮影人気スポット:北海道豊頃町大津海岸

Photo by Vutty

ジュエリーアイスが大人気の北海道の豊頃町は帯広から車で1時間ほどの場所にあります。もし豊頃町へジュエリーアイスを観光したいのならぜひレンタカー等で車を用意することをおすすめします。

なぜ車がオススメなのかというと早朝や夕方といった具合にジュエリーアイスは時間帯によって表情が変わります。

それらに柔軟に対応できるという意味では車が最も優れているのです。また豊頃町周辺が公共の交通機関がそこまで充実していないのも車をおすすめする理由です。

ガイドツアーもある!

Photo by s.sawada

また北海道でジュエリーアイスを観光したい場合にはツアーに参加してしまうのもおすすめです。真冬の北海道は道路ががっつり凍結しており、私たちが思っている以上に運転が難しいです。

そんな時にはツアーに参加してプロにすべてを任せて観光に専念するのもありです。実際冬になると北海道にはジュエリーアイスを観光するためのガイドツアーが数多く開催されます。

サムライプロデュース

Photo by s.sawada

例えば北海道の帯広にある『サムライプロデュース』では毎年冬になるとジュエリーアイスを観光するためのツアーが開催され大人気です。

この『サムライプロデュース』では早朝と夕方の2回にわけてガイドツアーを行なっており、観光のスケジュールにあわせて好きな方を選べるのが嬉しいです。暖かい飲み物などもついている至れり尽くせりのジュエリーアイスツアーを楽しめます。

住所 北海道帯広市東1条南16丁目11番地2
電話番号 0155-66-4006

旅の便利屋

Photo by tyoro

ほかにも北海道帯広の『旅の便利屋』でもジュエリーアイスのガイドツアーが開催されています。

この『旅の便利屋』は宿泊先まで迎えにきてくれる専用のタクシープランなどが充実しており、ゆっくりジュエリーアイス観光をしたい時にはおすすめです。

また乗合タクシープランならお金をかけずにリーズナブルにジュエリーアイス観光を満喫できます。

住所 北海道帯広市西15条南16丁目2-19
電話番号 0155-67-8855

温かい食べ物や飲物を用意!

Photo by Kanko*

北海道でジュエリーアイス観光をする時は意外と長丁場になります。そのため温かい食べ物や飲み物があると非常に心強いです。

ただし温かい食べ物や飲み物を持っていくのは意外と難しいです。都市部であればすぐ近くにあるコンビニ等で買い出しすれば済みますが、豊頃町は北海道のなかでもかなり外れにあるのでなかなか簡単に用意できません。

2つの休憩所

Photo by noplans

そんなジュエリーアイスを観光する人におすすめの休憩所を2つほどここではご紹介します。それが『ジュエリーハウス』と『サムライスクウェア』です。

この2つ以外にも最近では豊頃に観光へ来るお客さんのために早朝から営業している定食屋さんなどもありますが、とりあえずこの2つを押さえておけば間違いありません。

ジュエリーハウス

Photo by 柚樹葉

1つ目の『ジュエリーハウス』は大津海岸から約150mほどの場所にある休憩所です。この『ジュエリーハウス』にはストーブが設置されていて暖をとることができます。

また温かい食べ物や飲み物も販売されているのでジュエリーアイスを見にきた人に大人気のスポットです。トイレもあるので必ずと言っていいほどお世話になる休憩所です。

サムライスクウェア

Photo by at_32y

2つ目の『サムライスクウェア』は帯広市内にある民間企業が経営している休憩所になります。この『サムライスクウェア』は大津海岸に冬限限定で登場する露店になります。

コーヒーなどの温かいドリンクがいろいろ揃っているのでちょっと一息したい時にはありがたい休憩所と言えます。

現地で楽しめるおすすめメニュー

Photo by Kanesue

実はこれらの休憩所にはジュエリーアイスを観光しにきた人に大人気のグルメがいくつかあります。

ジュエリーアイス観光の疲れを取るのにぴったりのグルメが目白押しで、なかには豊頃でしか食べられないグルメもあります。

そんななかから特に人気でおすすめの食べ物や飲み物をいくつかピックアップしてご紹介します。

ミルク甘酒

Photo by macglee

1つ目にご紹介した『ジュエリーハウス』で販売されている人気グルメが「ホット甘酒」です。

紙コップに入った温かい甘酒は手に持った瞬間から体を温めてくれて、一口飲めば体の芯まで温まります。ミルクがいい具合に甘酒をまろやかにしてくれるので普段甘酒を飲まない人でもごくごくいけます。

サルシッチャと野菜スープ

Photo by shibainu

さらに『ジュエリーハウス』で大人気のグルメが「サルシッチャと野菜のスープ」です。このサルシッチャと野菜のスープは地元北海道でとれた鹿肉を使っていて、ある意味ここでしか食べられないグルメといえます。

そこそこ食べ応えもあるので夕方等にジュエリーハウスを観光して小腹が空いた時にはおすすめです。

HOT白玉あずき

Photo by masahiko

2つ目の『サムライスクウェア』で大人気のメニューが「HOT白玉あずき」です。夕方等にジュエリーアイスを見に行って小腹が空いた時にがっつり食べると夕食に悪影響が出てしまいますが、このHOT白玉あずきはちょうどいい量なのでおやつにもってこいです。数量限定のメニューなので味わいたい場合はお早めに。

ジュエリーアイス撮影と一緒に回りたい観光スポット見出し

Photo byPublicDomainPictures

ジュエリーアイスが大人気の豊頃町にはほかにもいろいろな観光名所があります。例えば夕方にジュエリーアイスを見る予定なら少し早めに豊頃町まで行って観光してみるのもおすすめです。

ここからはいくつかある豊頃町の観光スポットのなかから特に一押しの場所を2つほどピックアップしてお教えします。

1:はるにれの木

Photo by Kuruman

北海道豊頃町のシンボルとも言えるのがハルニレの木です。豊頃町のハルニレの木は樹齢が140年を超える大きな木で、記念撮影をするスポットとしても人気です。

ちなみに北海道には219の市町村があってそれぞれにカントリーサインがあるのですが、豊頃町のカントリーサインにはこのハルニレの木が描かれています。

住所 北海道豊頃町幌岡南9号地先
電話番号 015-574-2216

2:朝日堂

Photo by yto

豊頃町でジュエリーアイスを観光する時にぜひ立ち寄ってもらいたいのが『朝日堂』です。この『朝日堂』は豊頃町の人たちから愛されているお菓子屋さんです。

名物はドーナツのなかに甘さ控えめのクリームをたっぷり詰めたアメリカンドーナツです。なんと1日に3000個売り上げることもあり、豊頃町を代表するおすすめグルメです。

住所 北海道中川郡豊頃町茂岩本町30
電話番号 015-574-2402

ジュエリーアイスに最適なおすすめホテルは?見出し

Photo by tsuda

ジュエリーアイスを観光するために北海道へ旅行をするのであればぜひホテルや旅館を予約して泊りがけがおすすめです。

時間帯にこだわらないのであれば日帰りで豊頃町まで行くことも可能ですが、早朝や夕方にジュエリーアイスを見たいなら宿泊は必須です。

1:十勝川温泉 ホテル大平原

Photo by neverbutterfly

ジュエリーアイスを見に行く時におすすめのホテルとしてまず挙がるのが『十勝川温泉ホテル大平原』でしょう。

この『十勝川温泉ホテル大平原』は加水・加温なしの源泉掛け流しモール温泉を楽しめるホテルで、ボリュームたっぷりのご飯も魅力です。

十勝川温泉 ホテル大平原

住所:
北海道河東郡音更町十勝川温泉南15-1
アクセス:
帯広駅より車で約20分
料金の目安:
4,320円〜
提供:

2:十勝川温泉 第一ホテル

Photo by Yasuo Kida

ジュエリーアイスの写真を撮りたいのなら『十勝川温泉ホテル第一』も人気があっておすすめです。

この『十勝川温泉ホテル第一』は十勝川のほとりにある歴史あるホテルで、館内に設置されている足湯テラスからは豊頃の街を眺めながら温かいモール温泉につかれます。

十勝川温泉 第一ホテル

住所:
北海道河東郡音更町十勝川温泉南12
アクセス:
車/札幌より約3時間:札幌北ICより道央道~道東道経由~音更帯広IC~国道38号線経由(案内看板で左折)/帯広音更IC下車20分 車以外/JR帯広駅北口バスターミナルより十勝川温泉行 第一ホテル下車
料金の目安:
サイトでご確認ください
宿泊時間:
宿泊時間: 15:00 (IN) 〜 10:00 (OUT)
提供:

ジュエリーアイスをキレイに撮影しよう!見出し

Photo byjasongillman

最近ではテレビや雑誌などのメディアで取り上げられることも増え、ジュエリーアイスの知名度や人気はうなぎのぼりです。1年の限られた時期にしかジュエリーアイスは見ることができず、さらに自然のものなのでその時々でどんなジュエリーアイスに出会えるのかも変わります。そんな表情豊かなジュエリーアイスにぜひ会いに行ってみてください。

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投稿日: 2019年3月27日最終更新日: 2020年10月8日

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