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十勝豚丼が大人気!地元で食べれるおすすめのお店を調査!由来は?

十勝豚丼が大人気!地元で食べれるおすすめのお店を調査!由来は?
投稿日: 2017年2月13日最終更新日: 2020年10月7日

十勝・帯広に訪れたら、必ず食べておきたいのが十勝郷土料理の代表格とも言える、豚丼です。今では有名牛丼店がまねをするなど、全国区で知名度も上がっています。おいしい豚丼を食べられるお店ベスト5と、「なぜ十勝・帯広で豚丼なの?」という疑問にもお答えします。

北海道十勝・帯広のご当地グルメの代表選手見出し

豚丼とは、甘辛いタレで味付けた豚肉を、ご飯の上に乗せた北海道十勝地方、帯広発祥の料理です。お店によって扱う豚肉の種類や部位、タレの味付けに特徴があり、それぞれに個性があります。色々なお店を訪れて、お好みのお店を見つけるのも楽しいものです。

帯広の豚丼人気ランキング・ベスト11!おすすめの有名店でご当地グルメ! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
帯広の豚丼人気ランキング・ベスト11!おすすめの有名店でご当地グルメ! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
数ある北海道ご当地グルメの中の帯広の豚丼は、人気グルメの内の1つに挙げられます。また、帯広は豚丼発祥の地であり、人気店や有名店がひしめき合っています。今回は、ランキング上位常連店や行列必至の有名店など帯広豚丼のおすすめ店ベスト11人気ランキングをご紹介します。

十勝豚丼のおすすめ店1:いっぴん見出し

自分好みの丼を見つけられる

お店の近辺からタレの香りが漂う、「いっぴん」は、JR西帯広駅が最寄りです。豚丼専門店では珍しく、ごはん少な目や、お肉増量、冷ややっこやサラダが付くセット、またお味噌汁を豚汁に変更可など、嬉しいカスタマイズが可能な点も人気です。

サラダや冷ややっこ、豚汁なども想像以上のボリュームがあるので、スタミナたっぷり、たくさん食べたい方も満腹になれます。

備長炭で焼くことにより、豚肉の旨みが凝縮されており、安定のタレの味との相性も完璧です。白髪ねぎが盛られているのがこちらの丼の印と言ってもいいでしょう。この白髪ねぎも別料金で増量が可能です。更なるスタミナアップが期待できます。

人気店ゆえ、並ぶこともありますが、気持ちのいい店員さんの動きで、回転もいいです。オープンキッチンなので、カウンターに座って、豪快に焼く様を見ているのも楽しいです。

十勝豚丼のおすすめ店2:ぶたはげ見出し

十勝郷土料理店による豚丼専門店

帯広駅構内のエスタという建物に入る、十勝豚丼のお店「ぶたはげ」は、外観は新しくきれいながら実は創業90年を超える郷土料理の人気老舗です。

ここの豚丼の豚肉は網焼きで焼かれています。温度は850度にもなり、この高温こそが香ばしさの秘訣だそうです。丼の種類はお肉の枚数6枚・4枚・1枚から選びます。こくのあるタレが豚肉の旨みをうまく引き出しており、女性でも6枚をぺろっと平らげてしまうとか。胡椒のスパイシーさがぴりっとアクセントになっている、スタミナたっぷりの丼です。

郷土料理のお店として有名な「はげ天」プロデュースというだけあり、特にタレの味はあと引くおいしさです。このたれは卓上にも置いてあり、追いダレとして自由にかけることができます。

帯広観光のスタートに、また帰る前に郷土料理を、と思いついてすぐに訪れられる立地にありながら、その人気に甘えることなく、しっかりと伝統を守り続けている名店と言えるでしょう。

十勝豚丼のおすすめ店3:レストハウスかしわ見出し

魅力は十勝豚丼だけじゃない!

とかち帯広空港からアクセスのよい場所にある豚丼の人気店と言えば「レストハウスかしわ」です。ウッディーな外観から豚丼のイメージがわきませんが、肉を焼く炭は北海道産の木炭、タレは昆布とかつおぶしから、とこだわりの詰まったお店です。

メニューの半分ほどが豚丼で、他にカレーなどの軽食もあります。またテーブル席・カウンター席・座敷があるので、1人から家族連れまで入りやすいのも高ポイントです。

使われているロース肉はかみこみ豚というブランド豚で、絶妙な霜降り具合が他にないやわらかさとスタミナアップを実現しています。良質な脂の乗った肉に、照りのあるタレがくど過ぎず、簡単に噛み切れるやわらかさのおかげであっという間においしくいただけます。

コスパのよさ、すばらしい自然の中にある立地、広々とした店内でゆっくり味わえる雰囲気など、他のお店とは一味違う豚丼のお店と言えます。

十勝豚丼のおすすめ店4:ぱんちょう見出し

十勝豚丼発祥のお店として名高いお店

十勝豚丼のお店の代表格とも言われる「ぱんちょう」は、十勝の郷土料理となった豚丼発祥の店として知られています。

長い間人気であり続けているこのお店の豚丼は、十勝の人にはもちろんのこと、今や観光客に広く知られる存在となりました。店内のほとんどを観光客で占めるということも珍しくないそう。そんな中、込み合っている時は相席になるのも自然な雰囲気で、リピーターが多いのも納得です。

丼の種類はお肉の枚数の多い方から華・梅・竹・松の4種類です。一般的な松竹梅と違って、梅が豪華なのは、お店を始めたご主人の奥様の名前が“ウメさん”だったから、というあたたかいエピソードもあります。少しだけ、という時は松を、しっかりスタミナを摂りたい時には華がおすすめです。

ふたからはみ出さんばかりの丼が運ばれて、まず目をうばわれるのは豚肉の厚さ。しっかりと食べごたえがあります。さらっとしたタレはこだわりのコシヒカリにいい具合に絡みます。香ばしい炭火の風味を感じつつ、箸が進むこと間違いなしです。スタミナたっぷりのロースのおいしさを存分に味わえるおすすめの一品です。

また、豚丼のお供にはなめこのお味噌汁は隠れた人気商品だそうです。訪れた際には忘れずに注文したいものです。

十勝豚丼のおすすめ店5:ぶた丼のとん田見出し

十勝の人も納得の豚丼

供される時のそのビジュアルから圧倒的な「ぶた丼のとん田」の豚丼。種類がロース・ヒレ・バラの部位から選べる点も人気です。

豚の脂の甘味をしっかりと感じられるスタミナたっぷりのバラは特におすすめです。迷ったらロースとバラのどちらも乗った盛り合わせぶた丼もあるので、心配ご無用。

タレを絡めて香ばしく焼きあげられた豚肉の味は1度食べるとやみつきになります。創業者がもともと精肉業を営んでいたことから、この価格で品質的に間違いのない豚肉を頂けるようです。並んででも食べたい、まさに郷土料理・豚丼の原点とも言えるお店です。

番外編1:上質な空間でいただく豚丼「ガーデンズカフェ」見出し

帯広駅前にある、十勝ガーデンズホテルはパスタなどの洋食を中心としたメニュー構成ですが、豚丼も賞味することができます。ホテル2階にある「ガーデンズカフェ」は、開放的な店内で、ゆっくりくつろげる空間となっています。

Photo by jetalone

こちらの豚丼は“豆豚丼”といい、まず目につくのは豚肉の上に載った、彩りのよい野菜です。添えられたタレをお好みでかけていただきます。中札内産十勝野ポークを使用したロース肉はやわらかく、ごはんとの間には煮豆が顔を出します。食べ進むと豚肉と豆が意外に合うことが実感できるでしょう。

普通のサイズとハーフサイズが選べるので、おなかのすき具合に合わせることができます。彩りよく、スタミナたっぷりで栄養バランスも考えられたホテルメイドの豚丼。落ち着いた雰囲気の中でリーズナブルにいただけ、おすすめの穴場と言えるでしょう。

十勝ガーデンズホテル

住所:
北海道帯広市西2条南1116
アクセス:
車以外/JR根室本線帯広駅徒歩1分
料金の目安:
2,500円〜
宿泊時間:
宿泊時間: 14:00 (IN) 〜 11:00 (OUT)
提供:

番外編2:ラーメン屋さんだけど豚丼も捨てがたい「五朗」見出し

帯広駅から歩いてすぐ、黄色の看板が目印の「五朗」はラーメン屋さんです。ラーメンはもちろんのこと、おすすめは豚丼です。豚丼はロース・バラ肉・ミックスの3種類があり、どれも人気の白濁したスープが付きます。

ラーメン店の豚丼と言ってもあなどれません。使われているのは、十勝産の放牧豚、ケンボロー種で、甘味と脂身のおいしさが特徴です。鉄板であおるようにしてタレと共に焼き上げる豚肉は香ばしく、食欲が増すこと請け合いです。寒い帯広において、スタミナチャージにはもってこいの一品となっています。

持ち帰り弁当:タレで家庭でも十勝郷土料理を見出し

Photo by 極地狐

スタミナがあり、栄養たっぷりの豚丼は、お店で食べるだけでなく、滞在先のホテルや家庭でも味わいたいものです。そんなニーズに応えてくれる、豚丼のおすすめの持ち帰りと、タレの販売をしているお店をご紹介します。

「ぱんちょう」の持ち帰りは1000円~で、事前に時間を電話で知らせておくとスムーズに受け取れます。

「かしわ」の持ち帰りは小盛り・大盛りの2種類です。お店が混み合っている時間帯などは電話での予約がベストです。

「ぶたはげ」の持ち帰りは、駅校内のお店ということもあってすぐに買うことができます。店内でいただく場合のラストオーダーは19:30ですが、持ち帰りは19:45までです。

「いっぴん」の持ち帰りは、お肉の量やごはんの量の調整、味噌汁・豚汁・ネギ盛りなど、店内でのカスタマイズと似た内容でオーダーできるのが特徴です。

「ドライブインいとう」のお弁当もおすすめです。たっぷりの豚肉が乗るお弁当は、ふたを取った瞬間、タレの甘辛い風味が食欲をそそります。また、人気店の特製タレがあれば、自宅で好きな時に豚丼を作れます。簡単にお店の豚丼が再現できると人気です。

「とん田」のタレを使えば、あっという間に豚肉が深みのある味に仕上がります。お店で買える他、お取り寄せもできます。

「いっぴん」のタレは、北海道の人なら知っている、ソラチというブランドでタレを出しています。長年愛されてきた味です。

「ゆうたく」のタレはお取り寄せにも対応しています。丸みのある味わいが、家庭料理で出せるところが人気です。

豚丼が十勝の郷土料理になった由来見出し

1930年(昭和初期)頃、十勝地方では農家の冬の収入源として養豚が行われていました。牛肉が今のように手頃でなかったことから、すき焼きのタレが染み込んだ豚肉をごはんに載せて家庭料理として食べたのが、豚丼の始まりだと言われています。

Photo by y_ogagaga

豚肉には牛肉の10倍以上のビタミンB群が含まれています。ビタミンB群はエネルギー代謝と密接で、体内の糖質をエネルギーに変える上で欠かせない栄養素です。糖質がエネルギーに変わると熱を発するため、体温保持の助けになり、寒冷地の食べ物として理に適っているのです。

また、白米と豚肉を組み合わせた豚丼は炭水化物を効率よく消化する上でもいい相性と言えます。厳しい開拓生活を乗り切る上で、重要な栄養源となった豚丼は、現在ではすっかり十勝の郷土料理となっています。

十勝に行ったらぜひ郷土料理・豚丼を味わいましょう見出し

十勝地方では、豚丼のお店が至るところにあります。帯広市内において、牛丼は10店舗以下なのに対して、豚丼を扱うお店は200店舗もあるとか。長く食べ継がれてきた郷土料理を、本場で食べると、また味わいも深いものです。リーズナブルにスタミナ補給できる豚丼を、ぜひ本場で食べてみたいものです。

投稿日: 2017年2月13日最終更新日: 2020年10月7日

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