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アカザエビはお寿司や刺身が主流!美味しい食べ方や値段も知っておこう!

アカザエビはお寿司や刺身が主流!美味しい食べ方や値段も知っておこう!
投稿日: 2019年6月4日最終更新日: 2020年10月8日

お寿司やお刺身といった食べ方で食べると絶品と言われるアカザエビ。普段はあまり見かけないエビですが、旅館やレストランといった場所では高級食材として料理によく使われるものでもあります。アカザエビの味を堪能するために美味しい食べ方や値段等についてご紹介いたします。

ぜひ味わいたいアカザエビには魅力がいっぱい!見出し

Photo by geese

さまざまなシーンでよく見かけるエビ。1年の始まりを祝うお正月から、何気ない毎日の食卓、ちょっとしたお祝いにまで、食べる機会、調理法など味わい方が幾百通りもある美味しい食材です。たくさんあるエビの中でも今回ご紹介するアカザエビは、高級食材として使われるエビです。美味しいを運んでくれるアカザエビの魅力を余すことなくご紹介します。

アカザエビとは見出し

Photo by eekim

アカザエビをご存じですか?一般の家庭料理ではあまり見かける機会は少ないですが、旅先の旅館やレストランなどではよく使われる美味しい食材です。高級食材としても知られ、その味は格別。アカザエビは日本食のみならずフランス料理やイタリア料理などにも使われていて、ワインなどのお酒にもよくあう食材です。

旅館やレストランなどで使用される高級食材

Photo by stu_spivack

アカザエビは、イセエビと並ぶ高級食材として、旅館やレストランの食事などによく使われています。大きなはさみをもっている姿が特徴的で、甘くて濃厚な味をしています。1匹1匹のお値段も高いため、日常生活で使うような鮮魚店で見かけることはあまりありません。アカザエビについてもっと知れば、旅館やレストランでの食事もさらに美味しく感じるはず。

アカザエビの値段

Photo by adactio

高級食材として使われることが多いアカザエビは、いったいどれくらいの値段で流通しているものなのか知りたいところ。アカザエビは値段の高いエビということでも有名で、市場で売られているアカザエビのほとんどがレストランやお寿司屋さんといったお店に直接買われていってしまうため、スーパーなどで見かけることはほとんどありません。

スーパーなどでは見かけませんがネット通販を取り入れている漁協の直売所から購入することも可能です。その際のお値段の相場は、2尾~3尾の200g程度のアカザエビで、お値段は2,500円以上~となっています。

国内産より安い海外産のヨーロッパアカザエビもありますが、それでも1kgあたり6,000円~7,000円といったお値段になっています。

アカザエビの味の特徴

Photo by aaranged

お寿司やお刺身として食べても美味しいアカザエビ。どんな味がするのかというと、ネットリとした旨みと甘みが特徴で、同じ高級食材として人気のイセエビにも劣らない美味しさだといいます。鮮度が良いアカザエビは生のままお刺身にすると絶品で、お寿司屋さんでも大人気。アカザエビを加熱するとさらに甘みとうま味が増すといわれています。

アカザエビの名前の由来

Photo by poil0do

アカザエビはなぜアカザエビと呼ばれるのかご存じでしょうか。アカザエビを漢字で書くと「藜海老」と書きます。「藜(あかざ)」は、雑草の1つで、藜の若葉にある赤い模様とアカザエビの体にある模様がよく似ていることから、アカザエビと名付けられたといいます。大きくて長いはさみを持っていることので「テナガエビ」と間違われることもあります。

アカザエビの別名

Photo by acme

高級食材として知られ、その味もとても美味しいと評判のアカザエビ。アカザエビにはまた別の名前があります。海外旅行などに行く人は聞いたことがあるかもしれませんが、フランス料理ではラングスティーヌ、イタリアン料理ではスカンピの名で呼ばれています。海外旅行にいってこの名前を見たらアカザエビの料理だと覚えておくととても便利です。

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アカザエビの生態見出し

Photo by size4riggerboots

お刺身やお寿司など生でアカザエビのを味わったり、加熱してその甘みとうまみを味わったり、さまざまな食べ方のあるアカザエビですが、アカザエビがどの辺でよく取れるのかといったことや、アカザエビの旬はいつごろかといった基本的な情報についても、少しご紹介いたします。産地や食べごろを知って、よりアカザエビの美味しさを堪能してみて下さい。

アカザエビの生息地域・分布

Photo by paularps

日本近海の海で、アカザエビがよく生息しているのは、千葉県沖から宮崎県東部沖合の日向灘にかけての太平洋沿岸の地域。なかなか広い範囲に生息しているエビです。また、アカザエビが普段いるのは、水深200m~400mの深海で、砂と泥が混ざり合っているいわれている砂泥底を好んで生息しています。

また、アカザエビによく似ていて仲間といわれている、アカザエビよりやや小さいサガミアカザエビというエビもいて、こちらは相模湾より西の地域から九州周辺の近海に分布しています。生息している地域も姿もよく似ているので間違われることも多いエビです。

アカザエビの旬の時期

Photo by spersper

国内外のホテルやレストランの食事にもよく使用され、高級食材としても人気のあるアカザエビ。1年のうちでアカザエビが一番美味しい時期はいつ頃なのかご存知でしょうか。アカザエビが旬を迎える時期は、漁師や専門家の間でも大きく意見がわかれていて、体にたくさんの栄養を蓄える9月~6月が旬だという人もいれば、産卵期の10月~11月だという人も。

この時期という決まりはありませんが、産卵後が卵に栄養が取られてしまいうま味が落ちてしまうのは同じなのだそう。美味しいアカザエビを味わいたいと思ったら、体に栄養をたくさん蓄え、産卵前の9月~11月の時期がおすすめです。

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アカザエビの釣り情報見出し

Photo by heatheronhertravels

高級食材であるアカザエビ。1匹当たりのお値段も高く日常生活でお目にかかることは少ないですが、旅先の旅館やレストランでは食べるチャンスに恵まれることも。アカザエビがよく釣れる産地に行けば、新鮮なアカザエビをお手頃な値段でたくさん食べれることもあります。アカザエビがどの辺でどのように釣られているのかについても触れてみましょう。

アカザエビが釣れる時期

Photo by cvalette

様々な食べ方で楽しむことができるアカザエビ。1年の内でアカザエビがよく釣れる時期はいつ頃なのかというと、アカザエビの産卵時期は10月~11月ごろだと言われています。その産卵時期が終わった冬から春にかけてが1番アカザエビが釣れる時期と言われています。旬と言われる産卵前のアカザエビは、捕獲量も少なく、より希少なものなのがわかります。

アカザエビの産地

Photo by bizmac

お刺身やお寿司といった食べ方で、生のまま食べても美味しいアカザエビ。アカザエビが豊富に採れる産地と言われる場所はというと、関東地方では東京湾、さらに西に進むと静岡県近海の駿河湾、そして愛知県の三河湾などです。美味しいアカザエビが食べたいと思ったら、紹介したようなアカザエビの産地に行くのがおすすめです。

アカザエビ釣り方

Photo by TerryChen - Blooming Beauty 綻放美麗的力量

高級食材と言われるアカザエビはいったいどのような方法で釣られているのでしょうか。アカザエビの捕獲方法について調べてみると、アカザエビは底引き網漁や、底刺し網漁、そしてカゴ漁といった方法で釣られているのが特徴的です。アカザエビを取る場所によって、よく使われている漁の方法が違うのも特徴です。

底引き網漁

Photo by (Lily)

アカザエビを釣るときによく使われているのが、底引き網漁。底引き網漁とは、重たい袋状の網を海の中に沈めて、網を船で引っ張りながら、網の中に入ったものを全部すくうという漁法で、一度にたくさんのものを捕獲することが出来ます。底引き網漁は、アカザエビが採れる全域で主に使われている方法になります。

底刺し網漁

Photo by C.楊

アカザエビを釣るときに使われるもう1つの方法に、底刺し網漁があります。底刺し網漁は、目標とする魚類などが通過する進行方向を塞ぐように網を張って、網に絡ませるようにとる漁法をいいます。アカザエビの場合は、千葉県の富津や、神奈川県にある三浦半島でよく行われており、底刺し網漁で捕獲したアカザエビは高い値段がつきやすのも特徴です。

カゴ漁

Photo by e_ella

アカザエビを釣る漁法でもう1つよく使われているのは、カゴ漁。カゴ漁はカゴの中に、魚類や水生生物を誘いこみ捕獲する漁法で。アカザエビの場合は、神奈川県の長井などでよく行われている漁法です。底刺し網漁と同じように、カゴ漁で捕獲されたアカザエビも高い値段がつくやすく、もともと高級食材のアカザエビですが、さらに高級品として扱われます。

アカザエビの美味しい食べ方とは見出し

Photo by imgdive

アカザエビは、寿司やお刺身といった生の食べ方をすると、うま味と甘みがなんとも言えないほど美味しいといわれ、よく旅館やレストランなどではそういった食べ方で提供されることが多い食材です。加熱した食べ方も甘みが増し美味しいという声もあります。アカザエビをより美味しく味わうために必須の、おすすめの食べ方についてご紹介いたします。

刺身

Photo by labocho

アカザエビは、旅館やレストランでお刺身にして提供されることが多い食材です。とれたてで鮮度の高いアカザエビは、生のまま食べるとそれは何とも言い表せないほど絶品と言われ、アカザエビのお刺身料理はそれなりに高い値段で提供されます。身近なスーパーなどではお目にかかれませんが、港近くにいくと食べれるチャンスがあります。

寿司

Photo by omoon

鮮度の高いアカザエビはお寿司といった食べ方で味わうことも多く、実際に市場ではお寿司屋さんがアカザエビをたくさん購入していきます。酢飯との相性も良くで、一度食べたらまたアカザエビのお寿司を味わいたくなるほど癖になる美味しさともいわれています。お寿司屋さんに行ってアカザエビがあったらぜひ注文してみて下さい。

赤だしの味噌汁

Photo by ftomiz

アカザエビは、お寿司やお刺身といった生の食べ方もいいですが、アカザエビがよくとれる漁協の地元の人たちがおすすめする食べ方が、赤だしのお味噌汁。アカザエビは頭部に濃厚なミソが詰まっていて、そのうまみと赤だしのお味噌がとても相性抜群。アカザエビがよくとれる地方にいったら、ぜひとも味わいたい食べ方です。

塩ゆで

Photo by caspermoller

アカザエビをお刺身やお寿司にしたり、赤だしのお味噌汁にしたり、あれこれ工夫した食べ方もおすすめですが、一番シンプルにアカザエビの味を堪能できる食べ方が、塩ゆで。アカザエビからでる出汁がさらにアカザエビを美味しくし、よりうま味と甘みを堪能できる食べ方です。調理法に迷ったらまずはシンプルに塩ゆでして味わってみて下さい。

塩焼き

Photo by paularps

加熱するとより甘味が増すといわれるアカザエビ。塩ゆでにする食べ方もおすすめですがグリルなどで塩焼きにして味わうという食べ方もおすすめです。アカザエビの甘みとほどよい自然な塩加減が絶妙で、バーベキューなどの素材としてもおすすめです。新鮮なアカザエビが手に入ったら、ぜひ塩焼きにしてその味を堪能してみて下さい。

アカザエビのおすすめレシピ3選見出し

Photo by leighklotz

アカザエビは日本の近海でとれる日本の固有種ともいわれていますが、同じように美味しくアカザエビの仲間といわれるエビも海外で料理の素材としてよく使われています。国内外でよくアカザエビを使った料理として食べられる人気のおすすめレシピを3選ご紹介いたします。アカザエビが手に入ったらぜひチャレンジしてみて下さい。

アカザエビのトマトクリームパスタ

Photo by tadtad

アカザエビのレシピで人気なのが、アカザエビのトマトクリームパスタ。アカザエビとトマトクリームの相性が抜群のレシピです。アカザエビを頭と身を分離したあと、フライパンにオリーブオイルとにんにくを熱し、アカザエビの頭部を入れます。焼き色がついたら白ワインとトマトピューレ、ローリエを入れ、アカザエビの身も一緒に煮込みます。

トマトクリームソースを作っている間に、パスタをゆでておき、パスタがゆであがったらソースとあえてパセリを散らし完成です。4~5人分の材料で、トマトピューレは大体500g、白ワインは大さじ2程度が目安となっています。

アカザエビのアヒージョ

Photo by Chris Pople

日本の普段の食卓ではなかなか聞きなれないレシピ名のアヒージョですが、アカザエビのアヒージョも絶品。アカザエビのアヒージョを作るレシピは、オリーブオイルとつぶしたにんにくを熱し、筋のとったアカザエビとプチトマト、マッシュルームを入れ軽く炒めます。火が通ってきたら、塩、こしょう、そして味の素を入れます。

完全に火が通ったら器に盛り付け、パセリを散らして完成です。とても簡単なレシピなのに、見た目も味も本格的な料理が出来上がる、覚えておいて損のないレシピです。お友達を呼んでの食事などにもおすすめです。

アカザエビのブイヤベース

Photo by NwongPR

アカザエビを美味しく食べるレシピとしておすすめなのが、アカザエビのブイヤベース。レシピはというと、とても簡単で、フライパンにオリーブオイルとにんにくを熱し、香りが立ってきたらアカザエビを入れ、軽く焼き色を付けます。トマト缶と水300mlを入れしばらくぐつぐつ煮込んだら塩こしょうをして完成。おもてなしにもおすすめのレシピです。

アカザエビのブイヤベースの分量は、2~3人分でトマト缶を1缶、白ワインを大さじ2、水を300ml程度が目安となっています。アカザエビとトマトソースの相性が抜群で、料理上手!とうなせるレシピです。ぜひお試しあれ。

アカザエビを詳しく知って美味しくいただこう!見出し

Photo by vinhosdeprovence

スーパーなどではなかな見かけないアカザエビ。旅先の旅館やレストランでは時々味わえることもあるかと思いますが、高級食材として知られ、とても貴重な食材でもあります。アカザエビがよくとれる産地に行けばその魅力を存分に堪能できることも。機会あらば、アカザエビならではのうま味と甘みをぜひ堪能してみて下さい。その味に虜になることでしょう。

投稿日: 2019年6月4日最終更新日: 2020年10月8日

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